仏像|開運に導くおすすめパワースポット最新情報 https://kaiun.website 生まれてから、行動することでおこりえる後天運をより良いものにするため開運(金運・愛情運・仕事運・健康運・人気運) に関する情報をお届けします。 Sat, 08 Apr 2023 07:49:03 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.5 https://kaiun.website/wp-content/uploads/2015/10/cropped-torii2-32x32.jpg 仏像|開運に導くおすすめパワースポット最新情報 https://kaiun.website 32 32 湯梨浜町のパワースポット今滝・不動滝巡りと東郷湖湖畔の観光 https://kaiun.website/archives/4294 Tue, 23 Oct 2018 05:59:26 +0000 https://kaiun.website/?p=4294 鳥取県湯梨浜町に、高さ44mの上から豪快に落下し水しぶきをあげる「今滝」、ここから2km圏内にもう一つ不動尊を祀る祠のある「不動滝」があります。

どちらも、車ですぐ近くまで行けて、尚且つ自然豊かな森林に囲まれた中にある幽玄で見ごたえのある滝です。

水の勢いが強く、滝つぼに落下し周りに飛び跳ねる光景は美しく清涼感があります。
入口には鳥居があり、不動尊を祀るパワースポットでもあります。

来てみて良かったと思う、隠れパワースポットの「今滝」「不動滝」をご紹介します。

今滝

「今滝」はこの写真を直進して、狭い道路を上がっていきます。

今滝、不動滝は、東郷湖より車で数分の行きやすい場所にあり、直前に駐車場があるのでどなたでも見に行くことができます。

駐車場は、普通車なら12台程の広さがありアスファルト舗装で整備されています。

滝への入口には、鳥居が建っています。
ここから、滝つぼまでは200mです。

 

今滝は、湯梨浜町指定の保護文化財です。

 

木製の鳥居があるので、ここをくぐれば今滝への参道ということになります。

 

道の横には川が流れ、高い木々の緑と相まって森林浴効果の高いスポットです。

 

途中に橋があり、欄干からは滝から落ちて流れていく水の様子がわかります。

 

二つ目の橋から今滝が見えてきました。

 

水の流れは豊富で、44mの高さから落ちてくる水をザーという音と共に滝つぼであたりいっぱいに跳ねあげます。


下から上を望めば、太陽の光で水しぶきが光り輝いて見えます。

 

見る場所を変えれば、様ような滝の姿が伺えます。

 

森に囲まれ、落差のある豪快な今滝は神秘的で、見ているだけで心が洗われ時を忘れてずーと眺めていたくなる滝です。

 

滝つぼで、子供二人が裸で気持ちよく滝に打たれて遊んでいました。

 

あまり知られていない湯梨浜町の「今滝」は、隠れパワースポットともいえます。

入口の鳥居からして神秘的で、高さのある樹木が茂り周りには淀みない空気が流れ清々しく、真っすぐに落ちてくる滝水は心の浄化を持たらしてくれます。

名称 今滝
所在地 〒689-0701 鳥取県東伯郡湯梨浜町北福
お問い合わせ はわい温泉・東郷温泉観光案内所内(TEL0858-35-4052)
駐車場 乗用車11台・観光バス2台
今滝「滝床料理」

滝の迫力を間近で見ながら、渓流沿いにせり出「床」で季節の料理が堪能できます。

期間は、5月末から10月末までの間で、個人はプランは4名以上・団体プランは10名以上のとなっています。

詳しくはこちら⇒今滝「滝床料理」

不動滝

今滝から、2㎞以内にもう一つの滝があります。

滝は「不動滝」と呼ばれ、滝のそばには不動尊の祠が建っています。

 

今滝と同じように、入口は鳥居が建っています。

 

入口横の看板には、不動滝の由来と御祭神名が書かれています。

不動滝は古来より不動明王を祀って、恐れや不安を迎える「厄歳」となる数年が42歳の男性と33歳の女性に対し、不動尊が現れめでたく躍進できるように「躍歳」に切り替えてくれる聖滝であると伝わっています。

毎年の7月7日に滝祭りが行われ、厄年の男性が滝に打たれて厄払いの修行が行われます。
この修業は、30年程続いている不動滝の伝統的な行事です。

御祭神
豊滝大竜王命
豊姫大竜王命
金玉大竜王命
鶴姫大竜王命
茜大竜王命
不動明王

 

不動滝は、六神もの神が祀られているためか今滝より重々しさを感じられる滝です。

鳥居をくぐり二段目の石段を上がれば、もう不動滝は見えてきます。

 

駐車場から、ほとんど歩くことなく滝に着きますので、足腰に自信のない方にも行きやすいです。

 

約32mの高さから落ちる滝水は途中にある段差で水圧を上げ一気に下まで落ちてきます。
高さは今滝より劣るものの、二段滝となっているため、また違った形で見ごたえがあります。

 

水量も豊富で、滝つぼにあたるザーという水音が心地よいです。

 

滝の右側の少し上に祠があります。

 

手前に階段がありますので、すぐに登って行けます。

 

不動滝の横にひっそりとたたずむこの祠は、不動明王を祀っているものだと思われます。
厄年ではないのですが、お参りしておきました。

 

向こうに見えるのが駐車場なので、不動滝まで100mもないと思います。

 

不動滝入口となる駐車場は、10台以上は止められるスペースがありトイレも完備されています。

厄払い

男性の厄年は、数え年で25歳・42歳・61歳で、女性は19歳・33歳・37歳です。
中でも、大厄の男性が42歳で女性が33歳は、凶事や災難に遭う確率が非常に高くなるといわれていますので、滝に打たれる厄払いや不動明王の祠の参拝などに訪れて見てはいかがでしょうか。

名称 不動滝
所在地 〒689-0702 鳥取県東伯郡湯梨浜町漆原
お問い合わせ はわい温泉・東郷温泉観光案内所内(TEL0858-35-4052)
駐車場 乗用車10台

今滝・不動滝周辺の観光スポット

東郷池


「東郷湖」は、周囲12km・面積にして4.05k㎡の海水と淡水が入り交じる汽水湖(きすいこ)です。

「東郷湖」とも呼ばれます。
地元では、東郷池より東郷湖と呼ぶ方が多いようです。

鳥取県東伯郡湯梨浜町にあるこの東郷湖は、湖底の中央付近から温泉が湧きでる全国でも珍しい池の一つで、そのため周囲には東郷温泉やはわい温泉があり温泉旅館やホテルが立ち並んでいます。

寒い冬には、湖底から湧き出る温泉で湯けむりが立ち、神秘的で荘厳な風景が見られこともあります。

また、東郷湖周辺は東郷湖羽合臨海公園となっており、自然と温泉に総合的な運動のできる「海と緑と地」の広大な都市公園となっています。

名称 東郷池(東郷湖)
所在地 鳥取県東伯郡湯梨浜町
お問い合わせ 湯梨浜町観光協会(TEL 0858-35-4052)
アクセス 汽車:JR松崎駅下車後 徒歩で約2分
車:山陰自動車道「泊東郷IC」より約10分

中国庭園・「燕趙園」

東郷湖湖畔には、本格的中国庭園の「燕趙園(えんちょうえん)」が建っています。
総面積10,000m²の皇家園林方式の中国庭園で、道の駅・燕趙園も併設されています。

皇家園林方式の中国庭園がそのままに再現された、建物は色鮮やかで美しく、庭園も華やかで見る場所によって色々な演出がされており、「燕趙園の二十八景」と言われる28の庭園美を楽しむことができます。

季節ごとに、様ようなイベントが催されているので、何度行っても飽きのこない施設の一つです。

名称 中国庭園「燕趙園(えんちょうえん)」
所在地 〒689-0715 鳥取県東伯郡湯梨浜町引地565−1
お問い合わせ TEL0858-32-2180 FAX0858-32-2185
アクセス JR山陰本線倉吉駅下車後 車で約10分
車:山陰自動車道「泊東郷IC」「はわいIC」より約10分
駐車場270台(無料)
料金 燕趙園入園料大人500円 小中学生200円
入園時間 9時~17時 最終入園16:30
休園日 1・2月の第4火曜日
イベント 年間多数のイベントの催し有
公式ホームページ https://www.encho-en.com/

湯の華慈母観音

JR松崎駅前の大通りに面した場所に、優しいお顔をした慈母観音が建っています。

「湯の華慈母観音」と呼ばれ、家門繁盛・夫婦円満・子宝・安産など現生の願いを叶えてくれるパワースポットです。
また、右から祈ると男児、左から祈ると女児が授かると云われています。

名称 湯の華慈母観音
所在地 〒689-0713 鳥取県東伯郡湯梨浜町旭
お問い合わせ 湯梨浜町観光協会(TEL0858-35-4052)
アクセス JR山陰本線松崎駅下車 約2分
ご利益 家門繁盛・夫婦円満・子宝・安産

まとめ

今滝と不動滝は隣接しているので、二か所を同時に楽しめ滝の美しさや自然の空気に癒されたい方はおすすめのスポットです。

東郷湖より車で10分程の場所にあるので、東郷・羽合温泉や皇家園林方式の中国庭園・「燕趙園」や10種類の浴槽と3種類のサウナを完備する「ゆアシス東郷龍鳳閣」などの観光スポットも身近です。

また、東郷湖をとりまく東郷湖羽合臨海公園は、海と湖と緑で囲まれて様ようなアウトドアスポーツを楽しむことができ、親子でも一日のんびり過ごすことができます。

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【大神山神社奥宮】登山道からの参拝は絶景とパワースポットの連続 https://kaiun.website/archives/3353 Mon, 11 Dec 2017 09:42:32 +0000 http://kaiun.website/?p=3353

大神山神社は、鳥取県には二つあり一つは大山山麓の米子市にある本社と標高約900mの大山山腹の深いブナや杉の大木が生茂る原生林の中に鎮座する荘厳な奥宮があります。

奥宮を正式には「大神山神社奥宮(おおかみやまじんじゃおくみや)」といいます。

神仏おわします霊峰大山を御神体とする「大神山神社奥宮」は、山からの巨大なパワーと信仰者の念力が集結した神社であるため強力な浄化力と重みのある空気感、そして参道を歩くだけでもパワーが感じられます。

運気を上げ大きな願い事が叶うパワースポットして、中・四国から多くの人が訪れる人気の神社です。

その、伯耆大山「大神山神社奥宮」の参拝を紅葉の時期に下の参道からでなく、大山登山道から登って下るルートで行って見ましたのでご紹介します。

大山寺の支院の一つ圓流院からスタート!

▲圓流院へ向かう入口

大山環状道路沿いのこの道が圓流院への入口につながりますが、少し大山寺側へ行った夏山大山登山口からでも行けます。

もう少し行った階段脇には、「弁慶地蔵」が立っています。武蔵坊弁慶が、愛馬を繋いだ場所が今の弁慶地蔵付近であったためこの名がついたといわれてます。

 

▲圓流院と霊木・昇龍杉

霊峰大山の気を感じることができる霊木

圓流院の入口には、妖怪天井画と並び圓流院のパワースポットとして有名なのが、「霊木の昇龍杉」です。

樹齢約400年で直径が2m程あろうかと思われる杉の大木で、この木が有名になったのは樹皮の剥がれた跡が天に昇る龍に似ていることが評判になって、大山寺の住職が「霊木の昇龍杉」と名づけられたそうです。

「この木の幹に触れれば大山の気が感じられる」霊木ですので、手で触れて霊峰大山の壮大な気をいただきましょう。

 

▲圓流院の入口付近

 

▲圓流院入口

生まれ変わった200年以上の歴史を持つ圓流院

江戸後期の圓流院(円流院)は、大山寺西明院谷派に属し知行高三十石で嗒然(とうねん)が住職でした。
嗒然は、十一歳の時に大山寺西明院谷の観解院に入り、翌年二月には仏門に入り台貫(だいかん)と称した。

仏学や詩文書画に優れていた嗒然は、その一端として五十一歳の時に大山の由来・伝承・行事など十四話を収めた「大山雑記」を記しています。

天台宗に属し、ご本尊は地蔵菩薩

200年以上の歴史を持つ円流院は、大山寺支院の10ヶ院の一つとして明治の廃仏毀釈を乗り越えて残されましたが、建物の老朽化により2009年8月4日の「落慶法要」後、新しい圓流院として生まれ変わりました。

 

▲妖怪天井画

妖怪との融合「妖怪天井画」

その代表的なものが、妖怪との融合です。
ゲゲゲの鬼太郎の作者で、鳥取県境港出身の漫画家水木しげるさん作の108枚の妖怪が天井に画かれた「妖怪天井画」です。

何故、お寺に妖怪?と疑問視される方もいるかも知れませんが、実は圓流院(円流院)の住職であった嗒然は絵師としても優れた才能を持っていたこと、また、大山が神仏のいる山であり偉大な気の力が宿っている山であるため、この三つを融合させることで大山観光の目玉の一つとしています。

上写真の上から二段目中央には、水木しげるさんが圓流院のためだけに画いた「カラス天狗」が飾られています。

ただ、2018年から7年間続いた一般拝観は中止となるようです。
大山の観光スポットと定着していただけに拝観出来なくなるのは残念です!

 

▲宿坊・洞明院

洞明院入口の門に時代が伺える彫刻が施されている

現在、宿坊となっている「洞明院(どうみょういん)」は、江戸時代中期「禅澄」により開かれた大山寺の支院の一つで西明院谷寺院群に属します。

大山寺は、南光院・中門院・西明院の3つの院から構成されており、3院谷と42の諸院あったようです。

時代が伺える入り口の門は、猿や花の彫刻が画かれた江戸期の1600年ごろのものであると伝えられています。

 

▲登山・下山届ポスト

大山の所々にある登山・下山ポスト

大山登山道の最初にあるのが、赤い登山・下山届ポスト。

登山中、万が一遭難された場合に救助活動をスムーズにするためのものです。
登山の初めと下山に提出しておけば安全ですね。

 

大山登山道から行者谷コースを経て大神山神社奥宮参拝(マップ)

▲大山登山口~大神山神社奥宮の行程マップ

1から16の赤丸は名所や絶景・パワースポットとなっています。
記事の見出しに記載していますので、チェックしてみて下さい!

 

大山登山道に入り大神山神社奥宮へ約3時間

▲大山登山道最初の階段

この石階段から大山登山道の頂上へと続きます。

 

阿弥陀堂や利生水・風穴などの歴史探訪ルートの分かれ道!

▲利生水・風穴・阿弥陀堂案内板

最初の階段を100m程の登ると利生水・風穴・阿弥陀堂案内板があります。
この看板を左に行けば、歴史探訪ルートで利寿現跡や利生水・風穴などの史跡が見られます。

また、右側に行けば阿弥陀堂を拝むことができます。

 

▲立正地蔵

登山の行き帰りに拝んでおきたい「立正地蔵」

上記案内板の向かいには、「立正地蔵(りっしょうじぞう)」が立っています。
この、「立正地蔵」は遭遇者の慰霊のために建てられたお地蔵様です。

 

▲三宝荒神神社跡と鳥居

かまど神「三宝荒神」

仏教では、「仏」「法」「僧」を三宝と言い、その三宝を守る神が「三宝荒神」様です。
不浄や災難を除去してくれる仏様で、日本仏教で独自に発展した尊像です。

 

▲三宝荒神神社跡の礎石

「荒神」は、怒りの表情をしており、火を好むといわれ「かまどの神」としても祀られています。

 

▲阿弥陀堂説明板

「三宝荒神跡」の右横。

 

▲殿様殿

殿様の供養等「殿様殿」

阿弥陀堂の北側にあるのが「殿様殿」です。

高さ1.5m程の石垣に囲まれた、台地に立つ三基の石塔を「殿様殿」と呼ばれます。

右側の石塔は、鳥取藩主池田光仲の叔父で播磨宍栗郡山崎六万石の藩主・松平石見守(池田輝澄)のもので、中央はその奥方のもので二基とも供養塔です。

左側は、万霊塔。

 

大山に存在する最も古い建物「阿弥陀堂」金色が美しい阿弥陀如来像

▲大山寺阿弥陀堂

あいにく今回は、改修工事のため見ることが出来ませんでした。

92年ぶりの大規模修理を終えた大山寺・阿弥陀堂

H30年11月に、大山の紅葉巡りで立ち寄った時には、92年ぶりの屋根の全面ふき替えや建物の縁回りなど大規模修理はほぼ終えていました。

大山寺に現存する最古の建物だけに、歴史と風格がただよう素晴らしい建築物です。

阿弥陀堂紹介記事⇒「大山寺・鳥取」霊峰大山の気が満ちる開山1300年の開運スポット

2ページ目⇒
大山登山道を登り五合目過ぎの行者谷コースへ

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「大山寺・鳥取」霊峰大山の気が満ちる開山1300年の開運スポット https://kaiun.website/archives/3194 Tue, 14 Nov 2017 06:27:15 +0000 http://kaiun.website/?p=3194 大山寺(だいせんじ)は、大山(だいせん:標高1729m)の鳥取県西伯郡大山町にあるお寺で、古くから山岳信仰の修験道場として知られており、正式名称は天台宗別格本山 角磐山 大山寺(かくばんざん だいせんじ)」です。

家内安全・厄払い・水子供養・所願成就御などのご利益と共に先祖の霊は大山に集まると信じられてきたため、御先祖様に会える寺として中国地方一帯から多くの人々が訪れています。

また、大山寺のある大山は、2018年、開山1300年となる中国地方最高峰の山で、別名:「伯耆富士」と言われ西側の伯耆町からみる姿はまさに富士山そのものです。

また、南北東西から見る大山は、形が大きく異なるのも特徴の一つです。

昭和11年に、日本で3番目の国立公園に指定され、後に蒜山・隠岐の島・島根半島・三瓶山が加わり「大山隠岐国立公園」となり、NHKの日本名峰ランキングでは、富士山・槍ヶ岳に継ぐ第3位に選ばれています。

ブナ森や大地や水など広大な自然に囲まれた大山は、古来から神の山、神仏の住む霊山として祀られており今もなお篤い信仰が続いています。

その大山信仰の中心がで大山寺あり大神山神社奥宮で、大山から流れ出る巨大な気が集まり、静けさの中に浄化された空気が漂い心身共に清うパワースポットです。

大山寺橋!白い河原・森の緑・空の青の対比が美しい絶景スポット

▲大山寺橋からの風景

南光河原駐車場の横にある大山寺橋(下ワタリ)は、大山北壁を遠くに望み佐陀川の白い河原と森の緑・空の青が絶妙なコントラストを描く絶景スポットです。

 

実際に見る風景は、写真で見るより遥かに雄大で美しく自然を満喫できます。

大山寺や大神山神社奥宮の参拝や大山登山。ハイキングなどで訪れた人の心を鷲掴(わしずか)みにすること間違いなしです。

 

「サンセットカフェ」オープンテラスから見る夕景の美しさは特別!

▲大山寺参道・御幸参道本通り入口

 

KOMORENITO

ここは大山寺参道の入口にあるこ「KOMOREBITO(こもれびと)」で、一階は大山町観光案内所となっており大山寺への出発地点となっています。

2階には、2017年にオープンのオープンテラスのある「サンセットカフェ」があり、食事やお茶を飲みながら大山の景色が一望できます。

 

何より、西向きのオープンテラスなので、日の落ちる夕方の夕景は特別で「サンセットカフェ」名もここから用いたようです。

 

大山寺参道脇には見所や体験場所が満載!

▲御幸参道本通り

ここから御幸参道本通りとなり、大山寺まで石畳と石段の少々急な坂を5~600m程登ります。

大山そばが人気の「そば処・土佐屋」

途中には、数多くの旅館や食事処・カフェなどが立ち並んでいます。

上の写真の「そば処・土佐屋」さんは、参道のすぐ入口を入った左手にあり、大山産の蕎麦粉を使った「大山そば(600円)」が人気のメニューで、寒い時には身体を温かくしてくれる格別の一杯です。

【そば処・土佐屋】
●営業時間:10:00〜18:00(年中無休)
●住所:鳥取県西伯郡大山町大山43
●電話:0859-52-2126

 

手軽に温泉が味わえる「豪円湯院」

「そば処・土佐屋」さんから、参道を少し上がると左手に見えてくるのが大山初の日帰り温泉施設の「豪円湯院」です。

入浴料は、大人380円(中学生以上)・小人(小学生)300円・幼児は無料とお値段は安く、バスタオルなどもレンタルになっていますので、何も持っていなくても入浴できます。

また、食事処やお土産屋さんも併設されていて、ひと休憩にはもってこいの場所です。

 

ここ「豪円湯院」の建物の横に「餓讖地蔵(がしんじぞう)」が建っています。

天保8年前後に、大飢餓で多くの人々が亡くなったため、将来二度とこのような災難が起きないように、祈りと弔いを込めて天保12年に建立されたものです。

【豪円湯院】<年中無休>
●営業時間:月~木11:00~20:00(最終受付19:30)
金~日・祝日11:00~21:00(最終受付20:30)
●住所:鳥取県大仙町大山25番地
●電話:0859-48-6801

 

利用料無料の疲れた足が癒せる「大山火の神岳温泉足湯」

「豪円湯院」の向かい側には、平成23年9月28日に開設された天然温泉の足湯「大山火の神岳温泉足湯」があります。

利用料は無料で、歩き疲れた足を癒せる人気のスポットとなっています。

利用期間 4月~11月(冬季閉鎖
利用時間 9時~18時
利用料 無料

 

どんな願いでも叶えてくれる「弘化の大地蔵」

▲弘化の大地蔵

大山は地蔵信仰の地でもあるため、大山寺参道にはいたるところにお地蔵様を目にします。
こちらのお地蔵様は、「弘化の大地蔵」と呼ばれていて高さ2.4mの南無地蔵大菩薩が彫られ、大山寺内に存在する三体の「立像石仏地蔵」の1つで、どんな願いでも叶えてくれるそうです。

大山には、この他にも多くのお地蔵様があり、お地蔵様を巡る7.2kmの「大山寺三十三カ所地蔵めぐり」コースも設定されています。

三十三のお地蔵様を巡ってお願いすれば、色んなご利益がいただけそうです。

足腰に自身がない方は参拝者駐車場が便利!

▲大山寺近くの参道にある参拝者駐車場

10台から15台程の駐車スペースですが、大山寺や大神山神社奥宮の参拝のみであれば一番近い駐車場で山門・鳥居までは100~150m程、トイレも完備され、何より足腰の弱い方には便利です(無料)。

大山の魅力を込めた詩が刻まれている「織田収詩碑」

▲織田収詩碑

織田収氏は、日本の政治家・実業家で山陰のジャーナリストです。
明治30年(1897年)に鳥取県米子市に生まれ、昭和63年(1988年)に91歳で死去されるまで、新聞記者や鳥取県県会議員・ラジオ山陰社長などを歴任し、ジャーナリストとして政治・経済・文化・スポーツなど幅広く活動をしました。

大山をこよなく愛した、織田収氏の詩が刻まれた「織田収詩碑」がここにあります。
「山のエスプリは山頂にあつまる 神はここにくだり 人はここにのぼる」と詠われています。

訳せばこんな感じでしょうか!
「大山の魂は山の頂上に集まって、天の神様はここに降り、人々は下界からそれを目指して登って行く」

大山の山登りの魅力をこの詩で表現したのだと思います。

「牛霊碑」大山は日本三大牛馬市の一つとして栄えた場所!

▲牛霊碑

基好上人(きこうしょうにん)が、大山寺の本尊である地蔵菩薩が牛馬の守護仏であると言われ、牛馬守護の守礼を施与されたことにはじまり、例年例祭に合わせて標高800mの高所の場所であるにもかかわわらず大山牛馬が開かれるようになりました。

その後、組織的な牛馬市となってから益々盛んとなり、年に5回も博労座(ばくろうざ)で開催され取り引数は1万頭に及び、広島の「久井牛市」や福島の「白河馬市」と並び日本三大牛馬市として、中・四国はもとより京阪神や中部地方からも多くの人が集まりました。

売買された牛の供養のために建てられたのが「牛霊碑」です。

「とう然の碑」多彩な才能を見せた円流院の住職・嗒然(とうねん)

▲とう然(ねん)の碑

嗒然(とうねん)は、円流院の住職で寛政8年(1796年)に皆生村(今の米子市)の漁師の家に生まれ、幼き頃より絵心があった。
文化3年(1806年)11歳の時に大山寺西明院谷の観解院入り、翌年には仏門に入り大貫と号す。

その後、師の円流院主大賢より教えをこい、仏学に優れ詩文書画とも才能を伸ばしていきます。

その一端を示すものとして、弘化3年(1846年)51歳の時に誌した「大山雑記」があります。
「大山雑記」は、大山寺の由来や行事・伝承など14話を収めたものです。

書画など多才であった嗒然は、文久元年(1861年)に享年66歳で死去、円流院には三代(大存・大賢・大貫)の院主の位牌があり、大山寺石段参道横には「とう然の碑」があります。

 

「信濃坊源盛の碑」後醍醐天皇が京へ帰る足がかり船上山の戦いで貢献!

大山寺山門の石段下右側に、「信濃坊源盛の碑」があります。

信濃坊源盛の功績を称(たた)え宮家御下賜金(ごかしきん)によって、明治24年に建てられたもので台石の上に1.6mの碑が立っています。
碑文は、文学博士の末松謙澄の筆による。

信濃坊源盛は、名和長年の弟で大山寺の僧となり金剛院の住職で「信濃法眼」と名乗っていました。

元弘3年(1333年)源盛31歳の時に、兄の長年から隠岐の島を脱出した後醍醐天皇を船上山にお迎えしたとの急な知らせを受け、同宿十余人を連れって船上山にはせ参じ、攻防のすえ幕府方を破り裏側の西坂を守った。

合戦は、3日間続き大山衆徒700人も大急ぎで駆けつけたと言われています。
この合戦の勝利は、後々の情勢が大きく変えることとなり、鎌倉幕府の崩壊、後醍醐天皇の「帰洛(きらく:京に帰る)
の足がかりとりました。

その後、源盛は九州の肥後八代で57歳の生涯を閉じる。

2ページ目⇒見落としがちな山門の金剛力士像や石段参道沿いのパワースポット!>

]]> 【比叡山延暦寺】パワースポット巡りと根本中堂に隠された5つの秘密 https://kaiun.website/archives/3092 Wed, 30 Aug 2017 23:11:21 +0000 http://kaiun.website/?p=3092 「比叡山延暦寺」は、京都市と滋賀県大津市をまたぎ東山三十六峰(標高848m)の北側に位置する比叡山にあり、平安京の鬼門を守護するために創建された天台宗の総本山。

1200年間、今も尚、最澄が祈りを続けていると言われる日本仏教の一大聖地です。

1994年(平成6年)に、古都京都の文化財の一部であり、代表的な日本仏教の聖地としてユネスコの世界文化遺産に登録されました。

比叡山全体が延暦寺の境内で、500ヘクタールもある広大な敷地の中に約150ものお堂が並び、大きく分けて東塔(とうどう)・西塔(さいとう)・横川(よかわ)の三つのエリアで形成されています。

織田信長の焼き討ちなど多くの戦国武将とも関わりを持ち、又、多くの著名な僧を輩出している延暦寺は、日本仏教の母山とも言われるだけに多くのパワースポットも存在しますのでご紹介致します。

比叡山延暦寺は幾度の苦難を乗り越えてきた日本仏教の母山


延暦寺の開山は、788年(延暦7年)に最澄が薬師如来を本尊とする「一乗止観院(いちじょうしかんいん):現在の根本中堂」を創建し比叡山を開いたのがはじまりです。

延暦寺という寺号は、開創時の年号の延暦から付いており、最澄が亡くなった823年(弘仁14年)からです。

ここで最澄は、仏教によって国家を守護し安定させるため、指導者を育成する12年間の教育制度を作り、日本仏教に名を残す親鸞(しんらん)・法然(ほうねん)・日蓮(にちれん)・道元(どうげん)・一遍(いっぺん)・栄西(ようさい)などが修行をしたことから「日本仏教の母山」と仰がれています。

<親鸞聖人修行の地>

3000もの寺院が立ち並らんだ最盛期には、武力化も進み僧兵も大きな勢力となっていきます。

しかし、織田信長と敵対し1571年に織田信長の焼き討ちにあい、「一乗止観院」の跡に比叡山の総本堂である根本中堂を建てるも、瑠璃堂を除く全ての堂塔は焼失してしまいましたが、「不滅の法灯」は消えることなく1200年経った今でも柔らかな光を放ち灯り続けています。

その後、根本中道は1642年(寛永19年)に徳川家光により再建されました。

 

延暦寺境内は三つのエリアに分かれるご利益スポット!


境内は、あまりに広いため大きく三つのエリアに分けられ、「東塔(とうどう)」「西塔(さいとう)」「横川(よかわ)」の三塔とさらに細かく三塔十六谷二別所の堂塔が流麗な寺観を形造っています。

そして、境内全域がパワースポットになっています!


4000人いる天台宗の僧侶は、現在でも、「千日回峰行(せんにちかいほうぎょう)」や「十二年籠山行(じゅうにねんろうざんぎょう)」の厳しい修行を続けている。

東塔(とうどう)エリア


比叡山の中心的な堂の根本中堂を中心としたエリアで、延暦寺発祥の地です。

その根本中堂は、最澄の開いた一乗止観院の場所にあたり、創建1200年以来一度も消えたことのない「不滅の法灯」が灯されています。

文殊楼・大講堂・阿弥陀堂・大黒堂・戒壇院や昭和55年に再建された法華総持院東塔などが堂々たる風格を感じさせる。

また、延暦寺の数々の国宝や重要文化財が収蔵された現代的なコンクリート作りの国宝殿もあります。

<東塔エリア-北谷・東谷・南谷・西谷・無動寺谷>

主なお堂 詳細
根本中堂 三塔の中堂の中でも最大の仏堂で、延暦寺の総本堂
大講堂 1964年に坂本の讃仏堂を移築したもので、ご本尊は大日如来
阿弥陀堂 檀信徒の先祖回向の道場で、1937年(昭和12)に建立され本尊は丈六の阿弥陀如来
法華総持院東塔 1980年(昭和55年)に再建された多宝塔型の塔で下層に大日如来と五智如来が祀られる
文殊楼 延暦寺の山門で二階建てとなっており、階上には文殊菩薩を安置されています
大黒堂 日本の大黒天信仰の発祥の地で、本尊は、大黒天と毘沙門と弁財天が一体になった「三面出世大黒天」

 

<大講堂>

<阿弥陀堂と法華総持院東塔>

西塔(さいとう)エリア


比叡山の中でも歴史的な建築物が残るエリアで、今でも古くからの修行が行なわれています。

東塔エリアとは違い、老杉に囲まれ静けさを感じさせる西塔エリア。

西塔は、第2世天台座主・寂光大師円澄によって開かれ、本堂は釈迦堂(転法輪堂)で第5世座主・智証大師円珍が三井寺の園城寺の金堂を西塔に移築したものです。

唯一、織田信長の焼き討ちに免れた瑠璃堂もあります。

<西塔-東谷、南谷、南尾谷、北尾谷、北谷>

主なお堂 詳細
釈迦堂 西塔の本堂にあたり、延暦寺に現存する建築中最古のもので、ご本尊は釈迦如来
浄土院 56歳で入寂された最澄の遺骸を安置した場所で今では十二年籠山の僧が毎日仕えている
常行動・法華堂(にない堂) 同形の2棟のお堂が左右に並び、法華堂の本尊は普賢菩薩で常行堂の本尊は阿弥陀如来
瑠璃堂(るりどう) 信長の焼き討ちをまぬがれた唯一の堂

 

<にない堂>

<瑠璃堂>

http://lucky-day.at.webry.info/201510/index.html

横川(よかわ)エリア

横川エリアは、東塔や西塔より北へ少し離れた場所にあり、第3世天台座主・慈覚大師円仁によって開かれました。

神秘的な感じの横川エリアは、修行地としての色合いが強く、鎌倉新仏教の親鸞や道元・道元などが修行をした場所で静寂な雰囲気に包まれています。

おみくじ発祥の地と言われる元三大師堂などがあり、比叡山の鬼門を守っています。

<横川エリア-香芳谷・解脱谷・戒心谷・都率谷・般若谷・飯室谷>

主なお堂 詳細
横川中堂 横川の本堂で、舞台作りは船の浮かぶ姿に見え、本尊は聖観音菩薩
四季講堂(元三大師堂) 元三大師堂は、慈恵大師(良源)(元三大師)の住居跡で、四季に法華経が論議されたことから四季講堂とも呼ばれます。
恵心堂 恵心僧都源信の旧跡で、仏三昧の道場、本尊は阿弥陀如来を祀る

 

<四季講堂(元三大師堂)>

<恵心堂>

 

日本仏教の礎を築いた天台宗開祖・伝教大師最澄とは!


767年に、最澄は近江国(滋賀県)の渡来人(とらいじん)家系で門前町の坂本に建つ生源寺に生まれ、12歳より地元の国分寺で学び、20歳になった時に東大寺にて具足戒(ぐそくかい)を受け正式な僧になります。

788年、比叡山に現在の延暦寺となる一乗止観院(いちじょうしかんいん)を建立。

故郷の比叡山で修行中、中国天台宗の開祖である智顗(ちぎ)の法華経の利他(りた)「他人の救済を優先する」の教えに深く感銘する。

12年間の延暦寺での修行中に「一隅を照らす」の悟り開く。
「悪事を己に向かえ 好事を他に与え 己を忘れて他を利するには 慈悲の極みなり」

やがて、世俗化する南部六層の嫌気をさしていた桓武天皇と出会い、「空海(弘法大志)」と共に遣唐使として唐に渡り、天台学を学び大乗菩薩戒(だいじょうぼさつかい)を授かります。

帰国後、中国天台宗の法華経を基礎に善や密教・戒律を融合し日本独自の総合仏教を体系化、805年に天台宗を開く。

延暦寺を拠点に各地を布教、鎌倉新仏教となる名だたる開祖、法然(ほうねん)・親鸞(しんらん)・一遍(いっぺん)・栄西(えいさい)・日蓮(にちれん)・道元(どうげん)らが学び巣立っていきます。

最澄死後(767年~822年)、日本で初となる大師号「伝教大師」の称号を朝廷より贈られました。

 

普通の山門とは違う「文殊楼」は受験合格のパワースポット!


「文殊楼(もんじゅろう)」は、延暦寺全体の玄関にあたる建物で、延暦寺の正式な参拝ルートは門前町坂本から登り、比叡山にお参り後、この文殊楼を参り根本中堂へと向かいます。

文殊楼には、他のお寺の山門と違うポイントがある、それがお堂になっていることです。

二階へ上がれる山門は、昔、90日間の座禅を続ける「常座三昧(じょうざざんまい)」の修行が行われていました。

二階には、知恵を司る「文殊菩薩」が祀られており、受験合格・学業成就のパワースポットとなっているため多くの受験生が訪れます。

 

「大黒堂」祀られる大国様には三つの顔がありご利益も多い!

文殊楼から歩いて1分程の所にある「大黒堂(だいこくどう)」は、豊臣秀吉ゆかりのお堂で、日本で最初に大国様をお祀りしたお堂でもあります。

大黒天は、仏教では天部に属する神であり、神道では七福神の一柱の大国様として食物・財福・商売繁盛のご利益をもたらす神様です。

「大黒堂」の大黒天は少し変わっており、三つの顔を持った三面大黒天で「三面六臂大黒天(さんめんろっぴだいこくてん)」と呼ばれています。

三つの顔は、三つの仏が合体したもので、左側に毘沙門天・中央に大黒天・右側に弁財天の顔となります。

どうしてこの姿になったのか?逸話があります。

『最澄が、比叡山で修行を行っていた時に現れたのが大黒天で、世のため人のために頑張るのなら1000人の修行僧が来ても困らぬように食事の面倒を見ると告げられたのです。

しかし最澄は、もっと多くの人材を育てたいので1000人では足りないことを言うと、大黒天は毘沙門天様と弁財天様をお連れになり、3人合わせて3000人の修行が出来るように三体の仏様が一体となったと言われています。』

「三面六臂大黒天」一体で、大黒天の食物・財福・商売繁盛、毘沙門天の力と勇気、弁財天の美と才能のご利益が授かります、また、豊臣秀吉が深く信仰し活躍したことから出世運のご利益も授かります。

「開運の鐘」撞けば誰でも運が開けるご利益スポット!

東塔エリアの大講堂の近くにある鐘楼(しょうろう)には、「開運の鐘」または「平和の鐘」と呼ばれる梵鐘(ぼんしょう)があり、誰が撞(つ)いても名前のごとく運が開けると言われるパワースポットです。

梵鐘は、法要など仏事の予鈴として撞いたり、時報を知らせるなど仏教では重要な役割があります。

梵鐘の梵と言う字は、梵語(サンスクリット)で「神聖・清浄」という意味が込められており、この音に包まれているだけで心を浄化し清らかにしてくれます。

また、「魔」が逃げて行くという音でもあるのです。

By: James Gochenouer

延暦寺に訪れたなら、是非、試しておきたい開運スポットです!

撞くときは、願い事をしながら遠くまで音が響くよう力いっぱい撞けば、開運効果もUPするようです。ちなみに一叩き50円が必要です。

 

「根本中堂」最澄が仕掛けた5つの秘密が隠されている

「根本中堂」は、1200年前に最澄が比叡山を開くため最初にお堂を建てた「一乗止観院」の場所なので、比叡山の中心的なお堂となります。

現在の「根本中堂」は、織田信長による焼き討ちで焼失したため、徳川家光が9年の歳月をかけて1642年に再建したものです。

1955年(昭和30年)の昭和の大改修以来約60年振りに、2016年(平成28年)より10年かけて平成の大改修が始まりました。大改修中も参拝はできますし、工事間中だかこそ、普段見ることの無い貴重な改修作業も目にすることができますのでこの機会も見逃せません。

比叡山の中心となすお堂だけに、パワーを一番感じる場所なので、謙虚な気持ちなれ心が落ち着き思考も冴えてきます。また、「根本中堂」の内部には、ご利益が最大限に得られるよう最澄がお堂に仕掛けたものなど5つの秘密が隠されています。

「根本中堂」は三つのお堂が集まったもの(秘密①)

「根本中堂」を外観から見ると一つのお堂のように見えますが、実は経堂・薬師堂・文殊堂の三つのお堂が集まって建つ造りとなっています。

これは、比叡山の冬は雪の多い厳しい環境から考えられたもので、三つのお堂を大きな一つのお堂で囲ったので、建物の中にさらに建物がある造りとなっています。

仏様の高さはお参りされる人と同じ高さになっている(秘密②)

お堂内の内陣の床は外陣より3m低くなっており、内陣の厨子(ずし:仏像を安置する仏具)に安置される薬師如来像と参拝者の高さが等しくなっています。

法華一乗では、仏様と人は同じであるという教えがあり、誰でも等しく人は仏様になる素質を持っている、その意味で同じであることを「同じ高さ」で表しています。

本尊は薬師如来ですが最澄がそれを選んだ理由(秘密③)

普段は、最澄が一刀三礼して彫ったご本尊の「薬師瑠璃光如来」は秘仏のため拝めませんが、拝めるのは「御前立」の仏像です。

最澄がご本尊に薬師如来にした理由があり、それは過去でも未来でもなく、現在の世の中を良くしたい人々の悩みを救いたいという気持ちから、身体や心の病を治す薬の仏様である薬師如来を選ばれたのです。

天井に彩色で描かれる百花の図は仏様のお供えもの(秘密④)

根本中堂内は外陣・中陣・内陣に分かれており、中陣の天井には仏様のお供えとして「百花の図(花天井)」が描かれています。

「百花の図」は、織田信長の焼き討ちで焼失したお堂は徳川家光により再建さますが、この時に大名たちがそれぞれの地域を表す花として献上したものです。

生花と違い、いつまでも枯れない花として極彩色の二百もの草花が、静寂な雰囲気の中で仏様のお供えものとして天井に飾られています。

1200年間途絶えたことのない灯火「不滅の法灯」(秘密⑤)

ご本尊である薬師如来像の正面には、3つの釣燈籠が並び最澄が灯してから1200年間一度も絶えたことのない灯火があります。

これを「不滅の法灯」と言い、比叡山焼き討ちにより途絶えたかと思われた「不滅の法灯」は、6人の僧侶の努力によって山形県の立石寺(りっしゃくじ)に分灯されていました。

<山形・立石寺>その後、根本中堂が復興されされたため、延暦寺に持ち帰り再びその火を灯し現在まで受け継がれています。

伝教大師最澄と根本中堂(動画)

 

比叡山で一番の聖地「浄土院」は過酷な修行の場でもある

「浄土院(じょうどいん)」は、根本中堂から歩いて約15分の東塔と西塔の境目にあり、比叡山の一番の聖地と言われています。

それは、今も人々の幸せを祈り続けている最澄の遺骸が、この裏の「伝教大師御廟(でんきょうたいしごびょう)」にあるからです。

「浄土院」には、12年間一人で生身の最澄に仕える僧侶の「待真(じしん)」「十二年籠山行(じゅうにねんろうざんぎょう)」の修行を行っています。

待真は、約4000人いる天台宗の僧侶の中でたった一人しかなれません。

比叡山には、7年間山を歩き回り、途中9日間は食事も睡眠も取らず不動真言を唱える「千日回峰行(せんにちかいほうぎょう)」がありますが、「十二年籠山行」はそれよりも更に厳しい修行となります。

毎日、厳しいお勤め行う修行僧の決意と最澄の思いが感じられる「浄土院」からは、静寂の中、厳そかな雰囲気の空気が流れているパワースポットです。

 

比叡山延暦寺の宿坊「延暦寺会館」で写経や座禅を体験!

延暦寺を一日ゆっくりと各エリアをお参りするのなら、境内の東塔エリアにある宿坊「延暦寺会館」一泊するのがおすすめです。

延暦寺にも一番近く、清い空気の中、宿坊ならではの写経や座禅の体験は自分を見つめなおす良い経験となるからです。

また、琵琶湖を望む景色の良さや精進料理を堪能して、朝の根本中堂でのお勤めを行えば、身も心も浄化され忘れえぬ旅の思いでになるのではと思います。

お寺参りの宿泊なら、一度は試してみたい宿坊ですね!
詳細⇒宿坊「延暦寺会館」

 

比叡山「延暦寺」の詳細情報

【天台宗総本山・比叡山延暦寺】
所在地 <延暦寺>〒520-0116
滋賀県大津市坂本本町 4220
TEL:077-578-0001 (代)
FAX:077-578-0678
公式ホームページ⇒http://www.hieizan.or.jp/
参拝時間 【東塔エリア】
3月~11月:8:30~16:30
12月:   9:00~16:00
1月~2月: 9:00~16:30【西塔・横川エリア】
3月~11月:9:00~16:00
12月:   9:30~15:30
1月~2月: 9:30~16:00

拝観料:三エリア共通券(大人700円・中学生500円・小学生300円)
国宝殿拝観料:大人500円・中学生300円・小学生100円

アクセス 電車JR京都駅(湖西線)~比叡山坂本駅乗換~江若バス~
ケーブル坂本駅~坂本ケーブル~延暦寺駅~徒歩約8分マイカー名神自動車道(京都東I.C)降り~藤岡南ランプへ
西大津バイパス~近江神宮ランプ~山中越え~田の谷峠~
比叡山ドライブウェイ~延暦寺
駐車場比叡山・奥比叡ドライブウェイ内の駐車料金は無料
    東塔駐車場(270台)・西塔駐車場(75台)・横川駐車場(80台)
    他、比叡山登仙台・夢見ヶ丘・比叡山頂の全6箇所
お宿情報 >>比叡山延暦寺の周辺宿はこちら【楽天旅ノート】
周辺観光地 日吉大社近江神宮琵琶湖ミシガンクルーズ滋賀近代県立美術館
ガーデンミュージアム比叡三井寺琵琶湖花噴水柳が崎湖畔公園庭園

 

<比叡山延暦寺の周辺マップ>

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東寺の立体曼荼羅は圧巻!境内は空海の気が満ちたパワースポット https://kaiun.website/archives/1439 Tue, 20 Sep 2016 01:38:12 +0000 http://kaiun.website/?p=1439 東寺京都駅から徒歩約15分の南区九条町に、日本の仏教の原点・古い仏像の宝庫と言われる寺院「東寺」があります。

「東寺」全体はパワーに満ち溢れ場所パワースポットで、境内にある五重塔は現存する木造では日本一高く、京都のシンボルにもなっており京都駅を降りればその姿が見えてきます。

東寺は、「教王護国寺(きょうおうごこくじ)」ともいい、桓武天皇が平安遷都(794年)とともに建立した官立(国立)の寺院です。
823年に嵯峨(さが)天皇より下賜(かし)され、弘法大師「空海」が作り上げた日本で始めての密教寺院で、1994年には世界遺産にも登録されています。

東寺を作り上げた伝説のお坊さん弘法大師空海!密教の伝道者

 

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遣唐使として唐に渡った空海は密教を学び、9世紀の初めに東寺を日本初の密教寺院として活動を始め、日本中に密教を広めて行きました。

空海は、真言密教を開いた偉大な伝説のお坊さんでありながら、芸術や文学から社会事業などさまざまな分野で活躍され、また庶民にも学問の門を開くため日本で初めての民間教育学校、綜芸種智院(しゅげいしゅちいん)を開設しています。

弘法大師空海と高野山

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弘法大師空海と言えば「高野山」ですが、弘法大師にとって高野山は修行の地いわば聖地。
さとりを求める修行の地であり、そして入寂(亡くなった)の地です。

※「高野山」(和歌山県)
約1200年前に、弘法大師空海が開山し修行をした日本仏教の聖地で、現在も瞑想を続けていると伝わる場所。
高野山真言宗 総本山金剛峰寺は「一山境内地」と称し、高野山全体がお寺であることを意味する。

弘法大師空海と東寺

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一方で東寺は、都の民衆のために密教という新しい仏教を発信するための拠点、都の密教の発信基地なのです。

空海(弘法大師)
空海(くうかい)<宝亀5年(774年)~ 承和2年3月21日(835年4月22日>は、平安時代初期の僧。
弘法大師(こうぼうだいし)の諡号(921年、醍醐天皇による)で知られる真言宗の開祖である。讃岐の国、今の香川県に生まれ、俗名(幼名)は佐伯 眞魚(さえき の まお)。
日本天台宗の開祖最澄(伝教大師)と共に、日本仏教の大勢が、今日称される奈良仏教から平安仏教へと、転換していく流れの劈頭に位置し、中国より真言密教をもたらした。能書家としても知られ、嵯峨天皇・橘逸勢と共に三筆のひとりに数えられている。-ウイキペディア-

皇族の信仰が強かった東寺も、鎌倉時代に入ると庶民の信仰も広がり、今では庶民信仰のお寺として愛されていて空海の思いが伝わっています。

東寺境内は空海パワーが充満!見所は盛だくさん

東寺境内の伽藍(ガラン)は、ほとんどが焼失して創建当時のものは残っていませんが、その後に再建され当時と同じ平安京の遺構を残しています。

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南大門から東寺境内に入ると右手に、ひときわ高くそびえる五重塔が目に入ってくる。
そして目の前には、東寺の本堂である堂々とした姿の金堂が見え、あらゆる病から人々を守る本尊の薬師如来像が鎮座する。

他にも、空海が居住していた御影堂(みえいどう)や夜景が綺麗な不二桜など見所満載の境内です。
また、境内に入れば空海の気を感じ、特に御影堂は空海の気が強いパワースポットです。

上にある東寺の境内図で分かるように、全てが無料拝観ではなくオレンジの点線内は有料拝観となります。
講堂・金堂は有料拝観となりますが、金堂の黄金に輝く巨大薬師如来三尊像や講堂の立体曼荼羅は圧巻です!
是非、見てご利益を授かって下さい。

有料拝観料(講堂・金堂・五重塔)
大人500円・高校生400円・中学生以下300円

※五重塔内に入ることは出来ません!近くからの観覧です。

東大門はあかずの門

一般的には南大門から境内に入りますが、東側にも東大門(ひがしだいもん)があります。

この門は、建武3(1336年)に足利尊氏が後醍醐天皇方の新田義貞の軍に攻められ、東大門から境内に逃げ込み門を閉じて以来、不開門(ふかいもん)あかずの門とよばれ、災害などの時以外人の手で開けられたことがありません。

しかし、2010年の4月に解体修理を行うため、670年ぶりに開門された事が大きな話題となりました。

http://www.shikoku-np.co.jp/http://www.shikoku-np.co.jp/

 

弘法大師空海の住居だった伝説の御影堂!東寺最強の開運スポット

 

東寺・御影堂(大師堂)入口門

境内の北西に位置する西院とよぶ一角に、弘法大師空海が約10年間住み密教を広めたと伝わる国宝「御影堂(みえいどう)」があります。
「大師堂」ともよばれ、お参りすると空海のパワーを頂け運が開ける特別な開運パワースポットです。

年間500万人以上の参拝者が訪れる、庶民信仰の拠点でもあります。

朝6時に、弘法大師空海が住まわれていた時と同じように、「生身供(しょうじんく)」という法要が行われます。
生身供は、御影堂の大師像に一の善・二の膳・お茶をお供えする40分程の法要で、空海が唐より持ち帰った仏舎利を頭と両手に授かります。

男女・年齢問わず、どなたでも無料で参拝することが出来ます。

【御影堂・南側の後堂】

http://blog.goo.ne.jp/mrslim2/e/406f1c5c9b3e6bd1c375922c8ab54660http://blog.goo.ne.jp/mrslim2/e/406f1c5c9b3e6bd1c375922c8ab54660

御影堂の南側の後堂には、空海の念持仏である国宝の「不動明王座像」が安置されています。

【御影堂・北側の礼堂】
東寺・御影堂(大師堂)北側の礼堂の奥には、現存する最古の「弘法大師空海の座像(国宝)」が祀られています。

この木製の弘法大師空海の座像は、運慶(うんけい)の四男の「康勝(こうしょう)」が1233年(天福元年)に、一刀三礼(いっとうさんらい)という手法で心を込めて作成しました。
※一刀三礼(いっとうさんらい)・・・仏像をひと彫りごとに三度の礼拝をする。

毘沙門堂は幸福の神である兜跋毘沙門天像が鎮座する

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御影堂の前に、「毘沙門堂(びしゃもんどう)」という小さなお堂があります。
堂内には、室町時代作の財宝と富貴をつかさどる「兜跋毘沙門天像(とばつびしゃもんてんぞう)」が鎮座します。

七福神の中で、唯一武具を身に着けている神で幸福をもたらす神様です。

東寺の本尊は黄金に輝く巨大な薬師如来!病気平癒のご利益を拝受

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本尊である黄金の巨大な薬師如来三尊像が鎮座するのは、東寺が796年に創建後に最初に建立された「金堂」です。

金堂は、文明18年(1486年)の土一揆で仏像と共に一度焼失しましたが、慶長8年(1603年)に豊臣秀頼の寄進により再建。 
再建と同時に、東寺大仏師の康正(こうしょう)が、本尊の薬師如来坐像(やくしにょらいざぞう)と日光菩薩(にっこうぼさつ)・月光菩薩(がっこうぼさつ)の両脇侍像を復興安置されました。

この三尊像は、木製仏像の中でも最高傑作といわれ重要文化財に指定されています。

【薬師如来三尊像】
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薬師如来坐像の像高は2.88mで、台座と光背を合わせると約10mと巨大の仏像であることがわかる。

金堂に入って薬師如来三尊像を見た瞬間、その輝きの美しさと大きさではっと息をのんでしまいます。

薬師如来は、別名に医王如来ともいわれる医薬兼備の仏様ですので、身体以外に心の病にも病気平癒のご利益があるので是非、拝んでおきたい仏様です。

講堂の空海プロデュース!21体の仏像が並ぶ立体曼荼羅は圧巻!

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金堂の直ぐ北側にあるのが「講堂」で、空海によって天長2年(825年)に着工し承和2年(835年)頃完成しました。
しかし、土一揆により文明18年(1486年)に火災で焼失し、現在の講堂は室町時代の延徳3年(1491年)に再建されたものです。

講堂は、密教を広く庶民に伝えるために建立されました。

講堂での見所は、幅24.5m、奥行6.3mの壇の上に21体の巨大な仏像が配置された世界でも類を見ない「立体曼荼羅」です。
平面に絵がかれた2Dの曼荼羅を実際の仏像を並べて作り上げた、まさに空海が絵がいた仏の世界を3Dで表しています。

21体の内、16体が国宝で5体が重要文化財に指定されています。

曼荼羅とは

密教(仏教)において、仏の世界や悟り世界観を仏像や菩薩・文字などを用いて絵など視覚的・象徴的に表したもの。

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立体曼荼羅とは

しかし空海は、図として画かれた平面の曼荼羅をもっと分かりやすくするために、仏像を並べ立体的に表現したもの、それが立体曼荼羅です。

曼荼羅は2Dで視覚化⇒立体曼荼羅は仏像を並べ3Dで視覚化したもの。

講堂には、1200年前に空海が手がけた立体曼荼羅が、創建当時と変わらない形で現在も東寺に残されています。

立体曼荼羅21体の配置

真中には、宇宙の神・真理である「大日如来」を中心とした五智(ごち)如来、右側に「金剛波羅密多(こんごうはらみった)菩薩」を中心に五大菩薩、左側には「不動明王」を中心に五大明王が配置されている。
※大日如来・・・密教で信仰される宇宙そのものをあらわす仏

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左の須弥壇の真中に「帝釈天半跏像」、右の真中に「梵天坐像」を配し、四方に四天王立像が配置される。
※四天王・・・広目天像(左上)増長天像(左下)多聞天像(右上)持国天像(右下)

 

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講堂内に入れば21体の立体(3D)曼荼羅の迫力に感動

講堂に入れば、目の前に現れる21体の仏像の大きさや美しさに圧倒されます。

講堂内の通路幅は比較的狭く、立体曼荼羅の前には多くの柱があるため全体を人目で見渡すのは難しい。
少しずつ移動しながら仏像の前に立ち、仏像様の姿を下から見上げれば迫力と壮大さに感動します。

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立体曼荼羅は、見る人によってどう感じるかは違ってきます。
ただ仏像が並んでいるだけという人もあれば、心が落ち着き癒されるという人もいるでしょう。

感じ方は人それぞれ、どう感じるかは自分の心しだいです。
自分の素直な心で感じれば、心に何かを感じさせてくれる素晴らしい場所だと思います。

仏像界のイケメンNO.1が帝釈天

仏像ガールが気になる超イケメンの仏像があります。
それが、「帝釈天」です。

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見て分かるように、他の怖い仏像様とは違って人間ぽい男前の仏像様です。
帝釈天こそ仏像界のNO.1の呼び声の高いイケメン仏像様なのです。

東寺の五重塔の高さは約55m!現存する木造塔では日本一

 

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境内の中で、ひときわ高く目を引くのが「五重塔」です。
現存する木造の塔で高さ約55mは、日本一。

東寺のシンボルともいえる五重塔は、空海により天長3年(826年)に講堂の次に着手した建造物ですが、実際に完成に至ったのは空海が入寂された後の9世紀末。

天災などで過去4回焼失しており、現在の五重塔は5代目で寛永21年(1644年)に徳川家光の寄進によるものです。

五重塔の初層内部は、心柱に大日如来が鎮座し、心柱の周囲に4体の如来と8体の菩薩を配置した曼荼羅を形成する弘法大師空海が表現した仏の世界があります。

http://www.my-fav.jp/spot/69441/http://www.my-fav.jp/spot/69441/

 

心柱は最上部まで貫いており、五重塔を支える要となっていて、心柱の下には仏舎利(お釈迦様の骨)が納められています。
空海は、唐から80粒の仏舎利を持ち帰ったとされる。

約2500年前から、仏舎利を持っているものは世界を治め権力を手にすることが出来るいわれおり、後醍醐天皇や足利義満・豊臣秀次などの天下人などがこの仏舎利の奉請(ぶっしゃりのぶじょう)を受けている。
※仏舎利の奉請・・・東寺にお願いし仏舎利を貰い受けること。

<足利義満の自筆仏舎利奉請状>

http://hyakugo.kyoto.jp/contents/detail.php?id=26537http://hyakugo.kyoto.jp/contents/detail.php?id=26537

足利義満直筆(上の写真)の仏舎利奉請状が残っており、鷹永13年9月10日に全部で18粒の仏舎利を東寺から受けています。

新春や京の冬の旅の特別拝観時や春や秋の特別展のある期間以外は、基本的に五重塔の初層内部を見ることは出来ません。外観のみの拝観です。

特別展は、毎年春と秋の2回行われており、この期間に訪れると五重塔の初層内部の拝観ができます。
講堂の立体曼荼羅とは違った、普段見ることのできない密教空間、空海が表現したの曼荼羅を見ることができますのでお勧めです。

五重塔初層特別公開(2016年度)
春期特別公開 4月29日~5月25日
秋期特別公開 10月28日~12月25日

 

拝観料金(金堂・講堂拝観含)
大人800円・高校生700円・中学生以下500円

 

美しさに感動!夜のライトアップ「春の桜」「秋の紅葉」

東寺のもう一つの見所は、春と秋に開催される夜のライトアップです。

春に開催される夜のライトアップは、拝観料金所を入ってすぐの場所、昼間の桜も綺麗で美しいのですが、ライトアップされると金色の輝きを見せる五重塔をバックに、樹齢120年高さ13mの不二桜(八重紅枝垂桜)の共演が幻想的で圧巻の美しさです。

<ライトアップで五重塔をバックに不二桜の美しさが映える>%e6%9d%b1%e5%af%ba%e3%83%bb%e6%94%af%e5%9e%82%e3%82%8c%e6%a1%9c%e3%81%a8%e4%ba%94%e9%87%8d%e5%a1%94

<昼間の不二桜と五重塔>%e6%9d%b1%e5%af%ba%e3%83%bb%e4%ba%94%e9%87%8d%e5%a1%94%e3%81%a8%e3%81%97%e3%81%a0%e3%82%8c%e6%a1%9c

<昼間では見れない金色に輝く五重塔>%e6%9d%b1%e5%af%ba%e3%83%bb%e6%98%a5%e3%81%ae%e5%a4%9c%e6%99%af%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%88%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%97

 

<秋の紅葉と五重塔が美しい夜景ライトアップ>

http://ei88.exblog.jp/25020113/

春には全体がピンク色に染まる夜景が、秋には紅葉のレッド色に染まり季節の移り変わりを様ような色合いで見せてくれます。
美しさは一見の価値あり!おすすめのスポットです。

季節 2016年度(開催期間) 開催時間
夜桜ライトアップ 3月18日(金)~4月17日(日) PM6:30~PM10:00
紅葉ライトアップ 10月28日(金)~12月4日(日) PM6:30~PM9:30

 

東寺・春のライトアップ動画

 

弘法さんで親しまれる東寺の縁日!露店数1000軒・来客数20万に以上

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毎月21日に、東寺境内で開催される「弘法市」

「弘法さん」で親しまれるこの骨董市は、出店の露店数が1000軒以上、来客数が20万人以上も訪れる大縁日です。

弘法大師空海が、835年3月21日に入滅されたこと偲んで行われた法要の「御影供(みえいく)」が始まりで、700年もの歴史があります。

露店の種類は様ようで、洋服や着物などの衣料店や骨董・美術品の店、小物やアクセサリー・雑貨・履物、食器や植木などさまざまお店が並び珍しいものも少なくはありません。
食に関しても充実、たこ焼きや焼きそばなどの屋台も出店されており、食べて・見て・買って一日中楽しめます。

朝5時頃には開店され、16時頃位までお店は続きます。

1月21日の初弘法(はつこうぼう)12月21日の終弘法(しまいこうぼう)の際は、全国各地から来客され特別なにぎわいになります。

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「東寺」の詳細情報

【東寺(正式名:教王護国寺)】
所在地:京都市南区九条町1番地
TEL:075-691-3325 FAX:075-662-0250
公式ホームページ⇒東寺

【休日】
年中無休

東寺開門時間
夏期 3月20火~4月17日 AM5:00~PM5:00
4月18日~9月19日 AM5:00~PM6:00
冬期 9月20日~3月19日 AM5:00~PM5:00

 

【参拝料金】
境内参拝は無料
金堂・講堂の拝観は有料

金堂・講堂・五重塔拝観料金
大人 500円
大学生 500円
高校生 400円
小・中学生 300円

※五重塔内部の初層は特別公開時のみ拝観可能

東寺有料拝観時間
夏期 3月20日~4月17日 AM8:30~PM5:00(受付PM4:30迄)
  4月18日~5月25日 AM8:30~PM6:00(受付PM5:30迄)
  5月26日~9月19日 AM8:30~PM6:00(受付PM5:30迄)
冬期 9月20日~3月19日 AM8:30~PM5:00(受付PM4:30迄)

 

【アクセス】
<マイカー>
名神高速道京都南ICから国道1号線経由し北へ3.5km
東寺境内駐車場50台(2時間600円以降30分毎に300円)
毎月21日の「弘法市」は駐車不可

<電車>
JR京都駅下車徒歩約15分
近鉄東寺駅下車徒歩約10分(近鉄京都線)

お宿情報:>>東寺の周辺宿はこちら【楽天たびノート】

<東寺の周辺マップ>

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シン・ゴジラが巨大化!その大きさに匹敵の日本の巨大仏像ランキング2 https://kaiun.website/archives/1246 Thu, 28 Jul 2016 12:50:28 +0000 http://kaiun.website/?p=1246 巨大仏像ランキング1では、1位から5位までをご紹介させていただきました。

こちらでは、巨大仏像ランキング2として6位から10位までをご紹介します。

6位以降とはいえ、10位まで50m以上と圧巻の大きさで
笑顔が優しい観音様ばかりです。

【6位】小豆島大観音は別名しあわせ観音で世界一美しい観音様

出典:http://akkamui212.blog86.fc2.com/

香川県小豆郡土庄町の「小豆島大観音(別名:しあわせ観音)」は、と呼ばれ高さ約68m、スリランカの佛歯寺より1985年に釈迦の犬歯を分与された事から、全国の信徒による寄付金で像立されました。

像立者は大本山小豆島大観音佛歯寺で、1995(平成7)年の完成。

小豆島大観音は、フランスで開かれたコンテストで、姿・形の美しさ第1位を獲得した世界一美しいとされる観音様です。

売店入口から、参拝チケットを500円で購入して観音様胎内の参拝もできます。

胎内には1万以上の胎内仏が収められており、最上階の展望台からは瀬戸内海の美しい景色が望めます。

 

「小豆島大観音」を動画で見てみましょう!


(前半2分32秒が小豆島大観音です)

【小豆島大観音の詳細】

お寺 小豆島大観音佛歯寺 公式H・P⇒こちら
大仏 小豆島大観音(別名:しあわせ観音)
住所 〒761-4153 香川県小豆郡土庄町小馬越乙1
電話 TEL:0879-64-6888 FAX:0879-64-6800
参拝 年中無休8:30~17:00 参拝料500円(小学生200円)

【小豆島大観音の周辺マップ】

【7位】久留米大観音!大仏とブッダガヤ大仏塔がコラボさらには地獄まで

出典:http://kasakoblog.exblog.jp/

「久留米大観音」は、救世慈母大観音で高さ62mの胎内には大日如来・釈迦如来・薬師如来像を始め、水子や先祖供養のための千体仏が安置されています。

建立者は、福岡県久留米市の大本山成田山久留米分院で、像立は1982年です。
久留米分院は千葉県の大本山成田山新勝寺の分院。

久留米大観音の横に見える四角推の塔は、インドのブッダガヤ大仏塔を模した平和大仏塔極楽殿で高さが38mもあります。
中には、お釈迦様の仏舎利(遺骨)などが祀られています。

又、久留米大観音のもう一つの目玉として罪を犯した者の末路を模型化した「八大地獄絵巻・地獄館」は、舌抜き地獄や焦熱地獄などの八大地獄が生々しく、生きているときの罪は死んでも消えない事を表現しています。

久留米大観音・閻魔大王様

地獄館少しだけ見てみますか?恐ろしいですよ!

「久留米大観音」を動画で見てみましょう!

【久留米大観音の詳細】

お寺 大本山成田山久留米分院 公式H・P⇒こちら
大仏 救世慈母大観音(通称:久留米大観音)
住所 〒830-0052 福岡県久留米市上津町1386−22
電話 TEL:0942-21-7500
参拝時間 年中無休(観音様拝観:9:00~17:00)
参拝料金 観音様拝観料:大人 500円、中高生 300円、小学生 100円
駐車場 無料:約700台

【久留米大観音の周辺マップ】

【8位】会津慈母大観音!笑顔が母の愛を感じる女性の観音様

出典:http://tabinome.exblog.jp/

「会津慈母大観音像」は、1986年に福島県会津若松市の6万坪に及ぶ巨大な日本庭園「やすらぎの郷・会津村」に像立された高さ57mの女性の観音様です。

総工費は10億円で、建立者であるツルカメ建設株式会社の芳賀昇之助(はがしょうのすけ)さんが、57歳で昭和57年に創案したため、57mの高さになったそうです。

芳賀昇之助さんが亡くなられた後、2010年に大弘山光明院・法國寺が譲り受け経営を行っている。

胸に男の子の赤ちゃんを抱いた女性らしく優しさいお姿は、母の大きな愛を感じます。

特に、他の巨大仏に比べると表情が笑顔になっているのに気づくと思います。

会津慈母大観音の胎内風景

胎内参拝ができ、胎内には1万体の十二支御守本尊をお祀りされ、螺旋階段で40mの高さまで上ると丁度肩の位置が展望台になっていて、天気の良い日には遠くの磐梯山まで見えます。

「会津慈母大観音」を動画で見てみましょう!

【会津慈母大観音像の詳細】

お寺 宗教法人法國寺 会津別院 公式H・P⇒こちら
大仏 会津慈母大観音像
住所 福島県会津若松市河東町浅山字堂ヶ入7
電話 TEL:0242-75-3434 FAX:0242-75-3057
参拝料金 大人500円 中・高校生400円 小学生300円
参拝時間 4月~11月 9:00~17:00 12月~3月 10:00~16:00
駐車場 バス80台・乗用車400台同時駐車可能

【会津慈母大観音像の周辺マップ】

【9位】東京湾観音!東京湾の安全を見守るお姿は神々しく灯台の役目も

出典:http://mainichi.jp/

「東京湾観音」は、世界が永遠に平和であり続ける事への祈願と戦没者を慰霊するために、昭和36年に宇佐美政衛さんが千葉県富津市の南房総国定公園(大坪山)に建立した、高さ56mの救世観音像です。

東京湾観音の原作者は、仏像彫刻家の長谷川昂さんで、胎内には長谷川さんの作品も展示されています。

ここ、大坪山からの眺めが良く、千葉の眺望百景や関東の富士見百景にも選ばれており、浦賀水道を往来する船の灯台の役割も果たしています。

胎内参拝も可能で、 胎内は七福神・十三沸などが祀られた20階建てで、天上界と言われる19階の展望台まで324段の螺旋階段を上がって行けば(エレベータ無し)、東京湾が一望でき天候の良い日には富士山も見えます。

東京湾観音の後ろ姿

東京湾観音の後ろには多くの穴が見えますが、灯りを取る窓となっていて、外を眺めることもできます。

「東京湾観音」を動画で見てみましょう!

【東京湾観音の詳細】

施設 南房総国定公園(大坪山) 公式H・P⇒こちら
大仏 東京湾観音
住所 〒293-0042 千葉県富津市小久保1588
電話 TEL:0439-65-1222
参拝時間 年中無休 受付8:00~16:00 拝観終了 17:00
参拝料金 大人500円 中・高校生400円 小学生300円
駐車場 70台無料

【東京湾観音の周辺マップ】

【10位】うさみ大観音!坐像仏で50mは日本一 頭には小観音様も合掌

出典:http://haibane.doorblog.jp/

「うさみ大観音」は、永遠の世界平和を祈る姿の「世界平和大観音」で、坐像でありながら50mもの高さのある座像日本一の大観音です。

うさみ観音寺は、伊東市宇佐美町を見下ろす高台にあり聖観世音菩薩を本尊とし、うさみ大観音はそこに鎮座しています。

境内には、触れれば七つの福徳を授かる七福神像や仏舎利(聖骨)が安置された大仏舎利塔などがあり、大本堂には、御本尊の他に聖観世音菩薩像・日蓮聖人像・鬼子母神像・大黒天像が祀られています。

うさみ大観音の頭に観音様

よく見るとうさみ大観音の頭には、小さな観音様がもう一体両手を合わせて祈っています。

「うさみ大観音」を動画で見てみましょう!

【うさみ観音寺の詳細】

お寺 うさみ観音寺 公式H・P⇒こちら
大仏 うさみ大観音(世界平和大観音)
住所 〒414-0001 静岡県伊東市宇佐美3496−205
電話 TEL:0557-47-0658
参拝時間 年中無休 8:30~16:30(最終受付15:30)
参拝料金 大人450円 小中高校生100円
駐車場 150台無料

【うさみ観音寺の周辺マップ】

「シン・ゴジラが巨大化!その大きさに匹敵の日本の巨大仏像ランキング」の1位~5位まではこちらから。

シン・ゴジラが巨大化!その大きさに匹敵の日本の巨大仏像ランキング 新作のゴジラ映画「シン・ゴジラ」では、身長が118.5mとこれまでで最大の大きさになっていますが、唯一これよりも大きい大仏が日本...
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シン・ゴジラが巨大化!その大きさに匹敵の日本の巨大仏像ランキング https://kaiun.website/archives/1052 Thu, 28 Jul 2016 12:45:48 +0000 http://kaiun.website/?p=1052

新作のゴジラ映画「シン・ゴジラ」では、身長が118.5mとこれまでで最大の大きさになっていますが、唯一これよりも大きい大仏が日本に一体あります。

それが「牛久大仏(うしくだいぶつ)」です。
像高120mの巨大仏像で、わずか1.5m程ですがゴジラを上回ります。
実物の牛久大仏を見れば、「シン・ゴジラ」内でのゴジラの大きさがいかに大きいのかがわかると思います。

他にも、100m級が2体など日本では西暦2000年迄に、シンボルとして数多くの巨大仏がバブルの景気と共に建立されました。

そんな日本の巨大仏像の中で最も高い順に、ベスト10をご紹介します。

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高さダントツ一位は牛久大仏!日本には50M以上が10体もある

日本の巨大仏ベスト10までが50m以上で、100m以上は3体もあります。

1位は「牛久大仏」の120mで、2位と3位に100m級の「仙台大観音」「世界平和大観音」が続きます。
立像が多い中、10位の「うさみ大観音」は坐像でありながら50mは立派です。

こうしてみると、巨大仏像は各地のシンボル的存在として点在しているようです。

順位 大仏名 像高 所在地 像型  像立日
1位 牛久大仏 120m 茨城県牛久市 立像 1993年
2位 仙台大観音 100m 宮城県仙台市 立像 1991年
3位 世界平和大観音像 100m 兵庫県淡路市 立像 1991年
4位 北海道大観音 88m 北海道芦別市 立像 1989年
5位 加賀大観音 73m 石川県加賀市 立像 1988年
6位 小豆島大観音 約68m 香川県小豆郡土庄町  立像 1994年
7位 久留米大観音 62m 福岡県久留米市 立像 1982年
8位 会津慈母大観音 57m 福島県会津若松市 立像 1987年
9位 東京湾観音 56m 千葉県富津市 立像 1961年
10位 うさみ大観音 50m 静岡県伊東市 座像 1982年

 

【1位】牛久大仏!名実共に日本一の巨大仏像でブロンズ製では世界一

開運・牛久大仏

「牛久大仏」は、茨城県牛久市にある日本最大の巨大仏像で、台座(20m)含めると像高が120mにもおよび、巨大仏といえば「牛久大仏」と言うほど今では有名です。

他の大仏、例えば奈良の大仏(14.7m)と比べれば約8倍、鎌倉大仏(13.35m)ならば約9倍もの大きさで、手の上にはこれらの大仏様が乗ってしまいます。

立像の高さとしては、世界第3位ですがブロンズ製としては世界1位を誇り、ギネスにも登録されている。

像建者は、浄土真宗東本願寺派本山東本願寺で霊園の牛久浄苑のエリア内に鎮座しています。

牛久大仏像上部から

こちらの仏像は、人型の建造物になっているので胎内にも入ることもでき、中は5階建で階毎に写経体験や大仏様の模型が展示されています。

胸にあたる85m部分は、展望台になっておりこの高さから見晴らす景色は絶景です。

牛久大仏をもっと詳しく見る!

牛久大仏の大きさと胎内拝観に感動!御朱印は4種と御朱印帳は3種類 「仏像」とは、仏教を信仰する上で対象となる仏を表した像で、本来は如来像(釈迦・阿弥陀)を指します。 しかし、今の広義には仏教関連の...

「牛久大仏」を動画でみてみよう!

【牛久大仏の詳細】

お寺 浄土真宗東本願寺派本山東本願寺 公式H・P⇒こちら
大仏 牛久大仏(うしくだいぶつ)
住所 〒300-1288 茨城県牛久市久野町2083
電話 TEL:029-889-2931 FAX:029-889-2935
参拝時間 年中無休 3月~9月9:30~17:00 10月~2月9:30~16:30
参拝料金 大人800円・小人400円(胎内参拝含) 無料駐車場有
お宿情報 >>【楽天たびノート】牛久大仏の周辺宿

【牛久大仏の周辺マップ】

【2位】仙台大観音!龍の口から胎内に入れば開運が訪れる

仙台大観音

「仙台大観音」は、牛久大仏に次ぐ大きさの像高100mで宮城県仙台市泉区に像立されています。

正面は、7km離れた仙台駅を向いており、仙台中心部の高いビルから「仙台大観音」を望むことができる。

「牛久大仏」同様、大仏内部へ入ることができます。

龍の口をした入口は、迫力満点で昇龍・登龍門で出世の道を表し、開運が訪れると言います。

出典:http://blog.livedoor.jp/ke1zo出典:http://blog.livedoor.jp/ke1zo

大仏胎内部は、12層に分かれていてエレベーターが利用できます。

3層から11層には108体の仏像が安置され、心臓部にある御心殿には、大仏様が右手に持っている如意宝珠(にょいほうじゅ)の珠と大日如来が鎮座する。

「仙台大観音」をスライドで見てみましょう!

【仙台大観音の詳細】

お寺 新界山大観密寺 公式H・P⇒こちら
大仏 仙台大観音(せんだいだいかんのん)
住所 〒 981-3217 宮城県仙台市泉区実沢字中山南31番地の36
電話 TEL 022-278-3331 (代) / FAX 022-278-7162
参拝
時間
夏季5/1~10/31 午前10時~午後4時
冬季11/1~4/30 午前10時~午後3時30分
参拝料金 観音様のご参拝は無料 但し、胎内ご参拝にはお札(守護札)を
受けて頂くため500円必要

【仙台大観音の周辺マップ】

【3位】世界平和大観音像!ユニークさでは1位 周辺には自由の女神も

出典:http://find-travel.jp/

「仙台大観音」の像高100mと同じ高さを誇るのが、兵庫県淡路市にある「世界平和大観音像」です。

他の大仏様と違い、写真を見ても分かるとおり、お顔や像全体の威厳のなさが伝わります。
又、大仏様の隣に見える十重の塔が目を引きます。

入口に、店名が「アメリカ」というレストランの看板が見えますが、お寺がつける名前にしては少々違和感があります。

違和感を感じつつも、ここにはもう一つアメリカンがあります。

出典:http://minkara.carview.co.jp/

これですね!
大仏様の近くには、小振りですがニューヨークの自由の女神も鎮座します。

「世界平和大観音像」に目を向けると、首周りには、大仏様にはそぐわない展望台のための欄干が付けられており、そのため「ムチ打ち観音」とも呼ばれています。

これらを見るだけで、寺院が像立したものではないことが見えてきます。

「世界平和大観音像」は、実業家で財をなした奥内豊吉が私財を投じて作った施設で、5階建ての博物館というのが実体です。
クラシックカーや時計・民族物を展示していました。

「豊清山平和観音寺」という寺院も併設されたのですが、宗教法人の認可はありません。

創業者である奥内豊吉は63年に亡くなり、所有者不在で2006年2月26日の閉館後は廃墟化しており、倒壊の恐れも出て処分には淡路市も頭を痛めているとか。

「追記」2021年6月
世界平和大観音像は2020年に国の所有となりましたが、老朽化が進み台風などの災害によって倒壊や外壁の崩れなど、周辺への危険が増したため惜しむ声もありますが2021年6月14日から解体工事が始まりました。

撤去が終わるのが2023年の予定ですので、実物の世界平和大観音像を見ることができるのはそれまでの間だけとなります。

「世界平和大観音像」を空撮動画で見てみましょう!

【世界平和大観音の詳細】

大仏 世界平和大観音
住所 〒656-2334 兵庫県淡路市釜口2006-1
参拝 現在廃墟

【世界平和大観音の周辺マップ】

【4位】北海道大観音!当時は大仏様までモノレールが繋がっていた

出典:http://www.dremi.jp/

「北海道大観音」は、当時の芦別レジャーランドの中に像立された高さ88mの立像の大観音様です。

芦別市の観光化を目指して、1970年に芦別レジャーランドを建設、その後バブル景気と共に中国風庭園の十二支苑やホテル五重の塔など宿泊施設を拡大し、1989年には計画から14年間かかったが、世界の平和と北海道の発展のシンボルとして北海道大観音が像立された。

この北海道大観音の像立により、ファミリー的なテーマパークから年配者をターゲットにした仏教的なテーマーパークとなり、名称も「芦別レジャーランド」から「北の京(みやこ)芦別」に変更されました。

宿泊施設ホテル三十三間堂や大観音様へ続くモノレールなど、施設は拡大されて行くもバブル終焉(しゅうえん)期を迎え、2008年以降は経営者が次々と変わり、北海道観大音は石川県金沢市の曹洞宗系の宗教法人・天徳育成会が購入して名前も「北海道天徳大観音」と改名される。

<当時は大観音様へと繋ぐモノレールが有った>

出典:http://kei.txt-nifty.com/daibutsu/

北海道大観音は胎内めぐりもあり、26階建てだが一般の参拝は展望台のある20階までになっており、エレベーターで上がることができる。

ここは一番礼所が20階になっていますで、エレベーターで一気に20階まで上がり、歩いて降りながら10番礼所のある入り口まで参拝して行きます。

礼所毎に、色んな観音様が祀られていますので、一階の十番礼所の千体観音様までお参りすれば全ての願いが叶うようです。

北海道大観音・御本尊

【北海道大観音の詳細】

大仏 北海道大観音(現在:北海道天徳大観音)
住所 〒075-0036北海道芦別市旭町31番1
施設 宗教法人天徳育成会 天徳院

【北海道大観音の周辺マップ】

【5位】加賀大観音!高さ73mは日本で5番目で金色の珍しい大仏

出典:http://www.panoramio.com/

石川県加賀市作見町にある「加賀大観音」は、立像の高さが73mと日本では5番目の大きですが、他の巨大物との違いに色が金色であると言うことです。

「加賀大観音」は、JR加賀温泉駅から直線で1Kmも満たない場所にあるため、駅からでもよく見えます。

1987年に、関西土地建物の社長が総工費280億もかけて、ホテルや遊園地を併設した総合レジャーランドとしてユートピア加賀の郷が作られました。
その中の加賀寺に、「加賀大観音」があります。

赤ちゃんを抱いた姿に、聖母マリアを意識させる「マリア観音」で子を授かる御利益があります。

当然胎内への霊場巡りも出来ますが、56mの最上階まで徒歩で螺旋階段を昇るので、足腰の弱い人はきついかも知れません。
階段外側の壁には、祈願された金色の観音様のパネルが所狭しと貼られている。

加賀大観音・螺旋階段-胎内

胎内には、四国八十八礼所などの各霊場があり、こちらでいっぺんに礼所参拝ができます。

しかし、ここでも開業当初の賑わいがバブルが消えると共に経営は悪化し、2000年頃には施設は閉鎖され廃墟化し、今では「加賀大観音」と加賀寺のみの拝観となっています。

「加賀大観音」を動画で見てみましょう!

【加賀大観音の詳細】

施設 観音院加賀寺
大仏 加賀大観音
住所 石川県加賀市作見町観音山1-1 TEL:0761-72-7001
入園料 500円
駐車場 約2000台無料

【加賀大観音の周辺マップ】

日本の巨大仏像、大きさランキング5位までをご紹介しました!
続いて6位から10位までのランキング2をご覧ください。

シン・ゴジラが巨大化!その大きさに匹敵の日本の巨大仏像ランキング2巨大仏像ランキング1では、1位から5位までをご紹介させていただきました。 こちらでは、巨大仏像ランキング2として6位から10位までをご...
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【首大仏】和歌山・無量光寺!ユーモアな顔でも受験生に人気の仏様 https://kaiun.website/archives/1075 Tue, 28 Jun 2016 08:51:24 +0000 http://kaiun.website/?p=1075

和歌山県和歌山市「寺町通り」の無量光寺境内に、首から上だけの願いなら何でも叶うと言われる首大仏様が鎮座しています。
ここ「寺町通り」には、多くの寺院が立ち並んでいますが、中でも無量光寺の「首大仏」様が有名です。

2代目となる「無量光寺の首大仏(むりょうこうじのおぼとけ)」は、約3mの首から頭部のみの大仏で盧舎那仏の銅像です。

首から上の大仏ですので、受験に関する合格や頭痛持ち・首や頭の病気などの病気平癒にもご利益があるため、沢山の人がお願いに訪れている人気の寺院です。

無量光寺の首大仏様は全身の座像なら約13mと鎌倉大仏よりも高い

和歌山・無量光寺・首大仏様

元々は、江戸時代に大福寺に建立された丈六佛(じょうろくぶつ)で、初代は高さ約5mの坐像でしたが天保6年(1835年)に火災で焼失後、2代目として初代の青銅を使って天保11年7月24日(1840年)に同寺に再興されました。

しかし、2代目の大仏さまは全身像ではなく約3mの首から頭部だけの大仏さまでした。

首から上だけの理由として、全身の仏像を製作する予定であったが、途中(首まで)で地震に遭いお寺側が費用を捻出することが困難になったためのようです。

もし、全身の座像が出来ていれば像高は約13mとなり、鎌倉大仏の11.39m(台座無)よりも高い大仏となります。
また、この首大仏のモデルになっているのが鎌倉大仏であるというのも興味深い。

鎌倉大仏様とお顔を比べてみると!

By: Ellie


<鎌倉大仏様>
開運スポット・鎌倉大仏上部
確かに似ている?ていうことはないですね。
きりっとした鎌倉大仏様に比べると少々ユーモラスな感はありますが、これも首大仏様の特徴でしょう。

和歌山県・無量光寺境内・首大仏

元々は大福寺にあった首大仏

「無量光寺」は浄土宗のお寺で、阿弥陀如来が本尊です。
文政12年(1829年)に、紀州藩10代藩主徳川治宝が日高郡出身の大行者徳本上人の功徳を讃えて建立された。
和歌山西国三十三箇所の八番目の礼所でもあり、明治19年に本堂は焼失、現在の本堂は傳法院から移築されたもの。

元々、大福寺にあった首だけの大仏が現在「無量光寺」にあるのは、安政元年(1854年)に発生した安政大地震によって大福寺が倒壊し維持することができなくなり、明治41年(1908年)廃寺に至ったため、首大仏様を本山である「無量光寺」に移されたためです。

無量光寺の首大仏様を動画で見てみましょう!

無量光寺「首大仏」の詳細情報

【無量光寺】

〒640-8137 和歌山県和歌山市吹上5-1-35
TEL:073-423-5738

拝観時間: 7時~16時30分(無休)
拝観料:無料

【アクセス】
マイカー:阪和自動車道和歌山ICを降りて約11分(駐車場20台無料)
列車:JR和歌山駅下車和歌山バス紀三井寺行15分

【お宿情報】:>>無量光寺「首大仏」の周辺宿はこちら【楽天たびノート】

<無量光寺の首大仏周辺マップ>

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日本一ユニークな愛知県の布袋の大仏!個人が独学で作った住居一体型 https://kaiun.website/archives/1079 Mon, 27 Jun 2016 12:53:54 +0000 http://kaiun.website/?p=1079 布袋の大仏様はユニークな顔をした住居一体型 布袋の大仏

何ともユニークな顔した大仏が、愛知県江南市にある「布袋の大仏」です。

「布袋の大仏」と言いますが、正確には布袋町でなく木賀町にあります。

大仏は、個人が造建した高さは18mのコンクリート製で、個人の所有としては日本最大級の仏像で、大きさとしては、奈良の大仏より約3m、鎌倉大仏より約5m程高い。

「布袋の大仏」は顔や桃を持っている姿もユニークですが、像立した理由や像内もユニークです。

このユニークな布袋の大仏は個人が像立!では何故?

この大仏は、個人が像立しています。
では何故、個人がこの大仏を作ったのでしょうか?

大仏を像立したのは鍼灸師を営む前田さんと言う当時43歳の方で、夢の中で大仏を建てるよう神の思し召しがあり、独学・独力で5年をかけて1954年に完成させたそうです。

そして、この大仏の最もユニークな所は、建物が増設されているところです。
大仏の裏側には、大佛治療院を併設し営業される大仏・建物一体型の大仏様なのです。

布袋の大仏の裏には治療院の建物が!

出典:http://www.another-tokyo.com

 

建てられた当時は、田んぼや畑が続く場所でしたが、現在は周辺に家が立ち並び頭だけ見える風景は一見異様な感じもする。

家の屋根に乗っている様な布袋の大仏の首

出典:http://jikomannte.exblog.jp/

 

それがまた珍しく、マスコミみにも取り上げられることが多く、物珍しさに見物客も多いようです。

電車の先頭車両に乗っているような布袋の大仏の首

出典:http://nonbee.at.webry.info/

 

ユニークで珍しい「布袋の大仏」様ですが、近隣の皆さんには愛されているようです。

布袋の大仏様を動画で見てみましょう!

「布袋大仏」の詳細情報

【布袋大仏】
住所:愛知県江南市木賀町大門135

【アクセス】
名鉄犬山線の布袋駅で下車し、線路沿いに北へ約500m(徒歩15分程度)

【お宿情報】:>>布袋大仏の周辺宿はこちら【楽天たびノート】

<布袋大仏と周辺マップ>

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世界最大の釈迦涅槃像!福岡・南蔵院は金運が叶う最強パワースポット https://kaiun.website/archives/1077 Sat, 25 Jun 2016 08:26:11 +0000 http://kaiun.website/?p=1077  

南蔵院の釈迦涅槃像頭側

日本には、ブロンズ製で世界一の高さを誇る「牛久大仏」がありますが、同じブロンズ製で世界一の仏像がもう一つあります。

それが、福岡県篠栗町の「南蔵院」にある横たわる仏像タイプの涅槃像です。

涅槃仏(ねはんぶつ)とは、お釈迦様が煩悩のない境地に入っている様子を仏像としてあらわしたもので、世界ではタイの寺院に多く見られ、有名なものにはワット・ポー寺院の涅槃像(全長46m)やワット・ローカヤスター寺院の涅槃像(全長は57.7m)があります。

お釈迦様の足の裏には、仏足と言って宇宙観を現す不思議な文様があるのも特徴です。

<ワット・ポーの涅槃仏>ワット・ポー涅槃像

世界最大の涅槃像や南蔵院が何故、金運が叶う最強パワースポットなのかをご紹介していきます。

☆南蔵院の釈迦涅槃像☆ブロンズ製では世界一巨大な涅槃像

出典:http://turu3.x0.com/nanzouin

ブロンズ製では、世界最大を誇る「釈迦涅槃像」が福岡県糟屋郡篠栗町の「南蔵院」にあります。
ミャンマーより贈られた、お釈迦様、阿難様、目連様の三尊者の仏舎利を祀るために、平成7年に像立されました。

全長41m、高さ11m、重さ300トンもある巨大な涅槃像で、全身写真を撮ろうとすればかなり下がらなくてはならず、その大きさに圧倒され見る者を感動させます。

五色の布は五色の光を表す開運の布

下写真でもお分かりのように、涅槃像の左手には5色の布が伸びています。
この大きさですから、紐のようですが正面参拝所まで続いています。

五色とは、五色(ごしき)の光」を表し、お釈迦様が悟りを開かれた時に出た光だと言われます。
この布は、お釈迦様との繋がりを示しますので、参拝はこの布を持って行うことで開運が訪れます。

<下側からの釈迦涅槃像>出典:http://www.itamiwake.com

仏足を触れば身体健康や諸願の開運が訪れる

仏足は文字通りお釈迦様の足で、お釈迦様が亡くなられた(入滅)後、約500年もの間、仏像が無かったため石にお釈迦様の足跡を残し、これを通して信仰したものを仏足石」と言います。

仏足の紋様には意味があり、お釈迦様の教えと慈悲の心が込められています。

足の真中の大きな太陽のようなものは千輻輪で仏陀の教説を意味し、かかと側の文様は梵王冠で諸仏・緒神の優る梵王の宝冠を示しています。

このように仏足はお釈迦様と同様なので、足を触ることで身体健康や諸願の開運が叶うとされています。

出典:http://www.flickr.com

 

仏足の紋様

南蔵院は金運のパワースポット!大黒天様のお札で宝くじ1等当選

また、「釈迦涅槃像」が有る「南蔵院」は、御利益をもたらす金運のパワースポットとしても広く知られています。

何故、金運アップのパワースポットと呼ばれようになったのでしょうか?

南蔵院の林住職が買った宝くじが、一等の前後賞である1億3千万円が当選してしまったのです。

奇跡的に、一回は当たることがあるかも知れませんが、この住職さんナンバーズやロトなども合わせて数十回も当たっているといいます。

ちなみに、1億3千万円が当選した宝くじには、「大黒天様のお札」を巻き一緒におかれていたと言う事もあり、南蔵院では「出世大黒天のお札(一枚500円)」が良く売れているとか。

金運を多くの人に!大黒堂建立

大黒天様のお札のおかげで宝くじが当たったという事もあり、住職は金運を全ての人に分けてあげたいと大黒天様を祀る「大黒堂」が造建されました。

<大黒堂>

出典:http://blogs.yahoo.co.jp/lingmu9216

 

釈迦涅槃像の胎内参拝

釈迦涅槃像は、胎内を参拝(料金500円)することもできます。

受付で木札と黄色の紙をもらい、木札には願い事を書き途中の部屋で納め、黄色の紙は胎内出口で係り者に渡せば、書いた願い事が叶うと言われています。

また、この中でしか手に入られない「黄金仏足御守」という金運アップを叶えてくれらしい、ゴールドの御守りを1,000円で購入することができます。

「黄金仏足御守」は、お財布に入れて持ち歩くのが良いようです。

 

<黄金仏足御守>釈迦涅槃像胎内・黄金仏足御守

南蔵院は弘法大師も訪れた八十八箇所第一番札所

出典:http://www.itamiwake.com/

「南蔵院」は篠栗四国霊場の総本寺で、空海(弘法大師)を拝する八十八箇所第一番札所でもあります。

篠栗四国八十八箇所の起源

慈忍という人物がこの地を訪れた天保六年に始まる。

四国八十八箇所の開祖たる弘法大師も訪れたと伝わるこの村の者達の困窮を垣間見た慈忍は、その救済を目論みこの地にとどまり弘法大師の名において祈願を続け、やがて村に安寧をもたらした。

このことを弘法大師の利益(りやく)であるとした慈忍は、村の者達に四国のそれを模した88か所の霊場の造成を提案。呼応した村人達の手によって徐々に石仏がつくられはじめ、慈忍が没したのちにおいて、その志を継ぐ村の篤志家達の尽力によって88に達する霊場群が完成、それが今にある篠栗霊場の起源。(byウィキペディア)

明治19年の廃仏毀釈により霊場の存続が危なくなったが、地元の熱心な声もあり、高野山から南蔵院を招くことで明治32年に存続が決まり移転、今では、日本三大新四国霊場のひとつに数えら程です。

開運・金運のご利益なら鳥取県「金持神社」絵馬には沢山の感謝の言葉! だいたいの人が、多少なりとも金運を上げたいと願うものですが、日本の神社の中で最もその願いがかなうとされるのが「金持神社」です。 ...
秩父「聖神社」金運のパワースポット! 宝くじ高額当選者の声がずらり 「聖神社(ひじりじんじゃ)」は、埼玉県秩父市黒谷の和銅山山麓に鎮座し、和同開珎のモニュメントが拝殿横に置かれたユニークな神社です。 ...

「南蔵院」周辺と釈迦涅槃像を動画で見てみましょう!

南蔵院「釈迦涅槃像」の詳細情報

【南蔵院】
住所: 〒811-2405 福岡県糟屋郡 篠栗町篠栗1035
TEL:092-947-7195
FAX:092-947-5725

【利用可能時間】
年中無休

【参拝料金】
南蔵院境内参拝は無料
(涅槃像胎内参拝500円9:00~17:00)

【アクセス】
マイカー:
九州道福岡ICを降りて国道201号線経由10kmで約15分(無料駐車場あり)
JR列車:JR博多駅~JR福北ゆたか線(篠栗線)城戸南蔵院前駅下車徒歩3分
バス:天神バスセンター1番乗り場から八木山急行または31番で城戸バス停下車約45分

【お宿情報】:>>南蔵院拝観の周辺宿はこちら【楽天たびノート】

<南蔵院・釈迦涅槃像周辺マップ>

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