世界遺産|開運に導くおすすめパワースポット最新情報 https://kaiun.website 生まれてから、行動することでおこりえる後天運をより良いものにするため開運(金運・愛情運・仕事運・健康運・人気運) に関する情報をお届けします。 Sat, 02 Sep 2023 02:18:36 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.5 https://kaiun.website/wp-content/uploads/2015/10/cropped-torii2-32x32.jpg 世界遺産|開運に導くおすすめパワースポット最新情報 https://kaiun.website 32 32 【比叡山延暦寺】パワースポット巡りと根本中堂に隠された5つの秘密 https://kaiun.website/archives/3092 Wed, 30 Aug 2017 23:11:21 +0000 http://kaiun.website/?p=3092 「比叡山延暦寺」は、京都市と滋賀県大津市をまたぎ東山三十六峰(標高848m)の北側に位置する比叡山にあり、平安京の鬼門を守護するために創建された天台宗の総本山。

1200年間、今も尚、最澄が祈りを続けていると言われる日本仏教の一大聖地です。

1994年(平成6年)に、古都京都の文化財の一部であり、代表的な日本仏教の聖地としてユネスコの世界文化遺産に登録されました。

比叡山全体が延暦寺の境内で、500ヘクタールもある広大な敷地の中に約150ものお堂が並び、大きく分けて東塔(とうどう)・西塔(さいとう)・横川(よかわ)の三つのエリアで形成されています。

織田信長の焼き討ちなど多くの戦国武将とも関わりを持ち、又、多くの著名な僧を輩出している延暦寺は、日本仏教の母山とも言われるだけに多くのパワースポットも存在しますのでご紹介致します。

比叡山延暦寺は幾度の苦難を乗り越えてきた日本仏教の母山


延暦寺の開山は、788年(延暦7年)に最澄が薬師如来を本尊とする「一乗止観院(いちじょうしかんいん):現在の根本中堂」を創建し比叡山を開いたのがはじまりです。

延暦寺という寺号は、開創時の年号の延暦から付いており、最澄が亡くなった823年(弘仁14年)からです。

ここで最澄は、仏教によって国家を守護し安定させるため、指導者を育成する12年間の教育制度を作り、日本仏教に名を残す親鸞(しんらん)・法然(ほうねん)・日蓮(にちれん)・道元(どうげん)・一遍(いっぺん)・栄西(ようさい)などが修行をしたことから「日本仏教の母山」と仰がれています。

<親鸞聖人修行の地>

3000もの寺院が立ち並らんだ最盛期には、武力化も進み僧兵も大きな勢力となっていきます。

しかし、織田信長と敵対し1571年に織田信長の焼き討ちにあい、「一乗止観院」の跡に比叡山の総本堂である根本中堂を建てるも、瑠璃堂を除く全ての堂塔は焼失してしまいましたが、「不滅の法灯」は消えることなく1200年経った今でも柔らかな光を放ち灯り続けています。

その後、根本中道は1642年(寛永19年)に徳川家光により再建されました。

 

延暦寺境内は三つのエリアに分かれるご利益スポット!


境内は、あまりに広いため大きく三つのエリアに分けられ、「東塔(とうどう)」「西塔(さいとう)」「横川(よかわ)」の三塔とさらに細かく三塔十六谷二別所の堂塔が流麗な寺観を形造っています。

そして、境内全域がパワースポットになっています!


4000人いる天台宗の僧侶は、現在でも、「千日回峰行(せんにちかいほうぎょう)」や「十二年籠山行(じゅうにねんろうざんぎょう)」の厳しい修行を続けている。

東塔(とうどう)エリア


比叡山の中心的な堂の根本中堂を中心としたエリアで、延暦寺発祥の地です。

その根本中堂は、最澄の開いた一乗止観院の場所にあたり、創建1200年以来一度も消えたことのない「不滅の法灯」が灯されています。

文殊楼・大講堂・阿弥陀堂・大黒堂・戒壇院や昭和55年に再建された法華総持院東塔などが堂々たる風格を感じさせる。

また、延暦寺の数々の国宝や重要文化財が収蔵された現代的なコンクリート作りの国宝殿もあります。

<東塔エリア-北谷・東谷・南谷・西谷・無動寺谷>

主なお堂 詳細
根本中堂 三塔の中堂の中でも最大の仏堂で、延暦寺の総本堂
大講堂 1964年に坂本の讃仏堂を移築したもので、ご本尊は大日如来
阿弥陀堂 檀信徒の先祖回向の道場で、1937年(昭和12)に建立され本尊は丈六の阿弥陀如来
法華総持院東塔 1980年(昭和55年)に再建された多宝塔型の塔で下層に大日如来と五智如来が祀られる
文殊楼 延暦寺の山門で二階建てとなっており、階上には文殊菩薩を安置されています
大黒堂 日本の大黒天信仰の発祥の地で、本尊は、大黒天と毘沙門と弁財天が一体になった「三面出世大黒天」

 

<大講堂>

<阿弥陀堂と法華総持院東塔>

西塔(さいとう)エリア


比叡山の中でも歴史的な建築物が残るエリアで、今でも古くからの修行が行なわれています。

東塔エリアとは違い、老杉に囲まれ静けさを感じさせる西塔エリア。

西塔は、第2世天台座主・寂光大師円澄によって開かれ、本堂は釈迦堂(転法輪堂)で第5世座主・智証大師円珍が三井寺の園城寺の金堂を西塔に移築したものです。

唯一、織田信長の焼き討ちに免れた瑠璃堂もあります。

<西塔-東谷、南谷、南尾谷、北尾谷、北谷>

主なお堂 詳細
釈迦堂 西塔の本堂にあたり、延暦寺に現存する建築中最古のもので、ご本尊は釈迦如来
浄土院 56歳で入寂された最澄の遺骸を安置した場所で今では十二年籠山の僧が毎日仕えている
常行動・法華堂(にない堂) 同形の2棟のお堂が左右に並び、法華堂の本尊は普賢菩薩で常行堂の本尊は阿弥陀如来
瑠璃堂(るりどう) 信長の焼き討ちをまぬがれた唯一の堂

 

<にない堂>

<瑠璃堂>

http://lucky-day.at.webry.info/201510/index.html

横川(よかわ)エリア

横川エリアは、東塔や西塔より北へ少し離れた場所にあり、第3世天台座主・慈覚大師円仁によって開かれました。

神秘的な感じの横川エリアは、修行地としての色合いが強く、鎌倉新仏教の親鸞や道元・道元などが修行をした場所で静寂な雰囲気に包まれています。

おみくじ発祥の地と言われる元三大師堂などがあり、比叡山の鬼門を守っています。

<横川エリア-香芳谷・解脱谷・戒心谷・都率谷・般若谷・飯室谷>

主なお堂 詳細
横川中堂 横川の本堂で、舞台作りは船の浮かぶ姿に見え、本尊は聖観音菩薩
四季講堂(元三大師堂) 元三大師堂は、慈恵大師(良源)(元三大師)の住居跡で、四季に法華経が論議されたことから四季講堂とも呼ばれます。
恵心堂 恵心僧都源信の旧跡で、仏三昧の道場、本尊は阿弥陀如来を祀る

 

<四季講堂(元三大師堂)>

<恵心堂>

 

日本仏教の礎を築いた天台宗開祖・伝教大師最澄とは!


767年に、最澄は近江国(滋賀県)の渡来人(とらいじん)家系で門前町の坂本に建つ生源寺に生まれ、12歳より地元の国分寺で学び、20歳になった時に東大寺にて具足戒(ぐそくかい)を受け正式な僧になります。

788年、比叡山に現在の延暦寺となる一乗止観院(いちじょうしかんいん)を建立。

故郷の比叡山で修行中、中国天台宗の開祖である智顗(ちぎ)の法華経の利他(りた)「他人の救済を優先する」の教えに深く感銘する。

12年間の延暦寺での修行中に「一隅を照らす」の悟り開く。
「悪事を己に向かえ 好事を他に与え 己を忘れて他を利するには 慈悲の極みなり」

やがて、世俗化する南部六層の嫌気をさしていた桓武天皇と出会い、「空海(弘法大志)」と共に遣唐使として唐に渡り、天台学を学び大乗菩薩戒(だいじょうぼさつかい)を授かります。

帰国後、中国天台宗の法華経を基礎に善や密教・戒律を融合し日本独自の総合仏教を体系化、805年に天台宗を開く。

延暦寺を拠点に各地を布教、鎌倉新仏教となる名だたる開祖、法然(ほうねん)・親鸞(しんらん)・一遍(いっぺん)・栄西(えいさい)・日蓮(にちれん)・道元(どうげん)らが学び巣立っていきます。

最澄死後(767年~822年)、日本で初となる大師号「伝教大師」の称号を朝廷より贈られました。

 

普通の山門とは違う「文殊楼」は受験合格のパワースポット!


「文殊楼(もんじゅろう)」は、延暦寺全体の玄関にあたる建物で、延暦寺の正式な参拝ルートは門前町坂本から登り、比叡山にお参り後、この文殊楼を参り根本中堂へと向かいます。

文殊楼には、他のお寺の山門と違うポイントがある、それがお堂になっていることです。

二階へ上がれる山門は、昔、90日間の座禅を続ける「常座三昧(じょうざざんまい)」の修行が行われていました。

二階には、知恵を司る「文殊菩薩」が祀られており、受験合格・学業成就のパワースポットとなっているため多くの受験生が訪れます。

 

「大黒堂」祀られる大国様には三つの顔がありご利益も多い!

文殊楼から歩いて1分程の所にある「大黒堂(だいこくどう)」は、豊臣秀吉ゆかりのお堂で、日本で最初に大国様をお祀りしたお堂でもあります。

大黒天は、仏教では天部に属する神であり、神道では七福神の一柱の大国様として食物・財福・商売繁盛のご利益をもたらす神様です。

「大黒堂」の大黒天は少し変わっており、三つの顔を持った三面大黒天で「三面六臂大黒天(さんめんろっぴだいこくてん)」と呼ばれています。

三つの顔は、三つの仏が合体したもので、左側に毘沙門天・中央に大黒天・右側に弁財天の顔となります。

どうしてこの姿になったのか?逸話があります。

『最澄が、比叡山で修行を行っていた時に現れたのが大黒天で、世のため人のために頑張るのなら1000人の修行僧が来ても困らぬように食事の面倒を見ると告げられたのです。

しかし最澄は、もっと多くの人材を育てたいので1000人では足りないことを言うと、大黒天は毘沙門天様と弁財天様をお連れになり、3人合わせて3000人の修行が出来るように三体の仏様が一体となったと言われています。』

「三面六臂大黒天」一体で、大黒天の食物・財福・商売繁盛、毘沙門天の力と勇気、弁財天の美と才能のご利益が授かります、また、豊臣秀吉が深く信仰し活躍したことから出世運のご利益も授かります。

「開運の鐘」撞けば誰でも運が開けるご利益スポット!

東塔エリアの大講堂の近くにある鐘楼(しょうろう)には、「開運の鐘」または「平和の鐘」と呼ばれる梵鐘(ぼんしょう)があり、誰が撞(つ)いても名前のごとく運が開けると言われるパワースポットです。

梵鐘は、法要など仏事の予鈴として撞いたり、時報を知らせるなど仏教では重要な役割があります。

梵鐘の梵と言う字は、梵語(サンスクリット)で「神聖・清浄」という意味が込められており、この音に包まれているだけで心を浄化し清らかにしてくれます。

また、「魔」が逃げて行くという音でもあるのです。

By: James Gochenouer

延暦寺に訪れたなら、是非、試しておきたい開運スポットです!

撞くときは、願い事をしながら遠くまで音が響くよう力いっぱい撞けば、開運効果もUPするようです。ちなみに一叩き50円が必要です。

 

「根本中堂」最澄が仕掛けた5つの秘密が隠されている

「根本中堂」は、1200年前に最澄が比叡山を開くため最初にお堂を建てた「一乗止観院」の場所なので、比叡山の中心的なお堂となります。

現在の「根本中堂」は、織田信長による焼き討ちで焼失したため、徳川家光が9年の歳月をかけて1642年に再建したものです。

1955年(昭和30年)の昭和の大改修以来約60年振りに、2016年(平成28年)より10年かけて平成の大改修が始まりました。大改修中も参拝はできますし、工事間中だかこそ、普段見ることの無い貴重な改修作業も目にすることができますのでこの機会も見逃せません。

比叡山の中心となすお堂だけに、パワーを一番感じる場所なので、謙虚な気持ちなれ心が落ち着き思考も冴えてきます。また、「根本中堂」の内部には、ご利益が最大限に得られるよう最澄がお堂に仕掛けたものなど5つの秘密が隠されています。

「根本中堂」は三つのお堂が集まったもの(秘密①)

「根本中堂」を外観から見ると一つのお堂のように見えますが、実は経堂・薬師堂・文殊堂の三つのお堂が集まって建つ造りとなっています。

これは、比叡山の冬は雪の多い厳しい環境から考えられたもので、三つのお堂を大きな一つのお堂で囲ったので、建物の中にさらに建物がある造りとなっています。

仏様の高さはお参りされる人と同じ高さになっている(秘密②)

お堂内の内陣の床は外陣より3m低くなっており、内陣の厨子(ずし:仏像を安置する仏具)に安置される薬師如来像と参拝者の高さが等しくなっています。

法華一乗では、仏様と人は同じであるという教えがあり、誰でも等しく人は仏様になる素質を持っている、その意味で同じであることを「同じ高さ」で表しています。

本尊は薬師如来ですが最澄がそれを選んだ理由(秘密③)

普段は、最澄が一刀三礼して彫ったご本尊の「薬師瑠璃光如来」は秘仏のため拝めませんが、拝めるのは「御前立」の仏像です。

最澄がご本尊に薬師如来にした理由があり、それは過去でも未来でもなく、現在の世の中を良くしたい人々の悩みを救いたいという気持ちから、身体や心の病を治す薬の仏様である薬師如来を選ばれたのです。

天井に彩色で描かれる百花の図は仏様のお供えもの(秘密④)

根本中堂内は外陣・中陣・内陣に分かれており、中陣の天井には仏様のお供えとして「百花の図(花天井)」が描かれています。

「百花の図」は、織田信長の焼き討ちで焼失したお堂は徳川家光により再建さますが、この時に大名たちがそれぞれの地域を表す花として献上したものです。

生花と違い、いつまでも枯れない花として極彩色の二百もの草花が、静寂な雰囲気の中で仏様のお供えものとして天井に飾られています。

1200年間途絶えたことのない灯火「不滅の法灯」(秘密⑤)

ご本尊である薬師如来像の正面には、3つの釣燈籠が並び最澄が灯してから1200年間一度も絶えたことのない灯火があります。

これを「不滅の法灯」と言い、比叡山焼き討ちにより途絶えたかと思われた「不滅の法灯」は、6人の僧侶の努力によって山形県の立石寺(りっしゃくじ)に分灯されていました。

<山形・立石寺>その後、根本中堂が復興されされたため、延暦寺に持ち帰り再びその火を灯し現在まで受け継がれています。

伝教大師最澄と根本中堂(動画)

 

比叡山で一番の聖地「浄土院」は過酷な修行の場でもある

「浄土院(じょうどいん)」は、根本中堂から歩いて約15分の東塔と西塔の境目にあり、比叡山の一番の聖地と言われています。

それは、今も人々の幸せを祈り続けている最澄の遺骸が、この裏の「伝教大師御廟(でんきょうたいしごびょう)」にあるからです。

「浄土院」には、12年間一人で生身の最澄に仕える僧侶の「待真(じしん)」「十二年籠山行(じゅうにねんろうざんぎょう)」の修行を行っています。

待真は、約4000人いる天台宗の僧侶の中でたった一人しかなれません。

比叡山には、7年間山を歩き回り、途中9日間は食事も睡眠も取らず不動真言を唱える「千日回峰行(せんにちかいほうぎょう)」がありますが、「十二年籠山行」はそれよりも更に厳しい修行となります。

毎日、厳しいお勤め行う修行僧の決意と最澄の思いが感じられる「浄土院」からは、静寂の中、厳そかな雰囲気の空気が流れているパワースポットです。

 

比叡山延暦寺の宿坊「延暦寺会館」で写経や座禅を体験!

延暦寺を一日ゆっくりと各エリアをお参りするのなら、境内の東塔エリアにある宿坊「延暦寺会館」一泊するのがおすすめです。

延暦寺にも一番近く、清い空気の中、宿坊ならではの写経や座禅の体験は自分を見つめなおす良い経験となるからです。

また、琵琶湖を望む景色の良さや精進料理を堪能して、朝の根本中堂でのお勤めを行えば、身も心も浄化され忘れえぬ旅の思いでになるのではと思います。

お寺参りの宿泊なら、一度は試してみたい宿坊ですね!
詳細⇒宿坊「延暦寺会館」

 

比叡山「延暦寺」の詳細情報

【天台宗総本山・比叡山延暦寺】
所在地 <延暦寺>〒520-0116
滋賀県大津市坂本本町 4220
TEL:077-578-0001 (代)
FAX:077-578-0678
公式ホームページ⇒http://www.hieizan.or.jp/
参拝時間 【東塔エリア】
3月~11月:8:30~16:30
12月:   9:00~16:00
1月~2月: 9:00~16:30【西塔・横川エリア】
3月~11月:9:00~16:00
12月:   9:30~15:30
1月~2月: 9:30~16:00

拝観料:三エリア共通券(大人700円・中学生500円・小学生300円)
国宝殿拝観料:大人500円・中学生300円・小学生100円

アクセス 電車JR京都駅(湖西線)~比叡山坂本駅乗換~江若バス~
ケーブル坂本駅~坂本ケーブル~延暦寺駅~徒歩約8分マイカー名神自動車道(京都東I.C)降り~藤岡南ランプへ
西大津バイパス~近江神宮ランプ~山中越え~田の谷峠~
比叡山ドライブウェイ~延暦寺
駐車場比叡山・奥比叡ドライブウェイ内の駐車料金は無料
    東塔駐車場(270台)・西塔駐車場(75台)・横川駐車場(80台)
    他、比叡山登仙台・夢見ヶ丘・比叡山頂の全6箇所
お宿情報 >>比叡山延暦寺の周辺宿はこちら【楽天旅ノート】
周辺観光地 日吉大社近江神宮琵琶湖ミシガンクルーズ滋賀近代県立美術館
ガーデンミュージアム比叡三井寺琵琶湖花噴水柳が崎湖畔公園庭園

 

<比叡山延暦寺の周辺マップ>

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春日大社のご利益に迫る!開運必至のパワースポット10選 https://kaiun.website/archives/2900 Tue, 01 Aug 2017 12:41:05 +0000 http://kaiun.website/?p=2900

「春日大社(かすがたいしゃ)」は、全国に約1000社あるとされる春日神社の総本社で、奈良市街地の東方に広がる連山の中央の三笠山(古名:三蓋(みかさ)山・春日山)より西麓の奈良県奈良市春日野町に鎮座します。

境内約30万坪という広大な聖域内には、神鹿(しんろく)である鹿が共存し、御祭神の4柱を祀る本殿他、若宮神社と人気の若宮15社めぐり、春日の燈籠呼ばれる3000基の燈籠、また摂社・末社は全部で六十一社もあり、まさに春日信仰の聖地と言うべきものです。

古都奈良の文化財として1998年(平成10年)に世界遺産に登録され、回廊が特徴的な春日造りに朱色の社殿の美しさで、国内はもとより多くの外国人も訪れています。

境内には、女性的で穏かな気が流れており、女性が参拝すれば
「仕事や才能が開花し出世運がアップするご利益」
授かるので女性におすすめのパワースポットでもあります。

男性には、「強い精神力・実行力がいただけ権力」
を手にできるご利益があります。

また、縁結びや夫婦円満・開運招福」など多くのご利益も授かる春日信仰の聖地、「春日大社」の開運スポットをご紹介します。

春日大社

〇境内約30万坪に、神鹿と共存する春日大社は、春日信仰の聖地として知られる。
〇女性には仕事や才能の開花、男性には強い精神力や権力を手にするご利益がある。
〇美しい朱色の社殿と回廊で有名な春日大社は、1998年に世界遺産に登録されている。
〇境内には60以上の摂社・末社があり、若宮15社めぐりや春日の燈籠など見所が豊富。〇 穏やかな気が流れる境内は、女性におすすめのパワースポットであり、多くの外国人も訪れる。

30万坪の広大な境内!しかし驚くことに明治新前は今の10倍

パワースポット!

原始林が広がる神山の三蓋山や草原の飛火野(とびひの)・御社頭・萬葉植物園・鹿苑などを含めた境内地は現在約30万坪と広大で、一之鳥居から社殿まで続く表参道も約1.4kmもありその大きさが伺える。

明治維新前にさかのぼれば、数多くの武将に庇護された春日大社は戦乱の世において一度も焼討ちに遭っておらず、国家鎮護の春日大神様として境内地は今の10倍の約300万坪に及んでいました。

しかし、都が東京となり明治迎えると春日山の花山と芳山が国へ上地されることとなり、境内は現在の広さとなっています。

都会の中にあって人と自然が共存するこの場所には、御神山の三蓋山から清らかな空気が流れ込み、人の心を落着かせてくれるそんなパワーが感じられます。

 

奈良公園!奈良だからこそできる貴重な体験

見所スポット!

奈良公園は、奈良市街の東側地域の総称で、その面積は660ヘクタールにおよび都市公園では国内では最大級です。

都市と自然と文化遺産が一体となった奈良公園は、春日大社の境内を含み、若草山や東大寺・正倉院・奈良国立博物館なども全てこの公園内に入ります。

中でも、奈良公園ならではの貴重な体験と言えば鹿と身近に触れ合えることです。

奈良公園の鹿の凄いところは、人間が飼育しているわけでなく、また、鹿はただ居るわけでもなく、人間と鹿とが共存しているのです。

都市のど真中に動物と人間が共存している場所は、世界を見ても奈良公園しかないと思います。
そんな凄い場所なんです。

そもそも何故、奈良の市街地に鹿が放たれているのか?

説によれば、奈良時代に平城京鎮護するため鹿島神宮(茨城)より武甕槌命(たけみかづちのみこと)を祭神として勧請する際、白い鹿に乗って奉還されたそうです。

奈良の鹿は白鹿の子孫と言うことで、それからは、神鹿(しんろく)として敬愛され、大切に保護し現在に至ります。

戦後の混乱期には、食糧難や野犬などで絶滅の危機に追いやられていましたが、現在は約1200頭程となり、奈良公園の重要な顔として観光客に親しまれています。

春日大社の創建と御祭神!本殿は平城京と同じ思想で建立

「春日大社」の始まりは、平城京遷都の際に、鹿島神宮より武甕槌命(たけみかづちのみこと)を三蓋山に御祀りしたことからで、その後の768年(神護景雲2年)十一月九日に、藤原房前の息子の藤原永手(ながて)により香取の経津主命(ふつぬしのみこと)と、枚岡神社に祀られていた天児屋根命(あめのこやねのみこと)比売神(ひめがみ)を併せ、御蓋山の麓に四つの社殿を創建したことからです。

日本の古社 春日大社

通常、御本殿に行くには三条通を突き当った所にある、第一之鳥居から入り参道を歩いて第二之鳥居・南門へと進んでいきます。

第一之鳥居から本殿まで約1.4km程あり、普通に歩いて約20分位かかります。

途中に、見所も沢山ありますので時間が有れば立ち寄るのも良いですね。

参道沿いの名所

見所スポット!

御神木の影向の松(ようごうのまつ)・・若宮おん祭では、この松の前で「松の下式」が行われます。

勝敗榊(しょうはいさかき)・・若宮おん祭の競馬の決勝点。

飛火野(とびひの)・・東西に芝生が広がる場所で、御祭神が春日へ着くさい日が暮れたため火を灯したが、その火は消えず飛び回ったのでこの名前になったと伝えられる。

萬葉植物園(まんようしょくぶつえん)・・昭和7年に日本で一番古い萬葉植物園として開園。春日大社の社紋は藤の花であることから、約9000坪の園内には、20品種・約200本の藤の木が植えられています。

 

御本殿には4柱の御祭神を祀る朱色の4殿が色鮮やかで美しい!

パワースポット!

御本殿は、写真右から第一殿・第二殿・第三殿・第四殿となり、式年造替(しきねんぞうたい)制度によって二十年に一度、御殿の建て替が行われ今までに60回を数え、現在、平成19年の一ノ鳥居から造替が始まっていて平成28年の御本社御本殿の正遷宮をもって終了します。

本殿配置  御祭神:春日神(4柱の総称) 藤原氏氏神 勧請元神社 
第一殿 武甕槌命(たけみかづちのみこと) 藤原氏守護神 常陸国鹿島の神(鹿島神宮)
第二殿 経津主命(ふつぬしのみこと) 藤原氏守護神 下総国香取の神(香取神宮)
第三殿 天児屋根命(あめのこやねのみこと) 藤原氏の祖神 河内国平岡の神(枚岡神社)
第四殿 比売神(ひめがみ) 天児屋根命の妻 河内国平岡の神(枚岡神社)

 

ご本殿は、唐の思想に習った平城京と同様の考え方で建てられているため、南に正面を向き北が御本殿の背になる天子南面で建てられています。

色は鮮やかな朱色で施されており、これも平城京の大極殿(だいごくでん:朝廷の正殿)と同色となっています。

朱色は命の尊さを表す色で、「春日大社」は朱色を社殿に取り入れのが日本の中で最も早い神社の一つにあげられます。

<平城宮跡・大極殿>

「春日大社」は、奈良から明治時代の千年以上は「春日社」と呼ばれており、その後「官幣春日神社」となり、現在の「春日大社」と呼ばれるようになったのは戦後で、全国の春日神社の総本山であることからです。

社頭の大杉

パワースポット!

「社頭の大杉」は、中門の横にある樹齢約1000年とも言われる御神木です。

鷹さ25m・周囲8.7mの大木で、写真では見えませんが、この裏では一本の槙柏(しんぱく:伊吹といわれる)が斜めに伸びたため屋根に穴を開けて大切に保護しています。

1000年もの間生き続ける「社頭の大杉」のパワー強く、触れるだけで全てを浄化して貰える気がします。

本殿へ入る前に、一度立ち寄り御神木に触れ心の浄化してから、御祭神のご利益いただければ開運もアップするのではないでしょうか。

春日祭!古式ゆたかな祭は日本の三大勅祭の一つ

見所スポット!

「春日祭」は、平安時代の古式にのっとた例祭で、毎年三月十三日に宮中より天皇の勅使(ちょくし)をお迎えして行われます。

京都の賀茂祭(葵祭り:上賀茂神社・下鴨神社)石清水祭(石清水放生会:石清水八幡宮)と共に、日本の三大勅祭(さんだいちょくさい)の一つです

歴史は古く、奈良時代から行われてきた例祭ですが、現在のように盛大な「春日祭」となったのは、文徳(もんとく)天皇の時代の嘉祥(かしょう)二年(849年)で、毎年春の二月と冬の十一月の上の申(さる)の日に行われていました。

<春日祭は、中門前に高倉天皇が植樹した林檎の木(林檎の庭)を中心に行われる>

しかし、明治三年(1870年)に全国の神社の祭典の合一化によって年一回と変わりましたが、その後、明治天皇が明治十九年(1886年)に古い時代のものに戻され、この年の旧暦二月上の申の日が三月十三日であったため、以後この日を「春日祭」の祭日と定めました。

このような歴史から奈良市民は、「春日祭」を親しみをこめて「申祭(さるまつり)」ともよびます。

三月十日・十一・十二に前儀・十三日に本祭・十四日に後儀を古式ゆかしく行われます。

春日祭行事日程⇒こちら

「春日祭」勅使を迎えての儀(動画)

★御戸開之儀(みとびらきのぎ)・・御祭りにあたって御殿を開く重要な儀
★祓戸之儀(はらえどのぎ)・・二之鳥居内の祓戸神社にて中臣祓いを受ける儀
★御棚神饌(みたなしんせん)供進・・勅使みずから黒楉(くろもじ)の木の台にのせて、熟饌を本殿へ運ぶ式

祓戸神社!罪を祓ってくださる神がいる

パワースポット!

「祓戸神社(はらえどじんじゃ):末社」
は、第二之鳥居を入るとすぐ左手に見えます。

春日祭での勅使における祓戸の儀はこの神社の前で行われ、また、年々の大祓式もここで行われます。

御祭神は、瀬織津姫神(せおりつひめのかみ)で祓いの神

犯した罪を改めて祈るとその罪をお祓いしてくださる、聖母様のような神様です。
自分が気ずいていない罪もあるかもしれません、是非、参拝しておきましょう。

 

若宮神社!奈良生まれの若く強い御子神様

パワースポット!

「若宮神社(わかみやじんじゃ)」は、本社南門から東南へ御間道(おあいみち)を歩いて約100mの所に鎮座しています。

「若宮神社」の始まりには誕生秘話があり、御本殿である第四殿の大床より3升ほどの水の塊りができ、その中から神様の化身が現れ第四殿内に入っていったのを中臣是忠が拝見したそうです。

その40年後、6歳の童子が神がかりとなり高く浮き上がり、「春日大明神は神饌(しんせん:お供え物)を受け入れない」とおっしゃられ、神よりの御加護はないことを知った者たちは大騒ぎとになり、新しく誕生された五所王子(ごしょのみこ)に神饌がお供えしていなかったことにきずきます。

それまでは、比売神(ひめがみ)の子として第四殿の相殿とし、一緒に神饌をお供えしていたのですが、子供が大きくなるのと同じようにその時期は過ぎていたのです。

そして、御本殿の第二殿と第三殿の間の「獅子の間」に五所王子を奉祀して、神饌を丁寧にお供えしました。

その後も、丁重に御祀りしましたが、天災や飢餓・疫病が流行るようになり、神霊新たかな春日の若宮様の御加護を得るために新しい御殿の建設に入り、保延元年(1135年)2月27日完成し本殿東南に御遷座されました。

これが若宮社で、若宮本殿は本殿の第一殿とほぼ同じ大きさで大宮(本殿)と若宮は同格とされています。

「若宮神社」の御祭神は天押雲根命(あめのおしくもねのみこと)」で、第三殿の天児屋根命と第四殿の比売神の御子神(みこがみ)です。

「天押雲根命」は生命の根源である水から生まれたため、生命力や知恵のご利益が授かります。

春日若宮おん祭!約900年間途切れずに続く贅をつくす大祭

見所スポット!

「春日若宮おん祭」は、若宮の御祭神(天押雲根命)のお祭で、若宮本殿が創建された次の年の保延二年(1136年)九月十七日に、若宮の御神助を願って五穀豊穣・天下泰平・万民和楽(全ての人が和やかに楽しく過ごせる事)を祈願し始められたものです。

当時、洪水や飢餓・疫病が流行っており政情も不安定であったため、水神の力を持つ若宮様の力が必要であったのです。

おん祭を開始してからは晴天が続き、人々の不安や同様は収まり、以後900年弱の間途切れることのなく毎年十二月十七日に行われれる贅を尽くした大祭です。

若宮おん祭行事日程⇒こちら

 

若宮15社めぐり!神々をまわれば一生の苦難を助けて下さる

※円形外側のピンク色は、納礼社名で円形内側の黄色は御神徳。

パワースポット!
「若宮15社めぐり」
とは、若宮神社の若宮様を中心に、人が一生を送る間に起こるさまざまな難関・難所・試練をお助けをして下さる神様が集まって鎮座しており、その神社15社を順番に参拝して自身の人生をたどりながら一生安泰を祈願するものです。

若宮15社めぐり手順

順路

1.「夫婦大國社」で、15社めぐりの受付を行います。
受付用紙をいただき名前・住所・電話番号・生年月日を記入し、初穂料1,000円を添えて申し込みます。

2.各神社・遥拝所に収める15枚の玉串木札の入った袋をいただきます。

3.「夫婦大國社」近くの手水舎で体と心を清めます。

4.納礼社の一番は若宮神社で、次に一童社(三輪神社)と続き15社全てを参拝します。(順番は下記参照)

5.15社全て満願すると15社最後の礼拝所となる「夫婦大國社」で「おしるし」がいただけます。
「おしるし」は、「若宮15社の御朱印」と「夫婦大國社」の御祭神である大国主命の「福杓字と福小槌」のお守り。

 

順番 納札社 御祭神 御利益
第一番 若宮(わかみや)神社 天押雲根命(あめのおしくもねのみこと) 正しい知恵
第二番 一童社(三輪神社)   少彦名命(すくなひこなのみこと) 子孫繁栄・子の成長 
第三番 兵主(ひょうす)神社   大巳貫命(おおなむちのみこと)  延命長寿
第四番  南宮(なんぐう)神社  金山彦神(かなやまひこのかみ)  金運守護
第五番 広瀬(ひろせ)神社   倉稲魂神(くらいなたまのかみ)  衣食住の守護
第六番  葛城(かつらぎ)神社  一言主神(ひとことぬしのかみ)  心願成就
第七番 三十八所神社 
(さんじゅうはっしょ)
伊弉諾命(いざなぎのみこと)
伊弉冊尊(いざなみのみこと)
神日本磐余彦命(かむやまといわれひこのみこと) 
 正しい勇気と力
第八番 佐良気(さらけ)神社   蛭子(ひるこのかみ)神:えびす神 商売繁盛・交渉成立 
第九番  春日明神遥拝所
(かすがみょうじん)
 春日皇大神(かすがすめおおかみ)  ひらめき
第十番  宗像(むなかた)神社  市杵島姫命(いちきしまひめのみこと) 諸芸発達 
第十一 紀伊(きい)神社  五十猛命(いたけるのみこと)
大屋津姫命(おおやつひめのみこと)
抓津姫命(つまつひめのみこと) 
命の根源を守る 
第十二 伊勢神宮遥拝所 
(いせじんぐう)
天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ)
豊受大御神(とようけのおおみかみ) 
天地の恵みの感謝所 
第十三 元春日 枚岡(ひらおか)
神社遥拝所 
天児屋命(あめのこやねのみこと)
比売神(ひめがみ) 
 延命長寿
第十四 金龍(きんりゅう)神社   金龍大神(きんりゅうおおかみ) 開運・財運の護守 
第十五 夫婦大國社
(めおとだいこくしゃ) 
大国主命(おおくにぬしのみこと)
須勢理姫命( すせりひめのみこと)
良縁・夫婦円満
福運守護 

 

若宮15社めぐりは、本殿参拝後に必ず訪れたい大人気のパワースポットです。

自分の歩んできた人生を振り返り、これからの人生の中であるであろう試練や苦悩を少しでもより良いものにするため、15社満願で自分の一生を開運へと導いて見てはいかがでしょうか。

 

末社で人気の開運スポット!

夫婦大国社!縁結びから夫婦まで男女の願いが叶う

パワースポット!

「夫婦大国社(めおとだいこくしゃ)」は、若宮15社めぐりで最後の礼拝所となっており、御夫婦の大国様を祀っている日本唯一の神社です。

御祭神は、「大国主命(おおくにぬしのみこと)」「須勢理姫命(すせりひめのみこと)」で、御厨子(みずし:仏像をあんちする仏具)に二人の彫刻像を安置しお祀りしたことが始まりです。

縁結びや夫婦円満・家内安全など男女に関するものにご利益があります。

夫婦大国社では、古くはしゃもじに願い事を書いて奉納していましたが、今ではハート型のピンクの縁結び絵馬も登場しています。

金龍神社!今人気の金運スポット

パワースポット!

「金龍神社」は若宮社の末社で、15社めぐり14番目の神社です。

南北朝時代の後醍醐天皇ゆかりの神社で、金龍名は天皇の御座所の禁裏(きんり)が発音がなまり「きんりゅう」になったと言われています。

御祭神は「金龍大神」で、開発・発達の神であるが最近では金龍名から金運や財運の神様として知られるようになり、15社を巡らずこの一社を目当てに参拝に訪れるという人気の金運スポットです。

白乳神社と赤乳神社!名前だけで女性のご利益が想像できる

パワースポット!

夫婦大国社の東側、礼拝所5番と6番の間に遥拝所が設けられ、社は境内南側の能登川沿いに鎮座します。

古くは、和歌山県の淡島(あわしま)神社とあったとされ、「白乳(しらち)神社」御祭神は志那斗弁神(しなとべのかみ)で、女性の腰から上の治してくださる神様

「赤乳(あかち)神社」御祭神は稚日咩神(わかひめのかみ)で、女性の腰から下を治して下さる神様です。

女性なら、15社めぐりの途中に訪れれば病気も安泰のパワースポットです。

 

春日大社の灯篭!その数驚きの3000基は歴史の証し

見所スポット!

「春日大社」は、通称「お春日さんの万灯篭」とも呼ばれるだけに、「灯篭」は境内と御本殿を合わせるとその数は約3000基もあると言われ、その内訳は境内に2000基の石灯篭、御本殿には1000基の釣灯篭があります。

神社仏閣の中でも、「春日大社」は数多くの灯篭を置いた最初の神社で、その後、全国の社寺に広がっていきました。

「春日大社」は、奈良で一番明るいところと言われ時代があり、3000基の灯篭の灯りは、幻想的で境内そのもを示す神聖な聖域となっていたのです。

言い伝えによれば、「一日で灯篭の数を正確に数えることが出来たなら長者様になる」と言われています。

約3000基の内、多くは商人や一般からの寄付で約8割を占めており、一部は貴族や武士などの有名な灯篭もあります。

灯篭が多種多様に揃う「春日大社」は、奈良時代から現在に至る歴史を灯篭により垣間見ることができ、また、時代における技巧の素晴らしさが伺える唯一の場所です。

3000基の灯篭が灯され幻想的な世界「中元万灯篭」

パワースポット!

「中元万灯籠(ちゅうげんまんとうろう)」は、石灯篭約2000基と釣灯篭約1000基の計約3000基が一斉に灯される幽玄で美しい神事で、年に2月の節分と8月14・15両日の夜7時から9時半まで行われます。

夜の静けさと暗闇の中に浮かぶ灯篭の火は、幻想的な優美な世界へと導いてくれます。

また、その前の夕方には「林檎の庭」にて、庭火を焚いて神楽や舞楽の奉納があります。

この時期に行けない人には、万灯籠を再現した「藤浪之屋(ふじなみのや)」で気分を味わうことができます。

江戸時代に神職の詰所であった「藤浪之屋」が開放され、多くの釣灯篭が灯されてます。

 

「砂ずりの藤」見頃には紫の花が2m以上も下がり地面を舞う

見所スポット!

は、「春日大社」の社紋であるため大事にされています。

社殿西回廊側の慶賀門を入ると棚が作られ藤の木があります。

この藤は、「砂ずりの藤」と呼ばれ、花の房が六から七尺ほど下がることからこの名が付けられ、摂関近衛家より奉納されたと伝えられる樹齢700年以上の名木です。

5月初旬が見頃となる藤なので、何時も見れるわけではありませんが、ゴールデンウィークに参拝されるのであれば立派な下藤の花が咲きますので、見落とさないようにしましょう。

 

「春日大社」の詳細情報

【春日大社】

所在地 〒630-8212
奈良県奈良市春日野町160
TEL:0742-22-7788
FAX:0742-27-2114
公式ホームページ⇒http://www.kasugataisha.or.jp/
参拝時間 【開門時間】
夏期(4月~9月)6:00~18:00 冬期(10月~3月)6:30~17:00
本殿前特別参拝は、8:30~16:45(初穂料500円)

【国宝殿】 <旧称春日大社宝物殿>
10:00~17:00(入館は16:30まで)
一般/500円・大学生・高校生/300円・中学生・小学生/200円

【萬葉植物園】
3月~11月 9:00~17:00(入園は16:30まで)
12月~2月 9:00~16:30(入園は16:00まで)
大人 /500円・小人 /250円

アクセス

【電車とバス】
JR奈良駅(東口)⇒奈良交通バス(春日大社本殿行:約12分)
        ⇒春日大社本殿下車
JR奈良駅(東口)⇒奈良交通バス(市内循環内回:約13分/外回:約8分)
        ⇒春日大社表参道下車⇒徒歩(約10分)

【マイカー】
名神高速道「京都南IC」⇒京奈和自動車道経由(約60分)
京奈和自動車道「木津IC」⇒県道754号線経由(約7km:約20分)
第2阪奈有料道路「宝来IC」⇒東方面へ(約8km)

【駐車場】
バス・乗用車合わせて100台(車駐車料金1,000円/1日)
利用時間:2月~11月(7:30~17:00)・12月~1月(7:30~16:30)

お宿情報  >>春日大社の周辺宿はこちら【楽天旅ノート】
周辺観光地  平城宮跡・奈良公園・若草山山頂・萬葉植物園・東大寺・氷室神社・元興寺

 

<春日大社周辺マップ>

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「下鴨神社」癒しの森を通って縁結び!7つのパワースポットでご利益 https://kaiun.website/archives/2504 Mon, 08 May 2017 09:10:11 +0000 http://kaiun.website/?p=2504

「下鴨神社(正式名:賀茂御祖神社【かもみおやじんじゃ】)」は、京都で最も清らかで尊導きの神様としてのご神徳を持ち、縁結びのご利益を頂けるパワースポットとして女性に大人気の神社です。

京都の最古の神社である「下鴨神社」は、紀元前から神々のおられる地で山城国一ノ宮として崇められ、JFA(日本サッカー協会)のシンボルである3本足の八咫烏(やたがらす)の伝説や七不思議など話題も豊富で、浄化・必勝・開運・子宝・美容・縁結びなど様々なご利益を頂ける神社です。

そんな「下鴨神社」に訪れたら、是非、行って欲しいパワースポットをご紹介します。

癒しの空気が流れる広大な「糺の森」

おすすめパワースポット!

「下鴨神社」の正式な参拝は、出町から賀茂川に架かる葵橋を渡り、十二万四千平方メートルの広大な「糺(ただす)の森」から表参道を社殿方面の北へと歩いて行くのが正しいとされています。

その理由は、社殿参拝と共に平安時代以前の原生林をそのまま残し、古代より精霊が住むとされる糺(ただす)の森を訪れ歩くことが身を清め心を癒してくれるからです。

表参道の両脇には、瀬見の小川と泉川が流れ、静かなせせらぎと共に癒しの空気が流れ込んでくるパワースポットです。

「下鴨神社」境内マップ

http://www.shimogamo-jinja.or.jp/

 

メイクをすれば美人のご利益が得られる絵馬

人気スポット!

糺(ただす)の森の中、「下鴨神社」の境内に入り少し歩くと左側に「河合神社」が鎮座します。
この神社には、日本一美しいと言われる神様の玉依姫命(たまひめのみこと)が祀られています。

「河合神社」には、美人になるとされる絵馬の「鏡絵馬」があり、訪れた女性のほとんどが美のご利益を頂くため奉納しています。

手鏡に似せ顔が描かれた鏡絵馬に、自分の美しくなった顔を想像し、自分の持っているメイク道具で絵馬の顔にメイクします。(メイク道具が無い人には、色鉛筆が借りられます。)

裏には願い事を書き、出来上がった絵馬は飾られ、後日お焚上げが行われます。

女性の美への憧れは昔も今も同じ、美人になれるなら「鏡絵馬(初穂料800円)」メイク挑戦しておきたいですね!

「河合神社」は、古くから安産や育児など、女性ならではの願い事を叶えてくれる神社として信仰されています。

サッカー必勝の神様を祀る任部社

おすすめパワースポット!

「河合神社」の奥には、日本サッカー協会のシンボルマークである八咫烏命(やたがらすのみこと)を祀る「任部社(とべしゃ)」が鎮座します。

専女社とも呼ばれ、「河合神社」の創祀(そうし)と同時期から祀られている古いお社です。

八咫烏は三本足を持つ鳥で、初代天皇である神武天皇の東征の際に、黒い衣をまとって道案内をした八咫烏賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)の化身だとされてます。

この導き勝利の功績によって、天皇より八咫烏の称号が与えられた言われています。

御祭神である八咫烏命の御神徳により、勝利・武芸上達・交通安全・旅行安全のご利益が得られます。

 

ちょっと変わった参拝方法で縁結びのご利益が凄いご神木!

おすすめパワースポット!

縁結びのご利益が高いと評判のパワースポットが、境内にある「下鴨神社」の末社の「相生社(あいおいしゃ)」です。

「相生社」は、桜門のすぐ手前にあり、神皇産霊神(かむむすびのかみ)を祀るお社で、隣には神様のご神徳で結ばれたと言われる霊木「連理の賢木(れんりのさかき)」が立っています。

根元は2本に分かれた別の木が、途中で一つに結ばれた珍しい木で、縁を結ぶ力が強くて一つに成った言われ、夫婦和合を表しています。

又、現在の「連理の賢木」は四代目で、不思議なことにに寿命が来ると、糺(ただす)の森のどこかに自然と跡を継ぐ霊木ができるそうです。

そのため、「連理の賢木」は京の七不思議にも数えられパワースポットです。

他とは違う特徴的なここの参拝作法!

絵馬(初穂料500円)に願い事を書く。

絵馬の赤と白の糸を良縁の願いを込めて結ぶ

絵馬を持ち「相生社」の正面へ。

「連理の賢木」の周りを男性は右回り(時計方向)、
  女性は左回り(反時計方向)
に願い事を唱えながら回る。

まず、2週して3周目に後ろの絵馬掛けに絵馬を奉納します。

お社の正面に戻って、二礼二拍手一礼で参拝。

「連理の賢木」の正面より御生曳き(みあれびき)の綱を2回引いて終わり。

「縁結びや子宝・安産・家内安全・夫婦円満など縁を結ぶもの」のご利益を授かります。

 

可愛いと評判の女性に大人気の「媛守」

人気スポット!

中門横の授与所には、女性に大人気のちりめん生地の「媛守(ひめまもり)」があります。
ちりめん生地で作られたこのお守りは、女性用のお守りです。

一つとして同じ絵柄はなく、小振りでデザインも可愛いので、「下鴨神社」では評判の人気お守りです。

 

干支の守護神からご利益が得られる7つのお社

おすすめパワースポット!

舞殿の裏の中門を入ると社殿に向かって左側に3つ、正面に2つそして右側に2つ、合計7つのお社が鎮座します。

このお社は、「言社(ことしゃ)」で、大国主命の略称から大國さんとも呼ばれ人気のパワースポットです。

大国主命は、働きによって7つの名前があり、その名前事に7つのお社があります。
十二支の守り神を祀っており、それぞれのお社にご神徳があることから古くから多くの人に信仰されています。

7つのお社詳細

言社名 社名 神名 干支のお社とご神徳
一言社 東社 大国魂神
(おほくにたまのかみ)

巳歳の守護神
(国土創生と大地の神で、命の躍動の象徴)
未歳の守護神
国土創生と大地の神)

  西社 顕国魂神
(うつしくにたまのかみ)

午歳の守護神
(国土の守り神で物事をうまく運び営む力の神)

二言社 北社 大国主神
(おおくにぬしのかみ)
子歳の守護神(国づくりと縁結びの神)
  南社 大物主神
(おおものぬしのかみ)
丑歳の守護神(物を司り神仏のお使いの神)
亥歳の守護神(物を司り力を与える神)
三言社 北社 志固男神
(しこのかみ)
卯歳の守護神(天下一の強者で力の神)
酉歳の守護神(天下一の強者で希望のシンボルの神)
  中社 大巳貴神
(おほなむちのかみ)
寅歳の守護神(国づくりや医薬の神)
戌歳の守護神(国づくりや医薬の神)
  南社 八千矛神
(やちほこのかみ)
辰歳の守護神
(邪悪を断ち切る武勇に優れた神で天子の象徴の神)
申歳の守護神
(邪悪を断ち切る武勇に優れた神)


言社の参拝方法は、まず自分の干支、それから今年の干支を参拝
することで一度に多くのご利益が頂けます。

 

酉歳には特に参拝したい必勝・開運の本殿

http://blog.goo.ne.jp/hirokikurioka

社殿は、神社形式の代表的な形式で建てられ東西の本殿は国宝に指定され、「下鴨神社」は世界文化遺産でもあります。

平成27年には、21年に一度、社殿を修復する34回目の式年遷宮が行われました。
元来、式年遷宮はご神体を除く建物、社殿を造り替えるものですが、ほとんどが国宝や重要文化財に指定されているため江戸時代以降は修復にとどめられています。

通常、本殿は言社の前の幣殿からしか拝めず、参拝はここで行います(上記写真)。

「下鴨神社」は賀茂建角身命とその娘の玉依媛命の二人をお祀りする神社

おすすめパワースポット!

ご本殿は、「下鴨神社」で最強のパワースポットです。

御本殿 御祭神
西本殿 賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)
東本殿 玉依媛命(たまよりひめのみこと) 

 

<御本殿:西と東に分かれている>

「賀茂建角身命」は、神話で八咫烏に化身して重要な役割を担った神様のため、酉年には特に参拝をお勧めします!

「玉依媛命」の玉依(たまより)は、霊憑(たまより)からきているとされ、神に仕える巫女(みこ)のことだと言われています。
巫女の役割と共に子供を生む力など女性に関する総称でも有り、玉依媛命の祀られる神社は水と深い関係があることから、水や縁にも強いご神徳を持っています。

又、玉依媛命が鴨川の上流で流れ着いた丹塗りの矢を祀っていたところ、美しい男神となったため結婚したと伝わる。
二人の間に生まれた子供が、現在の「上賀茂神社」の祭神である賀茂別雷大神(かもべついかずちのおおかみ)です。

御祭神 ご利益
賀茂建角身命 導びきの神・勝利の神・方除・厄除け
入学・受験合格・交通・旅行・操業の安全
玉依媛命 縁結び・子宝・安産・育児・開運・方位除け
商売繁盛・豊作豊漁・災難除け

 

みたらし団子は「御手洗社」の井戸の泡から生まれた

みたらし団子は、「下鴨神社」が発祥の地です。

境内奥の東本殿側にある、「御手洗社(みたらししゃ)」の下には井戸があり、井戸から湧き出る白い泡を見て、みたらし団子が考えられたと言われています。

ここに来たら、是非、食べておきたいみたらし団子ですが、昔は神前に供えてご祈祷後、家に持ち帰っていただいたそうです。

上記写真でもわかるように、串に5つのお団子が付いていますが、1つ目から2つ目の間が少し離れているのが特徴的です。

みたらし池の湧きあがる白い泡が、1つ浮き少し経ってから2つ3つ4つと泡が湧き出る様子を表して作られたためで、人間の五体を表しているともいわれ縁起物です。

西参道にある「加茂みたらし茶屋」が人気のお店で、焼いて焦げ目をつけた米粉の団子に、蜜のたれをスプーンですくい、団子にたっぷりつけていただきます。

加茂みたらし茶屋
住所 京都府京都市左京区下鴨松ノ木町53
営業時間 9時30分~19時(定休:水曜日)
メニュー みたらし団子(3本420円)
わらび餅(550円)
磯巻(620円)

 

おすすめパワースポット!

「御手洗社」は、みたらし川から湧き出る井戸の上に建っていることから「井上社」とも呼ばれ、お祓いの神様の「瀬織津媛(せおりつひめ)」をお祀りしています。

南側に御手洗川が流れ、そこからお社の下を通って、前側にある「みたらし池」と続いており、この池を舞台に毎年土用の丑の日に「みたらし祭(別名:足つけ神事)」が催されます。

<みたらし池に架かる輪橋>

昔から、神の池「みたらし池」で手や足を洗い、罪や穢(けが)れを祓い落とし、病気を厄払いする夏のお祭りです。

「みたらし池」は、普段流れない水が、土用の丑の日は池から湧いてくるといわれ「鴨の七不思議」の一つになっています。

「さざれ石」生命力の象徴で神霊の宿る石

おすすめパワースポット!

南口鳥居を入った直ぐ左側には、神霊の宿る石「さざれ石」があります。

「さざれ石」とは、小さな石という意味があり、石灰石が長い年月をかけて雨水により溶けて固まり、岩石へとなったものです。
年月と共に成長する「さざれ石」は、神霊が宿る石とされています。

又、「さざれ石」を詠んだ古今和歌集があり、日本の国家の原典となっている。

古今和歌集<古今和歌集巻七賀歌巻頭歌、題しらず、読人しらず、国歌大観番号343番>
「我が君は 千代にやちよに さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで」

そして、日本の国家の「君が代」
「君が代は 千代に 八千代に さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで」です。

違いは、初めの部分だけですね!

「さざれ石の 巌となりて」は、石に宿る力、生命力は永遠で小さな石も大きくなることを表し、石には神霊が宿る神聖なものとして昔から崇められてきたのでしょう。

 

3つの的を神馬一体で打ち抜く勇壮な祓い清めの神事

糺の森に設けられた500mの馬場に100m間隔で3つの的が置かれ、公家装束をまとった射手(いて)が勇ましく駆けながら、馬上から厄けの「イン、ヨー(陰、陽)」の掛声と共に次々と矢を放ち、50cm四方の的を射る「流鏑馬神事(やぶさめしんじ)」は、勇壮でその光景は平安時代にタイムスリップしたような感覚にもなります。

「流鏑馬神事」は毎年5月3日に行われ、「葵祭(あおいまつり)」が安全に行われるよう祓い清めるための神事で、約2万人もの多くの人が集まる「下鴨神社」の人気の行事です。

的に当たれば、豊作や諸願成就のご利益が得られ、 当たり的は縁起物として授与されるそうです。

年によっては、勇敢な女性や中学生の射手も登場します。

葵祭

「葵祭(正式名:賀茂祭)」は、毎年5月15日に行われる京都三大祭の一つで、下鴨神社(賀茂御 祖神 社)と上賀茂神社(賀茂別雷神社)の例祭。

♦王朝絵巻さながらの衣装をまとった総勢500名以上の人が行列をなして、 京都御所から出発し、下鴨神社を経て上賀茂神社へと向かうお祭り。

8キロに渡る沿道には、約8万人以上の人が集まり華麗で優雅な平安王朝絵巻に見入ってしまいます。

 

下鴨神社の詳細情報

【下鴨神社(賀茂御祖神社)】

所在地 〒606-0807
京都府京都市左京区下鴨泉川町59
TEL: 075-781-0010
公式ホームページ⇒【下鴨神社】
参拝時間 開閉門時間:夏は午前5時30分~午後6時
      冬は午前6時30分~午後5時
大炊殿拝観:午前10時~午後4時迄
ご祈祷:午前9時~午後4時迄
アクセス

市バス:京都駅(4or205系統)~下鴨神社前下車
(糺ノ森を歩くなら葵橋西詰バス停下車)

電車:JR京都駅(JR奈良線)~東福寺駅(京阪電車に乗り換え)
   ~出町柳駅下車(徒歩約13分)

電車・バス:京都駅(地下鉄鳥丸線)~北大路駅(市バス1or205系統)
      ~下鴨神社前下車(所要時間約40分)

マイカー:名神高速京都東インター下車(三条通経由約30分)
     名神高速京都南インター下車(河原町通経由約31分)
駐車場:境内西駐車場(300台有料30分/200円)

お宿情報  >>下鴨神社の周辺宿はこちら【楽天旅ノート】  
周辺観光地  上賀茂神社・京都市動物園・京都国際マンガミュージアム
六角堂頂法寺・京都国立博物館・京都御所 

 

<下鴨神社周辺マップ>

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高野山のパワースポット巡り!ここを知っていれば開運効果が倍増 https://kaiun.website/archives/1725 Thu, 17 Nov 2016 00:59:07 +0000 http://kaiun.website/?p=1725 高野山・紀伊山地

「高野山」は、平安時代のはじめに弘法大師(空海)よって開かれ、開創1200年を迎えた真言密教の聖地で日本屈指のパワースポットです。

そんな高野山には、ご利益のある開運スポットが数多くあり、中でもご利益の高いこの三つのエリアのパワースポットをご紹介していきます。

ご利益の高い三つのエリア

平成27年には、開創1200年記念大法会もあり、参拝者数は199万人を越えました。

世界的旅行誌のミシュランガイドでは、日本で「わざわざ訪れる価値の場所」として三星に輝くなど外国の方にも人気の場所で、年々観光客も増加し、今では年間約5万6千人の外国の方が訪れています。

外国の方に人気の理由は、神秘的な景観やここにいるだけで不思議なパワーを感じるという人が多く、そんな特別なパワーに魅了されるようです。

高野山は、和歌山県北東部の伊都郡高野町に位置します。

高野山を山だと思っている人も多いのではないかと思われますが、実は山ではなく、四方を八つの山に囲まれた盆地のことを高野山と呼びます。

高野町の人口は、平成28年度約3、200人でその内約700人を僧侶が占め又、高野山境内にはコンビニが有ったり、国道も走り駐車場も点在する高野山一体そのものが宗教の町。

高野山は、聖域内に入る大門をくぐって最初に壇上伽藍(だんじょうがらん)エリア総本山金剛峯寺(こんごうぶじ)エリアそして弘法大師が今も瞑想されていると言われる奥之院(おくのいん)エリア三つのエリアに分けられます。

壇上伽藍エリアと奥之院エリアは、山内の二大聖地とされ信仰の中心的存在です。

聖地高野山の第一歩は大門から始まる

高野山・ガイドマップと三エリア

普通思い浮かぶお寺には、本堂の建物がありその敷地を境内という概念ですが、高野山は通常のお寺違い「一山境内地」で高野山全体がお寺であり、境内地になっています。

山内にあるお寺は117ヶ所あり、これらのお寺を塔頭寺院(たっちゅうじいん)といい、高野山全体を大寺(だいじ)と見ればこの点在するお寺は小院です。

また、この内52ヶ寺には宿坊が完備され、参拝者の泊まれる宿となっています。

弘法大師・空海が開いた「真言密教」は、平安時代初期に大成され、「真言」とは、仏の真実の「ことば」を意味しており、さまざまの事柄の深い意味、隠された秘密の意味を知ることのできる教えが「密教」です。

空海以前の仏教は、国を守るなど国の繁栄祈願のような大きな話のものでしたが、空海の登場により、自分やその周辺の願いである病気平癒・出世・御縁など、個人の祈願もできるようになったきっかけの場所がこの高野山です。

高野山・大門

高野山の入口の第一歩は総門の大門から始まり、神聖な聖域に足を一歩踏み入れれば空気感も変わり清々しさを覚えます。

大門は、国の重要文化財で少し怖い感じの金剛力士像(仁王像)が、入門される人々を左右からあたかも監視しているかのよう立っています。

壇上伽藍(だんじょうがらん)エリア

「壇上伽藍エリア」は、弘法大師が真言密教を開くために最初に整備したエリアで、真言密教のシンボルとして創建された根本大塔(こんぽんだいとう)や金堂(金堂)・御影堂(みえいどう)などがある二大聖地の一つです。

高野山・壇上伽藍エリア詳細マップ

 

壇上伽藍をもう少し細かく見てみましょう。

高野山・壇上伽藍エリア拡大マップ

根本大塔(こんぽんだいとう)お賽銭を立てればご利益が高くなる開運スポット!

高野山・根本大塔

真言密教のシンボルの「根本大塔(こんぽんだいとう)」は、高さ48.5mの巨塔で空海が創建した日本初の多宝塔です。

「根本大塔」の外見の特徴は、一階部分が四角なのに対して二階部分が円形となっおり、この形式は真言宗ではよく使われる宇宙の中心の形で、宇宙は丸く回転していく思想を表しています。

大塔内は、真言密教の仏様である「大日如来像」が鎮座し、左右に2体、前後に2体の仏様が座り、そして菩薩様が画かれた16本の柱に囲まれています。

正方形の囲まれた中に、仏像を平然と並べることで真言密教の世界観である仏の世界・宇宙の世界を立体的に表現した、立体曼荼羅となっています。

こちらのお賽銭の供え方に特徴があり、仏様のすぐ横の壇上にお金を立ててお参りすると開運のご利益があると言われています。
仏様は、単にお金を供えるより難しい作業をこなしたあなに願いを叶えてあげましょうということらしく、いつからかこのお参り方法となったようです。

三鈷の松を拾うと幸せが訪れる開運スポット!

根本大塔のすぐ隣で、赤い柵の中に松の木があります。

通常松の葉は二つに分かれていますが、ここの松には三つに分かれた松の葉があり「三鈷の松」と呼ばれ、柵周辺に落ちている松の葉の中から三鈷の松を見つけ大事に持っていると幸せになれると言われています。

どうして、三つに分かれた松の葉にご利益があるのかは、弘法大師・空海が高野山開創の際のある伝説によるもので、中国・唐の浜辺より、真言密教を広めるための場所を探しておくれと法具の三鈷杵(さんこしょう)を日本に向けて投げた。

その後、帰国し高野近辺に訪れた時に、松の木を見上げると唐から投げた三鈷杵が掛かっていました。
そこで、この地が真言密教を開創する場所にふさわしいと決めたそうです。

その逸話から三鈷杵と同じ三葉の松の葉は、縁起が良いと言われ「三鈷の松」として祀られてきました。

回すだけで頭が良くなるご利益スポット!「六角経蔵」

「六角経蔵(ろっかくきょうぞう)」(別名:荒川経蔵)は、鳥羽法皇の供養のため、紺紙に金泥(きんでい)で浄写された経典を収納する目的で建立された経蔵です。

現在の六角経蔵は、1934年(昭和9年)に、再建されたものです。

六角経蔵の基壇(きだん)部分に把手がついていて、比較的軽い力でも回すことができ、一周すれば中の経典を一通り読んだことになり、頭が良くなると言われています。

高野山の総本堂の「金堂」御本尊がご開帳されたのは1200年の歴史で一回だけ!

By: na0905By: na0905

重要な行事はほとんどここで行われる、高野山の総本山である「金堂」

現在8代目となる入母屋造りの建物は、高さ23.73m・梁間23.8m・桁行30mで、1926年(昭和元)に火災により全焼しましたが1934年(昭和9年)弘法大師千百年御遠忌に合わせ再建されました。

再建と同時に、金堂の御本尊である「秘仏・薬師如来(阿閦如来)」も、大仏師の高村光雲仏師によって造立された。

1200年という長い歴史の中で、初めて「秘仏・薬師如来」のご開帳が、平成27年の高野山開創1200年記念大法会で行われました。

薬師如来のご利益は病気平癒、さまざまな病気を治すお医者様なので、この歴史的イベントを目にした人たちは健康となるご利益を授かったに違いありません。

高野山を開創する際に空海が守り神とした御社

弘法大師・空海が、高野山に真言密教の聖地を開創する際に、丹生明神と高野明神を守り神として寺社に迎え奉安したお社。
お社には、丹生明神と高野明神、十二王子・百二十供神が祀られている。

このお社の前には「山王院」というお堂があり、お社に祀られる地主神の拝殿となっています。
神仏習合姿勢が見られる場所です。

蓮池の太鼓橋

高野山・蓮池の太鼓橋

蓮池は、壇上伽藍・中門の東側にあり、真中の小島を中心に二つの太鼓橋が架かっています。
この一直線上に架かる二つの太鼓橋は、遠望から見ると二つの太鼓を描く形となっている。

また、小島には祠(ほこら)があり善女竜王が祀られています。

総本山金剛峯寺(こんごうぶじ)エリア

「金剛峯寺(こんごうぶじ)エリア」には、平成11年に平成の大修理落慶大法会以来、16年ぶりの平成27年にご開帳された、持仏の間に祀られる御本尊(弘法大師座像)や日本最大級の規模を誇る石庭の「蟠龍庭」・真田幸村が過ごしたとされる「蓮華定院」・豊臣秀吉の甥の豊臣秀次が自害した居間などがあります。

高野山の壇上伽藍・金剛峯寺エリア

金剛峯寺(こんごうぶじ)

金剛峯寺・正門

金剛峯寺の境内に入る正門。

金剛峯寺の建物の中でも一番古く、当時この正門から入ることができるのは、天皇や貴族・高野山の重職のみでした。
一般の僧侶は、右側にある小さな門から出入りしていたそうです。

金剛峯寺・大玄関と小玄関

「金剛峯寺」の奥側(ひさしが直線的)が大玄関(だいげんかん)で手前側(ひさしが曲線的)が小玄関(こげんかん)になります。

玄関にも決まりがあり、大玄関は天皇や貴族・高野山の重職が出入口、小玄関は上綱(じょうこう)職、一般の僧侶は裏口から出入りしていたようです。

高野山・金剛峯寺

写真でもわかるように金剛峯寺の屋根の上には、天水桶(てんすいおけ)という桶が設置されています。
普通は下に置いてある場合が多いのですが、金剛峯寺のように上に置いてあるのは非常に珍しいことです。

この天水桶には利用法があり、火事などが起きた場合に僧侶が屋根に上って水を組み消火するためのものです。
また、桶に7分ほどの水を入れておき地震で揺れると水がこぼれることを利用し、当時の地震計としても使われており震度4以上になったときに水があふれると言います。

<金剛峯寺の拡大図>高野山・金剛峯寺拡大マップ

金剛峯寺には、1943年(昭和9年)に別殿が建てられ、1984年(昭和59年)には、新たに大勢の参拝者の接待所として新別殿が建てられました。

日本最大級の石庭「蟠龍庭」奥殿の前でとぐろを巻く雄雌一対の龍

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別殿・新別殿・奥殿の間にある「蟠龍庭(ばんりゅうてい)」は、日本最大級の石庭で2,340平方メートルの広さがあります。
蟠龍庭は、新別殿と同時期に造園されました。

名前の蟠龍とは、天に昇らず地上にうずくまりとぐろを巻いた龍のことで、奥殿を守るかのように左側に雄と右側に雌の一対の龍が、雲海のなか向き合っている姿を石で表現しています。

雲海には京都の白川砂が、龍には四国の花崗岩が使用されている。

金剛峯寺の台所の一度に僧侶2、000人分のご飯が炊ける釜

 

金剛峯寺の台所には、僧侶2、000人分のご飯が一回で炊けるというお釜があります。
写真のお釜がそのお釜で、一つのお釜で約七斗(98kg)三ついっぺんに炊けば約二十一斗(二石)となり、約2、000人分のご飯を炊くことができます。

三基並ぶお釜の上には、台所の神様の三宝荒神が祀られています。

触ると絆が深まるパワースポット!六時の鐘の石垣内に大泥棒が隠したもの

高野山・お寺の前の石垣内のかすがい

金剛峯寺入口の手前に、少し高い石垣の上に「六時の鐘(ろくじのかね)」があります。

福島正則が、父母の冥福を祈り1618年(元和4年)に建てた鐘楼で、今でも朝6時から夜の10時までの偶数時間に時刻を知らせています。

そして、この六時の鐘の下の石垣はパワースポットなっています。

あの天下の大泥棒と言われた石川五右衛門が、お寺に忍び込む時に見つかってしまい身体を調べられた際、泥棒であることをかくすためお寺へ昇る道具を石垣に隠したとされる。

この道具が「かすがい」というもので、写真の矢印の石垣内に残っています。

かすがい

 

鎹(かすがい)は、材木と材木とをつなぎとめるために打ち込む金具で、「つなぎ」「つなぐ」という意味で、触ると夫婦の絆がより深まると言われています。

弘法大師が自ら刻む仏像に命を救われた!最強パワーの秘仏「浪切不動明王」

高野山・浪切不動尊・南院

 

弘法大師が、自ら彫ったとされる秘仏「浪切不動明王」があります。
香木で、赤い色をした赤栴檀(しゃくせんだん)の木で作られた約1m程の仏像です。

この仏像があるのは、金剛峯寺の北西に位置する「浪切不動尊・南院」で、山外不出でめったに見ることのできませんが、6月28日のみご開帳できます。

「浪切不動明王」には、弘法大師を救ったとされる伝説があり、中国・唐から帰国時に嵐に遭い船が沈没しそうになったので、波を押さえるため自ら彫った「浪切不動明王」に祈りを捧げながら、不動明の剣から出る火焔で波を切り裂きながら無事帰国の途についたといわれています。

現在の「浪切不動明王」は、赤色ではなく黒色に染まっています。
それは、1200年間護摩壇に安置され、毎日焚く護摩のすすで染まった祈りの色で、弘法大師・空海から受け継がれる最強パワーの秘仏です。

高野山最強パワースポット奥之院エリア

高野山の奥之院エリアマップ

高野山最大のパワースポット「奥之院エリア」には、今も弘法大師・空海がいるという「御廟(ごびょう)」があります。

奥之院の終点の御廟までは、一の橋から約2kmの道のりが続きゆっくり歩いて約30分、その参道にはあらゆる階層の20万基のお墓が立ち並び高く伸びた杉と相まって神聖な澄んだ空気間をかもしだす。

一の橋の正式名は大橋と言い、御廟へ行く最初の橋で、弘法大師がこの橋まで送り迎えしてくれるといわれています。

<一の橋>

一の橋は、澱川に架かっており、日本人は古来から川を現世・来世・浄土の世界の境界とし、高野山はこれを象徴する三重構造を形成している。

橋は、安全に行く浄土への架け橋となっています。

<奥之院参道>高野山・奥之院参道

織田信長や豊臣秀吉・武田信玄・上杉謙信など戦国武将の名を連ねる墓所がある中、織田信長と謀反(むほん)を起こした明智光秀の墓所が同じ場所に存在したり、一般の人の墓所があったり、宗教・有名無名・敵味方・身分など関係なしに誰もがやすらげる場所、現世にこだわない高野山の寛大さがあり弘法大師・空海の思想が受け継がれています。

<奥之院・石田光成墓所>
高野山奥之院・石田光成墓所

いつも汗をかいている「汗かき地蔵」


中の橋を少し越えた所に、いつも汗をかいているお地蔵様「あせかき地蔵」が地蔵堂の中にいます。

何故いつも汗をかいているんでしょうか?
それは、この世の人々の苦しみや悲しみをこのお地蔵様が一身に背負い受け止めているため、汗をかいているんだと伝わっています。

顔が映らなければ怖い「姿見の井戸」!高野山七不思議の一つ

汗かき地蔵堂の左側後ろ(向かって右側)に、世にも奇妙な伝説をもつ井戸があります。

この小さな井戸は「姿見の井戸」と呼ばれ、言い伝えによれば、井戸を覗き込み自分の顔が井戸の中の水に映らないときは、3年以内に亡くなると言われています。

さてあなたは、この井戸に顔を覗き込む勇気はありますか!?

ご先祖の供養は「水向け地蔵」

By: Kadano

「水向け地蔵」は、御廟橋のすぐたもとの清流・玉川を背にした場所にある仏像様で、観音菩薩様や地蔵菩薩様などが鎮座し亡くなった方の御供養をします。

御供所で水向塔婆を求め、亡き人の名前を書きお地蔵様の下にある箱に供え、柄杓で水を手向けてご先祖様の冥福を祈ります。

「弥勒石」持ち上げれば願いが叶う開運パワースポット!

四角い小さなお堂の中に、持ち上げれば何でも願いが叶うといわれる「弥勒石(みろくいし)」があります。

この石に触れば、生命・未来の救世主である弥勒菩薩様とつながり、お堂の中は下の段と上の段に分かれていて、下から上へ石を持ち上げると願い事が叶うと言われています。

片手のみで石を持つので、女性は意外と難しいかもしれません。

高野山最大の聖域!空海が今も瞑想する「御廟」

弘法大師・空海は、今尚生きて瞑想を続け人々の救済をしているとされ、その瞑想を行っている場所こそ「御廟(ごびょう)」です。
そのため、御廟橋から先は高野山最大の聖域となり、写真撮影はできません。

高野山参拝に来て、奥之院に来なければ参拝に来た意味がないと言われるほど、弘法大師にとって重要で大切な場所です。

高野山・御廟橋

 

橋は、金剛界の37尊を表し、橋板36枚に橋そのものを1として足した37となる。
金剛界37尊は、多くの仏たちの代表的な緒尊で、金剛界曼荼羅を構成し、奥之院こそが清らかな世界であると昔より信じられている場所です。

これは、奥之院エリアの一の橋・中の橋も同様です。

ここからは、聖地に足を入れることになるので渡る際には一礼や合掌をしましょう。

御廟橋を渡れば、そこは聖域としてふさわしい雰囲気が漂い、深閑しピンと張りつめた空気の神秘的な空間。
この聖域の中では、誰もが心が清く洗われ、弘法大師・空海の有り難く強いご利益パワーを感じるといいます。

「燈籠堂」弘法大師のいる御廟を灯火で礼拝するお堂

弘法大師・空海へのお供えには、ロウソクの火が一番尊いものとされているため、常に灯火を灯しているのが「燈籠堂」で、御廟におられる空海に願いを聞いていただく拝殿です。

堂内には、数え切れないほどの燈籠があり、祈親(きしん)上人の祈親燈(きしんとう)や白河上皇の白河燈の他、一般の方々からの寄付による燈籠が所狭しと並び、その一つ一つに祈りが込められています。

出典:http://www.vt81.com/view/363373.htm出典:http://www.vt81.com/view/363373.htm

 

燈籠堂の正面はガラスになっており、ここから奥にある御廟の建物が見えます。
そして、御廟の地下には今も尚、空海は人々の幸せを祈り日々瞑想を行っています。

弘法大師のいる「御廟」は高野山最大最強のパワースポット!

空海は、生死の堺を越え魂の存在となり、これからも人々を救い続けるため西暦835年3月21日(満62歳)でご入定(にゅうじょう)されました。

その瞑想するお住まいが「御廟(ごびょう)」です。

この場所は、空海が今も生き続けていると信じる人々の最大信仰の場で、高野山最大最強のパワースポットです。

御廟の地下にいる空海へは、燈籠堂の地下階段を通って行けるようになっており、瞑想されている部屋の前には御影(ごえい)が飾られています。

1200年間続く生身供!お供え前に味見

高野山では、空海がご入定後、1200年間一度も欠かしたことがない儀式があります。
それは、空海が生きていると信じられているため朝6時と朝10時30分にお食事のお供えする「生身供(しょうじんく)」です

http://peacefullife.blog.so-net.ne.jp/2015-04-07http://peacefullife.blog.so-net.ne.jp/

お食事は、御廟橋近くの御供所と呼ばれる所で作られ空海のもとへ運ばれるのですが、その前に面白いのが「嘗試(あじみ)地蔵」というお地蔵さまに味見をしてもらいます。

よく時代劇で、殿様の食事前に味見役が毒味をするのと同じような意味合いでしょう。

「御衣切」弘法大師空海が着る衣の切れ端は最強の開運アイテム!

毎年一度、弘法大師はお衣替えをしているそうで、お衣替えになった衣を細かく切ったものが「御衣切(おころもぎれ)」です。

高野山奥之院・弘法大師の衣の布

弘法大師が身近に着けていたものなので、そのご利益は高くお守りとしては最強のアイテムです。
「御衣切」は、奥之院の燈籠堂で販売されていますので、訪れたら必ず購入しておきたいお守りです。

首都圏における弘法大師信仰の拠点「高野山 東京別院」

東京の港区高輪三丁目にも、首都圏における大師信仰の拠点である「高野山 東京別院」があります。

高野山学呂の江戸在番所として慶長年間に開創され、1673年(延宝元年)に、高野山江戸在番所高野寺として建立。
その後、火災により焼失・再興・礼所などを経て、1927年(昭和2年)に高野山東京別院と改称されました。

高野山・東京別院遍照殿

御府内八十八ヶ所の1番札所・江戸三十三観音の第29番札所・関東八十八ヶ所の特別霊場でもあります。

境内には、弘法大師の法号「遍照金剛(へんじょうこんごう)」に由来する遍照殿や不動堂・鐘桜などがあり、常に写経会やお茶会などの教室も開かれており、都民の心の拠り所となっています。

高野山開創1200年名所を訪ねて(動画)

誕生から弘法大師の諡号(しごう)賜るまでの簡略空海史

(誕生)
宝亀五年(774年)6月15日、讃岐の国(現在の香川県善通寺市)で誕生しました。
父は佐伯直田公(さえきのあたいたぎみ)、母は阿刀家(あとうけ)の出身で、お大師さまの幼名は真魚(まお)といいました。

(空海改名)
各地で苦しい修行を続け、22才で名を『空海』に改め、最高の教えを求めて祈願したところおつげを得て、奈良の久米寺東塔にて「大日経」を発見します。

(唐へ渡る)

804年、31才の年、ついに努力と才能を認められ留学生(るがくしょう)として遣唐使船に乗り入唐。唐の都長安の名僧、真言密教第七祖・恵果阿闍梨を訪ねました。

(真言宗開宗)

810年、立教開宗の勅許を得て「真言宗」を開宗。多くの学僧が集まり、天台宗の最澄も高雄山寺にて空海の灌頂(かんじょう)をうけます。

(高野山)

816年、都に近からず遠からず、清逸な水が湧き霊感あふれる高野山を『密教修行の道場』と定め、勅許を得て伽藍造営に着手し、弟子と共に密教の流布に尽力しました。

(東寺)
823年、嵯峨天皇より東寺を賜ります。「教王護国寺」と称し『鎮護国家を祈る道場』とし、高野山を中心に両道場を往復する流布活動は朝野の尊崇を広く集めました。

東寺の立体曼荼羅は圧巻!境内は空海の気が満ちたパワースポット京都駅から徒歩約15分の南区九条町に、日本の仏教の原点・古い仏像の宝庫と言われる寺院「東寺」があります。 「東寺」全体はパワーに満ち溢...

(ご入定)
835年3月21日寅の刻。高野山にて、かねてより決意のとおり一週間の精進潔斎を済ませ、結跏趺坐(けっかふざ)して生身のまま金剛定に入ります。御年62才。

(奥の院)

入定から五十日後、弟子達は空海自身が定めた奥之院の霊窟にその御定身を納め御廟としました。今も日に2回、大師の召される食事を運ぶ生身供(しょうじんぐ)が続けられています。

(弘法大師)
入定から86年後の921年、醍醐天皇より『弘法大師』の諡号(しごう)を賜りました。

神秘的な宗教都市の高野山と僧侶の営みを描く映像

高野山の詳細情報

【高野山真言宗 総本山金剛峯寺】

所在地:〒648-0294 和歌山県伊都郡高野町高野山132
TEL:0736-56-2011 FAX:0735-56-4640
公式ホームページ:高野山

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【参拝時間・料金】
基本参拝時間無休・料金無料
参拝所によっては参拝時間有・料金有

<料金の掛かる拝観所>

拝観場所 参拝時間 参拝料金
金剛峯寺 午前8時30分~午後5時 一 般:500円 小学生:200円
未就学児無料
金堂 午前8時30分~午後5時 一 般:200円
根本大塔 午前8時30分~午後5時 一 般:200円
霊宝館 5~10月:午前8時30分~午後5時30分
11~4月:午前8時30分~午後5時
一 般:600円
高校生・大学生:350円(要 学生証)
小学生・中学生:250円 未就学児無料
高野山大師教会 午前8時30分~午後5時 無料(ギャラリー別料金) 授戒料:500円
徳川家霊台 午前8時30分~午後5時 一 般:200円

【アクセス】
電車:南海高野線「難波」(特急85分)~「極楽橋」ケーブルカー乗り換え(5分)~高野山
南海高野線「天下茶屋」(特急80分)~「極楽橋」ケーブルカー乗り換え(5分)~高野山

マイカー無料駐車場:壇上伽藍駐車場・金剛峯寺駐車場・中の橋駐車場・奥之院駐車場
<マイカーでのアクセスは下図参照>
高野山・車でアクセス

<高野山周辺マップ>

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東寺の立体曼荼羅は圧巻!境内は空海の気が満ちたパワースポット https://kaiun.website/archives/1439 Tue, 20 Sep 2016 01:38:12 +0000 http://kaiun.website/?p=1439 東寺京都駅から徒歩約15分の南区九条町に、日本の仏教の原点・古い仏像の宝庫と言われる寺院「東寺」があります。

「東寺」全体はパワーに満ち溢れ場所パワースポットで、境内にある五重塔は現存する木造では日本一高く、京都のシンボルにもなっており京都駅を降りればその姿が見えてきます。

東寺は、「教王護国寺(きょうおうごこくじ)」ともいい、桓武天皇が平安遷都(794年)とともに建立した官立(国立)の寺院です。
823年に嵯峨(さが)天皇より下賜(かし)され、弘法大師「空海」が作り上げた日本で始めての密教寺院で、1994年には世界遺産にも登録されています。

東寺を作り上げた伝説のお坊さん弘法大師空海!密教の伝道者

 

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遣唐使として唐に渡った空海は密教を学び、9世紀の初めに東寺を日本初の密教寺院として活動を始め、日本中に密教を広めて行きました。

空海は、真言密教を開いた偉大な伝説のお坊さんでありながら、芸術や文学から社会事業などさまざまな分野で活躍され、また庶民にも学問の門を開くため日本で初めての民間教育学校、綜芸種智院(しゅげいしゅちいん)を開設しています。

弘法大師空海と高野山

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弘法大師空海と言えば「高野山」ですが、弘法大師にとって高野山は修行の地いわば聖地。
さとりを求める修行の地であり、そして入寂(亡くなった)の地です。

※「高野山」(和歌山県)
約1200年前に、弘法大師空海が開山し修行をした日本仏教の聖地で、現在も瞑想を続けていると伝わる場所。
高野山真言宗 総本山金剛峰寺は「一山境内地」と称し、高野山全体がお寺であることを意味する。

弘法大師空海と東寺

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一方で東寺は、都の民衆のために密教という新しい仏教を発信するための拠点、都の密教の発信基地なのです。

空海(弘法大師)
空海(くうかい)<宝亀5年(774年)~ 承和2年3月21日(835年4月22日>は、平安時代初期の僧。
弘法大師(こうぼうだいし)の諡号(921年、醍醐天皇による)で知られる真言宗の開祖である。讃岐の国、今の香川県に生まれ、俗名(幼名)は佐伯 眞魚(さえき の まお)。
日本天台宗の開祖最澄(伝教大師)と共に、日本仏教の大勢が、今日称される奈良仏教から平安仏教へと、転換していく流れの劈頭に位置し、中国より真言密教をもたらした。能書家としても知られ、嵯峨天皇・橘逸勢と共に三筆のひとりに数えられている。-ウイキペディア-

皇族の信仰が強かった東寺も、鎌倉時代に入ると庶民の信仰も広がり、今では庶民信仰のお寺として愛されていて空海の思いが伝わっています。

東寺境内は空海パワーが充満!見所は盛だくさん

東寺境内の伽藍(ガラン)は、ほとんどが焼失して創建当時のものは残っていませんが、その後に再建され当時と同じ平安京の遺構を残しています。

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南大門から東寺境内に入ると右手に、ひときわ高くそびえる五重塔が目に入ってくる。
そして目の前には、東寺の本堂である堂々とした姿の金堂が見え、あらゆる病から人々を守る本尊の薬師如来像が鎮座する。

他にも、空海が居住していた御影堂(みえいどう)や夜景が綺麗な不二桜など見所満載の境内です。
また、境内に入れば空海の気を感じ、特に御影堂は空海の気が強いパワースポットです。

上にある東寺の境内図で分かるように、全てが無料拝観ではなくオレンジの点線内は有料拝観となります。
講堂・金堂は有料拝観となりますが、金堂の黄金に輝く巨大薬師如来三尊像や講堂の立体曼荼羅は圧巻です!
是非、見てご利益を授かって下さい。

有料拝観料(講堂・金堂・五重塔)
大人500円・高校生400円・中学生以下300円

※五重塔内に入ることは出来ません!近くからの観覧です。

東大門はあかずの門

一般的には南大門から境内に入りますが、東側にも東大門(ひがしだいもん)があります。

この門は、建武3(1336年)に足利尊氏が後醍醐天皇方の新田義貞の軍に攻められ、東大門から境内に逃げ込み門を閉じて以来、不開門(ふかいもん)あかずの門とよばれ、災害などの時以外人の手で開けられたことがありません。

しかし、2010年の4月に解体修理を行うため、670年ぶりに開門された事が大きな話題となりました。

http://www.shikoku-np.co.jp/http://www.shikoku-np.co.jp/

 

弘法大師空海の住居だった伝説の御影堂!東寺最強の開運スポット

 

東寺・御影堂(大師堂)入口門

境内の北西に位置する西院とよぶ一角に、弘法大師空海が約10年間住み密教を広めたと伝わる国宝「御影堂(みえいどう)」があります。
「大師堂」ともよばれ、お参りすると空海のパワーを頂け運が開ける特別な開運パワースポットです。

年間500万人以上の参拝者が訪れる、庶民信仰の拠点でもあります。

朝6時に、弘法大師空海が住まわれていた時と同じように、「生身供(しょうじんく)」という法要が行われます。
生身供は、御影堂の大師像に一の善・二の膳・お茶をお供えする40分程の法要で、空海が唐より持ち帰った仏舎利を頭と両手に授かります。

男女・年齢問わず、どなたでも無料で参拝することが出来ます。

【御影堂・南側の後堂】

http://blog.goo.ne.jp/mrslim2/e/406f1c5c9b3e6bd1c375922c8ab54660http://blog.goo.ne.jp/mrslim2/e/406f1c5c9b3e6bd1c375922c8ab54660

御影堂の南側の後堂には、空海の念持仏である国宝の「不動明王座像」が安置されています。

【御影堂・北側の礼堂】
東寺・御影堂(大師堂)北側の礼堂の奥には、現存する最古の「弘法大師空海の座像(国宝)」が祀られています。

この木製の弘法大師空海の座像は、運慶(うんけい)の四男の「康勝(こうしょう)」が1233年(天福元年)に、一刀三礼(いっとうさんらい)という手法で心を込めて作成しました。
※一刀三礼(いっとうさんらい)・・・仏像をひと彫りごとに三度の礼拝をする。

毘沙門堂は幸福の神である兜跋毘沙門天像が鎮座する

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御影堂の前に、「毘沙門堂(びしゃもんどう)」という小さなお堂があります。
堂内には、室町時代作の財宝と富貴をつかさどる「兜跋毘沙門天像(とばつびしゃもんてんぞう)」が鎮座します。

七福神の中で、唯一武具を身に着けている神で幸福をもたらす神様です。

東寺の本尊は黄金に輝く巨大な薬師如来!病気平癒のご利益を拝受

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本尊である黄金の巨大な薬師如来三尊像が鎮座するのは、東寺が796年に創建後に最初に建立された「金堂」です。

金堂は、文明18年(1486年)の土一揆で仏像と共に一度焼失しましたが、慶長8年(1603年)に豊臣秀頼の寄進により再建。 
再建と同時に、東寺大仏師の康正(こうしょう)が、本尊の薬師如来坐像(やくしにょらいざぞう)と日光菩薩(にっこうぼさつ)・月光菩薩(がっこうぼさつ)の両脇侍像を復興安置されました。

この三尊像は、木製仏像の中でも最高傑作といわれ重要文化財に指定されています。

【薬師如来三尊像】
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薬師如来坐像の像高は2.88mで、台座と光背を合わせると約10mと巨大の仏像であることがわかる。

金堂に入って薬師如来三尊像を見た瞬間、その輝きの美しさと大きさではっと息をのんでしまいます。

薬師如来は、別名に医王如来ともいわれる医薬兼備の仏様ですので、身体以外に心の病にも病気平癒のご利益があるので是非、拝んでおきたい仏様です。

講堂の空海プロデュース!21体の仏像が並ぶ立体曼荼羅は圧巻!

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金堂の直ぐ北側にあるのが「講堂」で、空海によって天長2年(825年)に着工し承和2年(835年)頃完成しました。
しかし、土一揆により文明18年(1486年)に火災で焼失し、現在の講堂は室町時代の延徳3年(1491年)に再建されたものです。

講堂は、密教を広く庶民に伝えるために建立されました。

講堂での見所は、幅24.5m、奥行6.3mの壇の上に21体の巨大な仏像が配置された世界でも類を見ない「立体曼荼羅」です。
平面に絵がかれた2Dの曼荼羅を実際の仏像を並べて作り上げた、まさに空海が絵がいた仏の世界を3Dで表しています。

21体の内、16体が国宝で5体が重要文化財に指定されています。

曼荼羅とは

密教(仏教)において、仏の世界や悟り世界観を仏像や菩薩・文字などを用いて絵など視覚的・象徴的に表したもの。

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立体曼荼羅とは

しかし空海は、図として画かれた平面の曼荼羅をもっと分かりやすくするために、仏像を並べ立体的に表現したもの、それが立体曼荼羅です。

曼荼羅は2Dで視覚化⇒立体曼荼羅は仏像を並べ3Dで視覚化したもの。

講堂には、1200年前に空海が手がけた立体曼荼羅が、創建当時と変わらない形で現在も東寺に残されています。

立体曼荼羅21体の配置

真中には、宇宙の神・真理である「大日如来」を中心とした五智(ごち)如来、右側に「金剛波羅密多(こんごうはらみった)菩薩」を中心に五大菩薩、左側には「不動明王」を中心に五大明王が配置されている。
※大日如来・・・密教で信仰される宇宙そのものをあらわす仏

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左の須弥壇の真中に「帝釈天半跏像」、右の真中に「梵天坐像」を配し、四方に四天王立像が配置される。
※四天王・・・広目天像(左上)増長天像(左下)多聞天像(右上)持国天像(右下)

 

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講堂内に入れば21体の立体(3D)曼荼羅の迫力に感動

講堂に入れば、目の前に現れる21体の仏像の大きさや美しさに圧倒されます。

講堂内の通路幅は比較的狭く、立体曼荼羅の前には多くの柱があるため全体を人目で見渡すのは難しい。
少しずつ移動しながら仏像の前に立ち、仏像様の姿を下から見上げれば迫力と壮大さに感動します。

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立体曼荼羅は、見る人によってどう感じるかは違ってきます。
ただ仏像が並んでいるだけという人もあれば、心が落ち着き癒されるという人もいるでしょう。

感じ方は人それぞれ、どう感じるかは自分の心しだいです。
自分の素直な心で感じれば、心に何かを感じさせてくれる素晴らしい場所だと思います。

仏像界のイケメンNO.1が帝釈天

仏像ガールが気になる超イケメンの仏像があります。
それが、「帝釈天」です。

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見て分かるように、他の怖い仏像様とは違って人間ぽい男前の仏像様です。
帝釈天こそ仏像界のNO.1の呼び声の高いイケメン仏像様なのです。

東寺の五重塔の高さは約55m!現存する木造塔では日本一

 

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境内の中で、ひときわ高く目を引くのが「五重塔」です。
現存する木造の塔で高さ約55mは、日本一。

東寺のシンボルともいえる五重塔は、空海により天長3年(826年)に講堂の次に着手した建造物ですが、実際に完成に至ったのは空海が入寂された後の9世紀末。

天災などで過去4回焼失しており、現在の五重塔は5代目で寛永21年(1644年)に徳川家光の寄進によるものです。

五重塔の初層内部は、心柱に大日如来が鎮座し、心柱の周囲に4体の如来と8体の菩薩を配置した曼荼羅を形成する弘法大師空海が表現した仏の世界があります。

http://www.my-fav.jp/spot/69441/http://www.my-fav.jp/spot/69441/

 

心柱は最上部まで貫いており、五重塔を支える要となっていて、心柱の下には仏舎利(お釈迦様の骨)が納められています。
空海は、唐から80粒の仏舎利を持ち帰ったとされる。

約2500年前から、仏舎利を持っているものは世界を治め権力を手にすることが出来るいわれおり、後醍醐天皇や足利義満・豊臣秀次などの天下人などがこの仏舎利の奉請(ぶっしゃりのぶじょう)を受けている。
※仏舎利の奉請・・・東寺にお願いし仏舎利を貰い受けること。

<足利義満の自筆仏舎利奉請状>

http://hyakugo.kyoto.jp/contents/detail.php?id=26537http://hyakugo.kyoto.jp/contents/detail.php?id=26537

足利義満直筆(上の写真)の仏舎利奉請状が残っており、鷹永13年9月10日に全部で18粒の仏舎利を東寺から受けています。

新春や京の冬の旅の特別拝観時や春や秋の特別展のある期間以外は、基本的に五重塔の初層内部を見ることは出来ません。外観のみの拝観です。

特別展は、毎年春と秋の2回行われており、この期間に訪れると五重塔の初層内部の拝観ができます。
講堂の立体曼荼羅とは違った、普段見ることのできない密教空間、空海が表現したの曼荼羅を見ることができますのでお勧めです。

五重塔初層特別公開(2016年度)
春期特別公開 4月29日~5月25日
秋期特別公開 10月28日~12月25日

 

拝観料金(金堂・講堂拝観含)
大人800円・高校生700円・中学生以下500円

 

美しさに感動!夜のライトアップ「春の桜」「秋の紅葉」

東寺のもう一つの見所は、春と秋に開催される夜のライトアップです。

春に開催される夜のライトアップは、拝観料金所を入ってすぐの場所、昼間の桜も綺麗で美しいのですが、ライトアップされると金色の輝きを見せる五重塔をバックに、樹齢120年高さ13mの不二桜(八重紅枝垂桜)の共演が幻想的で圧巻の美しさです。

<ライトアップで五重塔をバックに不二桜の美しさが映える>%e6%9d%b1%e5%af%ba%e3%83%bb%e6%94%af%e5%9e%82%e3%82%8c%e6%a1%9c%e3%81%a8%e4%ba%94%e9%87%8d%e5%a1%94

<昼間の不二桜と五重塔>%e6%9d%b1%e5%af%ba%e3%83%bb%e4%ba%94%e9%87%8d%e5%a1%94%e3%81%a8%e3%81%97%e3%81%a0%e3%82%8c%e6%a1%9c

<昼間では見れない金色に輝く五重塔>%e6%9d%b1%e5%af%ba%e3%83%bb%e6%98%a5%e3%81%ae%e5%a4%9c%e6%99%af%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%88%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%97

 

<秋の紅葉と五重塔が美しい夜景ライトアップ>

http://ei88.exblog.jp/25020113/

春には全体がピンク色に染まる夜景が、秋には紅葉のレッド色に染まり季節の移り変わりを様ような色合いで見せてくれます。
美しさは一見の価値あり!おすすめのスポットです。

季節 2016年度(開催期間) 開催時間
夜桜ライトアップ 3月18日(金)~4月17日(日) PM6:30~PM10:00
紅葉ライトアップ 10月28日(金)~12月4日(日) PM6:30~PM9:30

 

東寺・春のライトアップ動画

 

弘法さんで親しまれる東寺の縁日!露店数1000軒・来客数20万に以上

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毎月21日に、東寺境内で開催される「弘法市」

「弘法さん」で親しまれるこの骨董市は、出店の露店数が1000軒以上、来客数が20万人以上も訪れる大縁日です。

弘法大師空海が、835年3月21日に入滅されたこと偲んで行われた法要の「御影供(みえいく)」が始まりで、700年もの歴史があります。

露店の種類は様ようで、洋服や着物などの衣料店や骨董・美術品の店、小物やアクセサリー・雑貨・履物、食器や植木などさまざまお店が並び珍しいものも少なくはありません。
食に関しても充実、たこ焼きや焼きそばなどの屋台も出店されており、食べて・見て・買って一日中楽しめます。

朝5時頃には開店され、16時頃位までお店は続きます。

1月21日の初弘法(はつこうぼう)12月21日の終弘法(しまいこうぼう)の際は、全国各地から来客され特別なにぎわいになります。

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「東寺」の詳細情報

【東寺(正式名:教王護国寺)】
所在地:京都市南区九条町1番地
TEL:075-691-3325 FAX:075-662-0250
公式ホームページ⇒東寺

【休日】
年中無休

東寺開門時間
夏期 3月20火~4月17日 AM5:00~PM5:00
4月18日~9月19日 AM5:00~PM6:00
冬期 9月20日~3月19日 AM5:00~PM5:00

 

【参拝料金】
境内参拝は無料
金堂・講堂の拝観は有料

金堂・講堂・五重塔拝観料金
大人 500円
大学生 500円
高校生 400円
小・中学生 300円

※五重塔内部の初層は特別公開時のみ拝観可能

東寺有料拝観時間
夏期 3月20日~4月17日 AM8:30~PM5:00(受付PM4:30迄)
  4月18日~5月25日 AM8:30~PM6:00(受付PM5:30迄)
  5月26日~9月19日 AM8:30~PM6:00(受付PM5:30迄)
冬期 9月20日~3月19日 AM8:30~PM5:00(受付PM4:30迄)

 

【アクセス】
<マイカー>
名神高速道京都南ICから国道1号線経由し北へ3.5km
東寺境内駐車場50台(2時間600円以降30分毎に300円)
毎月21日の「弘法市」は駐車不可

<電車>
JR京都駅下車徒歩約15分
近鉄東寺駅下車徒歩約10分(近鉄京都線)

お宿情報:>>東寺の周辺宿はこちら【楽天たびノート】

<東寺の周辺マップ>

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宮島パワースポット!弥山七不思議とロープウェイで頂上散策 https://kaiun.website/archives/739 Thu, 14 Apr 2016 12:59:13 +0000 http://kaiun.website/?p=739

「宮島(安芸の宮島)」に来たら、厳島神社以外にもパワースポットが沢山あります、中でも神が宿っていたとされる弥山山頂。
古来、弥山山頂には神が降臨したと伝えられているだけに、山頂には神の島全体のパワーが集まり、厳(おごそ)かな気分で自然と手を合わせてしまう。

また、平安時代に空海(弘法大師)が弥山を開き、真言密教の修行を行ったともされる。

宮島をこよなく信仰していた初代総理大臣の伊藤博文は、弥山からの眺めを「日本三景の一の真価は頂上の眺めにあり」と絶賛したと言います。

【弥山】弥山展望台から360度パノラマで見渡せる瀬戸内海は絶景!

「弥山(みせん)」は、宮島の中央部に位置する標高約535mの神の島「宮島」の主峰です。

未開拓の自然は「弥山原始林」として、厳島神社とともに平成8年(1996年)世界遺産に指定されています。

頂上の弥山展望台に行くには、歩いて山頂を目指すコースもあるようですが、一般的には厳島神社から約6分程歩いて紅葉谷公園入口バス停まで行き、そこから無料バスに乗って紅葉谷駅バス停(バスで約3分・歩いて約10分)に向かいます。

紅葉谷駅からは、ロープウエイ」に乗り獅子岩駅へ向かいます。

ロープウェイからの眺めは雄大で、まるで空中散歩をしている気分で、風景が360度の大パノラマで展開され絶景。
往復1800円とちょっと高めの運賃ですが、ロープウェイに乗って眼下を見下ろせば、それだけの価値があることに気がつきます。

ロープウェイは、紅葉谷(もみじだに)駅から榧谷駅(かやたに)までは自動循環式ロープウエイで、榧谷駅(かやたに)から獅子岩駅(ししいわ)までは、交走式ロープウエイになります。

ロープウェイの種類

<循環式ロープウエイ>紅葉谷(もみじだに)駅~榧谷駅(かやたに)
少人数乗りで、一定の間隔で順次出発し長い距離を輸送するのに適する。

<交走式ロープウエイ>榧谷駅(かやたに)~獅子岩駅(ししいわ)
一度に多くの乗客を運べ、2台の客車が山頂と山麓を交互に往復し高速運転が可能。

      <写真は循環式ロープウェイ>宮島弥山ロープウエイ

ロープウェイ終着の獅子岩駅で降りて、参道を30分ほど歩くと山頂に到着します。
ただ、参道が岩ゴロゴロの斜面なので30分とはいえ、夏場などは汗だらけにになりますし少々きついです。

途中、山頂付近にさしかかると神々しい巨大な石が表れ、あたかも古代遺跡を思わせる神秘的な風景に出会います。

くぐり岩と言う巨大な岩のトンネルがありますので、両手で岩を支える感じで記念写真を撮れば、あたかもスーパーマンに成ったかのような写真の出来上がりです。

宮島弥山くぐり岩

山頂に着くと、大きな岩に圧倒されます。
大きな岩がゴロゴロと無数にあり、何故、どのようにしてここにあるのかが不思議なくらいです。

仏の聖地と言われるこの場所は、いかにも天上の仏様が置いていったかのような風景で神々しさが感じられます。

岩の上で景色を見ながら休憩されている人も多く、お昼時ならお弁当を広げるのもありです!

宮島弥山頂上

一押しのパワースポット!!

山頂には、絶賛の風景が見れる場所があります。

それが、弥山展望台です。
2014年に、それまでの展望台が改装され綺麗になっています。

弥山展望台

ここから見える風景は、360度の大パノラマで瀬戸内海が一望でき、あまりの美しい景色に感動してしまいます。

また、厳島神社方面を見渡せば、目で見た場合かすかですが厳島神社や大鳥居を眼下に見ることができます。

宮島弥山頂上からの眺め

弥山展望台から望めるのは、管理の方がいる10時~16時までなので行く時間には十分注意が必要です。

トイレの利用はできます。

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歩いて山頂を目指す3コース

時間に余裕があり、足腰に自身があるなら自然の景色を味わい史跡を巡りながら歩いて山頂を目指すのも良いですね。

頂上までには「紅葉谷コース」「大聖院コース」「大元コース」の3コースがあります。

紅葉谷コース

「紅葉谷コース」は、紅葉谷公園からスタートし山頂を目指します。

山頂までは約2.5kmで、所要時間は1時間30分から2時間です。

http://www.miyajima-wch.jp/jp/nature/misen01.html

大聖院コース

「大聖院コース」は、大聖院のお寺からスタートします。

山頂までは約3kmで、所要時間は1時間30分から2時間です。

http://www.miyajima-wch.jp/jp/nature/misen02.html

大元コース

「大元コース」は、大元神社からスタートして弥山頂上を目指します。

山頂までは約3.2kmで、所要時間は2時間から2時間30分です。

http://www.miyajima-wch.jp/jp/nature/misen03.html

歩けば貴重なものも見れる!

ロープウェイで登っただけでは見れない、天然記念物の原生林や巨石ポイント・文化財をゆっくり歩きながら見てみたい人にはおすすめです!
二回目で、弥山山頂を目指すなら下から歩くコースを選びたいですね!
できれば、登山用の靴や服装を準備したほうが安全です。

ただし、体力に自信のない方は無理をしないようにしましょう。

今も伝わる弥山の七不思議

http://www.miyajima-wch.jp/jp/nature/misentop.htmlhttp://www.miyajima-wch.jp/jp/nature/misentop.html


昔から宮島・弥山に語り継がれる七不思議
があります。

上記マップでは、赤い押しピンの7箇所の所が七不思議の場所す。

現在は、痕跡は残るものの実際に見ることが出来るのは、「きえずの火」「錫杖の梅」「干満岩」の三つだけとなります。

弥山展望台からの絶景の眺めを堪能したら、ハイキング気分でこの七不思議を散策してみてはいかがでしょうか。

<七不思議1>きえずの火

1200年もの長い間、今も燃え続けている「きえずの火」は弥山中腹の霊火堂にあります。

この火は、空海(弘法大師)が修行の際に灯したと伝えられており、消さないよう僧侶が交代で泊り込んで番をしています。

きえずの火は、恋愛の炎に例えられ、長く愛情が続くように願いが込められ、恋愛成就として若い女性の開運スポットになっており、「恋人の聖地」としても認定されています。

宮島弥山霊火堂

また、この火で沸かしたお湯(霊水)を飲むと万病に効くと伝えられ、健康運アップを願う人にはおすすめのスポットです。(お湯は無料)

ちなみに、広島の平和記念公園の「平和の灯火」の元火にもなっています。

 

宮島の霊火室のお湯

<七不思議2>錫杖の梅(しゃくじょうのうめ)

「錫杖の梅(しゃくじょうのうめ)」の場所は、弥山本堂横で空海(弘法大師)が置いていた錫杖(しゃくじょう)に根がはって、八重の紅梅の木に変わったという伝説があります。

山に悪いことが起きる前は、花が咲かないと言い伝えられています。

http://kingxcat.jugem.jp/?eid=490

 

<七不思議3>時雨桜(しぐれざくら)

天気の良い日でも、花弁や葉から雨の様に露が滴ったと言われる不思議な「時雨桜」

かつては、マップ上の場所にあったことが江戸時代の観光案内書「宮島図絵」に記載されていましたが、今は伐採されており時雨桜を見ることはできません。

伐採されずに花が咲いていたら、こんな感じだっのでしょうか?

http://azukiblog.livedoor.biz/archives/53931578.html

 

ただ、2009年に時雨桜の復活を願うボランティアの方々が、樹齢200年で呼び名も同じ満願寺の桜の苗木を大聖院の境内に植樹しました。

元の場所には、弥山原始林が天然記念物に当たるため、他から持ち込んだ植物の移植は禁止されているので、大聖院境内の植樹となりました。

<七不思議4>干満岩(かんまんいわ)

弥山山頂の弥山展望台から少し降りたところに、「干満岩(かんまんいわ)」と呼ばれる大きな岩があります。

http://blog.livedoor.jp/gin20/archives/2095687.html

巨石には直径約10cm程の穴が開いており、中には塩分を含む水が溜まっていて、穴の水が海の満潮・干潮に合わせて溢れたり引いたりすると言われます。

不思議なのは、標高500m付近であるにも関わらず、岩の中の水の量が変わることです。

いまだ科学的な解明は有りませんので、代々伝わる七不思議の一つとして、このまま後世に受け継がれれば良いのではと思います。

<七不思議5>曼荼羅岩(まんだらいわ)

弥山本堂の裏側を南に少し下がった所に、「曼荼羅岩(まんだらいわ)」があります。

http://blogs.yahoo.co.jp/hirolin_m7/61866257.html

この岩は、畳数十畳分もあり、石面には空海(弘法大師)が「三世諸仏 天照大神宮 正八幡三千七百余神」と書かれたとされ、梵字やイラストも刻まれています。

昔、この岩の上で拓本をとっている人の姿があったとされています。

台風により、曼荼羅岩の周りの原木が倒れ道をふさいだ為、今は立入禁止となっているので行くことができません。

早期に復旧されることを待つばかりです。

<七不思議6>拍子木の音(ひょうしぎのおと)

人気の無い深夜に、宮島ではカチーン、カチーンと拍子木のような音が鳴り響くそうです。

弥山の主の天狗様が集まり、鳴らしているのではないかと伝えられていて、たたりにあうのを恐れ音が鳴っている間はじっと家にこもっていたようです。

<七不思議7>龍燈の杉(りゅうとうのすぎ)

旧正月の元旦の夜から数日間、宮島周辺の海面に浮かぶ不思議な灯りを「龍燈」と言います。
龍燈を見るのに最も良い場所が、弥山頂上の大杉がある所でこの大杉を「龍燈の杉」と呼んでいました。

現在、「龍燈の杉」は枯れてしまい切り株しか見ることができません。

大願寺に眠る7代目の大鳥居から造られた貴重な仏像

現在の大鳥居は、8代目のものですが大願寺にある貴重な仏像は、江戸時代に建っていた7代目の大鳥居のクスの木で作られたもので、7代目の大鳥居が1801年~1850年まで建っていたことを考えると、造られて約160年以上は経っていることになります。

kaiun-宮島大願寺七福神

この仏像は、「恵比寿様」「大黒天様の2つで、7代目の大鳥居から作られたということで大変貴重なものになっています。

仏像の底には、大鳥居で作った証しの「大鳥居古木」の文字が刻まれています。

恵比寿様は商売繁盛、大黒天様は個人の運気を上げる御利益があります。

【大願寺】

kaiun-宮島の大願寺

大願寺は、厳島神社出口から10秒以内にあります。

宗派は、高野山真言宗で、山号は亀居山、亀居山放光院大願寺と呼ばれます。
本尊は、薬師如来と弁財天。

お寺の創建年代等は不詳ですが、平安時代の初期に空海に開かれたとも、鎌倉時代の初期に了海に開かれたとも言われる。

神仏分離令により厳島神社から遷された日本三大弁才天の一つ、「八臂弁才天像」が年に一度6月17日に開帳されます。

豊臣秀吉も拝んでいたとされる、釈迦如来座像や五重塔の本尊だった釈迦三尊像(釈迦如来坐像・文殊菩薩・普賢菩薩)など貴重な仏像が揃ったお寺ですので、沢山の御利益をいただくことが出来ます。

是非、参拝に訪れて見て下さい。

大聖院は真っ暗な通路で身を清める癒しスポット

大聖院の本堂の階段を降りていくと真っ黒な通路になっていて、ここを通ることで自身が清められる「戒壇めぐり」と言うパワースポットです。

http://www.galilei.ne.jp/daisyoin/

 

ここは以外に、観光客にはあまり知られていない開運パワースポットです。

中に入ると真っ暗で何も見えなくなり、手探り状態で出口まで進んでいきます。
暗闇の中、途中そばに行くと明るく光る観音像のパネルが何箇所か現れ、通路まで導いてくれます。

真っ暗闇は死の世界、死ぬことによって今までの罪が帳消しになる。
なので、出口まで来たときには、全ての罪が無くなり綺麗な心になる、美しくなると言います。

暗闇を歩き身を清めるこの「戒壇めぐり」は無料で行えますので、心をリセットしたい方ならおすすめのパワースポットです。

【大聖院】

kaiun-宮島の大聖院

大聖院は宮島桟橋から歩いて20分程の所にあり、宗派は真言宗御室派大本山で山号は多喜山(滝山)、多喜山大聖院水精寺(すいしょうじ)と言います。

本尊十一面観音(観音堂)・波切不動明王(勅願堂)

創建年代等は不詳で、大同元年(806年)に空海が宮島に渡って、弥山の山で修行して開楚したとも言われる。

宮島では、最古の歴史を持った寺院で、平清盛が拝んだとされる観音堂本尊の十一面観世音菩薩が祀られています。

http://www.miyajima-wch.jp/jp/shrines/02.html

宮島・弥山山頂へロープウェイで昇る(動画)

まとめ

宮島は、全長約30kmの小さな島にも関わらず、毎日大勢の人や外国人に溢れ賑わっています。

これだけの人々を魅了するのは、この島が厳島神社を始めとする島全体の14%が世界遺産に登録されている仏閣や史跡・歴史的文化財の宝庫だからでしょう。

宮島に一度足を入れれば、そこは自然と歴史が混在するパワースポット、島全体に仏の聖地弥山の良い気が満ちていることに気ずきます。それだけでもパワーをいただいた感があり、心地良い気持ちにさせてくれます。

一つの島で、これだけ見所満載、御利益満載の島はありません。
神の島宮島に、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

帰りは、御利益でお腹いっぱいになるかも知れませんね!

「宮島・弥山」の詳細情報

【宮島・弥山】

〒738-8501 広島県廿日市市下平良一丁目11番1号
電話番号:0829-30-9141
FAX:0829-31-0999
廿日市市 環境産業部 観光課公式ホームページ:http://www.miyajima-wch.jp/

≪ロープウェイ≫
<料金>紅葉谷駅~獅子岩駅間
大人:12才以上(中学生) 往復1,800円 片道1,000円
小人:6才以上12才未満(小学生)  往復900円       片道500円

<営業時間>
12月、1月、2月:9:00~16:30 下り最終17:00
3月、4月、5月、6月、7月、8月、9月、10月:9:00~17:00 下り最終17:30
11月:8:00~17:00 下り最終17:30
ゴールデンウィーク特別運転:8:30~17:30 下り最終18:00
お盆特別運転:8:30~17:30 下り最終18:00

<アクセス>
フェリー:宮島口~宮島桟橋 約10分 運賃/片道大人180円 小人90円
15分間隔で運行しています。

車:宮島口桟橋周辺の駐車場に止めてフェリーへ
宮島口駐車場情報>>こちら
<関西方面から>
広島岩国道路廿日市IC下車、国道2号経由で宮島口フェリー乗り場まで約10分
<九州方面から>
広島岩国道路大野IC下車、国道2号経由で宮島口フェリー乗り場まで約10分

列車: JR広島駅から山陽本線で宮島口駅まで約25分

飛行機:<広島空港から>
リムジンバスで広島駅行きに乗車(約48分)。
JR広島駅から山陽本線下りでJR宮島口駅下車。

お宿情報:>>宮島・弥山の周辺宿はこちら【楽天たびノート】

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【厳島神社】ガイドブックに載ってない開運パワースポット15選 https://kaiun.website/archives/689 Mon, 11 Apr 2016 11:44:54 +0000 http://kaiun.website/?p=689 kaiun-厳島神社大鳥居4
宮島は、日本最高の海運の島で、日本に数ある神社の中でも、神々しさを感じる「厳島神社」
青い海に浮かぶ朱色の大鳥居と背後の社殿、その周りを緑が包む色彩豊かな風景が美しさをよりいっそう引き立てています。

厳島神社は、ユネスコの世界文化遺産に登録されており、全国に約500社ある厳島神社の総本社でもあります。

古来、島自体が神とされ海上に社殿が建てられたのも、御神体を傷つけないという理由からと伝わっています。

昔は、人が住むことを禁止されており、鎌倉時代の後期まで厳島神社に使える人でさえ、宮島に住むことが許されていませんでした。

kaium-宮島

そんな神の島、宮島だけに開運パワースポットが満載です。

ガイドブックには載っていない、穴場の開運スポットをご紹介します。

世界遺産 神の島「宮島・厳島神社」パワースポット巡り

<宮島ガイドマップ>http://www.miyajima.or.jp/map/map.html

「宮島」は、広島県の瀬戸内海に浮かぶ人口1,700人、島の周囲は全長約30km・面積は約30.39k㎡(東京ドーム約650個分)の広さの大きな島です。

人々がこの島を魅了するのは何と言っても、島のシンボルである海の上に建てられた、他には例のない海上社殿の厳島神社です。
厳島神社の鎮座は、1400年もの前593年の推古天皇の時代で、現在の厳島神社が海の上に建てられたのは、平安時代後期で崇敬する平清盛が造営。

島の正式名称は「厳島」ですが、「お宮がある島」と言うことで「宮島」と呼ばれるようになりました。(神社=お宮)

宮島は神の島であるため柱を立てることが出来ません、そのため神殿は海の上に建てられました。

宮島・弥山の観光スポットはこちら

宮島パワースポット!弥山七不思議とロープウェイで頂上散策 「宮島(安芸の宮島)」に来たら、厳島神社以外にもパワースポットが沢山あります、中でも神が宿っていたとされる弥山山頂。 古来、弥山山...

5~6時間で干潮と満潮が繰り返すので、社殿のまったく違った表情を見ることができ、平安時代の貴族の邸宅である「寝殿造り」とよく似ている(寝殿造桧皮葺[しんでんづくりひわだぶき])ため、平安時代にタイムスリップした感覚にもなります。

参拝前に覚えておきたい作法

参拝前に、最大限の御利益をいただくための作法があります。

まずは、神社・仏閣でお馴染みの手水所(てみずしゃ)で心身をお清めします。

kaiunー厳島神社の手水所

【手水所の作法】

①右手で柄杓(ひしゃく)を持ち水をすくう。

②すくった水を左手にかける。

③柄杓を持ち替え右手にもかける。

④また持ち替え、左手に少し水を入れ口をすすぎ、その後左手を洗う。

⑤残った水で持ち手の柄杓を洗い、伏せて置く。

【お祓いの作法】

kaiun-厳島神社祓所

神殿に入るとすぐ右手に祓所(はらいしょ)があります。

①自分でやっても人にやってもらっても良い。

②頭を下げて左・右・左と祓う。

【通路・鳥居の作法】

①鳥居の前・厳島神社参拝入口では、止まって一礼。

②神社の通路・鳥居をくぐるときは端を歩く。
 中央は、神の通る場所です。

【神社参拝】

①神社前では、二礼二拍手一礼の作法に則って参拝。

【厳島神社】穴場の開運パワースポット15選

見所の多い宮島・厳島神社だけに開運パワースポットが満載!

その中でも、ガイドブックに載っていない15選のパワースポットや知っていると2倍楽しくなる情報をご紹介致します。

<厳島神社社殿内マップ>

http://www.miyajima-wch.jp/index.html

1選:宮島へ向かうフェリーから見える大鳥居や厳島神社が神々しい

kaiun-厳島神社のフェリー3

宮島に行くには、広島県廿日市市にある宮島口からフェリーで向かい、宮島までは約10分です。

宮島の船着場である宮島桟橋に向かう途中、フェリーの上から見る朱色の大鳥居と真っ赤な厳島神社が目の中に入ってきます。
海側から見る大鳥居と厳島神社が、神々しく神の島の雰囲気が感じられる瞬間です。

 

kaiun-厳島神社フェリーから

普通神社は、鳥居から参道を通って本殿へと向かいますが、厳島神社の場合、参道が海なので船で大鳥居を通り参拝していました。

船着場である宮島桟橋は、大鳥居から左に約600mの所に位置し、到着すると目の前に宮島桟橋広場が広がる。

 

kaiun-宮島桟橋広場

ここには、平清盛像や日本三景(広島県宮島・宮城県松島・京都府天橋立)碑が立てられています。

 

kaiun-厳島神社の宮島桟橋広場日本三景

また、鹿が放し飼いになっていますが、ここでは奈良とは違い、鹿は神の使いにはなっていません。

 

kaiun-厳島神社の宮島桟橋広場

2選:商店街にある驚きの開運スポットは世界一のしゃもじ

宮島桟橋広場を抜け、厳島神社に向かう通りに宮島の名産や飲食店が立ち並ぶ「表参道商店街」があります。

kaiun-宮島商店街

商店街では名物の焼き牡蠣(カキ)やあなごめしが堪能でき、焼きたてほかほかの本場もみじ饅頭は、種類も多く格別な美味しさです!

広島といえば牡蠣とすぐにでてくるくらい有名で、宮島の「地御前カキ」はブランドにもなっています。
牡蠣屋の牡蠣料理専門店が有名で、事前の電話やメールで予約は受け付けいませんが、「優先予約」というものがありパソコンでダウンロードしたシートに記入し、訪れた当日にお店の係員に渡せば席が空き次第、優先的に案内してくれるシステムです。

休日や祝日などは込み合うので、少しでも早く利用するならこのシステムを利用する方法もありです。

かき料理専門店『牡蠣屋』の詳しくは⇒牡蠣料理専門店

kaiun-宮島焼き牡蠣

ここの商店街の一角には、開運スポットがあります。それが「世界一のしゃもじ」で、是非見ておきましょう。

 

kaiun-宮島の巨大しゃもじ
しゃもじは、樹齢約270年のケヤキで作られ長さ8m高さ3mと巨大です。

何故ここに巨大なしゃもじがあるのでしょうか?

宮島としゃもじの関係をひも解くと宮島は神の島と考えらていましたので、江戸時代は田んぼや畑を作ってはいけませんでした。

手先が器用であった浄土宗のお坊さん誓真(せいしん)は、夢の中で琵琶を持った弁天様見て、琵琶の美しい曲線をヒントにしゃもじを思いついたそうです。

誓真は、御山の神木を使ったしゃもじの作り方を島民に教え、結果しゃもじの製造が盛んになり、今では日本一の生産量を誇っています。

しゃもじは飯を取る⇒敵を召し取る⇒幸運・勝運を招く縁起物なのです。

3選:五重塔は神の島に仏の力が融合した最強開運スポット

kaiun-厳島神社の五重塔3

神仏両方のパワーがもらえる五重塔は、2倍の御利益がいただける開運パワースポットです。

明治政府が神仏分離の政策を行い、お寺と神社は分けられましたが、こちらの五重塔は奇跡的に撤去されませんでした。
また、1996年に世界文化遺産に登録された厳島神社は、神道と仏教が共存した場所であることも登録された理由の一つと言われます。

江戸時代以前の五重塔は全国で22箇所あり、神社の境内に五重塔があるのは宮島の五重塔を含め3箇所です。
残りの2箇所は、栃木県の日光東照宮と山形県の出羽三山神社になります。

五重塔の高さは27mで、室町時代に建立後、台風や地震がありましたが一度も倒れていない強さを誇っている。

 

4選:神の使いのカラス像は厳島神社入口の左右にある灯篭の上

厳島神社入口神烏(おがらす)
厳島神社では、カラスが神の使いとされ、このカラスは神烏(おがらす)」と呼ばれています。

厳島神社創設にまつわる神話では、舟に乗ってこの地に訪れた姫神様はこの地を人目で気に入り、御神殿を作ろうと決意しました。

姫神様は、この島にいた佐伯鞍職(さえきくらもと)に御神殿を作って欲しいとつげられたので、この島のどこに建てるかを訪ねたところ、姫神様は私の使いのカラスが案内すると答え、案内されたところが現在の厳島神社の場所になります。

この事から、姫神様の使いのカラスが神の使いとされるようになったのです。

5選:最大の御利益をいただくなら客神社(まろうどじんじゃ)は必ず参拝

kaiun-厳島神社客神社2

神殿に入ると直ぐ御本社に行こうとしますが、その前にもう一つ神社があるので覚えておきましょう。

知らないでつい通り過ぎる人が多いこの神社は、「客神社(まろうどじんじゃ)」と言い摂社の中で一番大きく、本社と同様の本殿・幣殿・拝殿・祓殿からなっています。

回廊を歩くと最初に通る場所にあり、厳島神社の祭典はここから始まりますので、最大の御利益をいただくなら必ず参拝しましょう。

厳島神社の御本社に祀られている三女神の兄弟で、御本社と同じように重要な場所です。
客神社には、息の霧から生まれたと言われる五柱の男神さま、五男神(いつはしらのひこがみ)が祀られています。

五男神(いつはしらのひこがみ)

・天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)農業の神

・天穂日命(あめのほひのみこと)農業の神

・天津彦根命(あまつひこねのみこと)日の神、雨の神、風の神、火難除けの神

・活津彦根命(いくつひこねのみこと)

・熊野櫞樟日命(くまのくすびのみこと)

6選:高舞台から見られる客神社と五重塔のコラボは最高の景色

kaiun-厳島神社客神社・五重塔

火焼前に向かう前に、振り向いて高舞台側から客神社を見れば、左上にくっきりと五重塔がそびえ立ち、神仏のコラボした最高の景色を眺めることができます。

7選:知っていると自慢になる社殿内にある舟がつけられる場所

kaiun-厳島神社船場

客神社の後ろの祓殿の正面で、周りは全て板が張られているのですが、ここの正面だけは波除の板がありません。

古い時代に、厳島神社に舟でお参りをされていて、そこから上がり、まずは客神社に参拝して御本社に参拝されていました。

8選:おすすめスポット!干潮時のみ姿をあらわす宮島の神秘「鏡の池」

kaiun-厳島神社の鏡の池

鏡の池は、潮が引いた干潮時のみ姿を現す丸い池で、神社周辺に3ヶ所あります。

この丸い池から真水が湧き出してくる、何とも不思議で幻想的な池です。

また、鏡の池に映る月は素晴らしく厳島八景の一つになっています。

9選:御本社に祀られる三女神は美女三姉妹で幅広い御利益がいただける

kaiun-厳島神社本社

御本社に祀られる祭神は、三女神(みはしらのひめがみ)で下の三柱の姫神です。

美しい三女神は、日本神話で天照大神(あまてらすおおみかみ)須佐之男命(すさのおのみこと)が、誓約(うけい)をした際に須佐之男命の十拳剣から生まれたとされている。

三女神

●市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)海の神

●田心姫命(たごりひめのみこと)財福の神

●湍津姫命(たぎつひめのみこと)技芸の神

<御神徳>
航海安全・水難守護・縁結び・商売繁盛・技能向上

耐え忍び努力を怠らない人には、大きな実行力を授けてくださり、難問に対して乗り越える強い意志力がいただけます。
目標を持って物事に挑戦する人には、願いを遂げさせてくれる神社です。

 

kaiun-厳島神社の三女神2

厳島の由来は、「市杵島姫命」⇒「伊都岐島(いつきしま)」⇒「厳島」転じてなった言う説があります。

弁財天は、仏教の守護神でありますが神仏習合によって神道にも取り込まれ、市杵島姫命は弁財天と同一視される。

海の神様・海の守り神として御利益があり、弁天様の御利益を併せて財宝賜る・美を賜ることが出来ます。
三女神を思い浮かべながら手を合わせると女性は美と美しい心を賜ることができるとされる。

御本社の正面からは、火焼前・大鳥居が見え心が清められていく感じがします。

kaiun-本社前

10選:高舞台で行う舞楽を見ればそこはもう平安時代

kaiun-厳島神社能舞台


「高舞台」
は、神社の真中に位置し年中行事の際、舞楽(ぶがく)を年に10回ほど見ることが出来ます。

舞楽は、約800年前に平清盛によって厳島神社に伝えられた、雅楽による舞踏。
高舞台の後ろには、左右に二つずつの楽房という建物があり、ここで舞楽の際神職の人が楽器を演奏します。

闇が訪れる夜になると提灯や灯篭に明かりが灯り、その中で行われる舞楽は幽玄的・神秘的で、平安時代にタイムスリップした感覚を覚える。

高舞台の両脇に一体ずつ狛犬(こまいぬ)の像が有りますが、厳密には左右の呼び名は違い、右側の口が開いているのが獅子でオス、左側の角があるのが狛犬でメスになります。

kaiun-狛犬獅子

一押しポイント!

厳島神社の中で一押しの絶景ポイントは、高舞台の前です。

kaiun-厳島神社高舞台前

この位置から、世界遺産の社殿・五重塔・千畳閣・多宝塔や正面に大鳥居・神の山弥山(みせん)を360度見渡せば全てが一望でき、まさに神の内にいて神に抱かれている気分になります。

必見の反橋!重要文化財の橋の中で最古の勾配のきつい橋

kaiun-厳島神社の反橋

厳島神社の境内には、反橋(そりばし)別名:勅使橋という勾配のきつい橋があります。

現在、地形変化とともに通ることが出来ませんが、昔は天皇のお遣い(勅使)が参拝する時に利用されおり、そのままでは勾配のきつさで渡ることが出来ませんので、真中に仮設の階段を設け歩いて通行していたそうです。

大鳥居や高舞台などと比べて認知度は低いのですが、重要文化財の指定を受けている18の橋の中でも最古の橋で、厳島神社の幻想的で神秘な雰囲気の中でも優美に溶け込んだ反橋は、一見の価値があります。

11選:火焼前(ひたさき)からの絶景!大鳥居を独占!

kaiun-厳島神社の火焼前


火焼前(ひたさき)
は、正面から160m先の大鳥居の見ることができる絶景ポイントです。

満潮の時の火焼前から見える大鳥居は、何と言っても素晴らしいの一言です。

また、凄いパワーを貰える場所でもあるので、参拝後は必ず訪れてみましょう。

12選:超貴重!水上舞台で行われる能は必見!

kaiun-厳島神社水上舞台

毎年4月15日の桃花祭の翌日から連続3日間、4月16日~18日「桃花祭御神能」と言われる能が演じられます。

2日目までは最初に翁が演じられますが、3日間とも五番能が演能される。

自然の中、海の上で演じられる能を見ると時代の壮大さが感じられる。

13選:厳島神社に合格祈願?受験者に大人気の理由は!

kaiun-厳島神社天神社

戦国時代に毛利氏が造営した、菅原道真公を祀った天神社の建物が厳島神社内にあります。

学問の神である「菅原道真公」を祭神とする天満宮は、合格祈願として学生に大人気の神社です。
その為、毎年多くの受験生が合格祈願に「厳島神社天神社」を訪れています。

厳島神社天神社は、「菅公聖蹟二十五拝」の第20番目の神社でもあります。

「菅公聖蹟二十五拝(かんこうせいせきにじゅうごはい)」とは、菅原道真を祀る天満宮の中から由緒深い25社を選んで、京都の「菅原院天満宮」を第1番とし京都から九州(太宰府)まで順番に参拝する風習です。

厳島神社天神社は、厳島神社の建物ではないので御本社のような朱色には塗られていません。

また、能舞台も厳島神社天神社と同じく、後で建てられたものなので朱色ではありません。

14選:官絃祭は圧巻!7月に行われる厳島神社最大の行事

http://hpa.sblo.jp/article/71355148.html

厳島神社で最大のお祭りは官絃祭(かんげんさい)で、旧暦の6月17日に行われる神事です。

平清盛が神様を慰める為に始められたと伝えられおり、午後四時から本殿で行われる発輦祭から祭典は始まり、管絃船で大鳥居前の儀を終え各神社の祭典へと向かいます。

圧巻なのは嚴島神社管絃祭のクライマックスで、回廊で囲まれた狭い枡形と呼ばれる場所に入り、御座船を三回一気に回転させながら管弦を演奏します。

大きな船が神社の中の海をグルグル回る迫力は凄く、思わず拍手があがり興奮が訪れ、闇の中に浮かぶ時代を超えた壮大な儀式に感動を覚えます。

15選:干潮時に大鳥居をくぐり直接触り偉大なパワーをいただく

kaiun-厳島神社の干潮時

干潮時には、大鳥居まで歩いて行くことができますが、これは潮位の目安が100cm以下の時です。

厳島神社が、海の上に浮いて見えるのは潮位の目安が250cm以上の時です。

普通潮汐は一日2回繰り返されて周期は平均約12時間25分で、干満の時刻は毎日約50分遅れていますので、行く月によっては一日居ても満潮・干潮時の厳島神社を見れないこともありので確かめておくことが必要です。

年間潮汐表>http://www.miyajima.or.jp/sio/sio01.html

【大鳥居】
現在の大鳥居は、8代目で1875年(明治8年)に建立。

高さ:約16m 重量:約60トン 柱の最大直径:約3.6m

二本の主柱と主柱を支える左右二本ずつの袖柱の全6本から成り立っています。

柱には、樹齢500~600年のクスの木を使っており、この木を探すまでに20年ほどかかり苦労したと言われてます。

大鳥居は、見た目だけのインパクトだけではなく重要な役割を持っています。

かつて、舟で参拝するときは大鳥居の下を通って神社を参拝してりおり、神様もここをお通りなるという事で、管弦祭の時も管絃船で大鳥居の下を必ず通るようになっています。

大鳥居の下を歩くときは、神様は真中なので参拝者は端を歩くよう気をつけましょう。

大鳥居にまつわる5つの神秘

①今の大鳥居が建てられた時は、朱色ではなかった!

大鳥居が建てられた頃は、神仏分離の時期で仏教的な色彩を排除するため、朱色に塗るこできなくそのままの木の色でした。

大鳥居が朱色に塗られたのは、明治の終わりの1911年(明治44年)です。

②柱にある謎の線

kaiun-厳島神社の大鳥居下

よく見ると柱の下側に謎の線がありますが、これは根継ぎ線で傷みやすい部分だけを取り替えためで、九州で見つけたクスの木を使用し継いでいます。

③大鳥居に書かれた表と裏で違う文字

kaiunー厳島神社大鳥居3

海側から見ると厳島神社と書かれていますが、本殿側から見ると伊都岐島神社と書かれています。

kaiun-厳島神社大鳥居5

平清盛の時代は、表裏共に伊都岐島神社と書かれていたようです。

④大鳥居の左右に刻まれた月と太陽

kaiun-厳島神社の大鳥居干潮時

大鳥居の左右の屋根の下を見ると丸い金色のものが見えます。

東側には太陽、西側には月が刻まれています。

これは、石灯籠でも見ることが出来ますが、風水では北東が鬼門となっているため、東側に太陽を置いて鬼門を封じているようです。

⑤140年間に渡り大鳥居は一度も倒れたことがない!

大鳥居は、地中に埋めているのではなく、ただ置いてあるだけなのに倒れない!

ただ乗っかっていると言っても、その下には一つの柱につき30~50本もの松ノ木が地中に埋められ、板を組み合わせて箱状に作った屋根の下には約7トンもの石が重しとして詰まれ、その重みで自ら立っているのです。

御朱印(お値段やもらい場所など)

拝殿(御本社)参拝後、参拝の証しとしていただきたいのが御朱印です。

御朱印

朱印所は、御守りなどを授与する場所と同じ拝殿前になります。
厳島神社の昇殿開門時間は、一年を通して朝6:30分で、朱印所の窓口は朝の8:00頃から開きます。
厳島神社の御朱印料金は、300円です。

御朱印を書いていただける待ち時間は、平日、土日、祝日、修学旅行者で込み具合が違いますので、込んでいる時はしばし静かに待っていましょう。

kaiun-厳島神社朱印1

上の左を見ていただくと分かるとおり、厳島神社の御朱印は、「三つ亀甲剣花菱」の家紋と「厳島御社印」が押されていて、女神が祀られる神社だけに、全体的にやさしくやわらかな感じの御朱印です。

神々しさと美しさを兼ね備えた厳島神社(動画)

厳島神社まとめ

平清盛の時代から伝統と美しさを保つ厳島神社。

参拝に訪れた人は、潮の満ち引きで変わる神社と自然の情景を見て、感動と心が洗われいくことを感じます。
御利益をいただきに来るもよし、自然の雄大さを見にくるもよし、また心を癒しに来るもよしの宮島・厳島神社は、一度は訪れたい日本が誇る神社の一つです。

特に、何かを成し遂げたいと思う人には、力強い実行力と意志力を授けていたただけるので、努力を惜しまず頑張っている人は、是非訪れて欲しいところです。

「厳島神社」の詳細情報

【厳島神社】

〒739-0588 広島県廿日市市宮島町1−1
電話番号:0829-44-2020
公式ホームページ:http://www.miyajima-wch.jp/

参拝時間:6:30~17:30(3/1~10/14間は18:00迄)
拝観料:大人300円 高校生200円 中・小学生100円
駐車場:宮島島内には駐車場はほとんどありません。宮島口桟橋周辺の駐車場に止めてフェリーへ

<アクセス>
フェリー:宮島口~宮島桟橋 約10分 運賃/片道大人180円 小人90円
15分間隔で運行しています。

:宮島口桟橋周辺の駐車場に止めてフェリーへ
宮島口駐車場情報>>こちら
<関西方面から>
広島岩国道路廿日市IC下車、国道2号経由で宮島口フェリー乗り場まで約10分
<九州方面から>
広島岩国道路大野IC下車、国道2号経由で宮島口フェリー乗り場まで約10分

列車: JR広島駅から山陽本線で宮島口駅まで約25分

飛行機:<広島空港から>
リムジンバスで広島駅行きに乗車(約48分)。
JR広島駅から山陽本線下りでJR宮島口駅下車。

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「パワーストーン」が持つ開運力とは?世界各地の聖地で解き明かす! https://kaiun.website/archives/564 Sat, 30 Jan 2016 05:59:41 +0000 http://kaiun.website/?p=564

開運の方法として神社・お寺への祈願や風水などがありますが、天然石の「パワーストーン」も身近で身につけられます。

パワーストーンは宝石類で、特別な力を持ち、人の願いを増幅して発信すると言われます。
しかし、パワーストーンの効果は本当なのでしょうか?

世界のパワースポットからその秘密を探ってみましょう。

古来から使用されていたパワーストーンの歴史

古来の歴史をひも解くとこのような使われ方をしています。

パワーストーンは貴石や宝石で、古来から様々な民族に特殊な力があると信じられてきました。 例えば、ヒスイは呪術、紫水晶は魔術や毒を防ぐ力があるとされました。

1970年代にはアメリカでヒッピー文化が流行し、水晶(クリスタルパワー)などの石に癒し(ヒーリング)の力があると広まりました。

世界には、石をご神体として崇めるパワースポットがあります。
そこでは石や岩が神として祭られ、人々の癒しや願いを叶えてきました。

石の聖地は、石の持つ力を証明するかもしれません。

石や岩が神として崇めらる世界の有名なパワースポット

石や岩が今も神として崇められている世界の有名なパワースポットとして

・マチュピチュ(ペルー)
・ストーンヘンジ(イギリス)
・エアーズロック(オーストラリア)
・モンサンミッシェル(フランス)
・ゴールデンロック(ミャンマー)
など多数存在します。

マチュピチュ(ペルー)

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「マチュ・ピチュ」は、ペルーのアンデス山麓ウルバンバ谷の標高2,430mに位置する,15世紀に建設されたとされるインカ帝国の遺跡です。

階段・神殿・建物など全てが石で作られた都市で、巨石の運搬方法が謎とされている。
空中都市とも言われるマチュ・ピチュは、石で建てられた建物が何と200戸もあります。

何のために、なぜ断崖絶壁のこの場所になど、謎が多く新・世界七不思議の一つとなっています。

ストーンヘンジ(イギリス)

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「ストーンヘンジ」は、イギリス南部にある巨石がサークル上に並ぶ遺跡です。

紀元前2500年か~紀元前2000年の間に立てられたされており、高さ7mほどの巨大な門の形をした組石5個と高さ5m程の立石が直径約100mの円形に30個配置されています。

このような巨石をどのように運搬し組み立てたのか、また何の為に作られたのかは謎とされている。

エアーズロック(オーストラリア)

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日本ではお馴染みの「エアーズロック」は、オーストラリアにある世界で2番目に大きい一枚岩で、先住民であるアボリジニは「ウルル」と呼びます。

ウルル(エアーズロック)はアボリジニの聖地で、古来から精霊の宿る場所とされています。

世界一の一枚岩と紹介されることもありますが、世界一は、同じオーストラリアにある「マウント・オーガスタス」でエアーズロックの2.5倍もあります。

日本でエアーズロックの方が有名なのは、山頂までの往復にマウント・オーガスタスの半分ほどの時間で行けることも、観光地になりやすく有名な要因ではないかと思われる。

固い砂岩層でできおり、地表部は全体の5%で比高335m(標高868m)・周囲は9.4km巨大一枚岩。

モン・サン=ミッシェル(フランス)

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「モン・サン=ミッシェル」は、フランスの西海岸、サン・マロ湾上に浮かぶ小島で、岩山に建造された修道院とその湾はユネスコの世界文化遺産になっています。

修道院も同じ名のモン・サン=ミッシェルで、大天使ミカエルのお告げにより建造された。

アニメ映画「天空の城ラピュタ」のモデルとも言われ、要塞としても利用されていたようです。

昔は、潮の満ち引きにより浜が現れ修道院へ渡っていたようですが、1877年に道路が作られ、2014年には道路を壊し橋が作られました。

ゴールデンロック(ミャンマー)

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「ゴールデンロック」は、チャイティーヨー・パゴダとも呼ばれ、仏教徒の巡礼地として有名なミャンマーのモン州にある仏塔(パゴダ)です。

大岩の表面には、信者の寄付による金箔が貼られ高さ7.3mの小さな仏塔が乗っています。
伝説では、仏陀の遺髪の上に大岩を載せたと言われています。

丘の最端に不安定にも載っている大岩は、今にも落ちそうで落ちずあたかも重力の法則に反するようで、驚きと共に神の存在へと想像させる。

日本の国石は水晶!古来からある癒しや開運効果

国には、その国の象徴や特徴を表すものとして、国旗や国歌だけでなく、国鳥や国花などが定められています。
これらは、その国の自然や文化、歴史や伝統を反映しており、国民のアイデンティティや誇りにも関わっています。

しかし、実はこれらに加えて、国石というものが存在することをご存知でしょうか?
国石とは、その国の地質や鉱物資源、工芸品や宝飾品などに関係する石を指します。

日本にも国石がありますが、それは水晶です。

水晶は透明で美しい石で、古来から魔除けや浄化、癒しや開運などの効果があると信じられてきました。
また、水晶は電気を通す性質を持ち、時計やラジオなどの電子機器にも使われてきました。

日本では特に山梨県で高品質な水晶が多く産出されており、水晶の加工や研磨の技術も世界的に評価されています。

このように、水晶は日本の自然や文化、産業に深く関わっている石であり、日本の国石としてふさわしいと言えるでしょう。

水晶(石英)
石英(せきえい)は、二酸化ケイ素 (SiO₂) が結晶してできた鉱物。六角柱状のきれいな自形結晶をなすことが多い。中でも特に無色透明なものを水晶(すいしょう)と呼び、古くは玻璃(はり)と呼ばれて珍重された。

石英は、装飾品(宝石)、 ボタンとして用いられたり、水晶玉としてスクライング(水晶占い)の道具としても利用される。ジュエリーや数珠に使われることも一般的である。また、パワーストーンの世界では、単結晶が集合した群晶(クラスター)や、細かい結晶片であるさざれ石(チップ)は、他のパワーストーンを浄化する儀式に使われている。<wikipedia>

水晶は神聖なものとして御神宝とする2つの神社

山梨県の神社には、良質な水晶が取れていたこともあり水晶を御神宝とする所も数多く、その中の2つをご紹介します。

1.山梨県甲府市の「金櫻神社(かなざくらじんじゃ)」「火の玉、水の玉」の水晶が社宝

2.山梨県甲州市にある「玉諸神社(たまもろじんじゃ)」は、、かつて本殿の地下に水晶の玉があり神体とされていた。

金櫻神社(かなざくらじんじゃ)の水晶「火の玉・水の玉」

富士の国やまなし観光ネット

金櫻神社の本殿には、御神宝である水晶「火の玉・水の玉」を左右の「昇・降竜」が抱いています。

http://www.y-charm.com/

吉野水分神社の眼に水晶をはめ込んだ姫像

http://narabungei.blog4.fc2.com/blog-entry-88.html

また、奈良県吉野郡吉野町の「吉野水分神社(よしのみくまりじんじゃ)」には、国宝である木造玉依姫命(たまよりひめのみこと)坐像の眼に、水晶玉がはめ込まれている。

このように水晶は、国石でもあり、日本の陰陽師では占いの重要な道具でもあった。

また世界各地では、神聖な物として浄霊や病気を治すための道具として、神聖な場所には欠かせない物として使われてきました。

水晶は人を選ばずブレスレットでの相性が良い

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水晶には、浄化作用が強くエネルギー的にはニュートラルな石のため、人への相性がなく誰でも利用できるパワーストーンです。

パワーストーン選びに迷った場合やお守りとして試しに持ってみたい場合は、浄化・調和・向上・補助のバランスの取れた最適な石です。

パワーストーン選びに迷ったら!生年月日での選び方と浄化方法 長い年月の中で生まれた石は、地球や宇宙から大自然のエネルギーを浴びて、いろんな形や色・固さと変化してきました。 人間は美しい石を宝...

他の石の浄化作用もあるので、生まれ月のパワーストーンと一緒にブレスレットなどの組み合わせにも良いですね。

それでもパワーストーンの効果はどうなのか!

人が元来固有に持っている精神的・肉体的な波長と同じように、パワーストーンにも、それぞれに特定の周波数を持って振動しており、石によって波長も違い、波長が同じならその効果は増幅されます。

人間同士でも波長が合う人がいるように、石でも波長の合う石と出会うと何か違った感じがするとか、心地よいといった感覚になるようです。

これ以上深く入って行くとスピリチュアルな世界になり、パワーストーンが霊性を持ったものであるかのように見えてきます。
霊性が有るかと言えばイエスだし、無いかと言えばそれもイエスです。

なので、霊性の有る無し関わらずで言えば、それはパワーストーンの効果や効能は身に付ける人が信じることで変わってくるものだと言えます。

まとめ

パワーストーンを持っていたり身に着ければ、全ての運が叶うということは無いかも知れませんが運を引き寄せることは出来ます。
信じて持つことで気分が明るくなったり、念じることで願いが近づいて来るからです。

石との波長が合うとは
・波長が合うことで気分が上がる
・波動は石により増幅される
・自信のモチべーションが向上
・周りの空気感も変わる
・開運を引き寄せる

このように、パワーストーンそのもの力だけで願いが叶うと言うよりも、お守りとして持ち自身のモチベーションを上げていく道具として身に着けられれば良いのではないでしょうか。

パワーストーンをもっと知りたい人にこんな参考図書がお勧め!

パワーストーン使いこなし事典
パワーストーン初心者でも分かりやすく書かれた本で、この一冊で組み合わせや相性のいい石など、全ての事が詳しく書かれています。何より、パワーストーンの写真が綺麗で、見ているだけで楽しくなりますし石が欲しくなりますよ。

幸せを呼び込むパワーストーンのある生活

日々の暮らしに、パワーストーンと楽しくつきあうコツが紹介されています。 自分に合った石の選び方、暮らし方、買い方が分かりやすく解説され、画像も美しく、初心者から上級者までどなたでも発見ができる一冊です。

愛光堂の石ものがたり
パワーストーンには、凄い力が有るといった他力本願の事を書いているのではなく、パワーストーンを持つ人の心構えや取り扱い方など、石を良く知っている人が書いた、これからパワーストーンを身に着けたい人に参考になる本です。

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