金門は権現本殿の正門で僧兵の修行の聖地
▲金門と大山二羽鳥の説明板
▲金門地蔵
金門と大山二羽鳥の説明板の右横には、「金門地蔵」が金門を眺めているかのように鎮座しています。
現在のお地蔵様は、昭和39年の台風によって流されたためこの場所に再建されたものです。
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▲僧兵荒行の岩
修行に使われていた「僧兵荒行の岩」
大山寺の僧兵は、勇猛果敢で武勇に優れ、常識では考えられない荒行を行っていたと云われる。
その一つとして、この岩から飛んで肉体を鍛えていたため「僧兵荒行の岩」の名がついたと云われています。
▲賽の河原
元谷と金門の間にある「賽の河原」は、数箇所に石積みの塔が立ちまさに三途の川の光景です。
三途の川は、死者があの世へ行く途中に渡る川、誰も立ち入ることのない荒れはて寂しい場所であることから、この名がついたようです。
ここの火山岩は、玄武岩や流紋岩と違い安山岩であるため色が白く、シリカの今有料も多いようです。
かつては、幼子の霊の慰めため、親たちが石を積み重ねながら歌をうたい子供の供養をしたといわれています。
▲賽の河原から見た大山北壁(きたかべ)
▲近ずくと間じかに見える大山北壁(きたかべ)
賽の河原から元谷方面を見れば、左右の木々の間から大山北壁がくっきりと浮かぶ眺めの素晴らしい場所でもあります。
▲金門
金門に語り継ぐ二羽の鳥
金門は、大山寺本堂の東側に位置し、両側の断壁が迫った渓谷でその昔はキリワケと呼ばれており、不浄である者は入ることはゆるされなかったといわれています。
奥宮本殿を造営する際に、大盤石のため道が防げられ工事に困難を極めていたところ、どこからか二羽の鳥が飛んできて助け、この工事中に金剛鳥が天から舞い降りてきて金剛門の偈(げ:仏の教え)を説(と)いたため工事は滞りなく完了したといわれています。
以来、ここに「御金門」の額面を掲げ権現本殿の正門としたため金門と呼ばれるようになりました。
僧兵たちは、この場所を大山信仰の聖地とし修行に励んだと云われています。
絶景!金門に沈む夕日
夏至の頃の金門は特に絶景ポイントで、暗闇の金門の間を赤い夕日が沈んでいく光景は素晴らしく、自然の雄大さと美しさ、それに天からおりてくるエネルギーを感じることができます。
7ページ目⇒まだまだあるパワースポット!入口の鳥居へ向かう参道沿!!