約700mに及ぶ自然石の参道を歩けば悪い気が浄化される!
▲本坊西楽院跡
壮大な建物であった本坊西楽院
西楽院は、慶長十年ごろより大山寺本坊となり、その広さは間口二十四間にもおよび、お成り門・出家門・武家門の三門を有し、壮大な建物であったが明治八年九月三十日大山寺寺号廃絶により建物の維持不能となり四散しました。
神門は、ここから移転したものです。
▲第二之鳥居
第二之鳥居は明神鳥居。
この鳥居から本殿までは、静寂さと重い空気感が増します。
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▲石畳参道両脇の石灯篭
長い石参道を歩いて上がって行くごとに、悪い気が浄化されていくといいます。
▲自然石の参道
自然石を敷き詰めた参道は、約700mにおよぶ。
参道の松並木は町の天然記念物に指定されています。
▲吉持地蔵
開拓に人生を捧げた吉持家
金門の分かれ道付近に、摩崖仏(まがいぶつ)を彫った大きな岩があります。
この摩崖仏は大山唯一のもので、「吉持地蔵」と呼んでいます。
約200年以上前の江戸中期に作られた高さ1.1m程の半肉彫りの地蔵で、大岩の右には南無阿弥陀仏吉持氏拝彫とほられ、地蔵の左側には本願硅経悟院豪堅 吉持甚右衛門の名が彫られています。
吉持甚右衛門は、鳥取県会見郡石田村(現南部町)の豪農の四代目です。
初代吉持五郎左衛門は、広大な長者原の開拓に着目し財産を投げ打って、十一代に渡り開墾を進め安政五年(1858年)240年もの年月を経て完成した。
四代目吉持甚右衛門が、あとを継ぎ工事を行っていた時に、大豪雨にあい日野川が氾濫したため工事が中止となった。
この時に、神仏加護を願って彫られたものです。
▲金門入口案内板
参道入口からは、ここが金門への入口となります。
▲子守地蔵
金門入口から入るとすぐ左手に見えるのが子守地蔵です。
赤いよだれかけをし座禅を組んだ優しそうなお地蔵さんです。
6ページ目⇒金門と賽の河原は来たら見逃せない絶景スポット!!