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【不動院岩屋堂】心惹かれる投入堂!本尊の不動明王のご利益は強力

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不動院岩屋堂(ふどういんいわやどう)は、鳥取県八頭郡若桜町の岩屋堂地内にある舞台造りの建造物で、遠くからでも杉の大木の間から見ることができます。

崖に掘られた大きな穴にスッポリとお堂が入り、奇妙な光景でもあるが霊験あらたかな感じが伺える。

「不動院岩屋堂」は、同じ鳥取県の東伯郡三朝町にある「三徳山三仏寺の投入堂」や大分県宇佐市の「龍岩寺奥院礼堂」と共に「日本三大投入堂」の一つで、強力なご利益のあるパワースポットでもあります。

鳥取県には、「日本三大投入堂」の二つを有し、実際に見れば幽玄で重々しさがあり立派な建物であることがわかります。
この二つの投入堂、これだけでも鳥取を訪れる価値があるのではないかと思います。

不思議!不動院岩屋堂には寺院が無かったのか?

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それは、何故なんでしょうか?

実は、中世以前、岩屋堂にも本寺が有りました。

「妙見山神光寺(みょうけんさんしんこうじ)」と言い、150石の寺領を有する大伽藍(がらん)でしたが、天正年間(1573年~)1592年)に豊臣秀吉の時代に火にかかって焼失したため、このお堂だけが残ったと云われています。

尚、「不動院岩屋堂」は、1953年(昭和28年)11月14日に国の重要文化財の指定されている貴重なものです。

不動院岩屋堂の建築構造と大きさはどれくらい!

下から見てる限りでは分かりずらいのですが、巌窟(がんくつ)内は高さ約13メート・間口約7メート・奥行約10メートルもあります。

建物の高さは約10メートル・桁行3間(5.0メートル)・梁間3間(5.0メートル)の一重の寺院建築で、一本のクサマキの木で天然の巌窟(がんくつ)内におさまるように建立されています。

 

前面側は入母屋造(いりもやづくり)、背面側は切妻造で、屋根を木材の板で葺く栩葺(とちぶき)が用いられています。

中国および日本建築における代表的な屋根形式。

崖の斜面にへばりつくように建てる懸造(かけづくり)で、建物を長い柱と貫で固定しており、舞台造(ぶたいづくり)の建物には、花燈窓や正面および東側の廻縁に擬宝珠高欄(欄干)を備えられています。

床下を支える建築方式で、「崖造(がけづくり)」ともいい、傾斜地や段状・山や崖にもたせかけ建てることで、代表的なものに清水寺の舞台があります。

神社橋と参道は一直線!近い岩屋堂はすぐ目の前

「岩屋堂神社橋」から続く参道は、「不動院岩屋堂」まで一直線で橋の先端からでも拝見することができます。

 

この赤い橋が、岩屋堂神社橋です。

 

岩屋堂側から見ても、参道から橋まで真っすぐに伸びていることがわかります。

 

岩屋堂へ上る階段も真っすぐに続く。

本尊の不動明王は日本三大不動明王の一つ!

本尊は、大同元年(806年)に飛騨の匠により建立され、源頼朝により再興したしたのが今の本尊です。

本寺である「妙見山神光寺」は、天正年間(1573年~1592年)に、豊臣秀吉が来攻の時に火にかかって焼失したが、本尊が災いを避ける神様であったために、お堂は焼け残ったと言われています。

本尊に祀られる不動明王は、弘法大師「空海」が三十三歳のときに彫られた黒皮不動明王座像で、東京にある目黒不動目赤不動とともに「日本三大不動明王」と言われています。

※上記画像は、不動明王像ですが「不動院岩屋堂」の不動明王ではありません。

不動明王は、他の仏さまと違っていかつい顔をしています!何故?

優しい顔では、いうことをきかない者を怖い顔で威圧し、悪を絶ち仏道に導いて救済する役目をもっています。

しかし、実は慈悲深く、煩悩を断ち切って苦悩や迷いの世界から導いてくれる優しい仏様です。

年に二回だけの護摩法要!不動明王像公開

五穀豊穣や無病息災などを願い、毎年3月28日・7月28日の年2回「護摩法要」が行われます。

この時だけ、普段閉鎖されている本堂が開かれ不動明王像が公開されます。

不動明のご利益をあやかりた人は、年二回がチャンスです!

【不動明王のご利益】

不動明王は「厄難除災の仏様」で強力なご利益をもたらします。
魔を取り除き災難から身を守ってくれ、迷いを断ち切る力や勇気を与えてくれるます。

立身出世や商売繁盛・勝負必勝・厄払い・成就などのご利益があります。

人は、生きていればいろんな悩みや迷いに遭遇しますが、そんな時、不動明王に参れば乗り越える勇気と力を与えてくださる仏様です。

不動明王は「酉年生まれを守ってくれる守り本尊」でもあるので、酉年に生まれた人は特に心願成就・開運・厄除けなどのご利益をいただきやすくっています。

注目度が薄い?岩屋神社!

岩屋堂の階段下右側に、実は神社があります。

「岩屋神社」で、注目度が薄いので比較的スルーされがちです。
門である鳥居は、石製の明神鳥居のようです。

 

由緒や誰が祀られているのか不明なため、注目度がないのだと思いますが、しかし狛犬が両サイドから拝殿を守り様式は神社の体をなしています。

本殿の様式は、切妻造りに勾配をつけた春日造りの形式ようです。

 

この神社の見どころは、何といっても岩屋堂と同じように、背後が迫る岩窟内に納まっている珍しい神社であるということです。

神社を作るために岩を掘ったのか、掘られたいた所に建てたのか興味深いが謎です。

山の自然神が祀られている?のではと思うのですが、詳しい説明看板などがあれば、もっと注目されてもおかしくない神社だと思います。

不動院岩屋堂のアクセスと駐車場

不動院岩屋堂は、鳥取市内から国道29号線(若桜街道)経由で、車だと約50分程です。

若桜鉄道から、バスの乗り継ぎで行くこともできますが、汽車の本数が2時間に一本程度ですので、マイカーか鳥取市内でレンタカーを借りて行くのが無難です。

鳥取方面からは、国道29号線から池田郵便局手前を右に曲がり、約150m程進めば岩屋堂神社橋が見えてきます。

しかし、ここには駐車場がありませんの注意です。

 

岩屋堂神社橋手前に、駐車場の案内板があります。
ここから、約100m先右手側が不動院岩屋堂の駐車場となります。

 

不動院岩屋堂の駐車場。

不動院岩屋堂まとめ

参拝には、非常にデンジャラスな三徳山の投入堂に比べ、簡単に拝める投入堂としては誰でもが行けるパワースポットで、比較的人も少ないので穴場スポットでもあります。

都会近くであれば、休日は、人で溢れるほど多くの人が訪れる場所ではないかと思います。

「不動院岩屋堂」は、壮巌でかつ魅力的な一面のあるお堂で、その姿に心惹かれます。
一度拝見してみてはいかがでしょうか!

不動院岩屋堂の詳細情報

【不動院岩屋堂】
所在地 〒680-0731
鳥取県八頭郡若桜町岩屋堂
TEL 0858-82-2213(若桜町教育委員会)
TEL 0858-82-2237(若桜町観光協会)
公式ホームページ⇒こちら
参拝時間●境内は24時間いつでも。
●境内を見るだけなら無料。
●地元のガイド案内:1週間前までに電話予約(お堂見学)
1名~5名は1700円・6名以上は人数×350円
●不動明王は3/28・7/28の大祭の時にのみ公開
アクセス電車鳥取駅JR因美線~若桜鉄道・群家(乗り換え)~若桜駅終点
  (約50分)~バス15分
   鳥取駅若桜線~若桜駅(約60分)~バス15分
マイカー鳥取市内から約50分
駐車場不動院岩屋堂の駐車料金は無料(約10台)    
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周辺観光地鳥取砂丘・白兎神社・鳥取城跡・魔尼寺・さじアストロパーク・わかさ氷ノ山
雨滝・砂の美術館・とっとり賀露かにっこ館・浦富海岸(山陰海岸ジオパーク)若桜神社・竹田城跡