【島根県】タグの記事一覧|開運に導くおすすめパワースポット最新情報 https://kaiun.website 生まれてから、行動することでおこりえる後天運をより良いものにするため開運(金運・愛情運・仕事運・健康運・人気運) に関する情報をお届けします。 Sat, 08 Apr 2023 08:08:58 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.5 https://kaiun.website/wp-content/uploads/2015/10/cropped-torii2-32x32.jpg 【島根県】タグの記事一覧|開運に導くおすすめパワースポット最新情報 https://kaiun.website 32 32 【太鼓谷稲成神社】千本鳥居のトンネルは絶景!津和野のパワースポット https://kaiun.website/archives/2342 Wed, 22 Mar 2017 07:42:28 +0000 http://kaiun.website/?p=2342

島根県鹿足郡津和野町に鎮座する「太鼓谷稲成神社」は、日本五大稲荷の一つで、アメリカのCNN発表の「日本の最も美しい場所31選 」に選ばれ、天・地・海・木の四つの美しい自然のコントラストが評判になっている山口県の「元乃隅稲成神社」に分霊した神社です。

五穀豊穰・産業発展・商売繁昌・開運厄除・福徳円満など多くのご利益をいただけるパワースポットですが、願望成就(良縁・受験他)は特に強いとされる神様が祀られています。

 

また、千本鳥居と呼ばれる朱色の千本の鳥居が、トンネルのように参道に連なっている光景は圧巻で、「太鼓谷稲成神社」のシンボルになっています。

島根県では、縁結びとして全国でも有名な「出雲大社(いずもたいしゃ):初詣数約59万人」がありますが、それに次ぐ、約25万人で年間100万人越えの参拝者数を誇る人気の神社です。

津和野は、山陰の小京都と呼ばれる山あいの城下町、津和野川に沿って開けた盆地を「太鼓谷稲成神社」の高台から見下ろせば、赤い屋根の町並みがどこか懐かしさを感じる風情のある場所です。

太鼓谷稲成神社は京都の伏見稲荷大社の分霊を迎えた神社

「太皷谷稲成神社」の創建は、安永2年(1773年)に津和野藩主7代亀井矩貞(かめいのりさだ)公が、津和野藩の領民の安寧のために京都の「伏見稲荷大社」から分霊を迎え、三本松城(津和野城)の鬼門となる東北端の太皷谷の峰に社(現在の元宮)を建て祀ったのが始まりです。

慶應3年7月、津和野乙女山の熊野権現社を稲成神社に移して相殿とし、熊野神社と称するようになりました。

大正12年に現社殿を建立、昭和2年に熊野神社から稲成神社と改称

旧社格は郷社で、歴代の藩主から崇敬され藩主以外は参拝不可でしたが、廃藩後には一般庶民にも参拝されるようになり、昭和30年代には参拝者の増加も有って、昭和44年12月に境内地西側の山を切り開き新社殿が建立されました

<元宮>

遷宮斎行後の旧社殿は、「元宮(もとみや:旧熊野神社)」として残し、御分霊をつつしみきよめて祀っています。

稲成と書く稲荷神社は日本に二社だけ

稲荷(いなり)でなく稲成(いなり)の神社は、分霊した山口県長門市の「元乃隅稲成神社」と「太皷谷稲成神社」の二社しか日本にはありません。

稲成の「成」は願望成就の意味が込められている

元来、稲荷神社の稲荷は稲が生えるの稲生(いねなり)が変化し、イナリから稲荷(いなり)と書くようになったと言われています・

「太皷谷稲成神社」の稲成の「成」には、津和野藩主亀井矩貞公がお願い事がよく叶うように「成るように」との意味が込められており「願望成就」「大願成就」の願いが叶いやすい神社となっています。

太皷谷名の由来は太鼓が鳴り響く谷間だった

太皷谷の社名は、津和野城があった一角に位置するこの地は、江戸時代に、時刻を知らせる太鼓が鳴り響く谷間にあったことからこの名前が付けられたといいます。

また、この地は鬼門にあたり古くから神聖な地であったようです。

御祭神は二神の女神

御祭神は、 宇迦之御魂神(稲成大神)と伊弉冉尊(熊野大神)で、この二人の神様は女神とされています。

「太皷谷稲成神社」は、二神の女神から多くのご利益をいただくことができます。

御祭神名 神の種類  御利益
宇迦之御魂命(うがのみたまのかみ) 稲成大神 五穀豊穰・産業発展・商売繁昌・開運厄除
福徳円満・願望成就・失せ物(紛失物)発見
伊弉冉尊(いざなみのみこと) 熊野大神 創造開拓・夫婦円満・良縁成就・開運
病魔退散 延命長寿・鬼門除け・方災除け

 

宇迦之御魂命は、日本書紀では倉稲魂命(うかのみたまのみこと)とされ、うかは食物を意味し穀物・食物の神様で通称はお稲荷さんと呼ばれ、稲荷神社の総本社である京都の伏見稲荷大社の主祭神でもあります。
古くから女神とされている。

伊弉冉尊は、日本神話の女神で伊弉諾神(いざなぎ)の妻で、日本の国造り、母なる大地の神として万物を生む力のある神様です。
古事記では、伊邪那美神命(イザナミノミコト)と書かれます。

太皷谷稲成神社は日本五大稲荷神社の一つ!

「太皷谷稲成神社」は、日本五大稲荷神社の一つに挙げられています。

日本五大稲荷神社、日本全土で稲荷神を祀る寺社の内、主要な五社のことをいいます。
日本五大稲荷神社は、以下の神社です。

 日本五大稲荷神社イメージ  神社名 所在地  ご利益 

伏見稲荷大社 京都府京都市
伏見区 
五穀豊穣・商売繁昌・産業興隆
家内安全・交通安全・芸能上達 
  笠間稲荷神社 茨城県笠間市
笠間

五穀豊穣・商売繁盛・家内安全
厄除け・交通安全 

  竹駒神社 宮城県岩沼市
稲荷町
五穀豊穣・商売繁盛・航海安全
家内安全・
交通安全・厄除
安産祈願

祐徳稲荷神社 佐賀県鹿島市
古枝
五穀豊穣・商売繁盛・家内安全
交通安全・
縁結び・必勝祈願
金運上昇

太皷谷稲成神社 島根県鹿足郡
津和野町

五穀豊穰・産業発展・商売繁昌
開運厄除・
福徳円満・願望成就
創造開拓・夫婦円満・
良縁成就
開運・病魔退散・鬼門除け 

方災除け

 

シンボルの千本鳥居!息を切らせ263段の石段を登る

「太皷谷稲成神社」は、JR山陰線津和野駅から下車後、車で約5分、歩いて約30分程の場所に位置します。

京都の伏見稲荷大社で有名な千本鳥居ですが、「太皷谷稲成神社」にも同様のシンボルとも言える「千本鳥居」があります。

鮮やかな朱色の千本鳥居の参道は、本殿のある高台まで約300mもあり、263段の石段を登ることになります。
比較的斜面が急であるため、息を切らし登っていくことになると思います。

昇って行く途中、鳥居の隙間から見える、津和野の美しい景色が四季折々で赤や緑と変化して、疲れた足を和らげてくれます。

表参道を登り切ると鮮やかな朱色の扉「神門」が本殿へと向かい入れる

千本鳥居の参道を登りきった所に、でんと構えた朱色の美しい「神門(しんもん)」が目の前に現れます。

ここまで来るとかなり高く、眼下を見下ろせば、津和野の特徴である赤茶の石州(せきしゅうがわら)の家が連なり、山の緑・空の青と相まって素晴らしい景観を見ることができます。

石州(せきしゅうがわら)は、三州、淡路と並ぶ日本三大の一つで、島根県の石見地方で生産される粘土瓦。

中央の門は、新年や祭事の時以外は閉じていますので、左右の開いている門から入ります。

境内下まで車で来ることもできる!

本来、表参道の千本鳥居を歩いて登るのがベストな方法だと思いますが、車で境内下まで行くこともできます。

裏参道は舗装されていて、駐車場(約100台:無料)は広く、車を降りれば本殿までは階段一つなので、あまり歩かずに参拝出来るのもこの神社の特徴かも知れません。


<境内案内図>

駐車場側の龍の手水舎

駐車場から境内に上がる階段そばに、「龍の手水舎(てみずしゃ)」があり龍の口からでる聖水で、身も心も清めて参拝に向かいます。

駐車場から、朱色の鳥居をくぐり階段を登れば境内となります。

納車された新車・中古車の車のお祓いができる!

納車間もない新車や中古車をお持ちなら、交通安全のお祓いがこの駐車場のすぐ側の「車祓所(くるまはらえしょ):初穂料5000円~」で行えます。

ご祈願受けの人には、社紋を金であしらった専用ステッカーが授与され、夜でも輝くこのステーカーを後方に貼っていれば追突防止の役目を果たすそうです。

太皷谷稲成神社の参拝は境内の四ケ所参りが習わし

「太皷谷稲成神社」には、独特の参拝形式があり、参拝に訪れたら境内の四ケ所を順にお参りする「四ケ所参り」が習わしです。

参る順番もありますので、順番通り参拝してみてはいかがでしょうか。

四ケ所参りの順序

一、「本宮(もとみや)」
    ⇓
二、「命婦社(みょうぶしゃ)」
    ⇓
三、「新殿(本殿)」
    ⇓
四、「神殿裏奉拝所」となります。

 

順路一番目「本宮(もとみや)」

「元宮(もとみや)」は、表参道を登りきり神門を通った直ぐ右横に鎮座します。

「元宮」の拝殿は、古さのある素朴な木の感じと大きな注連縄(しめなわ)が印象的です。
注連縄の上には、龍の彫刻が施されています。

順路二番目「命婦社(みょうぶしゃ)」

元宮の裏には、ある狐様を祀ったお社の「命婦社(みょうぶしゃ)」があります。

御祭神は、白狐神の命婦専女神(みょうぶとうめのかみ)で、稲荷大明神の神令使。

命婦というのは、西暦660年頃から始まった立令制により官僚制が実施され、従五以上の位階を有する女官を内命婦(うちのみょうぶ)もしくは、五位以上の官人の妻を外命婦(げのみょうぶ)の事です。

平安時代以降は、宮人と命婦は区別され命婦の奉仕する対象は内侍司(ないしのつかさ)の努めで、やがて稲荷社の巫女と呼ばれるようになり、中世では、稲荷明神の使いとされる狐様を意味するようになりました。

順路三番目「新殿(本殿)」

昭和44年(1969年)に建て直された「朱色の拝・本殿」は美しく眩しく輝き、「元宮」よりさらに大きな注連縄が存在感を増している。

年間行事の中で、2月初めの午の日に催される初午大祭や5月の春季大祭・11月の例祭・秋季大祭には、境内は参拝・祈願に訪れる多くの人で溢れ変える。

本殿では毎日、五穀豊穰・産業発展・商売繁昌・開運厄除・福徳円満・願望成就・病気平癒・縁結びなどのご祈願を受け付け、ご祈祷が行われています。

順路四番目「新殿裏奉拝所」

「新殿裏奉拝所」は、大神様に最も近い場所で御本殿を背後から拝する神聖なる神域。

本殿の裏なので目立ちませんが、古くより稲荷信仰では、ご祭神は本殿の背後から出入りすると言われており、信仰に篤い方々の心静かなお参りの場所となっています。

稲成大神様のお供え物は狐の好物の油揚げ!

「太皷谷稲成神社」では、稲成大神様のお供え物として「油揚げとローソク」をお供えすることが習わしです。

狐は、油揚げが好物であることから、神の使いの狐様にも油揚げをお供えするようです。

四ケ所参りの参拝所には、それぞれお供え用の献供台と燭台(ローソク台)が設置されていますので、境内駐車場の手水舎前と売店にて150円で購入し、参拝時にお供えします。

油揚げとローソクのお供え方法

本殿参拝を例にしますと、まずローソクに火をつけ、本殿正面両脇の神狐像の前方にあるローソク台に供えます。

次に、賽銭箱の両脇にある御供物台の上に油揚げをお供えします。

お供え後、神社で普通に行う二礼二拍手一礼の作法で、お願いごとを聞いてもらいましょう。

火焚(ひたき)祭は火の霊力により心身を清浄にする!

毎年、12月8日の午後一時から行われる「火焚(ひたき)祭」は、穀神の荒神を春の祈年祭で招き、秋の火焚祭によって山に還られる祭で、火の持つ霊力が罪や穢れを祓い心身を清め、生業に活力を甦らせるものでもあります。

参拝者より奉納された、お願い事が書かれた一年分の火焚串(初穂料1本200円)を大祓を奉唱しながら神職が焚きあげ願望成就・罪障消滅・万福招来を祈る神聖な儀式です。

津和野周辺の見所スポット

津和野は狭いところに見所が多く密集しており、歴史とアートが共存する観光スポットです。

鎌倉時代に吉見頼行が30年かけて築城した津和野城の跡の津和野城跡や掘割に錦鯉が優雅に泳ぐ殿町通り、幕末の浮世絵師の葛飾北斎と門下生の版画など1000点を収蔵する葛飾北斎美術館など、城下町らしい情緒の漂う津和野の町並みながらも、山陰の美術都市としての顔をみせるアートスポットでもあります。

幼少時代に森鴎外が過ごした森鴎外旧宅や悲劇のキリシタンを慰霊する津和野キリシタン教会も見逃せません!

まとめ

「太皷谷稲成神社」は、島根県ではあの「出雲大社」に次ぐ有名な神社で、境内に鎮座する新旧の社殿や朱色の千本鳥居など美しさと共に多くのご利益をいただけ、「願望成就」の開運にはとても強いパワースポットです。

境内には、この他に御紹介していない宝物殿があり、貴重な津和野藩の天文・算術の大家であった堀田仁助作成の天球儀・地球儀や神狐彫刻・神狐子連彫刻など一見の価値のある多くの社宝や美実工芸品はものが収蔵されています。

「太皷谷稲成神社」の参拝を兼ねて、津和野の見所も訪ねて見てはいかがでしょうか。

太鼓谷稲成神社の詳細

【太皷谷稲成神社】

所在地

〒699-5605
島根県鹿足郡津和野町後田409
TEL: 0856-72-0219 FAX:0856-72-3105
公式ホームページ⇒【太鼓谷稲成神社】

参拝時間 無料・時間自由
ご祈願・車祓所:受付時間(午前9時から午後4時迄)受付:社務所にて
アクセス JR:JR山口線津和野駅~徒歩約30分 またはタクシーで約5分

マイカー:
<九州方面から>
中国高速 小郡IC~国道9号線を益田・津和野方面へ(約70分)
<大阪方面から>
中国高速 六日市IC~国道187号線を益田・津和野方面へ(約60分)
<駐車場>:100台(無料)

お宿情報  >>太鼓谷稲成神社の周辺宿はこちら【楽天旅ノート】
周辺観光地 津和野城跡・葛飾北斎美術館・森鴎外記念館・津和野町郷土館
津和野町立安野光雅美術館・津和野カトリック教会

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癒しのスポット「足立美術館」横山大観と日本一の庭園めぐり https://kaiun.website/archives/1266 Sun, 07 Aug 2016 07:57:36 +0000 http://kaiun.website/?p=1266

庭園好きの人なら必ず知っている、島根県安来市にある庭園日本一の「足立美術館」

アメリカの日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の日本庭園ランキングで、2003年から2015年まで13年連続日本一に輝く世界も認める庭園です。

春夏秋冬でまったく違う風景を見せてくれる約5万坪にも及ぶ広大な庭園は、「歓迎の庭」「苔庭」「枯山水庭」「白砂青松庭」「亀鶴の滝」「池庭」の6エリアからなり、そのポイント事に景色を楽しませてくれます。

館内を歩き進めるにつれ、目の前に美しく広がる庭園と遠くに連なる山々がまるで絵のように一体化、その風情は心静かな癒しを与えてくれスポットです。

庭園内には、複数の専属の庭師が日々手入れを行ってベストな状態を保っています。
その風景も垣間見ることができます。

足立美術館・庭師

館内のフロアーや壁・トイレなども清潔感溢れ、そして驚いたのが、夏であれば樹木に蜘蛛の巣が張りやすいはずですが、通路沿いの中庭でさえ糸一本見当たらず手入れがしっかりされています。

足立美術館の魅力は足立全康の情熱をかけたコレクター収集

「足立美術館」は、島根県出身の実業家であった故・足立全康(あだちぜんこう)氏が71歳の時に開館したもので、日本庭園が余りにも有名な為、絵画が若干影に隠れたようになっていますが、横山大観(よこやまたいかん)の作品は約120点を数え質・量共に日本最大のコレクションで、他にも「竹内栖鳳」「川合玉堂」「橋本関雪」「上村松園」など近代日本画で有名な画家達の作品約1,500点が所蔵されています。

横山大観(よこやまたいかん) 本名:横山 秀麿(よこやま ひでまろ)
横山大観
868年11月2日(明治元年9月18日) – 1958年(昭和33年)2月26日)は、日本の美術家、日本画家。
常陸国水戸(現在の茨城県水戸市下市)出身。近代日本画壇の巨匠であり、今日「朦朧体(もうろうたい)」と呼ばれる、線描を抑えた独特の没線描法を確立した。
帝国美術院会員。第1回文化勲章受章。死後、正三位勲一等旭日大綬章を追贈された。茨城県名誉県民。
東京都台東区名誉区民。

代表作
『無我』1897年 東京国立博物館蔵
『屈原』1898年 厳島神社蔵
『流燈』1909年 茨城県近代美術館蔵
『蕭湘八景』1912年 東京国立博物館蔵 ※重要文化財
『生々流転』1923年 東京国立近代美術館蔵 ※重要文化財
『夜桜』1929年 大倉集古館蔵
『大楠公』1938年 湊川神社蔵
『或る日の太平洋』1952年 東京国立近代美術館蔵
(by-Wikipedia)

横山大観の作品で、見たことあるのではないかと思うのが代表作の「無我」です。
悟りの境地を、無心の童子によって表現した大作です。

横山大観作の無我

他にも、水墨画の中でも五指に入る名作「雨霽る」や真紅の紅葉が絢爛豪華な「紅葉」など数々のコレクションを見ることが出来ます。

また、庭園の四季に合わせ年4回作品の展示換えをしており、庭園と共に四季の日本画を観賞できるので何度行っても飽きることがありません。

 

マイカーでも安心!駐車場は広く無料で400台駐車可能

足立美術館・駐車場

足立美術館の駐車場は広く、マイカー400台・大型バス20台の駐車が可能で、特別なことが無い限り駐車できます。
もちろん、時間関係なく駐車料金は無料です。

また、JR安来駅より無料シャトルバス(写真上奥のマイクロバス)が運行されていますので、マイカー以外でも来館できます。
シャトルバスの定員28名で、大体1時間おきに出ておりJR安来駅~足立美術館までの所要時間は約20分です。

シャトルバス乗車で注意する事

乗車定員が28名ですので、満席の場合は先着順となるので注意が必要です。
足立美術館行きの始発は9:05分、足立美術館発の最終は16:49分となるので最終便の時間は特に気をつけましょう。
無料シャトルバスの最終に間に合わなかった場合は、イエローバス(有料)の安来駅行き最終17:17分があります。
 ※美術館まで徒歩1分の鷺の湯温泉前バス停から乗車

足立美術館・入口方向塔

この通路を抜けると館内入口になります。

 

忘れてはいけない!庭園観賞は館内入口横の「歓迎の庭」から始まる

足立美術館入口左右の歓迎の庭

館内入口の左右には、足立美術館の庭園最初のエリアとなる「歓迎の庭」があります。
このエリアは、館内に入る前にあり意外と見落としがちなのでこちらもじっくり観賞しましょう。

 

足立美術館入口

こちら、館内入口の左右に「歓迎の庭」があります。

 

足立美術館入口・営業時間

足立美術館は、年中無休ですが会館時間は時期によって若干違います。
【4月~9月:9:00-17:30】【10月~3月:9:00-17:00】

館内は、庭園以外の美術品は撮影禁止です。

 

館内最初の庭園は「苔庭」!白と緑の調和が素晴らしい

足立美術館・苔庭

館内入って最初の庭園の「苔(こけ)庭」です。
苔を主体とする京風の庭園で、白砂の白と緑のコントラストが美しく、秋には紅葉の赤が入り一段と色彩色が豊かになります。

 

足立美術館のメイン庭園「枯山水庭」!遠くの山との遠近感が一つの絵画

足立美術館・枯山水庭6 足立美術館・枯山水庭7 足立美術館・枯山水庭2

上3枚の写真が、足立美術館のメイン庭園となる「枯山水庭」です。
立石は険しい山を表し、山から流れ出た滝水がやがて大河となっていく、自然の雄大な姿が表現されています。

 

足立美術館・枯山水庭室内から

館内から、少し離れて見るとこんな感じです。

 

足立美術館のもう一つの見所!「生の額縁」

足立美術館・生の額絵 足立美術館・生の額絵2

館内の窓が、そのまま風景画に見える「生の額縁」です。
手前の木と遠くに見える木や石・芝生の遠近感のバランスがよく、まるで画かれた絵を見ているかのようで、自然が凝縮された美しい生の絵画です。

「生の額縁」が絵画と最も違う点は、四季折々で風情を変えた素晴らしい風景画を見せてくれところです。

 

清の庭に動の滝!庭園に躍動感を与える15mの「亀鶴の滝」

足立美術館・亀鶴の滝

山の中央あたりに見えるのが、「亀鶴の滝」です。
写真では少し分かり難いかも知れませんが、高さ15mの人口の滝で昭和53年に造られました。

滝から流れ落ちる水が、全体の静の風景に動きをつけ、庭園の厚みが更にまします。

 

横山大観の名画「白浜青松」をイメージした「白砂青松庭」

足立美術館・白砂青松庭

 

足立美術館・白砂青松庭2 足立美術館・白砂青松庭6

このエリアは「白砂青松庭」で、横山大観の名画「白浜青松」をイメージした庭園です。

池が海を表しているのでしょうか、白い砂浜に大小の松が立ち並び石と混在し、その景色は白砂の海岸を連想させられます。

横山大観作・白砂青松

これが、横山大観の「白浜青松」です。
何となくイメージが湧いてくるのではないでしょうか!

 

「白浜青松」から「池庭」と続く通路沿いの中庭!

足立美術館・中庭

足立美術館の中庭。
全ての場所に手入れが行き届いています。

 

足立美術館・中庭から池庭へ

中庭から、池庭へと続きます。

 

鯉の群れがやすらぎを与え緑の池の水が涼しさをかもしだす「池庭」

足立美術館・池庭 足立美術館・池庭2

新しい手法と伝統的な手法をうまくミックスさせて作られたのが、この「池庭」です。
池の中には、鯉が泳いでいます。

緑と池の水が、清涼感をかもしだしてくれます。

 

「生の額縁」は一見の価値あり!

足立美術館・生の掛軸

池庭の前の建物にある床の間には、「生の掛軸」があります。
掛軸のように壁をくりぬいており、向こうに見える白砂青松庭園がいかにも山水画の掛け軸のようです。

 

足立美術館・生の掛軸2

隣のお部屋の「生の掛軸」です。

 

館内に入れば絶対寄りたい茶室「寿立庵」!茶室で抹茶と菓子を堪能

足立美術館・茶室寿立庵の庭

館内入ったらもう一つ見ておきたいのが、茶室「寿立庵(じゅりゅうあん)」です。
「寿立庵」は、桂離宮の茶室「松琴亭」を参考に建てられ、昭和56年に茶室びらきが行われました。

茶室は、「取次ぎの間」「三畳台目」「六畳台目」「和室八畳」「水屋」からなり、部屋から外に出れば日本らしい落ち着いた庭を目にでき、腰掛待合に座ってゆっくりと雰囲気を楽しみましょう。

静寂の中、和室八畳のお部屋でいただける抹茶とお菓子を堪能しつつ、お部屋や掛軸・美しい庭の風景を眺めれば至福のひと時を味わうことが出来ます。

足立美術館・茶室寿立庵の茶室看板

門へと続く石畳脇には、手入れされた楓や杉苔が左右に広がり心を癒します。

 

足立美術館・茶室寿立庵の入口

門をくぐれば、直ぐに障子引き戸の玄関が現れてきます。

 

足立美術館・寿立庵玄関

「寿立庵」の玄関です。
障子引き戸を開ければ、「取次ぎの間」へと繋がります。

<「三畳台目」茶室】>

足立美術館・茶室寿立庵内の茶室



<「六畳台目」>

足立美術館・六畳台目



<「和室八畳」>

足立美術館・茶室寿立庵内の茶室隣



<「和室八畳」から見た庭>

足立美術館・茶室寿立庵内の室内から見た庭



<「寿立庵」庭の腰掛待合>

足立美術館・茶室寿立庵内の中庭



<庭側から見た「和室八畳」>

足立美術館・茶室寿立庵内の中庭2



<「寿立庵」で購入できる菓子や抹茶茶碗など>

足立美術館・茶室寿立庵の菓子

特に中央の「緑風」は、こちらの「寿立庵」で茶菓子として出されたもので、足立美術館のオリジナルだそうです。

 

帰りはお土産屋さんに寄って足立美術館に来た証しを!

足立美術館前・煎餅と土産屋

館内を出て、駐車場までの通路にはお土産屋さんや軽食のお店が並んでいます。
手前が「海老せんべい処 海老のや」さんで、エビやのり・しじみなどのせんべいを売っています。
奥のお店は「清松庵」で、お土産の他に喫茶もあって、ソフトクリームやぜんざいなども食べられます。

 

足立美術館・お土産屋

通路には、お土産屋さんが続きます。

 

足立美術館・さぎの湯温泉

足立美術館の目の前は、「さぎの湯温泉」宿があり宿泊はもちろん日帰り入浴もできます。
白鷺が、この地で傷を癒した伝説があり、お湯の効能は疲労回復・神経疾患・外傷などです。

四季折々で変わる庭園内の美しさ!その様子を動画で!

足立美術館 まとめ

世界が認めた「足立美術館」の庭園は、何度行っても素晴らしい!

人が見ないような細かいところにもしっかり手入れが行き届き、四季折々でまったく違う顔を見せる庭園には、季節事に行って見ることをお勧めします。

また、足立美術館は庭園だけでなく、横山大観を初め有名な日本画家の作品や陶芸も多く展示され、また、四季毎に展示会イベントもありますので見飽きることがありません。

足立美術館は、自然の美と絵画が融合する生のアートそのもの、見ていると心が自然と穏かな気持ちになれる癒しのスポットです。

「足立美術館」の詳細情報

【足立美術館】

住所:〒692-0064 島根県安来市古川町320
TEL: 0854-28-7111 FAX:0854-28-6733

【会館時間】:年中無休
夏季:4月~9月 9:00-17:30
冬季:10月~3月 9:00-17:00

【入館料】
大人:2,300円 大学生:1,800円 高校生:1.000円 小・中学生:500円
2年間フリーパス:6,000円

【アクセス】
マイカー:山陰道安来ICから45号線で約10分
JR:安来駅より無料シャトルバスで約20分

【お宿情報】:>>足立美術館の周辺宿はこちら【楽天たびノート】

<足立美術館の周辺マップ>

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あらゆる縁結び万能の地!「出雲大社」初心者のための参拝方法 https://kaiun.website/archives/87 Fri, 10 Apr 2015 14:55:44 +0000 http://kaiun.website/?p=87 izum2

全国から多くの参拝者が訪れる「出雲大社」は、島根県のやや西よりの出雲市にあり、大きな注連縄が架けられた拝殿やその後ろにある高さ24mのご本殿は、見るものを圧倒する迫力で参拝者の目を引き付けてしまいます。

ふつうは、「いずもたいしゃ」と読むのですが正式名は「いずもおおやしろ」といい、神社の中で唯一「大社」 と呼ばれます。

「出雲大社」は、男女の縁を結ぶだけではなく、親子縁・夫婦縁・仕事縁などあらゆる縁という縁を結んでくれる究極の大社です。

By: yy

60年ぶりの大遷宮で、さらにパワーがアップされて、恋の癒しに、仕事運や新規企業を立ち上げ前・発展に最大の縁結びスポットです。

「出雲大社」は他の神社と違い強力なパワー持っていますので、間違った参拝方法だと逆に効果がなかったり逆にパワーダウンになる恐れがありますので、ここを訪れるためのマナーや基礎知識を知って楽しく参拝しましょう。

参拝前に知っておきたい「出雲大社」の基礎知識!

◆「出雲大社」は、神社の中でも唯一「大社」呼ばれます。

明治維新以降、神社を等級化する近代社格制度によって唯一「大社」名乗る神社です。

◆参拝は、二拝四拍手一拝

参拝方法は、他の神社と違いますので間違ってはいけません。

普通の神社では、二拝二拍手一拝ですが「出雲大社」の場合は二拝四拍手一拝
二回頭を下げて、四回手を打ち願い事をした後、もう一度頭を下げます。

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引用:金森早苗編集『神社2出雲大社』(楽学ブックス、2012年*p40)

これは、四回手を合わせるので「しあわせ」の語呂合わせでもあるようです。
境内や境内外の摂社・末社にも同じ参拝方法となります。

◆出雲の旧暦10月は神在月(かみありつき)

一般には10月を神無月(かんなずき)と呼びますが、出雲の場合は10月10日に全国の神々が 出雲に集まるため、神在月(かみありつき)と呼びます。

この期間、神々の会議の邪魔にならないよう人々は静かに暮らすため、お忌(い)みさんとも呼ばれています。

◆縁結びの神である大国主大神(大国主命)は、いくつもの名前を持つ。

出雲大社の御祭神は、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)ですが、数多くの名前を持っています。

大穴牟遅命(おおなむちのみこと)、葦原色男神(あしはらしこのおのかみ)
大物主命(おおものぬしのみこと)、八千矛命(やちはこのみこと)
大国魂命(おおくにたまのみこと)、顕国玉命(うつしくにたまのみこと)
など多くの別前を持っており、多くの女神と結ばれ沢山の子供を授かったことから縁結びの神として有名。

国土を開発した神でもあるので、新規事業や企業の発展祈願にも力をいただけます。

◆古代の神殿は巨大で、大きさは約97m

現在の神殿の高さは24mですが、中古には約48m、古代には約97mもの巨大な神殿であったことが、平成十二年の御本殿前からの金輪でくくられた直径3mの巨大な柱3本が見つかったことで明らかになりました。

◆60年に1度の大修造「平成の大遷宮(だいせんぐう)」

遷宮とは、神社の御神殿を造営や改築する際に、御神体や御神座を御仮殿(おかりでん)に移し、 工事終了後、再び御本殿に戻っていただくことです。

延享元年(1744)に今の御本殿が造営されたのち、文化6年(1809)、明治14年(1881)、昭和28年(1953)と過去3度の遷宮が行われ今回が60年ぶりとなる遷宮です。

平成20年4月に御神体を御仮殿に移す「仮殿遷座祭」が執り行われ 平成25年5月10日に、大国主大神が御本殿に還るまで御仮殿(拝殿)の参拝となります。

◆服装に注意!

神をお参りするので服装は気をつけなければいけません。
だらしのない服装はもってのほかで、サングラスや帽子はとって参拝します。

足元は、沢山歩くので歩きやすい靴がベターです。

いざ参拝!見所のチェックと拝観ポイント

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引用:金森早苗編集『神社2出雲大社』(楽学ブックス、2012年*p43)

マップで見ると正門は、一番下の南側になります。

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境内の一番南にある正門の「勢溜の大鳥居」から入っていきます。

ここは昔、芝居小屋があったらしく人の勢いが留まるところからこの名が付いたようです。

 

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「勢溜の大鳥居」を抜けると、樹齢数百年とも言われる松並木の参道が続いており、
古くは皇族たちが通る道でした。

 

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御神殿に向かう前に、手水舎(てみずや)で両手とお口を清めましょう!

お口のお清めは、ひしゃくで左手にお水を取って行い、
ひしゃくに直接口をつけないよう気をつけましょう。

 

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いよいよ、境内の正門に立つ銅製の鳥居(銅鳥居)をくぐると拝殿が見えてきます。

 

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拝殿に着いたら、「出雲大社」式の二拝四拍手一拝で参拝しましょう。

「平成の大遷宮(だいせんぐう)」で平成25年5月10日までは、この拝殿が大国主大神の仮の住まい「御仮殿」に なっていて、長さ8m、重さ1.5トンの大しめ縄が特徴で、
参拝者のご祈祷・奉納行事が行われます。

本来なら、拝殿の次に本殿の門にあたる「八足門」でを参拝するのですが、
遷宮中の平成25年5月10日までは 立ち入ることができません。

 

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訪れたら参拝を忘れてはならないのが、「素鵞社(そがのやしろ)」です。

ほとんどの人が知っている、大国主大神の親神で八岐大蛇(やまたのおろち)を
倒した英雄、須佐之男命(すさのおうのみこと)が祀られた摂社です。

強く気高い気をいただけ、願い事は社会や家庭の縁をお祈りしてください。

「平成の大遷宮(だいせんぐう)」中は、奥まで行けませんので、氏社前の
素鵞社遥拝所での参拝となります。

 

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拝殿の2倍もある注連縄の大きさに圧倒される。長さ13m、太さ8m、重さ4.5トン
のしめ縄は日本一の大きさです。
又、注連縄は張り方も一般の神社とは逆で、神の領域と一般の人々を隔てるという意味を
もっています。

中では、結婚式や参拝者のご祈祷・福神祭等がおこなわれます。

まだまだ、伝えきれないくらい開運効果と見どころ満載のパワースポット「出雲大社」

平成17年4月には、神仏や宗教を超えて近隣20社寺があつまり、「出雲國神仏霊場」
を発足。
この御利益も「ご縁」で、大社めぐりと合わせて20ヶ所めぐりで、最良の縁に出会える
かもしれませんね。

皆さんも訪れてみてはいかがでしょうか。

出雲大社の参拝時間

◎11月~2月:午前6時30分~午後8時まで

◎3月~10月:午前6時~午後8時まで

◎御祈祷:午前8時30分~午後4時30分まで受付

※午後8時以降は、銅鳥居前からのご参拝となります。

一年の主要行事

5月 10日 遷宮記念祭(H27) 午前9時
5月 14日 例祭 午前10時
6月 1日 凉殿祭(すずもどのさい) 午前9時
11月 21日 神迎祭(かみむかえさい)旧暦10月10日) 午後7時
11月 22日 神在祭(かみありさい)旧暦10月11日~17日 午前9時
11月 28日 神等去出祭(からさでさい)旧暦10月17日 午後4時

 

毎年11月に行われる縁結大祭には全国から縁を求めて男女が集まる!

11月に行われる「縁結大祭」は、神在祭と合わせて行われる行事です。

大国主大神様は、神在祭で全国から出雲大社にお集まりになった神々の主宰を行い、
この時、参拝に訪れた人々の縁の結びの話し合い行い決められるようです。

2018年は、11月14日と11月16日の午前10時から「幸縁むすび御祈念」
斎行されます。
<幸縁むすび祈祷料 5,000円>

この日には、全国から御縁を求めて男女問わず、またお礼参りの方も訪れ大社内は
ひときわ賑わいを見せます。

出雲大社の駐車場情報

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一番近くて大きい駐車場は、出雲大社社務所前の出雲大社駐車場です。

こちらは神社では珍しい一部立体駐車場になっており、385台駐車(無料)

営業時間 6:00~20:00  定休日 無し

他にも近隣に無料駐車場が多数ありますが、週末や祭日はかなり混雑しますので
待つことを覚悟して行く必要があります。

出雲大社!アクセス詳細情報

【住所】
出雲大社社務所  〒699-0711
島根県出雲市大社町杵築東195
℡0853-53-3100

公式ホームページ:http://www.izumooyashiro.or.jp/

【アクセス】
JR出雲市駅から一畑バス出雲大社までのアクセス
出雲市駅①番のりば 30分毎/時  出雲大社・日御碕・宇竜行き
正門前まで約25分 運賃は510円 終点で下車

電鉄出雲市駅から一畑電鉄でのアクセス
約25分(途中、川跡駅で乗り換え)出雲大社前駅下車、正門前まで徒歩10分

車で山陰道出雲IC~約15分 斐川IC~約30分

出雲空港から直通バスで35分

 

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<出雲大社周辺マップ>

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