御朱印めぐり|開運に導くおすすめパワースポット最新情報 https://kaiun.website 生まれてから、行動することでおこりえる後天運をより良いものにするため開運(金運・愛情運・仕事運・健康運・人気運) に関する情報をお届けします。 Wed, 30 Aug 2023 05:31:26 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.5 https://kaiun.website/wp-content/uploads/2015/10/cropped-torii2-32x32.jpg 御朱印めぐり|開運に導くおすすめパワースポット最新情報 https://kaiun.website 32 32 秩父「聖神社」金運のパワースポット! 宝くじ高額当選者の声がずらり https://kaiun.website/archives/2602 Sun, 11 Jun 2017 01:47:43 +0000 http://kaiun.website/?p=2602

「聖神社(ひじりじんじゃ)」は、埼玉県秩父市黒谷の和銅山山麓に鎮座し、和同開珎のモニュメントが拝殿横に置かれたユニークな神社です。

日本初の流通通貨の和同開珎(わどうかいちん)発祥の地として有名となり、地元では「銭神様」と呼ばれ、近年ではテレビで取り上げられたこともあり、金運上昇や宝くじ祈願・ビジネス開運を願って多くの人々が訪れるパワースポットとなっています。

ここから約600m(歩いて約15分)程先に、大きな和同開珎のモニュメントのある「和銅露天掘り跡」に行って、持ち金全部を川で洗い、その後に本殿へ参拝するのが良いとされ、スピリチュアルで最大のご利益を得る方法でもあります。

そんな、今人気の金運UPスポット「聖神社」をご紹介致します。

自然銅を主神として祀ったことが「聖神社」の始まり

慶雲5年(708年)に、武蔵国秩父郡から自然銅(ニキアカガネ)が発見され、第43代元明天皇へ献上すると喜んだ天皇は元号を「和銅」と改め、鋳造により日本初の流通通貨「和同開珎」が誕生しました。

そして、この神社の始まりは自然銅の発見を記念して、祝山(はうりやま)に神のよりしろとして神籬(ひもろぎ)を建て自然銅を主神として祀ったことからで、創建は和銅元年の二月十三日です。

また、自然銅の発見地はこの神社の周辺であると伝わっています。

その後、自然銅を神体とし、今の主祭神が合祀されました。

聖神社の五神

「聖神社」の主祭神
金山彦命(カナヤマヒコノミコト)
国常立尊(クニノトコタチノミコト)
大日孁貴尊(オオヒルメノムチノミコト)
神日本磐余彦命(カンヤマトイワレヒコノミコト)
を四柱に元明金命(ゲンメイカガミノノミコト)を合祀した五神
主祭神名 神格 ご利益
金山彦命(カナヤマヒコノミコト) 鉱山・鉱物の神 金運
商売繁盛
国常立尊(クニノトコタチノミコト) 国土形成根源の神 開運招福
国土安泰
大日孁貴尊(オオヒルメノムチノミコト:天照大神) 太陽神 子孫繁栄
国土安泰
神日本磐余彦命(カンヤマトイワレヒコノミコト:神武天皇) 軍神・農業神 開運将来
延命長寿
元明金命(ゲンメイカガミノノミコト:元明天皇) 女性天皇 金運招福
仕事運

「聖神社」のご利益スポット!境内と本殿参拝

「聖神社」の場所と駐車場

「聖神社」は、秩父鉄道の「和銅黒谷駅」を下車後5~6分歩いた所にあります。
車で東京方面からですと国道299号線を秩父方面に進み、上野交差点を右折し国道140号線に入り約15分です。

神社下には約10台ほどの無料駐車場があります。

2つの階段を上がれば境内

境内までは、若干急な階段となっていますが距離はさほどないので苦労はしないと思います。
一段目の階段を上れば鳥居があり、二段目の階段までは平坦な参道になっています。

 

二段目の階段の右手前に手水舎があり、ここでお清めして本殿へ向かいます。

拝殿横の和同開珎のモニュメントが目を引く

二段目の階段を上れば境内となり、そんなに広さはなくこじんまりとしていますが、神社特有の静けさと清い空気感があり赤朱色の拝殿と横に飾られた大きな和同開珎のモニュメントが目を引きます。

「聖神社」の本殿・拝殿は、昭和38年(1963)に秩父市中町の「今宮神社」本殿から移築したもので、旧本殿は本殿左脇に鎮座する「和銅出雲神社」となり大国主命を祀っています。

「聖神社」の聖とは、「この上なく耳聡く口すべらかな」(何を言ってもそのことをよく理解してくれ、人の心に染み入る言葉をかけてくれる神)の意味が込められているようです。

4月13日には、春季例大祭が行われ「黒谷の雨乞ササラ」と呼ばれている獅子舞が、大祭後に奉納されます。

御朱印やお守りの頂き方が特徴的

この神社の特徴的なのは、拝殿に並べられた御朱印やお守り等です。
普通は、社務所で授かる御朱印(300円)やお守りですが、料金箱に初穂料を入れていただくセルフサービス形式となっています。


御朱印帳や絵馬・お守り・開運グッズのほとんどに、黄色やゴールドが使われていて金運を予感させる。

現本殿は「今宮神社」から移築されたもの

「今宮神社」から移築された現本殿は、宝永6~7年(1709~1710)の江戸中期に建立されたもので、一間社流造銅板葺の本殿と入母屋造銅板葺の拝殿からなっており、彫刻に桃山期の遺風を残す。

江戸中期の優れた建物として、昭和40年(1965)に秩父市有形文化財(建造物)となっています。

横から見ると和同開珎のモニュメントは意外と薄い。

「和銅出雲神社」は縁結びのパワースポット!

本殿左側には、旧本殿の「和銅出雲神社」が見えます。

一間社流造銅板葺造りの「和銅出雲神社」は、昭和39年に旧本殿を移築したもので大国主命(おおくにぬしのみこと)が祀られています。

大国主命は、縁結びの神として全国の神社に祀られており、代表的な神社が島根県の「出雲大社」です。
別名が大国さんですから、縁結びの他に商売繁盛や五穀豊穣・子宝・夫婦和合などのご利益が授かるパワースポットでもあります。

あらゆる縁結び万能の地!「出雲大社」初心者のための参拝方法 全国から多くの参拝者が訪れる「出雲大社」は、島根県のやや西よりの出雲市にあり、大きな注連縄が架けられた拝殿やその後ろにある高さ24m...

本殿の金運参拝と共に、縁を結ぶもの全てにご利益がありますので必ずお参りしておきましょう。
金運であれば、より金運縁を上昇させてくれるはずです。

11月3日の「和銅出雲神社」の例祭にも、「黒谷の雨乞ササラ」の獅子舞が奉納されます。

宝くじ・ロトの高額当選者多数!感謝の言葉がズラリ!

本殿左横には、宝くじやナンバーズ・ロトなどで当選した方々が、お礼参りに来た際の感謝の言葉がずらりと並んでいます。

 

目を引くのがサマージャンボの一等2,000万円です!
他にも、ロト6で2回目当選で632,300円や競馬で的中率が上がったなど多数の当選者がでています。

ざっと見て70件ほどはあるでしょうか、これもご利益のおかげなんでしょうね。

足を運んでお願いをすれば、神様も「わざわざ遠い所まで来てくれたからお願いを聞いてやろう」とご利益を授けたのでしょう。

今、金運に恵まれないなぁと思っている人は、参拝に訪れて見る価値があるパワースポットのようです。

御神木に手を触れ開運パワーをあやかる!(境内)

境内には、2本の杉の木が仲の良い夫婦のように寄り添いそびえ立つ御神木があります。

御神木に手を触れパワーをいただきましょう!
金運上昇はもとより、夫婦円満・夫婦和合・子宝などのご利益が授かります。

和銅鉱物館に祀られる「聖神社」の御神宝

「和銅出雲神社」の前側に「和銅鉱物館」があり、ここには自然銅と共に世界の和銅に関連する350点もの鉱石類が展示されています。

また、秩父市内の小学校から出土した和同時代の遺物である「蕨手刀(わらびてのとう):柄頭が蕨の曲がり形に似た刀」も展示されています。

「和銅鉱物館」には、「聖神社」の御神宝として「和同開珎」と創建当時に採掘された13個の和銅石の内、大小2個と鎮座祭に元明天皇より賜った「銅製の蜈蚣(ムカデ)」雌雄一対が祀られています。

蜈蚣は百足と書かれ、文武百官を遣わすところ百足に代えて参列したとの意味が含まれており、銅の採掘穴を百足穴と呼ぶことや、鉱業も長く栄えることでお金も潤うなどに由来するともいわれます。

和銅遺跡にある巨大な和同開珎のモニュメント!

「和銅採掘露天掘跡」へは、「聖神社」の階段を下り左手に向かいます。

途中3ヶ所に指導標があり、目的地までは歩いて約15分程です。

 

指導標とのぼり旗が見えたら、ここを下り「露天掘跡」までは約200mです。

少々急な階段を下って行きます。

緑溢れる森を森林浴と自然の爽やかの空気を味わいつつ、少し歩けば「露天掘跡」が見えてきます。

ここには、和同開珎発祥の証しとして高さ5メートルもある「和同開珎」を模したモニュメントが建てられています。

和同開珎の円は「天」をあらわし、四角が「地」をあらわしていて、人々が集まり仲良く暮らす良い国となるよう記念して造られたそうです。

写真ではわかり難いですが、かなり大きなものです。

モニュメントの横に流れる小川は、銅洗堀(ドウセンボリ)と言われ、ここで持ち金を全部洗って「聖神社」の賽銭にしたり、宝くじやロト・馬券などを購入すると良く当ると言われています。

なので、先にこの「露天掘跡」を訪れ、「聖神社」への参拝が最もご利益をいただける順路となります。

 

通販でも買える開運グッズ

開運グッズは、拝殿で授与できますが通販でも購入可能です。

「聖神社」の開運グッズを取り扱っているのが、神社より1.5km程離れた場所にある栗助本店です。
「栗助」は、秩父の和菓子や洋菓子を作るお土産やさんです。

このお店の代表的なお菓子が栗助で、甘さ控えめの白餡と栗一粒のお饅頭です。

開運グッズは、店舗でも購入できますし通販も行っています。
詳しくは、栗助公式ホームページへ⇒秩父菓子処栗助

 

まとめ

秩父・「聖神社」は、テレビで紹介されてから連日賑わいを見せる金運神社です。
境内はこじんまりとしていますが、拝殿横には70近くもお礼の言葉が並ぶようにご利益は高いようです。

森林浴を浴び自然に触れながら「和銅遺跡」の見学、そして金運上昇を願い「聖神社」の参拝と二つの楽しみ方が出来るスポットです!

ドライブをかねて、ご家族で訪れて見ても良いと思います。

秩父「聖神社」の詳細情報

【聖神社:和銅遺跡】

所在地 <聖神社>〒368-0001
埼玉県秩父市黒谷2191
TEL : 0494-23-5631 (秩父市和銅保勝会)
<和銅遺跡>〒368-0001
埼玉県秩父市黒谷1918
0494-23-5631 (秩父市和銅保勝会)
公式ホームページ⇒http://www.wadoh.co.jp/wado1300/index.htm
参拝時間 参拝は時間自由
アクセス

電車:JR東京駅(上越新幹線or高崎線)~熊谷駅乗換
秩父鉄道(三峰口行)~和銅黒谷駅下車~徒歩約5分

マイカー:東京方面から(関越自動車道)~花園ICで降り
R140号~途中、皆野寄居有料道路を経由して約30分
駐車場:神社入口10台(無料)他にも有り

お宿情報 >>秩父・聖神社の周辺宿はこちら【楽天旅ノート】
周辺観光地  三峰神社・秩父神社・長瀞渓谷・橋立鍾乳洞・丸神の滝

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【元乃隅稲成神社】CNNが選ぶパワースポット!賽銭箱がリニューアル https://kaiun.website/archives/2255 Tue, 07 Mar 2017 13:02:32 +0000 http://kaiun.website/?p=2255

山口県長門市油谷津黄に、美しくもありまた珍しい「元乃隅稲成神社(もとのすみいなりじんじゃ)」が鎮座します。

「龍宮の潮吹(りゅうぐうのしおふき)」側から始まる参道には、朱色より少し赤い鳥居が100m以上も並び、トンネルをくぐっていくように参拝所の崖の上まで続き、海の青と木々の緑そして鳥居の赤が素晴らしいコントラストとなり、上から見る景観は絶景の一言です。

天・地・海・木の四つの美しい自然に囲まれた「元乃隅稲成神社」は、清々しい空気が心を洗う感動のパワースポットです。

また、この神社の創建は浅く、賽銭箱が鳥居の上にあるという珍しさが受けテレビや雑誌で注目の神社で、土日・祭日ともなると多くの日本人の他、外国人も訪れる人気のスポットなっています。

元乃隅稲成神社は日本で二つだけのいなり神社!

 

「元乃隅稲成神社(もとのすみいなりじんじゃ)」は、2015年にアメリカのCNN発表の「日本の最も美しい場所31選 」に選ばれ、厳島神社(広島)や姫路城(兵庫)・鳥取砂丘(鳥取)などの日本の名だたる国宝や世界遺産と肩を並べる世界でも有名な絶景スポットになっています。

「元乃隅稲成神社」の由来は、ここの網元の枕元に白い狐が出現し、誰のおかげで漁ができるのかを述べ、自分を祀ることをお告げになられたため、島根県津和野町の「太鼓谷稲成神社(たいこだにいなりじんじゃ)」から分霊された神社だそうです。

稲成の「成」はお願い事がよく叶うという意味がある!

ここで注目したいのは、稲荷神社ではなく稲成神社であるということです。

稲荷神社や稲荷社は、稲荷神を祀る神社で全国に4万社もあり、総本社が京都伏見区の「伏見稲荷大社」ですが、「稲成」と書き「いなり」と読む稲成神社は島根県津和野町の「太鼓谷稲成神社」と「元乃隅稲成神社」の二つの神社だけなのです。

漢字が違うのは、稲成の「成」には願望成就・大願成就などお願い事がよく叶うという意味が込められているようです。

第一の大鳥居をくぐれば一二三の鳥居がトンネルへと変わる

第一大鳥居をくぐれば、やや小さめの真っ赤な鳥居123基が展望台へと続き、なだらかな参道も頂上に近づくにつれて急斜面は階段へと変わります。

鳥居の中は、隙間があるもののトンネルのようで、幻想的な雰囲気をかもしだす。
鳥居は、昭和62年から10年間かけて奉納されたもので、参道の幅は二人が並んで歩く程度の広さ。

参道に建てられる鳥居の数は123本が最大で、そのため一二三の鳥居と呼びます。
参道上部からみる、赤と緑と青のコントラストが美しい!

展望台間近は、斜面が急な階段になっています。

神社がある展望台まではこの高さ、海側から見ればもっと高く見え、断崖岸壁にそびえている感じがする。

こじんまりですがご利益が高い白狐の大神様を祀る拝殿と本殿

赤の鳥居の参道を昇りきったところに、鳥居とこじんまりとした「元乃隅稲成神社」の拝殿・本殿があります。

小さな拝殿ながらも、商売繁盛・大漁・海上安全・良縁・子宝・開運厄除・福徳円満・交通安全・学業成就・願望成就と稲成神社ならではの多くのご利益がいただけ、お礼参りも多いパワースポットです。

知名度もどんどん上がり、平成26年には3万人程の観光地であったのが、平成28年度は8月までには30万人を越えるほど今大ブームが起きている神社となっています。

お告げにより、島根県津和野町の「太鼓谷稲成神社」の分霊を祀る。

全国から注目の入らないお賽銭鳥居

裏側の参道には、高さ5mの鳥居の中央にはお賽銭箱があり、入れば願いが叶う言われていますが、入れるのは一苦労。
お賽銭箱はこの高さですから、何度も何度もトライしてようやく成功、その結果のご利益なのでしょう。

お賽銭箱には、可愛い子供の白いキツネがモチーフになって左右に施されています。

このお賽銭鳥居が有名になり、「ナニコレ珍百景」や「志村&所の戦うお正月」など多くのテレビ番組に取り上げられ全国で知られる神社となっています。

日本一の入らないお賽銭箱がリニューアルで更に高さ1mUP!

2016年11月1日に、あの日本一入らないお賽銭箱の鳥居がリニューアルして、今までの裏参道の場所から一つ上の場所に移設されました。

今までの場所は駐車場の近く、入らなかったお賽銭を取りに車と接触の恐れがあるため、祭主が移設を決意・完成しました。

By: gtknj

鳥居の高さは1mUPされ6mに、そして賽銭箱も白狐のモチーフもリニューアルされ5mの高さに取り付けられため、これまで以上に入れにくい賽銭箱となりました。

元乃隅稲成神社の御朱印は可愛い白キツネ

「元乃隅稲成神社」は、現在五色の白キツネの御朱印があります。
上左から、緑・黒・金色・左下から赤・青です。

可愛い御朱印ですので、五色全て揃えたいですね。

津黄の地はこれだけじゃない!見所はもう一つ「竜宮の潮吹」

「元乃隅稲成神社」と隣接して、津黄は「龍宮の潮吹(りゅうぐうのしおふき)」としても有名な場所です。

竜宮とは、宇津賀半島北端の海蝕地形の総称で、この一帯は、第4紀洪積世の玄武岩からなり、玄武岩の横臥の奥に竜宮があると伝えられています。

潮吹とは、打ち寄せる波が絶壁下海面近くの、わずか縦1m幅20cmの穴に突入し、置くの空洞に圧縮された空気が海水を激しく外に出そうとして、上方に海水を噴出させる現象をいいます。

秋から冬にかけて、波が高く北よりの風が吹くときが、最も潮が吹くときで最大30mも吹き上げ、まるで龍が天に昇る姿に見えるといいます。

龍宮の潮吹場所を近くで見るとこんな感じです(赤丸に潮が吹いている)。
運が良ければ、このような光景が見れるかも知れません。

昔、潮吹現象は龍神のなせる業として、干ばつの際に雨乞いの儀式が行われていたそうです。

By: gtknj

岸壁の隙間から潮が吹く光景は、太陽の光を浴び、銀色に輝く砂が舞っているようにも見えます。

「元乃隅稲成神社」が良くわかる長門人の動画

まとめ

「元乃隅稲成神社」は、今では年間40万人を越える参拝者が訪れる神社になっていますが、元は日本一入らない賽銭箱がブームの火付け役となった。

しかし、これだけで参拝者がこれほど訪れるわけはなく、実際は本州最西北端に位置し空や海・樹木など自然の美しい景色と赤の鳥居がマッチし、絶景のコントラストが人の心を動かした結果のものだと思います。

本殿は小さなものであるが、年々増加する参拝者と共にリニューアルが行われていますので、将来的には大きな本殿が創建されるかも知れません。

「元乃隅稲成神社」は、白狐の大神を祀り多くのご利益をいただけ、豊かな自然から溢れるパワーと清々しい空気の全てが合わさるパワースポットです。

近隣には、テレビや映画のロケ地として有名な角島(つのしま)や夕景が美しい角島大橋などがあるので、一緒に山口県の絶景ポイント巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

「元乃隅稲成神社」の詳細情報

【元乃隅稲成神社】

所在地

〒759-4712
山口県長門市油谷津黄498
ホームページ⇒ななび

参拝時間 日の出から日没まで(夜間の立入禁止)
アクセス

JR:山陰本線「長門古市駅」下車後タクシー利用で約20分
  JR山陰本線「長門市駅」下車後タクシー利用で約40分

マイカー:中国自動車道「美祢IC」を降りて車で約60分
<駐車場>全て無料(第1駐車場 24台・第2駐車場 22台)

お宿情報 >>元乃隅稲成神社の周辺宿はこちら【楽天旅ノート】 
周辺観光地  千畳敷・東後畑棚田・立石観音
青海島・角島大橋 ・長門峡

 

<元乃隅稲成神社の周辺マップ>

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四谷須賀神社の御利益は諸願成就「君の名は」ラストはここへ続く階段 https://kaiun.website/archives/1600 Sat, 29 Oct 2016 09:57:31 +0000 http://kaiun.website/?p=1600 「君の名は」涙する感動のラストシーンは四ツ谷・須賀神社へ続く階段。

「君の名は」のラストで、互いに探していた瀧と三葉が住宅街の上と下の階段ですれ違い、捜し求めた相手だとわかって涙し同時に名前を尋ねた場所が、実際では東京都新宿区須賀町に鎮座する「四谷・須賀神社」へ続く階段のようです。

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見比べてみると実際の場所とまったく似ていることから、ここの「四谷・須賀神社」で間違いなさそうです。

この場所、この場面は映画内でかなり重要度が高いようで、ポスターや関連グッズにも多く使われており、聖地巡礼の中でも、一番多く訪れている場所ではないかと思われます。

映画を見た人には感動の場所で、これから見る人にはストーリーを想像させる場所となりそうです。

須賀神社へ向かう階段は2つ瀧と三葉は鳥居正面側の階段で再会

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四谷・須賀神社へ向かう階段は2ヶ所あるのですが、瀧と三葉の再会場所は、上の立体マップで見ると黄色の押しピンが刺してある階段です。

 

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こちらが、その階段の全体写真です。
ここを上がって右に行けば、須賀神社の鳥居が見えます。

 

階段下を少し行った十字路付近。

 

そして、立体マップに青色の押しピンが刺さっているのがこちらの階段です。
ここの階段は、須賀神社へ鳥居の横から向かうかたちになります。

聖地巡礼!四ツ谷駅から須賀神社まで(動画)

さて、「君の名は」で聖地となったこの階段、またこの先にある「四谷・須賀神社」とはどういう神社なのか詳しくご紹介していきます。

 

須賀神社は四谷十八ヶ町の鎮守様!天王様と呼ばれる二柱の主祭神

出典:http://mymymemomemo.blogspot.jp/出典:http://mymymemomemo.blogspot.jp/

 

「四谷・須賀神社」は、東京都新宿区須賀町の四谷界隈の高台に江戸初期より鎮座する神社で、四谷十八ヶ町の総鎮守様です。

四谷十八ヵ町とは、須賀町・四谷一丁目・四谷二丁目・四谷三丁目・四谷四丁目・三栄町・本塩町・坂町・片町・愛住町・荒木町・舟町・若葉一丁目・若葉二丁目・若葉三丁目・左門町・南元町・信濃町の事です。

もともとは稲荷神社で一ツ木村の鎮守(今も赤坂)でしたが、1637年(寛永14年)に大名主馬込勘由が幕府の命の功績により現在の四谷一帯を拝領したのをきっかけに、1643年(寛永20年)の日本橋大伝馬町の守護神として、神田明神摂社に祀ってあった牛頭(ゴズ)天王(須佐之男命と習合)を四谷に合祀し御両社を祀るようになりました。

江戸時代は、「四谷牛頭天王社」「稲荷天王」などと呼ばれ親しまれていましたが、1868年(明治元年)神仏分離により社号をを須賀神社と改められた、旧社格は郷社。

須賀の名前はスサノオノミコトがヤマタノオロチ退治の故事より

インドの祇園精舎の守護神である牛頭天王(ゴズテンノウ)は、須佐之男命(スサノウノミコト)と同一視されており、明治までは須佐之男命を祀る神社を牛頭天王社と呼ばれていました。

須賀の名称は、須佐之男命(スサノオノミコト)が出雲の国で八俣の大蛇(ヤマタノオロチ)を討ち払い「吾れ此の地に来たりて心須賀、須賀し」と宣り給いて、宮居を占め給いし故事 に基づき名付られました。

http://www.kotohogi-gift.com/http://www.kotohogi-gift.com/

この時、足名椎命と手名椎命夫婦の末娘の櫛名田比売(くしなだひめ)が、八俣の大蛇に食べられるのを結婚を条件に救った事で、二人は一緒になり出雲の根之堅洲国(現・島根県安来市)の須賀の地(須我神社)で暮らしたとされます。

須賀神社の御社殿は豪華で優雅!多くの御祭神に多くのご利益あり

<社殿>

出典:http://tokusatsuherotoy.jp/出典:http://tokusatsuherotoy.jp/

戦前の1819年(文政2年)に造営された御社殿は、終戦前の1945年(昭和20年)5月24日に東京大空襲によって焼失。

かろうじて免れたのが御本殿と御内陣・摂社の天白稲荷社ですが、後生まで保存できるものではなく、大修復の末、1989年(平成元年)にコンクリート製とし落成となりました。

太陽の光に反射してキラキラした輝きを見せる青緑の屋根と金色をふんだんに使った御社殿は、豪華で美しい!
また、夜見てもライトが金色をより輝かせ、優雅さを感じさせます。

 

四谷須賀神社の主祭神は二神であらゆるご利益が叶う

四谷・須賀神社の御祭神
主祭神 須賀大神 須佐之男命(すさのおのみこと)
  稲荷大神 宇迦能御魂命(うかのみたまのみこと)
相殿   櫛稲田姫命(くしなだひめのみこと)
  右御子五男神 天忍穂耳命・天穂日命・天津彦根命・熊野樟日命・活津彦根命
  左御子三女神 多紀理姫命・市杵島姫命・多岐都姫命
合殿 大鳥神社 祭神:日本武命(やまとたけるのみこと)・天日鷲大神・大鳥連祖大神
末社 大国社 祭神:大国主命(おおくにぬしのみこと)

 

祭神 四谷・須賀神社のご利益
須賀大神(暦神) 暦神・諸願成就・土木建築・悪霊退散・諸難・疫病除けの神
稲荷大神 五穀豊穣・開運招福・商売繁盛の神


★須佐之男命(すさのおのみこと)と櫛名田比売(くしなだひめ)が仲良く暮らした事から、二人の祭られる神社は良縁・縁結び・結婚のご利益をいただけます。

須賀神社の境内

境内は比較的コンパクトで、都内ありながらも高台という位置と樹木に囲まれているためか、清々しい空気が流れており、気分お心も落ち着きます。

そして須賀神社の特徴は、多くの祭神が祀られているためご利益も多いパワースポットです。

<境内の天白稲荷神社>

摂社の天白稲荷神社には、祭神に倉稲魂大命、相殿に天照大神・応神天皇・神功皇后・大山祇神・猿田彦神・大物主神等の17柱の神が祀られています。


<神楽殿>

例大祭の土・日には神楽殿で奉納神楽等を終日行われます。

<祖霊社>


祖先崇拝の精神を忘れず感謝の誠を捧げ、日々御神明への御奉仕が行われれる祖霊社。

 

例大祭は神楽・神輿・露店並ぶ大人気の恒例イベント

毎年、6月初めの金曜日から月曜日迄行われる、四谷18ヶ町が参加する「須賀神社恒例大祭」は、四谷周辺の人ならず遠方からも足を運ぶ大人気の恒例イベントです。

例祭は、【宵宮 (前夜祭)】・【例大祭々典・境内露店出店】・【本社神輿渡御・境内露店出店】・【修祭】の四日間に分かれて行われる神社最大のお祭です。

例大祭で、3日目の本社神輿渡御には2年に1度だけ行われる本社神輿の出御があり、大人約100人程が約1.2トンの本社神輿を「四谷担ぎ」と呼ぶ独特の担ぎ方で担いで町内を巡り、見ている方も盛り上がり興奮が抑えきれません。

<本社神輿渡御>

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<神輿・屋根は鳳凰>

http://hanarai.jugem.jp/?eid=724http://hanarai.jugem.jp/?eid=724

神輿の屋根上を見ると天王社の氏子地域では神輿の屋根を鳳凰とし、稲荷神社の氏子地域では擬宝珠に変えて担ぎます。

<神輿・屋根は擬宝珠>

http://rekishi-roman.jp/page-12-3-1.htmlhttp://rekishi-roman.jp/page-12-3-1.html

<神楽殿・御神楽の奉納>

 

大鳥神社大祭の四谷酉の市は「開運熊手守」購入で宝くじが引ける

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毎年、11月の酉の日には大鳥神社(須賀神社)で「四谷酉の市」がおこなわれます。
2016年の日程だと「一の酉」は11月11日(金)で、「二の酉」は11月23日(水)です。

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酉の市の日には、階段に提灯やのぼり旗も飾られお祭一色です。

 

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本殿前にも提灯やのぼり旗が飾られ、その横では巫女さんから「開運熊手守」や「お守り」を購入できます。

http://jgweb.jp/6158http://jgweb.jp/6158

こちらの巫女さんが持っている「開運熊手守(かいうんくまでまもり)」は、須賀神社限定の手作り品です。
「開運熊手守」は、古くから熊手で福をかっこむと伝われており、開運・商売繁盛のお守り。

「開運熊手守」一体800円で、一体購入ごとに一回宝くじを引くことが出来ます。
かなり、高額品の商品が用意されているとか!

 

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これは可愛い手招き猫!商売繁盛・福来たる!

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地元、四谷の老舗和菓子屋「坂本屋」の「切山椒」は、職人の技で作られる上新粉に山椒の粉と砂糖を加え、拍子木型に切った餅菓子で須賀神社の酉の市の名物で、山椒の香りが厄をはらう縁起物の一品です。

須佐之男命を主祭神とする全国の神社

牛頭天王(須佐之男命)祭神とする須賀名の神社は、全国に数多く存在し、「須我」「清」「素鵞」などの名称の神社も祭神は同じです。

須賀神社は、八坂神社・祇園神社・八雲神社などと同様に祇園信仰の神社で、東京都には他にも同名の神社が台東区や杉並区に鎮座します。

東京都内その他の須賀神社

<杉並区 成宗須賀神社>

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御祭神は、素盞嗚尊(スサノヲノミコト)で、社名の成宗須賀神社(なりむねすがじんじゃ)は出雲の須賀社にちなんでいる。
南阿佐ヶ谷駅から南西へ徒歩約5分距離にあり、写真の社殿は1958年(昭和33年)に新築されたもの。

<台東区 須賀神社>

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明治元年施行の神仏習合を禁止する神仏分離令で、宝現院大円寺から分離して、須賀神社と社名を変更。
震災や空襲により、社殿は被災したため1961年(昭和36年)にコンクリート造りで再建された。

御祭神は素盞嗚尊(スサノヲノミコト)家運隆昌、疫病退散などのご利益があり、JR総武線・都営浅草線「浅草橋駅」から徒歩約5分程の場所に鎮座します。

須佐之男命が主祭神の全国有名神社

須佐之男命を主祭神とする神社で有名なのは、櫛名田比売(くしなだひめ)と安住の地として暮らした山陰の島根県で、八重垣神社(島根県松江市)・須佐神社(島根県出雲市)があり、他に八坂神社(京都府京都市)や熊野本宮大社(和歌山県田辺市)がなどがあります。

<島根県八重垣神社>

素戔嗚尊(スサノヲノミコト)と稲田姫命(イナタヒメノミコト)は結婚し、縁結びの道を開いた神でもある。
ご利益は、「縁結び」「夫婦和合」「子宝」「安産」「厄難除」。

<京都八坂神社>

 

御本殿十三座の内、中御座に素戔嗚尊(スサノヲノミコト)東御座に櫛稲田姫命(クシイナタヒメノミコト)が鎮座する。
御利益は、「良縁成就」「家内安全」「病気平癒」「商売繁昌」「開運成就」「試験合格」など。

「須賀神社例大祭」担ぐ人見てる人も大興奮の本社神輿渡御!(動画)

 

「君の名は」の聖地・須賀神社へ続く階段で思うこと

「君の名は」の聖地巡礼で、須賀神社へ続く階段に訪れる人やこの場所のみの写真撮影で帰られる人もいるようですが、ここまで来たら絶対「四ツ谷・須賀神社」の参拝も行って見てはいかがでしょうか。

何故か、新海誠監督がこの階段をラストシーンにしたのは意味があるからではないかと思われます。

須賀神社の御利益は諸願成就(しょがんじょうじゅ)、瀧と三葉の願いを叶えるにはこの神社が必要だったのでは?
諸願成就は、諸々(いろいろな)の願いを叶える事。

そこへ向かう二人の願いは、心の奥にある本当(記憶)を知ること。
そんな願いを叶える神社が、須賀神社ではなかったのか。

私自身は、そう感じています。

四谷・須賀神社の詳細情報

【四谷須賀神社】
所在地:〒160-0018 東京都新宿区須賀町5番地
TEL:03-3351-7023 FAX:03-3326-1544
公式ホームページ⇒四谷・須賀神社

【利用可能時間】
年中無休

【参拝料金】
無料
八方百難除(はっぽうひゃくなんよけ):
年の初めにその一年の間、身に降りかかる災いを神様に守って頂く伝統のお祓い。

ご祈願:午前9時00分~午後4時30分

【アクセス】
マイカー:参拝者用駐車場有り(他近隣にコインパーキング有り)

JR:中央線「四ツ谷駅」より徒歩10分程
JR:総武線「信濃町駅」から徒歩で12分程

地下鉄丸の内線・南北線で「四ツ谷駅」より徒歩10分程
地下鉄丸の内線で「四谷三丁目駅」より徒歩8分程(これが一番近い)

【お宿情報】:>>四ツ谷須賀神社の周辺宿はこちら【楽天たびノート】

【須賀神社周辺のマップ】

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東寺の立体曼荼羅は圧巻!境内は空海の気が満ちたパワースポット https://kaiun.website/archives/1439 Tue, 20 Sep 2016 01:38:12 +0000 http://kaiun.website/?p=1439 東寺京都駅から徒歩約15分の南区九条町に、日本の仏教の原点・古い仏像の宝庫と言われる寺院「東寺」があります。

「東寺」全体はパワーに満ち溢れ場所パワースポットで、境内にある五重塔は現存する木造では日本一高く、京都のシンボルにもなっており京都駅を降りればその姿が見えてきます。

東寺は、「教王護国寺(きょうおうごこくじ)」ともいい、桓武天皇が平安遷都(794年)とともに建立した官立(国立)の寺院です。
823年に嵯峨(さが)天皇より下賜(かし)され、弘法大師「空海」が作り上げた日本で始めての密教寺院で、1994年には世界遺産にも登録されています。

東寺を作り上げた伝説のお坊さん弘法大師空海!密教の伝道者

 

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遣唐使として唐に渡った空海は密教を学び、9世紀の初めに東寺を日本初の密教寺院として活動を始め、日本中に密教を広めて行きました。

空海は、真言密教を開いた偉大な伝説のお坊さんでありながら、芸術や文学から社会事業などさまざまな分野で活躍され、また庶民にも学問の門を開くため日本で初めての民間教育学校、綜芸種智院(しゅげいしゅちいん)を開設しています。

弘法大師空海と高野山

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弘法大師空海と言えば「高野山」ですが、弘法大師にとって高野山は修行の地いわば聖地。
さとりを求める修行の地であり、そして入寂(亡くなった)の地です。

※「高野山」(和歌山県)
約1200年前に、弘法大師空海が開山し修行をした日本仏教の聖地で、現在も瞑想を続けていると伝わる場所。
高野山真言宗 総本山金剛峰寺は「一山境内地」と称し、高野山全体がお寺であることを意味する。

弘法大師空海と東寺

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一方で東寺は、都の民衆のために密教という新しい仏教を発信するための拠点、都の密教の発信基地なのです。

空海(弘法大師)
空海(くうかい)<宝亀5年(774年)~ 承和2年3月21日(835年4月22日>は、平安時代初期の僧。
弘法大師(こうぼうだいし)の諡号(921年、醍醐天皇による)で知られる真言宗の開祖である。讃岐の国、今の香川県に生まれ、俗名(幼名)は佐伯 眞魚(さえき の まお)。
日本天台宗の開祖最澄(伝教大師)と共に、日本仏教の大勢が、今日称される奈良仏教から平安仏教へと、転換していく流れの劈頭に位置し、中国より真言密教をもたらした。能書家としても知られ、嵯峨天皇・橘逸勢と共に三筆のひとりに数えられている。-ウイキペディア-

皇族の信仰が強かった東寺も、鎌倉時代に入ると庶民の信仰も広がり、今では庶民信仰のお寺として愛されていて空海の思いが伝わっています。

東寺境内は空海パワーが充満!見所は盛だくさん

東寺境内の伽藍(ガラン)は、ほとんどが焼失して創建当時のものは残っていませんが、その後に再建され当時と同じ平安京の遺構を残しています。

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南大門から東寺境内に入ると右手に、ひときわ高くそびえる五重塔が目に入ってくる。
そして目の前には、東寺の本堂である堂々とした姿の金堂が見え、あらゆる病から人々を守る本尊の薬師如来像が鎮座する。

他にも、空海が居住していた御影堂(みえいどう)や夜景が綺麗な不二桜など見所満載の境内です。
また、境内に入れば空海の気を感じ、特に御影堂は空海の気が強いパワースポットです。

上にある東寺の境内図で分かるように、全てが無料拝観ではなくオレンジの点線内は有料拝観となります。
講堂・金堂は有料拝観となりますが、金堂の黄金に輝く巨大薬師如来三尊像や講堂の立体曼荼羅は圧巻です!
是非、見てご利益を授かって下さい。

有料拝観料(講堂・金堂・五重塔)
大人500円・高校生400円・中学生以下300円

※五重塔内に入ることは出来ません!近くからの観覧です。

東大門はあかずの門

一般的には南大門から境内に入りますが、東側にも東大門(ひがしだいもん)があります。

この門は、建武3(1336年)に足利尊氏が後醍醐天皇方の新田義貞の軍に攻められ、東大門から境内に逃げ込み門を閉じて以来、不開門(ふかいもん)あかずの門とよばれ、災害などの時以外人の手で開けられたことがありません。

しかし、2010年の4月に解体修理を行うため、670年ぶりに開門された事が大きな話題となりました。

http://www.shikoku-np.co.jp/http://www.shikoku-np.co.jp/

 

弘法大師空海の住居だった伝説の御影堂!東寺最強の開運スポット

 

東寺・御影堂(大師堂)入口門

境内の北西に位置する西院とよぶ一角に、弘法大師空海が約10年間住み密教を広めたと伝わる国宝「御影堂(みえいどう)」があります。
「大師堂」ともよばれ、お参りすると空海のパワーを頂け運が開ける特別な開運パワースポットです。

年間500万人以上の参拝者が訪れる、庶民信仰の拠点でもあります。

朝6時に、弘法大師空海が住まわれていた時と同じように、「生身供(しょうじんく)」という法要が行われます。
生身供は、御影堂の大師像に一の善・二の膳・お茶をお供えする40分程の法要で、空海が唐より持ち帰った仏舎利を頭と両手に授かります。

男女・年齢問わず、どなたでも無料で参拝することが出来ます。

【御影堂・南側の後堂】

http://blog.goo.ne.jp/mrslim2/e/406f1c5c9b3e6bd1c375922c8ab54660http://blog.goo.ne.jp/mrslim2/e/406f1c5c9b3e6bd1c375922c8ab54660

御影堂の南側の後堂には、空海の念持仏である国宝の「不動明王座像」が安置されています。

【御影堂・北側の礼堂】
東寺・御影堂(大師堂)北側の礼堂の奥には、現存する最古の「弘法大師空海の座像(国宝)」が祀られています。

この木製の弘法大師空海の座像は、運慶(うんけい)の四男の「康勝(こうしょう)」が1233年(天福元年)に、一刀三礼(いっとうさんらい)という手法で心を込めて作成しました。
※一刀三礼(いっとうさんらい)・・・仏像をひと彫りごとに三度の礼拝をする。

毘沙門堂は幸福の神である兜跋毘沙門天像が鎮座する

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御影堂の前に、「毘沙門堂(びしゃもんどう)」という小さなお堂があります。
堂内には、室町時代作の財宝と富貴をつかさどる「兜跋毘沙門天像(とばつびしゃもんてんぞう)」が鎮座します。

七福神の中で、唯一武具を身に着けている神で幸福をもたらす神様です。

東寺の本尊は黄金に輝く巨大な薬師如来!病気平癒のご利益を拝受

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本尊である黄金の巨大な薬師如来三尊像が鎮座するのは、東寺が796年に創建後に最初に建立された「金堂」です。

金堂は、文明18年(1486年)の土一揆で仏像と共に一度焼失しましたが、慶長8年(1603年)に豊臣秀頼の寄進により再建。 
再建と同時に、東寺大仏師の康正(こうしょう)が、本尊の薬師如来坐像(やくしにょらいざぞう)と日光菩薩(にっこうぼさつ)・月光菩薩(がっこうぼさつ)の両脇侍像を復興安置されました。

この三尊像は、木製仏像の中でも最高傑作といわれ重要文化財に指定されています。

【薬師如来三尊像】
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薬師如来坐像の像高は2.88mで、台座と光背を合わせると約10mと巨大の仏像であることがわかる。

金堂に入って薬師如来三尊像を見た瞬間、その輝きの美しさと大きさではっと息をのんでしまいます。

薬師如来は、別名に医王如来ともいわれる医薬兼備の仏様ですので、身体以外に心の病にも病気平癒のご利益があるので是非、拝んでおきたい仏様です。

講堂の空海プロデュース!21体の仏像が並ぶ立体曼荼羅は圧巻!

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金堂の直ぐ北側にあるのが「講堂」で、空海によって天長2年(825年)に着工し承和2年(835年)頃完成しました。
しかし、土一揆により文明18年(1486年)に火災で焼失し、現在の講堂は室町時代の延徳3年(1491年)に再建されたものです。

講堂は、密教を広く庶民に伝えるために建立されました。

講堂での見所は、幅24.5m、奥行6.3mの壇の上に21体の巨大な仏像が配置された世界でも類を見ない「立体曼荼羅」です。
平面に絵がかれた2Dの曼荼羅を実際の仏像を並べて作り上げた、まさに空海が絵がいた仏の世界を3Dで表しています。

21体の内、16体が国宝で5体が重要文化財に指定されています。

曼荼羅とは

密教(仏教)において、仏の世界や悟り世界観を仏像や菩薩・文字などを用いて絵など視覚的・象徴的に表したもの。

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立体曼荼羅とは

しかし空海は、図として画かれた平面の曼荼羅をもっと分かりやすくするために、仏像を並べ立体的に表現したもの、それが立体曼荼羅です。

曼荼羅は2Dで視覚化⇒立体曼荼羅は仏像を並べ3Dで視覚化したもの。

講堂には、1200年前に空海が手がけた立体曼荼羅が、創建当時と変わらない形で現在も東寺に残されています。

立体曼荼羅21体の配置

真中には、宇宙の神・真理である「大日如来」を中心とした五智(ごち)如来、右側に「金剛波羅密多(こんごうはらみった)菩薩」を中心に五大菩薩、左側には「不動明王」を中心に五大明王が配置されている。
※大日如来・・・密教で信仰される宇宙そのものをあらわす仏

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左の須弥壇の真中に「帝釈天半跏像」、右の真中に「梵天坐像」を配し、四方に四天王立像が配置される。
※四天王・・・広目天像(左上)増長天像(左下)多聞天像(右上)持国天像(右下)

 

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講堂内に入れば21体の立体(3D)曼荼羅の迫力に感動

講堂に入れば、目の前に現れる21体の仏像の大きさや美しさに圧倒されます。

講堂内の通路幅は比較的狭く、立体曼荼羅の前には多くの柱があるため全体を人目で見渡すのは難しい。
少しずつ移動しながら仏像の前に立ち、仏像様の姿を下から見上げれば迫力と壮大さに感動します。

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立体曼荼羅は、見る人によってどう感じるかは違ってきます。
ただ仏像が並んでいるだけという人もあれば、心が落ち着き癒されるという人もいるでしょう。

感じ方は人それぞれ、どう感じるかは自分の心しだいです。
自分の素直な心で感じれば、心に何かを感じさせてくれる素晴らしい場所だと思います。

仏像界のイケメンNO.1が帝釈天

仏像ガールが気になる超イケメンの仏像があります。
それが、「帝釈天」です。

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見て分かるように、他の怖い仏像様とは違って人間ぽい男前の仏像様です。
帝釈天こそ仏像界のNO.1の呼び声の高いイケメン仏像様なのです。

東寺の五重塔の高さは約55m!現存する木造塔では日本一

 

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境内の中で、ひときわ高く目を引くのが「五重塔」です。
現存する木造の塔で高さ約55mは、日本一。

東寺のシンボルともいえる五重塔は、空海により天長3年(826年)に講堂の次に着手した建造物ですが、実際に完成に至ったのは空海が入寂された後の9世紀末。

天災などで過去4回焼失しており、現在の五重塔は5代目で寛永21年(1644年)に徳川家光の寄進によるものです。

五重塔の初層内部は、心柱に大日如来が鎮座し、心柱の周囲に4体の如来と8体の菩薩を配置した曼荼羅を形成する弘法大師空海が表現した仏の世界があります。

http://www.my-fav.jp/spot/69441/http://www.my-fav.jp/spot/69441/

 

心柱は最上部まで貫いており、五重塔を支える要となっていて、心柱の下には仏舎利(お釈迦様の骨)が納められています。
空海は、唐から80粒の仏舎利を持ち帰ったとされる。

約2500年前から、仏舎利を持っているものは世界を治め権力を手にすることが出来るいわれおり、後醍醐天皇や足利義満・豊臣秀次などの天下人などがこの仏舎利の奉請(ぶっしゃりのぶじょう)を受けている。
※仏舎利の奉請・・・東寺にお願いし仏舎利を貰い受けること。

<足利義満の自筆仏舎利奉請状>

http://hyakugo.kyoto.jp/contents/detail.php?id=26537http://hyakugo.kyoto.jp/contents/detail.php?id=26537

足利義満直筆(上の写真)の仏舎利奉請状が残っており、鷹永13年9月10日に全部で18粒の仏舎利を東寺から受けています。

新春や京の冬の旅の特別拝観時や春や秋の特別展のある期間以外は、基本的に五重塔の初層内部を見ることは出来ません。外観のみの拝観です。

特別展は、毎年春と秋の2回行われており、この期間に訪れると五重塔の初層内部の拝観ができます。
講堂の立体曼荼羅とは違った、普段見ることのできない密教空間、空海が表現したの曼荼羅を見ることができますのでお勧めです。

五重塔初層特別公開(2016年度)
春期特別公開 4月29日~5月25日
秋期特別公開 10月28日~12月25日

 

拝観料金(金堂・講堂拝観含)
大人800円・高校生700円・中学生以下500円

 

美しさに感動!夜のライトアップ「春の桜」「秋の紅葉」

東寺のもう一つの見所は、春と秋に開催される夜のライトアップです。

春に開催される夜のライトアップは、拝観料金所を入ってすぐの場所、昼間の桜も綺麗で美しいのですが、ライトアップされると金色の輝きを見せる五重塔をバックに、樹齢120年高さ13mの不二桜(八重紅枝垂桜)の共演が幻想的で圧巻の美しさです。

<ライトアップで五重塔をバックに不二桜の美しさが映える>%e6%9d%b1%e5%af%ba%e3%83%bb%e6%94%af%e5%9e%82%e3%82%8c%e6%a1%9c%e3%81%a8%e4%ba%94%e9%87%8d%e5%a1%94

<昼間の不二桜と五重塔>%e6%9d%b1%e5%af%ba%e3%83%bb%e4%ba%94%e9%87%8d%e5%a1%94%e3%81%a8%e3%81%97%e3%81%a0%e3%82%8c%e6%a1%9c

<昼間では見れない金色に輝く五重塔>%e6%9d%b1%e5%af%ba%e3%83%bb%e6%98%a5%e3%81%ae%e5%a4%9c%e6%99%af%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%88%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%97

 

<秋の紅葉と五重塔が美しい夜景ライトアップ>

http://ei88.exblog.jp/25020113/

春には全体がピンク色に染まる夜景が、秋には紅葉のレッド色に染まり季節の移り変わりを様ような色合いで見せてくれます。
美しさは一見の価値あり!おすすめのスポットです。

季節 2016年度(開催期間) 開催時間
夜桜ライトアップ 3月18日(金)~4月17日(日) PM6:30~PM10:00
紅葉ライトアップ 10月28日(金)~12月4日(日) PM6:30~PM9:30

 

東寺・春のライトアップ動画

 

弘法さんで親しまれる東寺の縁日!露店数1000軒・来客数20万に以上

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毎月21日に、東寺境内で開催される「弘法市」

「弘法さん」で親しまれるこの骨董市は、出店の露店数が1000軒以上、来客数が20万人以上も訪れる大縁日です。

弘法大師空海が、835年3月21日に入滅されたこと偲んで行われた法要の「御影供(みえいく)」が始まりで、700年もの歴史があります。

露店の種類は様ようで、洋服や着物などの衣料店や骨董・美術品の店、小物やアクセサリー・雑貨・履物、食器や植木などさまざまお店が並び珍しいものも少なくはありません。
食に関しても充実、たこ焼きや焼きそばなどの屋台も出店されており、食べて・見て・買って一日中楽しめます。

朝5時頃には開店され、16時頃位までお店は続きます。

1月21日の初弘法(はつこうぼう)12月21日の終弘法(しまいこうぼう)の際は、全国各地から来客され特別なにぎわいになります。

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「東寺」の詳細情報

【東寺(正式名:教王護国寺)】
所在地:京都市南区九条町1番地
TEL:075-691-3325 FAX:075-662-0250
公式ホームページ⇒東寺

【休日】
年中無休

東寺開門時間
夏期 3月20火~4月17日 AM5:00~PM5:00
4月18日~9月19日 AM5:00~PM6:00
冬期 9月20日~3月19日 AM5:00~PM5:00

 

【参拝料金】
境内参拝は無料
金堂・講堂の拝観は有料

金堂・講堂・五重塔拝観料金
大人 500円
大学生 500円
高校生 400円
小・中学生 300円

※五重塔内部の初層は特別公開時のみ拝観可能

東寺有料拝観時間
夏期 3月20日~4月17日 AM8:30~PM5:00(受付PM4:30迄)
  4月18日~5月25日 AM8:30~PM6:00(受付PM5:30迄)
  5月26日~9月19日 AM8:30~PM6:00(受付PM5:30迄)
冬期 9月20日~3月19日 AM8:30~PM5:00(受付PM4:30迄)

 

【アクセス】
<マイカー>
名神高速道京都南ICから国道1号線経由し北へ3.5km
東寺境内駐車場50台(2時間600円以降30分毎に300円)
毎月21日の「弘法市」は駐車不可

<電車>
JR京都駅下車徒歩約15分
近鉄東寺駅下車徒歩約10分(近鉄京都線)

お宿情報:>>東寺の周辺宿はこちら【楽天たびノート】

<東寺の周辺マップ>

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牛久大仏の大きさと胎内拝観に感動!御朱印は4種と御朱印帳は3種類 https://kaiun.website/archives/1028 Wed, 22 Jun 2016 12:39:05 +0000 http://kaiun.website/?p=1028

「仏像」とは、仏教を信仰する上で対象となる仏を表した像で、本来は如来像(釈迦・阿弥陀)を指します。

しかし、今の広義には仏教関連の像は総称して「仏像」と呼んでいます。
※仏教関連の像:菩薩像、天部像、明王像など

仏像の中には、日本三大大仏と呼ばれる大きな仏像(大仏)やそれよりもさらに大きな巨大仏が数多く存在します。

日本の三大大仏と呼ばれる大仏たち!見れば感動のパワースポット 感動必至!日本の三大大仏 日本は「仏像の国」と呼ばれるほど、全国に数多くの仏像が存在しています。そんな中でも特に有名なのが、三大大...

 

その中でも、日本最大と呼ばれる仏像があります。

牛久大仏は自由の女神の3倍!神像が心を包む癒しのパワースポット

牛久大仏像・パワースポット
「牛久大仏(うしくだいぶつ)」は、茨城県牛久市にある全高120m(像高100m、台座20m)の日本最大の大仏さまで、正式名は「牛久阿弥陀大佛」です。

牛久浄苑のエリア内に、浄土真宗東本願寺派本山東本願寺によって1992年12月に像建されました。

世界でも3番目に高く、青銅(ブロンズ)製としては世界最大を誇っており、世界一高い「青銅製立像」として1995年にギネスブックに登録されています。

手の大きさだけでも奈良の大仏より大きい!

出典:http://daibutu.net/

 

その大きさは、左手の手の平だけでも18mと巨大で、奈良の大仏(14.98m)もスッポリ入ってしまうほどの大きさです。

また、アメリカの自由の女神像と比較すれば、台座を含めた全高は93mなのですが像高自体は33.86mなので、「牛久大仏」はそれよりも約3倍大きいということになります。

最新のゴジラ映画「シン・ゴジラ」では、118.5mにも巨大化したゴジラになっっていますが、牛久大仏はそれよりもさらに大きいと言う事になります。

出典:http://daibutu.net/

人と比べればその大きさは歴然!


想像すれば、大体その大きさがわかるかと思いますが、実際、真近で見るとその大きさは想像を遥かに越えており、誰もが圧倒され手を差し伸べるお姿に感動すら覚えます。

神仏の大きさの前では、改めて人間の小ささを実感します。
それゆえ、やさしく包んでもらっている感じがして、自然と心を落ち着かせてくれる癒しのパワースポットでもあります。

牛久の地に何故このような巨大な仏像が像立されたのか?

何故、この地にとてつもなく巨大な仏像の「牛久大仏」を作ったのでしょうか?
その始まりは、この地が「親鸞聖人(しんらん)」の聖地であったことによります。

「牛久大仏」の像建者は、「浄土真宗東本願寺派本山東本願寺」で、浄土真宗の宗祖となるのが「親鸞聖人」です。

親鸞聖人と茨城県牛久市との関係

「親鸞聖人」とは

親鸞聖人は2歳~29歳までの20年間、比叡山で厳しい修行を積んでいました。しかし、20年の修行を積んでも様々な苦悩を抱いていました。戦乱で貧しい思いをする民衆、何も出来ない自分…。

そこで、親鸞聖人は山を降り、浄土宗の開祖・法然上人(ほうねんしょうにん)から念仏の教えを学びます。親鸞聖人の話を優しく聞いてくれた法然上人。親鸞聖人は法然上人を信頼する様になり、人を信頼して生きることの大切さを学びます。

そして親鸞聖人は感謝することも大事なことだと深く学びました。とにかく「恩を受けたら返しなさい!」と説き、自らも「感謝」と「信頼」を生き方の基本としました。(by観光いばらき)

「後鳥羽上皇」が敬愛する女官の美人姉妹「松虫姫」と「鈴虫姫」が、念仏法会に参加し尼僧となったことに激怒し、建永2年(1207年)に専修念仏の停止を決定を下し、親鸞は僧籍を剥奪され越後国国府(今の新潟県)へ罪流されました。(安楽寺の悲しき「松虫姫」と「鈴虫姫」ものがたりとして後生にいい伝えられている)

建暦元年(1211年)に赦免の許しがでたものの、生誕の京都に帰ることなくその3年後、常陸国(今の茨城県)で布教活動を行った。

その為、茨城県には親鸞が住んだとされるゆかりの地が多く存在しており、笠間市の西念寺や牛久市も聖地の一つとなっているのです。

「牛久大仏」の大きさは阿弥陀如来のに十二の光明に因んでいる

大きさについては多分、胎内を利用するため大きなものにする必要があったのでしょう。
もう一つは、本山東本願寺のシンボルとなるものにしたかったのではないかと思われます。

120mという高さの設定は、阿弥陀如来の「十二の光明」に因んだ高さだと言います。

「十二の光明」とは

阿弥陀仏の光明(こうみょう)(仏の智慧の徳を示す)の徳を十二種に分かって称讃したもの。また十二光仏ともいい『大経』に述べられている。

1.無量光(むりょうこう)。量はかることのできない光。
2.無辺光。再現のない光。
3.無碍光(むげこう)。なにものにもさえぎられることのない光。
4.無対光。くらべるもののない光。
5.炎王光(えんのうこう)。最高の輝きをもつ光。
6.清浄光(しょうじょうこう)。衆生しゅじょうのむさぼりを除くきよらかな光。
7.歓喜光(かんぎこう)。衆生のいかりを除きよろこびを与える光。
8.智慧光。衆生のまどいを除き智慧を与える光。
9.不断光。常に照らす光。
10.難思光(なんじこう)。おもいはかることができない光。
11.無称光。説きつくすことができず、言葉もおよばない光。
12.超日月光(ちょうにちがっこう)。日月に超えすぐれた光。
(byウイキペディア)

一光明を10mの高さとし、十二の光明で120mとなったようです。

牛久大仏の胎内拝観!5つのフロアーには幻想的な世界が広がる

像建にあたっては、高層ビルと同様な工法で作られ、大仏胎内は5つのフロアーと展望台からなりたっています。

<1F:光の世界>

 

人の煩悩を表す暗闇の世界が再現されています。
色の変わる光る仏像が並んでおり、滝のせせらぎの音と共に、阿弥陀如来様の深い心で一筋の慈悲の光がそそがれます。

<2F:知恩報徳(ちおんほうとく)の世界>

 

ここでは定期的に法話が行われ、牛久大仏に関するパネルや骨格模型などもあります。

<3F:蓮華蔵世界(れんげぞうせかい)>

 

ここには、奉納された胎内仏を永代供養する場所です。
蓮華蔵世界には、約3,400体の胎内仏で囲まれた金色で光輝く極楽浄土の世界です。

<5F:霊鷲山の間 4F:売店>

「牛久大仏」の胸にあたる高さ85m、ビルにすれば27階の霊鷲山の間(展望台エリア)までエレベーターで昇ることができ、展望台からの眺めは天気がよければ60km先の東京スカイツリーや富士山も見えます。

ここには、お釈迦様の遺骨もあり参拝が可能です。

「牛久大仏」の高さから空から眺めて見ましょう!【動画】

牛久大仏の御朱印帳と御朱印

東本願寺牛久大仏のオリジナル御朱印帳(1,400円)は3種類です。

牛久御朱印帳ブルー
牛久大仏御朱印帳
牛久大仏の御朱印帳金色

最後の金色御朱印帳は、平成27年の後半からいただけます。

オリジナル御朱印帳と御朱印は、拝観受付でいただくことが出来ます。

出典:http://blogs.yahoo.co.jp/出典:http://blogs.yahoo.co.jp/

 

「牛久大仏」の詳細情報

【牛久大仏】

所在地: 〒300-1288 茨城県牛久市久野町2083
TEL:029-889-2931
FAX:029-889-2935
牛久大仏公式ホームページ⇒http://daibutu.net/

【利用可能時間】
<年中無休>

  3月~9月 10月~2月
平日 9:30~17:00 9:30~16:30
土・日・祝日 9:30~17:30 9:30~16:30

拝観料金 (胎内含):大人800円・小人400円

【アクセス】 
:常磐自動車道「つくばJCT」から圏央道に入り「阿見東I.C.」から8分
駐車場あり
電車~バス:JR常磐線「牛久駅」より「牛久大仏・牛久浄苑」行きバスで約20~30分

【お宿情報】:>>牛久大仏拝観の周辺宿はこちら【楽天たびノート】


<牛久大仏・牛久浄苑周辺マップ>

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宮島パワースポット!弥山七不思議とロープウェイで頂上散策 https://kaiun.website/archives/739 Thu, 14 Apr 2016 12:59:13 +0000 http://kaiun.website/?p=739

「宮島(安芸の宮島)」に来たら、厳島神社以外にもパワースポットが沢山あります、中でも神が宿っていたとされる弥山山頂。
古来、弥山山頂には神が降臨したと伝えられているだけに、山頂には神の島全体のパワーが集まり、厳(おごそ)かな気分で自然と手を合わせてしまう。

また、平安時代に空海(弘法大師)が弥山を開き、真言密教の修行を行ったともされる。

宮島をこよなく信仰していた初代総理大臣の伊藤博文は、弥山からの眺めを「日本三景の一の真価は頂上の眺めにあり」と絶賛したと言います。

【弥山】弥山展望台から360度パノラマで見渡せる瀬戸内海は絶景!

「弥山(みせん)」は、宮島の中央部に位置する標高約535mの神の島「宮島」の主峰です。

未開拓の自然は「弥山原始林」として、厳島神社とともに平成8年(1996年)世界遺産に指定されています。

頂上の弥山展望台に行くには、歩いて山頂を目指すコースもあるようですが、一般的には厳島神社から約6分程歩いて紅葉谷公園入口バス停まで行き、そこから無料バスに乗って紅葉谷駅バス停(バスで約3分・歩いて約10分)に向かいます。

紅葉谷駅からは、ロープウエイ」に乗り獅子岩駅へ向かいます。

ロープウェイからの眺めは雄大で、まるで空中散歩をしている気分で、風景が360度の大パノラマで展開され絶景。
往復1800円とちょっと高めの運賃ですが、ロープウェイに乗って眼下を見下ろせば、それだけの価値があることに気がつきます。

ロープウェイは、紅葉谷(もみじだに)駅から榧谷駅(かやたに)までは自動循環式ロープウエイで、榧谷駅(かやたに)から獅子岩駅(ししいわ)までは、交走式ロープウエイになります。

ロープウェイの種類

<循環式ロープウエイ>紅葉谷(もみじだに)駅~榧谷駅(かやたに)
少人数乗りで、一定の間隔で順次出発し長い距離を輸送するのに適する。

<交走式ロープウエイ>榧谷駅(かやたに)~獅子岩駅(ししいわ)
一度に多くの乗客を運べ、2台の客車が山頂と山麓を交互に往復し高速運転が可能。

      <写真は循環式ロープウェイ>宮島弥山ロープウエイ

ロープウェイ終着の獅子岩駅で降りて、参道を30分ほど歩くと山頂に到着します。
ただ、参道が岩ゴロゴロの斜面なので30分とはいえ、夏場などは汗だらけにになりますし少々きついです。

途中、山頂付近にさしかかると神々しい巨大な石が表れ、あたかも古代遺跡を思わせる神秘的な風景に出会います。

くぐり岩と言う巨大な岩のトンネルがありますので、両手で岩を支える感じで記念写真を撮れば、あたかもスーパーマンに成ったかのような写真の出来上がりです。

宮島弥山くぐり岩

山頂に着くと、大きな岩に圧倒されます。
大きな岩がゴロゴロと無数にあり、何故、どのようにしてここにあるのかが不思議なくらいです。

仏の聖地と言われるこの場所は、いかにも天上の仏様が置いていったかのような風景で神々しさが感じられます。

岩の上で景色を見ながら休憩されている人も多く、お昼時ならお弁当を広げるのもありです!

宮島弥山頂上

一押しのパワースポット!!

山頂には、絶賛の風景が見れる場所があります。

それが、弥山展望台です。
2014年に、それまでの展望台が改装され綺麗になっています。

弥山展望台

ここから見える風景は、360度の大パノラマで瀬戸内海が一望でき、あまりの美しい景色に感動してしまいます。

また、厳島神社方面を見渡せば、目で見た場合かすかですが厳島神社や大鳥居を眼下に見ることができます。

宮島弥山頂上からの眺め

弥山展望台から望めるのは、管理の方がいる10時~16時までなので行く時間には十分注意が必要です。

トイレの利用はできます。

【厳島神社】ガイドブックに載ってない開運パワースポット15選 宮島は、日本最高の海運の島で、日本に数ある神社の中でも、神々しさを感じる「厳島神社」。 青い海に浮かぶ朱色の大鳥居と背後の社殿、そ...

歩いて山頂を目指す3コース

時間に余裕があり、足腰に自身があるなら自然の景色を味わい史跡を巡りながら歩いて山頂を目指すのも良いですね。

頂上までには「紅葉谷コース」「大聖院コース」「大元コース」の3コースがあります。

紅葉谷コース

「紅葉谷コース」は、紅葉谷公園からスタートし山頂を目指します。

山頂までは約2.5kmで、所要時間は1時間30分から2時間です。

http://www.miyajima-wch.jp/jp/nature/misen01.html

大聖院コース

「大聖院コース」は、大聖院のお寺からスタートします。

山頂までは約3kmで、所要時間は1時間30分から2時間です。

http://www.miyajima-wch.jp/jp/nature/misen02.html

大元コース

「大元コース」は、大元神社からスタートして弥山頂上を目指します。

山頂までは約3.2kmで、所要時間は2時間から2時間30分です。

http://www.miyajima-wch.jp/jp/nature/misen03.html

歩けば貴重なものも見れる!

ロープウェイで登っただけでは見れない、天然記念物の原生林や巨石ポイント・文化財をゆっくり歩きながら見てみたい人にはおすすめです!
二回目で、弥山山頂を目指すなら下から歩くコースを選びたいですね!
できれば、登山用の靴や服装を準備したほうが安全です。

ただし、体力に自信のない方は無理をしないようにしましょう。

今も伝わる弥山の七不思議

http://www.miyajima-wch.jp/jp/nature/misentop.htmlhttp://www.miyajima-wch.jp/jp/nature/misentop.html


昔から宮島・弥山に語り継がれる七不思議
があります。

上記マップでは、赤い押しピンの7箇所の所が七不思議の場所す。

現在は、痕跡は残るものの実際に見ることが出来るのは、「きえずの火」「錫杖の梅」「干満岩」の三つだけとなります。

弥山展望台からの絶景の眺めを堪能したら、ハイキング気分でこの七不思議を散策してみてはいかがでしょうか。

<七不思議1>きえずの火

1200年もの長い間、今も燃え続けている「きえずの火」は弥山中腹の霊火堂にあります。

この火は、空海(弘法大師)が修行の際に灯したと伝えられており、消さないよう僧侶が交代で泊り込んで番をしています。

きえずの火は、恋愛の炎に例えられ、長く愛情が続くように願いが込められ、恋愛成就として若い女性の開運スポットになっており、「恋人の聖地」としても認定されています。

宮島弥山霊火堂

また、この火で沸かしたお湯(霊水)を飲むと万病に効くと伝えられ、健康運アップを願う人にはおすすめのスポットです。(お湯は無料)

ちなみに、広島の平和記念公園の「平和の灯火」の元火にもなっています。

 

宮島の霊火室のお湯

<七不思議2>錫杖の梅(しゃくじょうのうめ)

「錫杖の梅(しゃくじょうのうめ)」の場所は、弥山本堂横で空海(弘法大師)が置いていた錫杖(しゃくじょう)に根がはって、八重の紅梅の木に変わったという伝説があります。

山に悪いことが起きる前は、花が咲かないと言い伝えられています。

http://kingxcat.jugem.jp/?eid=490

 

<七不思議3>時雨桜(しぐれざくら)

天気の良い日でも、花弁や葉から雨の様に露が滴ったと言われる不思議な「時雨桜」

かつては、マップ上の場所にあったことが江戸時代の観光案内書「宮島図絵」に記載されていましたが、今は伐採されており時雨桜を見ることはできません。

伐採されずに花が咲いていたら、こんな感じだっのでしょうか?

http://azukiblog.livedoor.biz/archives/53931578.html

 

ただ、2009年に時雨桜の復活を願うボランティアの方々が、樹齢200年で呼び名も同じ満願寺の桜の苗木を大聖院の境内に植樹しました。

元の場所には、弥山原始林が天然記念物に当たるため、他から持ち込んだ植物の移植は禁止されているので、大聖院境内の植樹となりました。

<七不思議4>干満岩(かんまんいわ)

弥山山頂の弥山展望台から少し降りたところに、「干満岩(かんまんいわ)」と呼ばれる大きな岩があります。

http://blog.livedoor.jp/gin20/archives/2095687.html

巨石には直径約10cm程の穴が開いており、中には塩分を含む水が溜まっていて、穴の水が海の満潮・干潮に合わせて溢れたり引いたりすると言われます。

不思議なのは、標高500m付近であるにも関わらず、岩の中の水の量が変わることです。

いまだ科学的な解明は有りませんので、代々伝わる七不思議の一つとして、このまま後世に受け継がれれば良いのではと思います。

<七不思議5>曼荼羅岩(まんだらいわ)

弥山本堂の裏側を南に少し下がった所に、「曼荼羅岩(まんだらいわ)」があります。

http://blogs.yahoo.co.jp/hirolin_m7/61866257.html

この岩は、畳数十畳分もあり、石面には空海(弘法大師)が「三世諸仏 天照大神宮 正八幡三千七百余神」と書かれたとされ、梵字やイラストも刻まれています。

昔、この岩の上で拓本をとっている人の姿があったとされています。

台風により、曼荼羅岩の周りの原木が倒れ道をふさいだ為、今は立入禁止となっているので行くことができません。

早期に復旧されることを待つばかりです。

<七不思議6>拍子木の音(ひょうしぎのおと)

人気の無い深夜に、宮島ではカチーン、カチーンと拍子木のような音が鳴り響くそうです。

弥山の主の天狗様が集まり、鳴らしているのではないかと伝えられていて、たたりにあうのを恐れ音が鳴っている間はじっと家にこもっていたようです。

<七不思議7>龍燈の杉(りゅうとうのすぎ)

旧正月の元旦の夜から数日間、宮島周辺の海面に浮かぶ不思議な灯りを「龍燈」と言います。
龍燈を見るのに最も良い場所が、弥山頂上の大杉がある所でこの大杉を「龍燈の杉」と呼んでいました。

現在、「龍燈の杉」は枯れてしまい切り株しか見ることができません。

大願寺に眠る7代目の大鳥居から造られた貴重な仏像

現在の大鳥居は、8代目のものですが大願寺にある貴重な仏像は、江戸時代に建っていた7代目の大鳥居のクスの木で作られたもので、7代目の大鳥居が1801年~1850年まで建っていたことを考えると、造られて約160年以上は経っていることになります。

kaiun-宮島大願寺七福神

この仏像は、「恵比寿様」「大黒天様の2つで、7代目の大鳥居から作られたということで大変貴重なものになっています。

仏像の底には、大鳥居で作った証しの「大鳥居古木」の文字が刻まれています。

恵比寿様は商売繁盛、大黒天様は個人の運気を上げる御利益があります。

【大願寺】

kaiun-宮島の大願寺

大願寺は、厳島神社出口から10秒以内にあります。

宗派は、高野山真言宗で、山号は亀居山、亀居山放光院大願寺と呼ばれます。
本尊は、薬師如来と弁財天。

お寺の創建年代等は不詳ですが、平安時代の初期に空海に開かれたとも、鎌倉時代の初期に了海に開かれたとも言われる。

神仏分離令により厳島神社から遷された日本三大弁才天の一つ、「八臂弁才天像」が年に一度6月17日に開帳されます。

豊臣秀吉も拝んでいたとされる、釈迦如来座像や五重塔の本尊だった釈迦三尊像(釈迦如来坐像・文殊菩薩・普賢菩薩)など貴重な仏像が揃ったお寺ですので、沢山の御利益をいただくことが出来ます。

是非、参拝に訪れて見て下さい。

大聖院は真っ暗な通路で身を清める癒しスポット

大聖院の本堂の階段を降りていくと真っ黒な通路になっていて、ここを通ることで自身が清められる「戒壇めぐり」と言うパワースポットです。

http://www.galilei.ne.jp/daisyoin/

 

ここは以外に、観光客にはあまり知られていない開運パワースポットです。

中に入ると真っ暗で何も見えなくなり、手探り状態で出口まで進んでいきます。
暗闇の中、途中そばに行くと明るく光る観音像のパネルが何箇所か現れ、通路まで導いてくれます。

真っ暗闇は死の世界、死ぬことによって今までの罪が帳消しになる。
なので、出口まで来たときには、全ての罪が無くなり綺麗な心になる、美しくなると言います。

暗闇を歩き身を清めるこの「戒壇めぐり」は無料で行えますので、心をリセットしたい方ならおすすめのパワースポットです。

【大聖院】

kaiun-宮島の大聖院

大聖院は宮島桟橋から歩いて20分程の所にあり、宗派は真言宗御室派大本山で山号は多喜山(滝山)、多喜山大聖院水精寺(すいしょうじ)と言います。

本尊十一面観音(観音堂)・波切不動明王(勅願堂)

創建年代等は不詳で、大同元年(806年)に空海が宮島に渡って、弥山の山で修行して開楚したとも言われる。

宮島では、最古の歴史を持った寺院で、平清盛が拝んだとされる観音堂本尊の十一面観世音菩薩が祀られています。

http://www.miyajima-wch.jp/jp/shrines/02.html

宮島・弥山山頂へロープウェイで昇る(動画)

まとめ

宮島は、全長約30kmの小さな島にも関わらず、毎日大勢の人や外国人に溢れ賑わっています。

これだけの人々を魅了するのは、この島が厳島神社を始めとする島全体の14%が世界遺産に登録されている仏閣や史跡・歴史的文化財の宝庫だからでしょう。

宮島に一度足を入れれば、そこは自然と歴史が混在するパワースポット、島全体に仏の聖地弥山の良い気が満ちていることに気ずきます。それだけでもパワーをいただいた感があり、心地良い気持ちにさせてくれます。

一つの島で、これだけ見所満載、御利益満載の島はありません。
神の島宮島に、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

帰りは、御利益でお腹いっぱいになるかも知れませんね!

「宮島・弥山」の詳細情報

【宮島・弥山】

〒738-8501 広島県廿日市市下平良一丁目11番1号
電話番号:0829-30-9141
FAX:0829-31-0999
廿日市市 環境産業部 観光課公式ホームページ:http://www.miyajima-wch.jp/

≪ロープウェイ≫
<料金>紅葉谷駅~獅子岩駅間
大人:12才以上(中学生) 往復1,800円 片道1,000円
小人:6才以上12才未満(小学生)  往復900円       片道500円

<営業時間>
12月、1月、2月:9:00~16:30 下り最終17:00
3月、4月、5月、6月、7月、8月、9月、10月:9:00~17:00 下り最終17:30
11月:8:00~17:00 下り最終17:30
ゴールデンウィーク特別運転:8:30~17:30 下り最終18:00
お盆特別運転:8:30~17:30 下り最終18:00

<アクセス>
フェリー:宮島口~宮島桟橋 約10分 運賃/片道大人180円 小人90円
15分間隔で運行しています。

車:宮島口桟橋周辺の駐車場に止めてフェリーへ
宮島口駐車場情報>>こちら
<関西方面から>
広島岩国道路廿日市IC下車、国道2号経由で宮島口フェリー乗り場まで約10分
<九州方面から>
広島岩国道路大野IC下車、国道2号経由で宮島口フェリー乗り場まで約10分

列車: JR広島駅から山陽本線で宮島口駅まで約25分

飛行機:<広島空港から>
リムジンバスで広島駅行きに乗車(約48分)。
JR広島駅から山陽本線下りでJR宮島口駅下車。

お宿情報:>>宮島・弥山の周辺宿はこちら【楽天たびノート】

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【厳島神社】ガイドブックに載ってない開運パワースポット15選 https://kaiun.website/archives/689 Mon, 11 Apr 2016 11:44:54 +0000 http://kaiun.website/?p=689 kaiun-厳島神社大鳥居4
宮島は、日本最高の海運の島で、日本に数ある神社の中でも、神々しさを感じる「厳島神社」
青い海に浮かぶ朱色の大鳥居と背後の社殿、その周りを緑が包む色彩豊かな風景が美しさをよりいっそう引き立てています。

厳島神社は、ユネスコの世界文化遺産に登録されており、全国に約500社ある厳島神社の総本社でもあります。

古来、島自体が神とされ海上に社殿が建てられたのも、御神体を傷つけないという理由からと伝わっています。

昔は、人が住むことを禁止されており、鎌倉時代の後期まで厳島神社に使える人でさえ、宮島に住むことが許されていませんでした。

kaium-宮島

そんな神の島、宮島だけに開運パワースポットが満載です。

ガイドブックには載っていない、穴場の開運スポットをご紹介します。

世界遺産 神の島「宮島・厳島神社」パワースポット巡り

<宮島ガイドマップ>http://www.miyajima.or.jp/map/map.html

「宮島」は、広島県の瀬戸内海に浮かぶ人口1,700人、島の周囲は全長約30km・面積は約30.39k㎡(東京ドーム約650個分)の広さの大きな島です。

人々がこの島を魅了するのは何と言っても、島のシンボルである海の上に建てられた、他には例のない海上社殿の厳島神社です。
厳島神社の鎮座は、1400年もの前593年の推古天皇の時代で、現在の厳島神社が海の上に建てられたのは、平安時代後期で崇敬する平清盛が造営。

島の正式名称は「厳島」ですが、「お宮がある島」と言うことで「宮島」と呼ばれるようになりました。(神社=お宮)

宮島は神の島であるため柱を立てることが出来ません、そのため神殿は海の上に建てられました。

宮島・弥山の観光スポットはこちら

宮島パワースポット!弥山七不思議とロープウェイで頂上散策 「宮島(安芸の宮島)」に来たら、厳島神社以外にもパワースポットが沢山あります、中でも神が宿っていたとされる弥山山頂。 古来、弥山山...

5~6時間で干潮と満潮が繰り返すので、社殿のまったく違った表情を見ることができ、平安時代の貴族の邸宅である「寝殿造り」とよく似ている(寝殿造桧皮葺[しんでんづくりひわだぶき])ため、平安時代にタイムスリップした感覚にもなります。

参拝前に覚えておきたい作法

参拝前に、最大限の御利益をいただくための作法があります。

まずは、神社・仏閣でお馴染みの手水所(てみずしゃ)で心身をお清めします。

kaiunー厳島神社の手水所

【手水所の作法】

①右手で柄杓(ひしゃく)を持ち水をすくう。

②すくった水を左手にかける。

③柄杓を持ち替え右手にもかける。

④また持ち替え、左手に少し水を入れ口をすすぎ、その後左手を洗う。

⑤残った水で持ち手の柄杓を洗い、伏せて置く。

【お祓いの作法】

kaiun-厳島神社祓所

神殿に入るとすぐ右手に祓所(はらいしょ)があります。

①自分でやっても人にやってもらっても良い。

②頭を下げて左・右・左と祓う。

【通路・鳥居の作法】

①鳥居の前・厳島神社参拝入口では、止まって一礼。

②神社の通路・鳥居をくぐるときは端を歩く。
 中央は、神の通る場所です。

【神社参拝】

①神社前では、二礼二拍手一礼の作法に則って参拝。

【厳島神社】穴場の開運パワースポット15選

見所の多い宮島・厳島神社だけに開運パワースポットが満載!

その中でも、ガイドブックに載っていない15選のパワースポットや知っていると2倍楽しくなる情報をご紹介致します。

<厳島神社社殿内マップ>

http://www.miyajima-wch.jp/index.html

1選:宮島へ向かうフェリーから見える大鳥居や厳島神社が神々しい

kaiun-厳島神社のフェリー3

宮島に行くには、広島県廿日市市にある宮島口からフェリーで向かい、宮島までは約10分です。

宮島の船着場である宮島桟橋に向かう途中、フェリーの上から見る朱色の大鳥居と真っ赤な厳島神社が目の中に入ってきます。
海側から見る大鳥居と厳島神社が、神々しく神の島の雰囲気が感じられる瞬間です。

 

kaiun-厳島神社フェリーから

普通神社は、鳥居から参道を通って本殿へと向かいますが、厳島神社の場合、参道が海なので船で大鳥居を通り参拝していました。

船着場である宮島桟橋は、大鳥居から左に約600mの所に位置し、到着すると目の前に宮島桟橋広場が広がる。

 

kaiun-宮島桟橋広場

ここには、平清盛像や日本三景(広島県宮島・宮城県松島・京都府天橋立)碑が立てられています。

 

kaiun-厳島神社の宮島桟橋広場日本三景

また、鹿が放し飼いになっていますが、ここでは奈良とは違い、鹿は神の使いにはなっていません。

 

kaiun-厳島神社の宮島桟橋広場

2選:商店街にある驚きの開運スポットは世界一のしゃもじ

宮島桟橋広場を抜け、厳島神社に向かう通りに宮島の名産や飲食店が立ち並ぶ「表参道商店街」があります。

kaiun-宮島商店街

商店街では名物の焼き牡蠣(カキ)やあなごめしが堪能でき、焼きたてほかほかの本場もみじ饅頭は、種類も多く格別な美味しさです!

広島といえば牡蠣とすぐにでてくるくらい有名で、宮島の「地御前カキ」はブランドにもなっています。
牡蠣屋の牡蠣料理専門店が有名で、事前の電話やメールで予約は受け付けいませんが、「優先予約」というものがありパソコンでダウンロードしたシートに記入し、訪れた当日にお店の係員に渡せば席が空き次第、優先的に案内してくれるシステムです。

休日や祝日などは込み合うので、少しでも早く利用するならこのシステムを利用する方法もありです。

かき料理専門店『牡蠣屋』の詳しくは⇒牡蠣料理専門店

kaiun-宮島焼き牡蠣

ここの商店街の一角には、開運スポットがあります。それが「世界一のしゃもじ」で、是非見ておきましょう。

 

kaiun-宮島の巨大しゃもじ
しゃもじは、樹齢約270年のケヤキで作られ長さ8m高さ3mと巨大です。

何故ここに巨大なしゃもじがあるのでしょうか?

宮島としゃもじの関係をひも解くと宮島は神の島と考えらていましたので、江戸時代は田んぼや畑を作ってはいけませんでした。

手先が器用であった浄土宗のお坊さん誓真(せいしん)は、夢の中で琵琶を持った弁天様見て、琵琶の美しい曲線をヒントにしゃもじを思いついたそうです。

誓真は、御山の神木を使ったしゃもじの作り方を島民に教え、結果しゃもじの製造が盛んになり、今では日本一の生産量を誇っています。

しゃもじは飯を取る⇒敵を召し取る⇒幸運・勝運を招く縁起物なのです。

3選:五重塔は神の島に仏の力が融合した最強開運スポット

kaiun-厳島神社の五重塔3

神仏両方のパワーがもらえる五重塔は、2倍の御利益がいただける開運パワースポットです。

明治政府が神仏分離の政策を行い、お寺と神社は分けられましたが、こちらの五重塔は奇跡的に撤去されませんでした。
また、1996年に世界文化遺産に登録された厳島神社は、神道と仏教が共存した場所であることも登録された理由の一つと言われます。

江戸時代以前の五重塔は全国で22箇所あり、神社の境内に五重塔があるのは宮島の五重塔を含め3箇所です。
残りの2箇所は、栃木県の日光東照宮と山形県の出羽三山神社になります。

五重塔の高さは27mで、室町時代に建立後、台風や地震がありましたが一度も倒れていない強さを誇っている。

 

4選:神の使いのカラス像は厳島神社入口の左右にある灯篭の上

厳島神社入口神烏(おがらす)
厳島神社では、カラスが神の使いとされ、このカラスは神烏(おがらす)」と呼ばれています。

厳島神社創設にまつわる神話では、舟に乗ってこの地に訪れた姫神様はこの地を人目で気に入り、御神殿を作ろうと決意しました。

姫神様は、この島にいた佐伯鞍職(さえきくらもと)に御神殿を作って欲しいとつげられたので、この島のどこに建てるかを訪ねたところ、姫神様は私の使いのカラスが案内すると答え、案内されたところが現在の厳島神社の場所になります。

この事から、姫神様の使いのカラスが神の使いとされるようになったのです。

5選:最大の御利益をいただくなら客神社(まろうどじんじゃ)は必ず参拝

kaiun-厳島神社客神社2

神殿に入ると直ぐ御本社に行こうとしますが、その前にもう一つ神社があるので覚えておきましょう。

知らないでつい通り過ぎる人が多いこの神社は、「客神社(まろうどじんじゃ)」と言い摂社の中で一番大きく、本社と同様の本殿・幣殿・拝殿・祓殿からなっています。

回廊を歩くと最初に通る場所にあり、厳島神社の祭典はここから始まりますので、最大の御利益をいただくなら必ず参拝しましょう。

厳島神社の御本社に祀られている三女神の兄弟で、御本社と同じように重要な場所です。
客神社には、息の霧から生まれたと言われる五柱の男神さま、五男神(いつはしらのひこがみ)が祀られています。

五男神(いつはしらのひこがみ)

・天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)農業の神

・天穂日命(あめのほひのみこと)農業の神

・天津彦根命(あまつひこねのみこと)日の神、雨の神、風の神、火難除けの神

・活津彦根命(いくつひこねのみこと)

・熊野櫞樟日命(くまのくすびのみこと)

6選:高舞台から見られる客神社と五重塔のコラボは最高の景色

kaiun-厳島神社客神社・五重塔

火焼前に向かう前に、振り向いて高舞台側から客神社を見れば、左上にくっきりと五重塔がそびえ立ち、神仏のコラボした最高の景色を眺めることができます。

7選:知っていると自慢になる社殿内にある舟がつけられる場所

kaiun-厳島神社船場

客神社の後ろの祓殿の正面で、周りは全て板が張られているのですが、ここの正面だけは波除の板がありません。

古い時代に、厳島神社に舟でお参りをされていて、そこから上がり、まずは客神社に参拝して御本社に参拝されていました。

8選:おすすめスポット!干潮時のみ姿をあらわす宮島の神秘「鏡の池」

kaiun-厳島神社の鏡の池

鏡の池は、潮が引いた干潮時のみ姿を現す丸い池で、神社周辺に3ヶ所あります。

この丸い池から真水が湧き出してくる、何とも不思議で幻想的な池です。

また、鏡の池に映る月は素晴らしく厳島八景の一つになっています。

9選:御本社に祀られる三女神は美女三姉妹で幅広い御利益がいただける

kaiun-厳島神社本社

御本社に祀られる祭神は、三女神(みはしらのひめがみ)で下の三柱の姫神です。

美しい三女神は、日本神話で天照大神(あまてらすおおみかみ)須佐之男命(すさのおのみこと)が、誓約(うけい)をした際に須佐之男命の十拳剣から生まれたとされている。

三女神

●市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)海の神

●田心姫命(たごりひめのみこと)財福の神

●湍津姫命(たぎつひめのみこと)技芸の神

<御神徳>
航海安全・水難守護・縁結び・商売繁盛・技能向上

耐え忍び努力を怠らない人には、大きな実行力を授けてくださり、難問に対して乗り越える強い意志力がいただけます。
目標を持って物事に挑戦する人には、願いを遂げさせてくれる神社です。

 

kaiun-厳島神社の三女神2

厳島の由来は、「市杵島姫命」⇒「伊都岐島(いつきしま)」⇒「厳島」転じてなった言う説があります。

弁財天は、仏教の守護神でありますが神仏習合によって神道にも取り込まれ、市杵島姫命は弁財天と同一視される。

海の神様・海の守り神として御利益があり、弁天様の御利益を併せて財宝賜る・美を賜ることが出来ます。
三女神を思い浮かべながら手を合わせると女性は美と美しい心を賜ることができるとされる。

御本社の正面からは、火焼前・大鳥居が見え心が清められていく感じがします。

kaiun-本社前

10選:高舞台で行う舞楽を見ればそこはもう平安時代

kaiun-厳島神社能舞台


「高舞台」
は、神社の真中に位置し年中行事の際、舞楽(ぶがく)を年に10回ほど見ることが出来ます。

舞楽は、約800年前に平清盛によって厳島神社に伝えられた、雅楽による舞踏。
高舞台の後ろには、左右に二つずつの楽房という建物があり、ここで舞楽の際神職の人が楽器を演奏します。

闇が訪れる夜になると提灯や灯篭に明かりが灯り、その中で行われる舞楽は幽玄的・神秘的で、平安時代にタイムスリップした感覚を覚える。

高舞台の両脇に一体ずつ狛犬(こまいぬ)の像が有りますが、厳密には左右の呼び名は違い、右側の口が開いているのが獅子でオス、左側の角があるのが狛犬でメスになります。

kaiun-狛犬獅子

一押しポイント!

厳島神社の中で一押しの絶景ポイントは、高舞台の前です。

kaiun-厳島神社高舞台前

この位置から、世界遺産の社殿・五重塔・千畳閣・多宝塔や正面に大鳥居・神の山弥山(みせん)を360度見渡せば全てが一望でき、まさに神の内にいて神に抱かれている気分になります。

必見の反橋!重要文化財の橋の中で最古の勾配のきつい橋

kaiun-厳島神社の反橋

厳島神社の境内には、反橋(そりばし)別名:勅使橋という勾配のきつい橋があります。

現在、地形変化とともに通ることが出来ませんが、昔は天皇のお遣い(勅使)が参拝する時に利用されおり、そのままでは勾配のきつさで渡ることが出来ませんので、真中に仮設の階段を設け歩いて通行していたそうです。

大鳥居や高舞台などと比べて認知度は低いのですが、重要文化財の指定を受けている18の橋の中でも最古の橋で、厳島神社の幻想的で神秘な雰囲気の中でも優美に溶け込んだ反橋は、一見の価値があります。

11選:火焼前(ひたさき)からの絶景!大鳥居を独占!

kaiun-厳島神社の火焼前


火焼前(ひたさき)
は、正面から160m先の大鳥居の見ることができる絶景ポイントです。

満潮の時の火焼前から見える大鳥居は、何と言っても素晴らしいの一言です。

また、凄いパワーを貰える場所でもあるので、参拝後は必ず訪れてみましょう。

12選:超貴重!水上舞台で行われる能は必見!

kaiun-厳島神社水上舞台

毎年4月15日の桃花祭の翌日から連続3日間、4月16日~18日「桃花祭御神能」と言われる能が演じられます。

2日目までは最初に翁が演じられますが、3日間とも五番能が演能される。

自然の中、海の上で演じられる能を見ると時代の壮大さが感じられる。

13選:厳島神社に合格祈願?受験者に大人気の理由は!

kaiun-厳島神社天神社

戦国時代に毛利氏が造営した、菅原道真公を祀った天神社の建物が厳島神社内にあります。

学問の神である「菅原道真公」を祭神とする天満宮は、合格祈願として学生に大人気の神社です。
その為、毎年多くの受験生が合格祈願に「厳島神社天神社」を訪れています。

厳島神社天神社は、「菅公聖蹟二十五拝」の第20番目の神社でもあります。

「菅公聖蹟二十五拝(かんこうせいせきにじゅうごはい)」とは、菅原道真を祀る天満宮の中から由緒深い25社を選んで、京都の「菅原院天満宮」を第1番とし京都から九州(太宰府)まで順番に参拝する風習です。

厳島神社天神社は、厳島神社の建物ではないので御本社のような朱色には塗られていません。

また、能舞台も厳島神社天神社と同じく、後で建てられたものなので朱色ではありません。

14選:官絃祭は圧巻!7月に行われる厳島神社最大の行事

http://hpa.sblo.jp/article/71355148.html

厳島神社で最大のお祭りは官絃祭(かんげんさい)で、旧暦の6月17日に行われる神事です。

平清盛が神様を慰める為に始められたと伝えられおり、午後四時から本殿で行われる発輦祭から祭典は始まり、管絃船で大鳥居前の儀を終え各神社の祭典へと向かいます。

圧巻なのは嚴島神社管絃祭のクライマックスで、回廊で囲まれた狭い枡形と呼ばれる場所に入り、御座船を三回一気に回転させながら管弦を演奏します。

大きな船が神社の中の海をグルグル回る迫力は凄く、思わず拍手があがり興奮が訪れ、闇の中に浮かぶ時代を超えた壮大な儀式に感動を覚えます。

15選:干潮時に大鳥居をくぐり直接触り偉大なパワーをいただく

kaiun-厳島神社の干潮時

干潮時には、大鳥居まで歩いて行くことができますが、これは潮位の目安が100cm以下の時です。

厳島神社が、海の上に浮いて見えるのは潮位の目安が250cm以上の時です。

普通潮汐は一日2回繰り返されて周期は平均約12時間25分で、干満の時刻は毎日約50分遅れていますので、行く月によっては一日居ても満潮・干潮時の厳島神社を見れないこともありので確かめておくことが必要です。

年間潮汐表>http://www.miyajima.or.jp/sio/sio01.html

【大鳥居】
現在の大鳥居は、8代目で1875年(明治8年)に建立。

高さ:約16m 重量:約60トン 柱の最大直径:約3.6m

二本の主柱と主柱を支える左右二本ずつの袖柱の全6本から成り立っています。

柱には、樹齢500~600年のクスの木を使っており、この木を探すまでに20年ほどかかり苦労したと言われてます。

大鳥居は、見た目だけのインパクトだけではなく重要な役割を持っています。

かつて、舟で参拝するときは大鳥居の下を通って神社を参拝してりおり、神様もここをお通りなるという事で、管弦祭の時も管絃船で大鳥居の下を必ず通るようになっています。

大鳥居の下を歩くときは、神様は真中なので参拝者は端を歩くよう気をつけましょう。

大鳥居にまつわる5つの神秘

①今の大鳥居が建てられた時は、朱色ではなかった!

大鳥居が建てられた頃は、神仏分離の時期で仏教的な色彩を排除するため、朱色に塗るこできなくそのままの木の色でした。

大鳥居が朱色に塗られたのは、明治の終わりの1911年(明治44年)です。

②柱にある謎の線

kaiun-厳島神社の大鳥居下

よく見ると柱の下側に謎の線がありますが、これは根継ぎ線で傷みやすい部分だけを取り替えためで、九州で見つけたクスの木を使用し継いでいます。

③大鳥居に書かれた表と裏で違う文字

kaiunー厳島神社大鳥居3

海側から見ると厳島神社と書かれていますが、本殿側から見ると伊都岐島神社と書かれています。

kaiun-厳島神社大鳥居5

平清盛の時代は、表裏共に伊都岐島神社と書かれていたようです。

④大鳥居の左右に刻まれた月と太陽

kaiun-厳島神社の大鳥居干潮時

大鳥居の左右の屋根の下を見ると丸い金色のものが見えます。

東側には太陽、西側には月が刻まれています。

これは、石灯籠でも見ることが出来ますが、風水では北東が鬼門となっているため、東側に太陽を置いて鬼門を封じているようです。

⑤140年間に渡り大鳥居は一度も倒れたことがない!

大鳥居は、地中に埋めているのではなく、ただ置いてあるだけなのに倒れない!

ただ乗っかっていると言っても、その下には一つの柱につき30~50本もの松ノ木が地中に埋められ、板を組み合わせて箱状に作った屋根の下には約7トンもの石が重しとして詰まれ、その重みで自ら立っているのです。

御朱印(お値段やもらい場所など)

拝殿(御本社)参拝後、参拝の証しとしていただきたいのが御朱印です。

御朱印

朱印所は、御守りなどを授与する場所と同じ拝殿前になります。
厳島神社の昇殿開門時間は、一年を通して朝6:30分で、朱印所の窓口は朝の8:00頃から開きます。
厳島神社の御朱印料金は、300円です。

御朱印を書いていただける待ち時間は、平日、土日、祝日、修学旅行者で込み具合が違いますので、込んでいる時はしばし静かに待っていましょう。

kaiun-厳島神社朱印1

上の左を見ていただくと分かるとおり、厳島神社の御朱印は、「三つ亀甲剣花菱」の家紋と「厳島御社印」が押されていて、女神が祀られる神社だけに、全体的にやさしくやわらかな感じの御朱印です。

神々しさと美しさを兼ね備えた厳島神社(動画)

厳島神社まとめ

平清盛の時代から伝統と美しさを保つ厳島神社。

参拝に訪れた人は、潮の満ち引きで変わる神社と自然の情景を見て、感動と心が洗われいくことを感じます。
御利益をいただきに来るもよし、自然の雄大さを見にくるもよし、また心を癒しに来るもよしの宮島・厳島神社は、一度は訪れたい日本が誇る神社の一つです。

特に、何かを成し遂げたいと思う人には、力強い実行力と意志力を授けていたただけるので、努力を惜しまず頑張っている人は、是非訪れて欲しいところです。

「厳島神社」の詳細情報

【厳島神社】

〒739-0588 広島県廿日市市宮島町1−1
電話番号:0829-44-2020
公式ホームページ:http://www.miyajima-wch.jp/

参拝時間:6:30~17:30(3/1~10/14間は18:00迄)
拝観料:大人300円 高校生200円 中・小学生100円
駐車場:宮島島内には駐車場はほとんどありません。宮島口桟橋周辺の駐車場に止めてフェリーへ

<アクセス>
フェリー:宮島口~宮島桟橋 約10分 運賃/片道大人180円 小人90円
15分間隔で運行しています。

:宮島口桟橋周辺の駐車場に止めてフェリーへ
宮島口駐車場情報>>こちら
<関西方面から>
広島岩国道路廿日市IC下車、国道2号経由で宮島口フェリー乗り場まで約10分
<九州方面から>
広島岩国道路大野IC下車、国道2号経由で宮島口フェリー乗り場まで約10分

列車: JR広島駅から山陽本線で宮島口駅まで約25分

飛行機:<広島空港から>
リムジンバスで広島駅行きに乗車(約48分)。
JR広島駅から山陽本線下りでJR宮島口駅下車。

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御朱印めぐり!知っておきたい意味やマナーと御朱印帳選び https://kaiun.website/archives/603 Tue, 09 Feb 2016 12:14:31 +0000 http://kaiun.website/?p=603

普段、節目の行事で神社やお寺にお参り行くのですが、最近は、パワースポットや歴史巡りで訪れる人も増えています。

神社やお寺をお参りした後、その証としていただくのが「御朱印」です。
御朱印は、お参りした証となる手書きの印のことで、筆文字と朱色の印からなっています。

参拝を楽しむ事に加え、同じものが二つとない御朱印を頂く楽しみもあり、神社・仏閣巡りがよりいっそう楽しくなります。

御朱印は手書きで美術的にも素晴らしく御朱印ガールが急増!

kaiun-gosyuin3

最近の御朱印ブームで、神社やお寺を巡り御朱印を集める「御朱印ガールやボーイ」という言葉も流行ってきました。
手書きの筆の美しさと朱色の印がマッチングし、美術的にも素晴らしさが受けています。

今では、御朱印帳専門店も出てきて、御朱印巡りは趣味としても確立してきてるようです。

ただ、御朱印は神社への参拝(さんぱい)やお寺への参詣(さんけい)の証しとして頂くものなので、ただのスタンプではないということを認識しておきましょう。

【御朱印をもっと詳しく】

神社や寺院において、主に参拝者向けに押印される印章、およびその印影で、「記念スタンプ」とは違い、寺社の職員や僧侶、神職、氏子などが押印する。

単に印を押すだけでなく、その下に墨書で寺社名や参拝日などが書かれ、その墨書も含めて「朱印」と呼ばれ、敬称として御朱印(ごしゅいん)とも呼ばれる。

近年では寺社名や本尊を墨書せずに、寺社名や本尊の入った印章(スタンプ)を押す、あらかじめ書き置きした別紙、墨書を複写した別紙を、渡されるもしくは貼り付けられる寺社もある。

御朱印の見方!社寺で特徴が異なります

神社の場合

神社の御朱印は、名称が分かりやすいことと、御朱印は一つから二つが殆どです。

御朱印も比較的シンプルで、神社によっては朱色以外の印を押したものもあります。

植物や動物・鳥・縁起物などを模した朱印の神社もあって、御朱印巡りを楽しませてくれます。

 

kaiun-gosyuin-iku

「奉拝」意味は、謹んで拝します

②神紋

③神社の名称の印

④神社の名称

⑤参拝して頂いた年月日

お寺の場合

お寺の場合は、だいたい3箇所以上に御朱印が押されている所が多く、印は右上・真中・左下にあります。

寺院の特徴は、中央の御本尊の名称書きに御本尊をあらわす御宝印が押されています。
印は、古い漢字の書体や古代インド文字で仏様を表す「凡字」が多く使われています。

参拝して御朱印を集める旅は、もともと霊場を巡ることから始まったと言われ、御朱印には何番目の礼所であるかが記されています。

 

kaiun-gosyuintera1

①「奉拝」意味は、謹んで拝します

②参拝して頂いた年月日

③霊所の札所の場合は番号印、札所でない場合は山号印

④御本尊を示す凡字や三宝印・御宝印

⑤御本尊や御堂の名称

⑥お寺の名称

⑦普通四角い朱印が多く、院名を刻んでいる

社寺によっては、複数の御朱印があります!

お寺では、祀られる仏様ごとに御朱印があったり、その期間だけ限定の参拝で御朱印をお出ししたりする事もあります。

御朱印には、言葉や「御詠歌」を書いて下さるお寺もあり、お寺ごとに内容も違っていますので、それも楽しみの一つです。

御詠歌(ごえいか)とは
仏教の教えを五・七・五・七・七の和歌と成し、旋律=曲に乗せて唱えるもの。
日本仏教において平安時代より伝わる宗教的伝統芸能の一つである。五七調あるいは七五調の詞に曲をつけたものを「和讃」(わさん)と呼び、広い意味では両者を併せて「ご詠歌」として扱う。
http://www1.u-netsurf.ne.jp/

上記は、兵庫県加東市の清水寺(きよみずでら)御詠歌で、このように書かれています。

「あはれみや 普き門の 品々に なにをかなみの ここに清水」

この御詠歌の意味には、「観音さまはあわれみの心で、迷い苦しんでいる私たちを救い導いてくださることが、観音経(法華経普門品)にも述べられています。野山を越えて清水寺にやってこられたのも、観音さまのおかげでしょう」ということになります。

社寺に複数の御朱印が有る場合、仏様ごとに参拝しているのであれば、複数の御朱印を頂くのは問題ありません。

特に、遠くで二回も来るのが難しい場合などは、複数頂戴していたほうが良いのですが、また来ることが出来るのでしたら、御朱印の数だけ参拝ごとに一枚ずつ頂くほうが、仏様も「また来てくれましたね」とお声をかけて頂けるのではないかと思います。

御朱印を頂く際のマナー

御朱印を頂くのは参拝後

参拝もせず御朱印だけを集めるのはNGです。
御朱印は、お参りしたという証ですので、御朱印所に頂に行くのは必ず参拝後にしましょう。

御朱印を頂く場所は、神社では社務所や御朱印授与所・お札やお守りの授与所、お寺では寺務所・納経所・拝観受付所など社寺によってまちまちです又、小さな社寺によっては御朱印の用意がされていないところもありますので、どこで貰えるのか分からない場合は、係りの方に聞いてみるのが早いです。

浄土真宗など、宗派によっては御朱印がありませんので注意が必要です。

御朱印を頂くお声かけと準備

御朱印を頂くのが初めてだと、どのように頼べば良いのか分からない人もいると思います。

大きく有名な社寺には、たいてい御朱印専門の係りの方がいますので、変にかしこまらなくても「御朱印が欲しいのですが」や「御朱印を頂けますか」など普通のお声かけで問題ありません。

複数の御朱印が頂ける所であれば、頂ける御朱印が壁に張り出されていたりしますので、欲しい御朱印をお願いしましょう。

http://kyfgt124.blog.fc2.com/

 

その際、御朱印帳は後朱印が欲しいページを開いてお渡しします(マナーです)。

御朱印代(初穂料)は、出来るだけお釣りが出ないよう、小銭をあらかじめ用意して置くのがベターです。
沢山の方がおみえるになと、釣銭が足りなくなってしまうこともあり、ましてや一万円や5千円札などの支払いはなるべく避けましょう。

御朱印代(初穂料)は、社寺によって違いますが300円~500円程度で、金額が張り出されて決まっている場合はその金額を納めます。

質問は御朱印を頂いたあとで!

込んでいる場合や目の前でなく場所を変えて書いて下さることもありますので、御朱印をお願いしたら出来上がるまで静かに待っていましょう。

込んでいる場合などは、同じ御朱印帳もあったりなど他の人のものと間違えやすいので、名前を書いたり自分のものが直ぐわかるような目印などオリジナルなものにすると良いですね。

kaiun-gosyuin2

御朱印が出来上がったら、しっかりと御朱印帳を両手で受けとって、その後にお話を聞いたり有れば質問をしてみましょう。

御朱印帳のカバーや入れる袋が有ると便利

http://www.goshuincho.jp/

御朱印帳は、カバンやバッグなどに入れていると擦れたり汚れたりしてしまいますので、透明なビニールカバーを掛けたり柔らかな手提げ布袋などに入れて持ち運ぶと痛みにくく便利です。

御朱印帳の選び方

御朱印帳は、社寺のオリジナルやアマゾンなど通販で購入できるものなど、手に入れる方法は沢山あります。

社寺のオリジナルのものはそこでしか手に入りませんし、その神社仏閣の特徴を凝らしたものが多く、最近では御朱印ブームに乗ってリニューアルしたり、新しくオリジナルを作るところが相次いでいます。

通販なら、自分の気に入ったカバーや大きさの御朱印帳が選べます。
通販の良いところは、表紙やサイズ・ページ数・「蛇腹タイプ」や見開きの「ブックタイプ」紐で綴じた「和綴じタイプ」など自分の希望のものを目で見て購入できるところです。

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蛇腹タイプの特徴

  • 広げて多くの御朱印が見れる。
  • 表裏の両面に御朱印がいただける。
  • 水平になるので書く方も書きやすい。
  • 最初のページより参拝した順に御朱印がいただける。
  • 広がりやすいので、持ち運ぶ場合はブックカバーが必要。
  • まれに両面書きの場合、裏面に黒墨が写る場合もありますので、購入前に確かめておくか又は、片面だけに書いてもらうと良いです。

ブックタイプの特徴

  • 本と同じタイプなので、広がらず持ち運びに便利です。
  • 両面書きが可能。
  • 本綴じなので、書く方は蛇腹タイプに比べて書きにくい。
  • 両面書きの場合、蛇腹タイプと同様で黒墨が写る場合もあります。

和綴じタイプ

  • ブックタイプを紐で綴じたもの。
  • 紐を外して、御朱印の順番を変えられるというメリットがあります。

個人的には、蛇腹タイプが気に入っていますが、どれが良いと言うことはありませんのでご自分が思うほうで良いと思います。

サイズは、大きいページだと御詠歌などを書いて頂くのも良いですし、何より文字を大きくて書いて頂けるので見ごたえがあります。
ただ、持ち運びには小さめの方が便利です。

御朱印帳のサイズは、縦16cm~18cm×横11cm~12cmが一般的です。

御朱印帳の保管場所

さて、御朱印帳の保管場所ですが、一般には「神棚」に置いておくのが良いとされています。

でも実際のところ、神棚が無い家庭も多いのはずです。
また、神棚があっても御朱印帳が増えてくると置けない場合もあります。

そんな場合は、ご自分でオリジナルな保管箱を作って見るのも楽しいかも知れません。

御朱印帳はただのスタンプ帳ではなく、苦労して参拝した歴史帳でもあるので保管や扱いは丁寧に心がけたいですね。
できれば、腐食に強く防虫効果があり湿度が一定のものの保管箱が、御朱印帳は長く保てます。

その保管状態に叶うのが桐箱の保管箱で、人気も高く、引き出し式のものは使い勝手が大変良く整理もしやすいです。

まとめ

日本の文化や美術を手軽に楽しむ方法として、御朱印めぐりが注目を集めています。手書きの美しい御朱印は、御朱印ガールと呼ばれる愛好者たちの間で人気急上昇中です。

社寺ごとに異なる特徴があり、神社とお寺ではその見方が異なります。神社の場合は○○、お寺の場合は○○といった違いを知っておくことが大切です。

また、社寺によっては複数の御朱印が用意されていることもあります。御朱印を頂く際のマナーも知っておきましょう。

御朱印を頂くのは参拝後であり、お声かけと準備が必要です。また、質問は御朱印を頂いた後にするのが適切です。

御朱印帳を便利に使うためには、カバーや袋の準備も大切です。

御朱印帳の選び方もポイントです。
蛇腹タイプ、ブックタイプ、和綴じタイプなど、さまざまな種類がありますので自分の好みや用途に合ったものを選びましょう。

最後に、御朱印帳の保管場所も考えておくことで、思い出が長く残るでしょう。

御朱印めぐりを通じて、日本の歴史と美を堪能しましょう。

御朱印に関するおすすめ参考図書

御朱印ブック

私が参考にする、参拝から御朱印のいただき方やマナーなどがこの一冊でまる分かりです。
わかりやすく丁寧に書かれており、初心者には打ってつけの本となっています。
オールカラーの写真やかわいいイラストもあって、読みやすく疑問にも答えてくれます。

 

御朱印アートブック

二つ目におすすめなのが、こちらの本です。
アート的に珍しい御朱印を厳選して掲載されており、見ているだけで集めたくなるものばかりです。
東日本と西日本の社寺が章によって分かれ、分類されているので見やすくなっています。

 

日本全国この御朱印が凄い!

そして、最後に前作の続編となるこちら。
わざわざ訪れても欲しくなる、日本全国の芸術的な御朱印をカラー写真でしかも分かりやすい説明付。
美しく、珍しく、凄い御朱印が掲載された全作も大変人気でしたが、第壱集 増補改訂版もそれ以上にパワーアップした内容です。

 

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