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【元乃隅稲成神社】CNNが選ぶパワースポット!賽銭箱がリニューアル

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山口県長門市油谷津黄に、美しくもありまた珍しい「元乃隅稲成神社(もとのすみいなりじんじゃ)」が鎮座します。

「龍宮の潮吹(りゅうぐうのしおふき)」側から始まる参道には、朱色より少し赤い鳥居が100m以上も並び、トンネルをくぐっていくように参拝所の崖の上まで続き、海の青と木々の緑そして鳥居の赤が素晴らしいコントラストとなり、上から見る景観は絶景の一言です。

天・地・海・木の四つの美しい自然に囲まれた「元乃隅稲成神社」は、清々しい空気が心を洗う感動のパワースポットです。

また、この神社の創建は浅く、賽銭箱が鳥居の上にあるという珍しさが受けテレビや雑誌で注目の神社で、土日・祭日ともなると多くの日本人の他、外国人も訪れる人気のスポットなっています。

元乃隅稲成神社は日本で二つだけのいなり神社!

 

「元乃隅稲成神社(もとのすみいなりじんじゃ)」は、2015年にアメリカのCNN発表の「日本の最も美しい場所31選 」に選ばれ、厳島神社(広島)や姫路城(兵庫)・鳥取砂丘(鳥取)などの日本の名だたる国宝や世界遺産と肩を並べる世界でも有名な絶景スポットになっています。

「元乃隅稲成神社」の由来は、ここの網元の枕元に白い狐が出現し、誰のおかげで漁ができるのかを述べ、自分を祀ることをお告げになられたため、島根県津和野町の「太鼓谷稲成神社(たいこだにいなりじんじゃ)」から分霊された神社だそうです。

稲成の「成」はお願い事がよく叶うという意味がある!

ここで注目したいのは、稲荷神社ではなく稲成神社であるということです。

稲荷神社や稲荷社は、稲荷神を祀る神社で全国に4万社もあり、総本社が京都伏見区の「伏見稲荷大社」ですが、「稲成」と書き「いなり」と読む稲成神社は島根県津和野町の「太鼓谷稲成神社」と「元乃隅稲成神社」の二つの神社だけなのです。

漢字が違うのは、稲成の「成」には願望成就・大願成就などお願い事がよく叶うという意味が込められているようです。

第一の大鳥居をくぐれば一二三の鳥居がトンネルへと変わる

第一大鳥居をくぐれば、やや小さめの真っ赤な鳥居123基が展望台へと続き、なだらかな参道も頂上に近づくにつれて急斜面は階段へと変わります。

鳥居の中は、隙間があるもののトンネルのようで、幻想的な雰囲気をかもしだす。
鳥居は、昭和62年から10年間かけて奉納されたもので、参道の幅は二人が並んで歩く程度の広さ。

参道に建てられる鳥居の数は123本が最大で、そのため一二三の鳥居と呼びます。
参道上部からみる、赤と緑と青のコントラストが美しい!

展望台間近は、斜面が急な階段になっています。

神社がある展望台まではこの高さ、海側から見ればもっと高く見え、断崖岸壁にそびえている感じがする。

こじんまりですがご利益が高い白狐の大神様を祀る拝殿と本殿

赤の鳥居の参道を昇りきったところに、鳥居とこじんまりとした「元乃隅稲成神社」の拝殿・本殿があります。

小さな拝殿ながらも、商売繁盛・大漁・海上安全・良縁・子宝・開運厄除・福徳円満・交通安全・学業成就・願望成就と稲成神社ならではの多くのご利益がいただけ、お礼参りも多いパワースポットです。

知名度もどんどん上がり、平成26年には3万人程の観光地であったのが、平成28年度は8月までには30万人を越えるほど今大ブームが起きている神社となっています。

お告げにより、島根県津和野町の「太鼓谷稲成神社」の分霊を祀る。

全国から注目の入らないお賽銭鳥居

裏側の参道には、高さ5mの鳥居の中央にはお賽銭箱があり、入れば願いが叶う言われていますが、入れるのは一苦労。
お賽銭箱はこの高さですから、何度も何度もトライしてようやく成功、その結果のご利益なのでしょう。

お賽銭箱には、可愛い子供の白いキツネがモチーフになって左右に施されています。

このお賽銭鳥居が有名になり、「ナニコレ珍百景」や「志村&所の戦うお正月」など多くのテレビ番組に取り上げられ全国で知られる神社となっています。

日本一の入らないお賽銭箱がリニューアルで更に高さ1mUP!

2016年11月1日に、あの日本一入らないお賽銭箱の鳥居がリニューアルして、今までの裏参道の場所から一つ上の場所に移設されました。

今までの場所は駐車場の近く、入らなかったお賽銭を取りに車と接触の恐れがあるため、祭主が移設を決意・完成しました。

By: gtknj

鳥居の高さは1mUPされ6mに、そして賽銭箱も白狐のモチーフもリニューアルされ5mの高さに取り付けられため、これまで以上に入れにくい賽銭箱となりました。

元乃隅稲成神社の御朱印は可愛い白キツネ

「元乃隅稲成神社」は、現在五色の白キツネの御朱印があります。
上左から、緑・黒・金色・左下から赤・青です。

可愛い御朱印ですので、五色全て揃えたいですね。

津黄の地はこれだけじゃない!見所はもう一つ「竜宮の潮吹」

「元乃隅稲成神社」と隣接して、津黄は「龍宮の潮吹(りゅうぐうのしおふき)」としても有名な場所です。

竜宮とは、宇津賀半島北端の海蝕地形の総称で、この一帯は、第4紀洪積世の玄武岩からなり、玄武岩の横臥の奥に竜宮があると伝えられています。

潮吹とは、打ち寄せる波が絶壁下海面近くの、わずか縦1m幅20cmの穴に突入し、置くの空洞に圧縮された空気が海水を激しく外に出そうとして、上方に海水を噴出させる現象をいいます。

秋から冬にかけて、波が高く北よりの風が吹くときが、最も潮が吹くときで最大30mも吹き上げ、まるで龍が天に昇る姿に見えるといいます。

龍宮の潮吹場所を近くで見るとこんな感じです(赤丸に潮が吹いている)。
運が良ければ、このような光景が見れるかも知れません。

昔、潮吹現象は龍神のなせる業として、干ばつの際に雨乞いの儀式が行われていたそうです。

By: gtknj

岸壁の隙間から潮が吹く光景は、太陽の光を浴び、銀色に輝く砂が舞っているようにも見えます。

「元乃隅稲成神社」が良くわかる長門人の動画

まとめ

「元乃隅稲成神社」は、今では年間40万人を越える参拝者が訪れる神社になっていますが、元は日本一入らない賽銭箱がブームの火付け役となった。

しかし、これだけで参拝者がこれほど訪れるわけはなく、実際は本州最西北端に位置し空や海・樹木など自然の美しい景色と赤の鳥居がマッチし、絶景のコントラストが人の心を動かした結果のものだと思います。

本殿は小さなものであるが、年々増加する参拝者と共にリニューアルが行われていますので、将来的には大きな本殿が創建されるかも知れません。

「元乃隅稲成神社」は、白狐の大神を祀り多くのご利益をいただけ、豊かな自然から溢れるパワーと清々しい空気の全てが合わさるパワースポットです。

近隣には、テレビや映画のロケ地として有名な角島(つのしま)や夕景が美しい角島大橋などがあるので、一緒に山口県の絶景ポイント巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

「元乃隅稲成神社」の詳細情報

【元乃隅稲成神社】

所在地

〒759-4712
山口県長門市油谷津黄498
ホームページ⇒ななび

参拝時間日の出から日没まで(夜間の立入禁止)
アクセス

JR:山陰本線「長門古市駅」下車後タクシー利用で約20分
  JR山陰本線「長門市駅」下車後タクシー利用で約40分

マイカー:中国自動車道「美祢IC」を降りて車で約60分
<駐車場>全て無料(第1駐車場 24台・第2駐車場 22台)

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周辺観光地 千畳敷・東後畑棚田・立石観音
青海島・角島大橋 ・長門峡

 

<元乃隅稲成神社の周辺マップ>