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高野山のパワースポット巡り!ここを知っていれば開運効果が倍増

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高野山・紀伊山地

「高野山」は、平安時代のはじめに弘法大師(空海)よって開かれ、開創1200年を迎えた真言密教の聖地で日本屈指のパワースポットです。

そんな高野山には、ご利益のある開運スポットが数多くあり、中でもご利益の高いこの三つのエリアのパワースポットをご紹介していきます。

目次
  1. ご利益の高い三つのエリア
  2. 聖地高野山の第一歩は大門から始まる
  3. 壇上伽藍(だんじょうがらん)エリア
  4. 総本山金剛峯寺(こんごうぶじ)エリア
  5. 高野山最強パワースポット奥之院エリア
  6. 高野山最大の聖域!空海が今も瞑想する「御廟」
  7. 首都圏における弘法大師信仰の拠点「高野山 東京別院」
  8. 高野山開創1200年名所を訪ねて(動画)
  9. 誕生から弘法大師の諡号(しごう)賜るまでの簡略空海史
  10. 神秘的な宗教都市の高野山と僧侶の営みを描く映像
  11. 高野山の詳細情報

ご利益の高い三つのエリア

平成27年には、開創1200年記念大法会もあり、参拝者数は199万人を越えました。

世界的旅行誌のミシュランガイドでは、日本で「わざわざ訪れる価値の場所」として三星に輝くなど外国の方にも人気の場所で、年々観光客も増加し、今では年間約5万6千人の外国の方が訪れています。

外国の方に人気の理由は、神秘的な景観やここにいるだけで不思議なパワーを感じるという人が多く、そんな特別なパワーに魅了されるようです。

高野山は、和歌山県北東部の伊都郡高野町に位置します。

高野山を山だと思っている人も多いのではないかと思われますが、実は山ではなく、四方を八つの山に囲まれた盆地のことを高野山と呼びます。

高野町の人口は、平成28年度約3、200人でその内約700人を僧侶が占め又、高野山境内にはコンビニが有ったり、国道も走り駐車場も点在する高野山一体そのものが宗教の町。

高野山は、聖域内に入る大門をくぐって最初に壇上伽藍(だんじょうがらん)エリア総本山金剛峯寺(こんごうぶじ)エリアそして弘法大師が今も瞑想されていると言われる奥之院(おくのいん)エリア三つのエリアに分けられます。

壇上伽藍エリアと奥之院エリアは、山内の二大聖地とされ信仰の中心的存在です。

聖地高野山の第一歩は大門から始まる

高野山・ガイドマップと三エリア

普通思い浮かぶお寺には、本堂の建物がありその敷地を境内という概念ですが、高野山は通常のお寺違い「一山境内地」で高野山全体がお寺であり、境内地になっています。

山内にあるお寺は117ヶ所あり、これらのお寺を塔頭寺院(たっちゅうじいん)といい、高野山全体を大寺(だいじ)と見ればこの点在するお寺は小院です。

また、この内52ヶ寺には宿坊が完備され、参拝者の泊まれる宿となっています。

弘法大師・空海が開いた「真言密教」は、平安時代初期に大成され、「真言」とは、仏の真実の「ことば」を意味しており、さまざまの事柄の深い意味、隠された秘密の意味を知ることのできる教えが「密教」です。

空海以前の仏教は、国を守るなど国の繁栄祈願のような大きな話のものでしたが、空海の登場により、自分やその周辺の願いである病気平癒・出世・御縁など、個人の祈願もできるようになったきっかけの場所がこの高野山です。

高野山・大門

高野山の入口の第一歩は総門の大門から始まり、神聖な聖域に足を一歩踏み入れれば空気感も変わり清々しさを覚えます。

大門は、国の重要文化財で少し怖い感じの金剛力士像(仁王像)が、入門される人々を左右からあたかも監視しているかのよう立っています。

壇上伽藍(だんじょうがらん)エリア

「壇上伽藍エリア」は、弘法大師が真言密教を開くために最初に整備したエリアで、真言密教のシンボルとして創建された根本大塔(こんぽんだいとう)や金堂(金堂)・御影堂(みえいどう)などがある二大聖地の一つです。

高野山・壇上伽藍エリア詳細マップ

 

壇上伽藍をもう少し細かく見てみましょう。

高野山・壇上伽藍エリア拡大マップ

根本大塔(こんぽんだいとう)お賽銭を立てればご利益が高くなる開運スポット!

高野山・根本大塔

真言密教のシンボルの「根本大塔(こんぽんだいとう)」は、高さ48.5mの巨塔で空海が創建した日本初の多宝塔です。

「根本大塔」の外見の特徴は、一階部分が四角なのに対して二階部分が円形となっおり、この形式は真言宗ではよく使われる宇宙の中心の形で、宇宙は丸く回転していく思想を表しています。

大塔内は、真言密教の仏様である「大日如来像」が鎮座し、左右に2体、前後に2体の仏様が座り、そして菩薩様が画かれた16本の柱に囲まれています。

正方形の囲まれた中に、仏像を平然と並べることで真言密教の世界観である仏の世界・宇宙の世界を立体的に表現した、立体曼荼羅となっています。

こちらのお賽銭の供え方に特徴があり、仏様のすぐ横の壇上にお金を立ててお参りすると開運のご利益があると言われています。
仏様は、単にお金を供えるより難しい作業をこなしたあなに願いを叶えてあげましょうということらしく、いつからかこのお参り方法となったようです。

三鈷の松を拾うと幸せが訪れる開運スポット!

根本大塔のすぐ隣で、赤い柵の中に松の木があります。

通常松の葉は二つに分かれていますが、ここの松には三つに分かれた松の葉があり「三鈷の松」と呼ばれ、柵周辺に落ちている松の葉の中から三鈷の松を見つけ大事に持っていると幸せになれると言われています。

どうして、三つに分かれた松の葉にご利益があるのかは、弘法大師・空海が高野山開創の際のある伝説によるもので、中国・唐の浜辺より、真言密教を広めるための場所を探しておくれと法具の三鈷杵(さんこしょう)を日本に向けて投げた。

その後、帰国し高野近辺に訪れた時に、松の木を見上げると唐から投げた三鈷杵が掛かっていました。
そこで、この地が真言密教を開創する場所にふさわしいと決めたそうです。

その逸話から三鈷杵と同じ三葉の松の葉は、縁起が良いと言われ「三鈷の松」として祀られてきました。

回すだけで頭が良くなるご利益スポット!「六角経蔵」

「六角経蔵(ろっかくきょうぞう)」(別名:荒川経蔵)は、鳥羽法皇の供養のため、紺紙に金泥(きんでい)で浄写された経典を収納する目的で建立された経蔵です。

現在の六角経蔵は、1934年(昭和9年)に、再建されたものです。

六角経蔵の基壇(きだん)部分に把手がついていて、比較的軽い力でも回すことができ、一周すれば中の経典を一通り読んだことになり、頭が良くなると言われています。

高野山の総本堂の「金堂」御本尊がご開帳されたのは1200年の歴史で一回だけ!

By: na0905By: na0905

重要な行事はほとんどここで行われる、高野山の総本山である「金堂」

現在8代目となる入母屋造りの建物は、高さ23.73m・梁間23.8m・桁行30mで、1926年(昭和元)に火災により全焼しましたが1934年(昭和9年)弘法大師千百年御遠忌に合わせ再建されました。

再建と同時に、金堂の御本尊である「秘仏・薬師如来(阿閦如来)」も、大仏師の高村光雲仏師によって造立された。

1200年という長い歴史の中で、初めて「秘仏・薬師如来」のご開帳が、平成27年の高野山開創1200年記念大法会で行われました。

薬師如来のご利益は病気平癒、さまざまな病気を治すお医者様なので、この歴史的イベントを目にした人たちは健康となるご利益を授かったに違いありません。

高野山を開創する際に空海が守り神とした御社

弘法大師・空海が、高野山に真言密教の聖地を開創する際に、丹生明神と高野明神を守り神として寺社に迎え奉安したお社。
お社には、丹生明神と高野明神、十二王子・百二十供神が祀られている。

このお社の前には「山王院」というお堂があり、お社に祀られる地主神の拝殿となっています。
神仏習合姿勢が見られる場所です。

蓮池の太鼓橋

高野山・蓮池の太鼓橋

蓮池は、壇上伽藍・中門の東側にあり、真中の小島を中心に二つの太鼓橋が架かっています。
この一直線上に架かる二つの太鼓橋は、遠望から見ると二つの太鼓を描く形となっている。

また、小島には祠(ほこら)があり善女竜王が祀られています。

総本山金剛峯寺(こんごうぶじ)エリア

「金剛峯寺(こんごうぶじ)エリア」には、平成11年に平成の大修理落慶大法会以来、16年ぶりの平成27年にご開帳された、持仏の間に祀られる御本尊(弘法大師座像)や日本最大級の規模を誇る石庭の「蟠龍庭」・真田幸村が過ごしたとされる「蓮華定院」・豊臣秀吉の甥の豊臣秀次が自害した居間などがあります。

高野山の壇上伽藍・金剛峯寺エリア

金剛峯寺(こんごうぶじ)

金剛峯寺・正門

金剛峯寺の境内に入る正門。

金剛峯寺の建物の中でも一番古く、当時この正門から入ることができるのは、天皇や貴族・高野山の重職のみでした。
一般の僧侶は、右側にある小さな門から出入りしていたそうです。

金剛峯寺・大玄関と小玄関

「金剛峯寺」の奥側(ひさしが直線的)が大玄関(だいげんかん)で手前側(ひさしが曲線的)が小玄関(こげんかん)になります。

玄関にも決まりがあり、大玄関は天皇や貴族・高野山の重職が出入口、小玄関は上綱(じょうこう)職、一般の僧侶は裏口から出入りしていたようです。

高野山・金剛峯寺

写真でもわかるように金剛峯寺の屋根の上には、天水桶(てんすいおけ)という桶が設置されています。
普通は下に置いてある場合が多いのですが、金剛峯寺のように上に置いてあるのは非常に珍しいことです。

この天水桶には利用法があり、火事などが起きた場合に僧侶が屋根に上って水を組み消火するためのものです。
また、桶に7分ほどの水を入れておき地震で揺れると水がこぼれることを利用し、当時の地震計としても使われており震度4以上になったときに水があふれると言います。

<金剛峯寺の拡大図>高野山・金剛峯寺拡大マップ

金剛峯寺には、1943年(昭和9年)に別殿が建てられ、1984年(昭和59年)には、新たに大勢の参拝者の接待所として新別殿が建てられました。

日本最大級の石庭「蟠龍庭」奥殿の前でとぐろを巻く雄雌一対の龍

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別殿・新別殿・奥殿の間にある「蟠龍庭(ばんりゅうてい)」は、日本最大級の石庭で2,340平方メートルの広さがあります。
蟠龍庭は、新別殿と同時期に造園されました。

名前の蟠龍とは、天に昇らず地上にうずくまりとぐろを巻いた龍のことで、奥殿を守るかのように左側に雄と右側に雌の一対の龍が、雲海のなか向き合っている姿を石で表現しています。

雲海には京都の白川砂が、龍には四国の花崗岩が使用されている。

金剛峯寺の台所の一度に僧侶2、000人分のご飯が炊ける釜

 

金剛峯寺の台所には、僧侶2、000人分のご飯が一回で炊けるというお釜があります。
写真のお釜がそのお釜で、一つのお釜で約七斗(98kg)三ついっぺんに炊けば約二十一斗(二石)となり、約2、000人分のご飯を炊くことができます。

三基並ぶお釜の上には、台所の神様の三宝荒神が祀られています。

触ると絆が深まるパワースポット!六時の鐘の石垣内に大泥棒が隠したもの

高野山・お寺の前の石垣内のかすがい

金剛峯寺入口の手前に、少し高い石垣の上に「六時の鐘(ろくじのかね)」があります。

福島正則が、父母の冥福を祈り1618年(元和4年)に建てた鐘楼で、今でも朝6時から夜の10時までの偶数時間に時刻を知らせています。

そして、この六時の鐘の下の石垣はパワースポットなっています。

あの天下の大泥棒と言われた石川五右衛門が、お寺に忍び込む時に見つかってしまい身体を調べられた際、泥棒であることをかくすためお寺へ昇る道具を石垣に隠したとされる。

この道具が「かすがい」というもので、写真の矢印の石垣内に残っています。

かすがい

 

鎹(かすがい)は、材木と材木とをつなぎとめるために打ち込む金具で、「つなぎ」「つなぐ」という意味で、触ると夫婦の絆がより深まると言われています。

弘法大師が自ら刻む仏像に命を救われた!最強パワーの秘仏「浪切不動明王」

高野山・浪切不動尊・南院

 

弘法大師が、自ら彫ったとされる秘仏「浪切不動明王」があります。
香木で、赤い色をした赤栴檀(しゃくせんだん)の木で作られた約1m程の仏像です。

この仏像があるのは、金剛峯寺の北西に位置する「浪切不動尊・南院」で、山外不出でめったに見ることのできませんが、6月28日のみご開帳できます。

「浪切不動明王」には、弘法大師を救ったとされる伝説があり、中国・唐から帰国時に嵐に遭い船が沈没しそうになったので、波を押さえるため自ら彫った「浪切不動明王」に祈りを捧げながら、不動明の剣から出る火焔で波を切り裂きながら無事帰国の途についたといわれています。

現在の「浪切不動明王」は、赤色ではなく黒色に染まっています。
それは、1200年間護摩壇に安置され、毎日焚く護摩のすすで染まった祈りの色で、弘法大師・空海から受け継がれる最強パワーの秘仏です。

高野山最強パワースポット奥之院エリア

高野山の奥之院エリアマップ

高野山最大のパワースポット「奥之院エリア」には、今も弘法大師・空海がいるという「御廟(ごびょう)」があります。

奥之院の終点の御廟までは、一の橋から約2kmの道のりが続きゆっくり歩いて約30分、その参道にはあらゆる階層の20万基のお墓が立ち並び高く伸びた杉と相まって神聖な澄んだ空気間をかもしだす。

一の橋の正式名は大橋と言い、御廟へ行く最初の橋で、弘法大師がこの橋まで送り迎えしてくれるといわれています。

<一の橋>

一の橋は、澱川に架かっており、日本人は古来から川を現世・来世・浄土の世界の境界とし、高野山はこれを象徴する三重構造を形成している。

橋は、安全に行く浄土への架け橋となっています。

<奥之院参道>高野山・奥之院参道

織田信長や豊臣秀吉・武田信玄・上杉謙信など戦国武将の名を連ねる墓所がある中、織田信長と謀反(むほん)を起こした明智光秀の墓所が同じ場所に存在したり、一般の人の墓所があったり、宗教・有名無名・敵味方・身分など関係なしに誰もがやすらげる場所、現世にこだわない高野山の寛大さがあり弘法大師・空海の思想が受け継がれています。

<奥之院・石田光成墓所>
高野山奥之院・石田光成墓所

いつも汗をかいている「汗かき地蔵」


中の橋を少し越えた所に、いつも汗をかいているお地蔵様「あせかき地蔵」が地蔵堂の中にいます。

何故いつも汗をかいているんでしょうか?
それは、この世の人々の苦しみや悲しみをこのお地蔵様が一身に背負い受け止めているため、汗をかいているんだと伝わっています。

顔が映らなければ怖い「姿見の井戸」!高野山七不思議の一つ

汗かき地蔵堂の左側後ろ(向かって右側)に、世にも奇妙な伝説をもつ井戸があります。

この小さな井戸は「姿見の井戸」と呼ばれ、言い伝えによれば、井戸を覗き込み自分の顔が井戸の中の水に映らないときは、3年以内に亡くなると言われています。

さてあなたは、この井戸に顔を覗き込む勇気はありますか!?

ご先祖の供養は「水向け地蔵」

By: Kadano

「水向け地蔵」は、御廟橋のすぐたもとの清流・玉川を背にした場所にある仏像様で、観音菩薩様や地蔵菩薩様などが鎮座し亡くなった方の御供養をします。

御供所で水向塔婆を求め、亡き人の名前を書きお地蔵様の下にある箱に供え、柄杓で水を手向けてご先祖様の冥福を祈ります。

「弥勒石」持ち上げれば願いが叶う開運パワースポット!

四角い小さなお堂の中に、持ち上げれば何でも願いが叶うといわれる「弥勒石(みろくいし)」があります。

この石に触れば、生命・未来の救世主である弥勒菩薩様とつながり、お堂の中は下の段と上の段に分かれていて、下から上へ石を持ち上げると願い事が叶うと言われています。

片手のみで石を持つので、女性は意外と難しいかもしれません。

高野山最大の聖域!空海が今も瞑想する「御廟」

弘法大師・空海は、今尚生きて瞑想を続け人々の救済をしているとされ、その瞑想を行っている場所こそ「御廟(ごびょう)」です。
そのため、御廟橋から先は高野山最大の聖域となり、写真撮影はできません。

高野山参拝に来て、奥之院に来なければ参拝に来た意味がないと言われるほど、弘法大師にとって重要で大切な場所です。

高野山・御廟橋

 

橋は、金剛界の37尊を表し、橋板36枚に橋そのものを1として足した37となる。
金剛界37尊は、多くの仏たちの代表的な緒尊で、金剛界曼荼羅を構成し、奥之院こそが清らかな世界であると昔より信じられている場所です。

これは、奥之院エリアの一の橋・中の橋も同様です。

ここからは、聖地に足を入れることになるので渡る際には一礼や合掌をしましょう。

御廟橋を渡れば、そこは聖域としてふさわしい雰囲気が漂い、深閑しピンと張りつめた空気の神秘的な空間。
この聖域の中では、誰もが心が清く洗われ、弘法大師・空海の有り難く強いご利益パワーを感じるといいます。

「燈籠堂」弘法大師のいる御廟を灯火で礼拝するお堂

弘法大師・空海へのお供えには、ロウソクの火が一番尊いものとされているため、常に灯火を灯しているのが「燈籠堂」で、御廟におられる空海に願いを聞いていただく拝殿です。

堂内には、数え切れないほどの燈籠があり、祈親(きしん)上人の祈親燈(きしんとう)や白河上皇の白河燈の他、一般の方々からの寄付による燈籠が所狭しと並び、その一つ一つに祈りが込められています。

出典:http://www.vt81.com/view/363373.htm出典:http://www.vt81.com/view/363373.htm

 

燈籠堂の正面はガラスになっており、ここから奥にある御廟の建物が見えます。
そして、御廟の地下には今も尚、空海は人々の幸せを祈り日々瞑想を行っています。

弘法大師のいる「御廟」は高野山最大最強のパワースポット!

空海は、生死の堺を越え魂の存在となり、これからも人々を救い続けるため西暦835年3月21日(満62歳)でご入定(にゅうじょう)されました。

その瞑想するお住まいが「御廟(ごびょう)」です。

この場所は、空海が今も生き続けていると信じる人々の最大信仰の場で、高野山最大最強のパワースポットです。

御廟の地下にいる空海へは、燈籠堂の地下階段を通って行けるようになっており、瞑想されている部屋の前には御影(ごえい)が飾られています。

1200年間続く生身供!お供え前に味見

高野山では、空海がご入定後、1200年間一度も欠かしたことがない儀式があります。
それは、空海が生きていると信じられているため朝6時と朝10時30分にお食事のお供えする「生身供(しょうじんく)」です

http://peacefullife.blog.so-net.ne.jp/2015-04-07http://peacefullife.blog.so-net.ne.jp/

お食事は、御廟橋近くの御供所と呼ばれる所で作られ空海のもとへ運ばれるのですが、その前に面白いのが「嘗試(あじみ)地蔵」というお地蔵さまに味見をしてもらいます。

よく時代劇で、殿様の食事前に味見役が毒味をするのと同じような意味合いでしょう。

「御衣切」弘法大師空海が着る衣の切れ端は最強の開運アイテム!

毎年一度、弘法大師はお衣替えをしているそうで、お衣替えになった衣を細かく切ったものが「御衣切(おころもぎれ)」です。

高野山奥之院・弘法大師の衣の布

弘法大師が身近に着けていたものなので、そのご利益は高くお守りとしては最強のアイテムです。
「御衣切」は、奥之院の燈籠堂で販売されていますので、訪れたら必ず購入しておきたいお守りです。

首都圏における弘法大師信仰の拠点「高野山 東京別院」

東京の港区高輪三丁目にも、首都圏における大師信仰の拠点である「高野山 東京別院」があります。

高野山学呂の江戸在番所として慶長年間に開創され、1673年(延宝元年)に、高野山江戸在番所高野寺として建立。
その後、火災により焼失・再興・礼所などを経て、1927年(昭和2年)に高野山東京別院と改称されました。

高野山・東京別院遍照殿

御府内八十八ヶ所の1番札所・江戸三十三観音の第29番札所・関東八十八ヶ所の特別霊場でもあります。

境内には、弘法大師の法号「遍照金剛(へんじょうこんごう)」に由来する遍照殿や不動堂・鐘桜などがあり、常に写経会やお茶会などの教室も開かれており、都民の心の拠り所となっています。

高野山開創1200年名所を訪ねて(動画)

誕生から弘法大師の諡号(しごう)賜るまでの簡略空海史

(誕生)
宝亀五年(774年)6月15日、讃岐の国(現在の香川県善通寺市)で誕生しました。
父は佐伯直田公(さえきのあたいたぎみ)、母は阿刀家(あとうけ)の出身で、お大師さまの幼名は真魚(まお)といいました。

(空海改名)
各地で苦しい修行を続け、22才で名を『空海』に改め、最高の教えを求めて祈願したところおつげを得て、奈良の久米寺東塔にて「大日経」を発見します。

(唐へ渡る)

804年、31才の年、ついに努力と才能を認められ留学生(るがくしょう)として遣唐使船に乗り入唐。唐の都長安の名僧、真言密教第七祖・恵果阿闍梨を訪ねました。

(真言宗開宗)

810年、立教開宗の勅許を得て「真言宗」を開宗。多くの学僧が集まり、天台宗の最澄も高雄山寺にて空海の灌頂(かんじょう)をうけます。

(高野山)

816年、都に近からず遠からず、清逸な水が湧き霊感あふれる高野山を『密教修行の道場』と定め、勅許を得て伽藍造営に着手し、弟子と共に密教の流布に尽力しました。

(東寺)
823年、嵯峨天皇より東寺を賜ります。「教王護国寺」と称し『鎮護国家を祈る道場』とし、高野山を中心に両道場を往復する流布活動は朝野の尊崇を広く集めました。

東寺の立体曼荼羅は圧巻!境内は空海の気が満ちたパワースポット京都駅から徒歩約15分の南区九条町に、日本の仏教の原点・古い仏像の宝庫と言われる寺院「東寺」があります。 「東寺」全体はパワーに満ち溢...

(ご入定)
835年3月21日寅の刻。高野山にて、かねてより決意のとおり一週間の精進潔斎を済ませ、結跏趺坐(けっかふざ)して生身のまま金剛定に入ります。御年62才。

(奥の院)

入定から五十日後、弟子達は空海自身が定めた奥之院の霊窟にその御定身を納め御廟としました。今も日に2回、大師の召される食事を運ぶ生身供(しょうじんぐ)が続けられています。

(弘法大師)
入定から86年後の921年、醍醐天皇より『弘法大師』の諡号(しごう)を賜りました。

神秘的な宗教都市の高野山と僧侶の営みを描く映像

高野山の詳細情報

【高野山真言宗 総本山金剛峯寺】

所在地:〒648-0294 和歌山県伊都郡高野町高野山132
TEL:0736-56-2011 FAX:0735-56-4640
公式ホームページ:高野山

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【参拝時間・料金】
基本参拝時間無休・料金無料
参拝所によっては参拝時間有・料金有

<料金の掛かる拝観所>

拝観場所参拝時間参拝料金
金剛峯寺午前8時30分~午後5時一 般:500円 小学生:200円
未就学児無料
金堂午前8時30分~午後5時一 般:200円
根本大塔午前8時30分~午後5時一 般:200円
霊宝館5~10月:午前8時30分~午後5時30分
11~4月:午前8時30分~午後5時
一 般:600円
高校生・大学生:350円(要 学生証)
小学生・中学生:250円 未就学児無料
高野山大師教会午前8時30分~午後5時無料(ギャラリー別料金) 授戒料:500円
徳川家霊台午前8時30分~午後5時一 般:200円

【アクセス】
電車:南海高野線「難波」(特急85分)~「極楽橋」ケーブルカー乗り換え(5分)~高野山
南海高野線「天下茶屋」(特急80分)~「極楽橋」ケーブルカー乗り換え(5分)~高野山

マイカー無料駐車場:壇上伽藍駐車場・金剛峯寺駐車場・中の橋駐車場・奥之院駐車場
<マイカーでのアクセスは下図参照>
高野山・車でアクセス

<高野山周辺マップ>