【所要時間】タグの記事一覧|開運に導くおすすめパワースポット最新情報 https://kaiun.website 生まれてから、行動することでおこりえる後天運をより良いものにするため開運(金運・愛情運・仕事運・健康運・人気運) に関する情報をお届けします。 Sat, 08 Apr 2023 07:52:57 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.5 https://kaiun.website/wp-content/uploads/2015/10/cropped-torii2-32x32.jpg 【所要時間】タグの記事一覧|開運に導くおすすめパワースポット最新情報 https://kaiun.website 32 32 「米子城跡・鳥取」絶景スポット!山頂の眺望は360度の大パノラマ https://kaiun.website/archives/2416 Sun, 02 Apr 2017 02:03:58 +0000 http://kaiun.website/?p=2416

鳥取県の米子市に、天守閣跡の山頂から望めば市街を360度の大パノラマビジョンで堪能できる絶景ポイント「米子城跡」があり、城跡は国史跡に指定されています。

建物は残っていませんが、本丸石垣など城郭の形をとどめた城跡で、お城があった頂上には天守の礎石が残されています。

本丸エリアまで登って来た時、最初に見える立派な石垣は美しく、大きさに圧倒されます。
城跡の中でも、ここまで原型をとどめている石垣は少なく貴重で、かつてのお城の姿を創造させる。

「米子城跡」は、JR山陰線米子駅から比較的近い場所にあり、タクシーで5分弱、歩いても約20分程で行け、そこから山頂までは約15分ですので1.5~2時間位あれば、城跡と素晴らしい景色の両方を満足することができる観光ポイントで、春には桜の美しい名所として隠れスポットにもなっています。

標高90mの湊山(みなとやま)山頂に、山陰で最初に築城された米子城は、天守のある本丸を中心にした典型的な平山城で、高さ20mの五重の天守閣と高さ15mの四重の副天守閣を持った山陰随一の名城であったいわれています。

米子城は別名「久米城」と呼ばれ大小二つの天守閣を持つ壮麗な名城

上記の米子城絵図で、当時は山頂に四層五重の天守閣と四重櫓(しじゅうやぐら)の副天守閣の二つの天守を持っていた壮麗なお城であることがわかります。

二つの天守を持つものは、全国でもまれで希少なお城であったといえます。


米子城の配置

標高90mの湊山山頂には、総石垣の本丸と北尾根に内膳丸(ないぜんまる)、東尾根の飯山(いいのやま)に采女丸(うねめまる)、山麓には二の丸・三の丸・船手郭(ふなてくるわ)が配置されていました。

北側には丸山があり、東側には飯山、そして南西側には中海を配する天然の要衝で囲まれた立地で、内堀・外堀を巡らせ外郭に武家屋敷のある、典型的な平山城としての形態をなすお城です。

米子城絵図と城跡現在のマップを比較して見ると全体的に森で囲まれてはいますが、標高90メートルの湊山の頂上にある、本丸の石垣や輪郭はしっかりと当時を面影をとどめています。

米子城の築城と廃城の悲しい歴史

米子城のはじまりは、応仁から文明年間に山名宗之(やまなむねゆき)が飯山(いいやま)に砦として築いたとされ、その後、本格的な城として築城が開始したのは天正19年(1591年)西伯耆の領主であった吉川広家(きっかわひろいえ)で、関が原の合戦で敗れ完成をみずに国替えとなった、この時7割程の完成だったといわれます。

慶長6年(1601年)に、伯耆国の領主となった中村一忠(なかむらかずただ)が、築城を再会し慶長7年(1602年)に、米子城の完成となる。

明治2年(1869年)に藩庁へ引き渡されるまで、城主は3人変り、最後の城主は鳥取藩の家老であった荒尾成利(あらおなりとし)でした。

その後廃城、士族に払い下げられた米子城は、明治6年(1873年)にわずかな値段で建物の大部分が売られ、数年後には解体となり風呂屋の薪になってしまったという、悲しくもはかない米子城だったのです。

天守台のある湊山頂上へ!絶景を360度大パノラマで眺める

西登山口側からの登山入口。

西登山入口側(下記写真赤字)の直ぐ前に湊山公園の駐車場がありますので、マイカーで来られる方はこの駐車場を利用して登るのが良いです。

西登山口側付近にある案内板。
山頂まで約15分ですが、比較的斜面が急なのできついです。

西登山口から登る

 西登山口側から本丸へ出発です。

幾重にも曲がった石段を登っていきます。

こんな階段や斜面が続きますので、ヒールや革靴は足が痛くなります。
運動靴や登山靴がお勧めです。

本丸の守りを強化した内膳丸

本丸への途中に、「内膳丸跡(ないぜんまる)」があります。

内膳丸は、本丸の守りをより強くするため丸山に作られた郭で、伯耆城主の中村一忠の家老であった横田内膳が築いたので内膳丸と呼ばれます。

「内膳丸」入口階段の左右に石垣が設置されている。
一の段郭と二の段郭の二段に構成された「内膳丸」は、二の段郭に角櫓と蔵がありました。

階段上は「内膳丸虎口」の左右の石垣。

 

「内膳丸虎口」を入ると内膳丸下段は広い平地で、奥にもう一つ石段と左右に石垣が見える。

内膳丸上段も広く、当時は二重櫓がいくつか建てられいたといいます。

西の防衛のため、「内膳丸」から本丸にかけて石垣が設けられていました。
現在は、一部を残し崩落しています。

中海の美しい景色を眺めることができます。

市営湊山庭球場。

 東側にも入口!東登山口から登る

二の丸は、現在、市営湊山庭球場になっており、テニスコート裏側にもう一つ、「東登山口」があります。
米子駅から徒歩で来た場合は、東登山口側から登る方が近いです。

こちらも、急斜面が続く道となっています。

途中、本丸跡の案内板が見えてきました。
山頂まで、約8分です。

下から見えてくる本丸跡は大きくて感動の素晴らしさ!

本丸が見えてきました。
ここまで来ると本丸山頂までもう少しですが、普段、運動していないせいか息が切れ足がパンパンでした。

本丸は、天守郭・水手郭・遠見郭・番所郭を高石垣で囲った構成で築城されていす。

本丸には崩れることなく、しっかり石垣が残されていて見て感動で、また当時のお城も創造させられる。
右上側が天守台の石垣、左側の石垣が副天守台です。

番所や蔵が配置されていた番所郭

番人が詰めている施設があった「番所跡」

天守郭の東下段にあたる番所郭には、当時、番所や蔵が配置されていました。
番所は、本丸を警備する他、領内の産物が他領へ流出するのを監視したり,出入りする物資に一定の割合で徴税をしていたといわれています。

本丸南虎口のようす。

天守の入口をかためる鉄御門

「鉄御門跡(くろがねごもん)」
天守の入口を厳重にかためる鉄張りの堅固な門で、間口約12m・奥行4.5mの2階建。

右手を見れば、副天守台の石垣がそびえる。

「鉄御門跡」左に曲がれば本丸が見えてきます。

広い本丸には天守台と副天守台が当時の形を残す!

本丸のようす。

本丸と礎石。

左の石垣が天守台で、右側が副天守台となります。

本丸の天守台は広く、石垣が当時の形態を保っている。

天守台から眺める絶景ポイント!

天守台の先端近くにベンチが一つ設置されています。
この位置が、景色を最も楽しめる絶景ポイントとなります。

天守台から見る米子市街。
まさに、360度大パノラマの眺望には感動します。

米子市街には大きな建物が無いので、天守台先端から見る景色は絶景!
北に日本海、西に中海や弓ヶ浜半島、東に大山、出雲の平野部や島根半島も一望でき、見下ろせば城下町の米子と圧巻の眺望です。

春はこのポイントの桜が美しい遠見櫓跡

天守郭の北下段(写真奥の下段)に遠見櫓跡が見えます。

桜の名所でもありますので、春には美しい桜が咲き誇り多くの人々で賑わいます。

「遠見櫓跡(とおみやぐら)」
遠見郭には、遠見櫓と二重櫓を配していて「着見櫓跡」とも呼ばれます。

船小屋へ通ずる水手御門

本丸から、こちら石垣を抜ければ水手御門跡へ。

中海側に配置される「水手御門跡」
ここから船小屋へと続く道があります。

昔内堀だった場所に今は医大病院が建っている!

内膳丸方面の内堀には、現在、鳥取大学医学部付属病院が建っています。

米子駅前

米子駅前の米子市文化ホールと前方にハーベストINホテル。
米子駅から徒歩であれば、米子市文化ホール前の道を真直ぐ北へ進めば、約20分程で「米子城跡」に到着します。

まとめ

「米子城跡」は、米子市街地にあるため米子駅から近く、立地の良い場所にあります。

のんびりと季節の木々や花を楽しみながら湊山を登れば、目の前に名城といわれた城跡が現れます。
大きさや保存状態が良く、下から見る石垣や天守台の素晴らしさに感動です。

そして何と言っても、天守台からの眺望は絶景で360度見渡せる大パノラマです。
また、昼のみならず初日の出のスポットでもあり、夜には市街地のネオンが美しく、ロマンティックな場所としておすすめです。

湊山公園や日本庭園、36基の彫刻作品のある米子彫刻ロード、中海などの見所も隣接していますので、カップルや子供連れでも楽しい場所となっています。

米子城跡の詳細情報

【米子城跡】

所在地 〒683-0824
鳥取県米子市久米町
TEL:0859-23-5436(米子市・文化課)
料金・時間 無料・時間自由
アクセス

JR:山陰本線・米子駅より徒歩約20分 タクシーで約5分
マイカー:山陰道・米子中ICより県道300号線経由で約10分
駐車場:湊山公園駐車場(100台無料)

お宿情報 米子城跡の周辺宿詳細【楽天旅ノート】
周辺観光地 米子水鳥公園・水木しげるロード・大山と大山寺
トムソーヤ牧場・鳥取花回廊足立美術館


<米子城跡周辺マップ>

 

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【伏見稲荷大社】千本鳥居を越えれば別次元のパワースポット山上見どころコース https://kaiun.website/archives/905 Fri, 27 May 2016 07:16:04 +0000 http://kaiun.website/?p=905  

伏見稲荷大社桜門

京都の東山連峰南端の稲荷山西麓に鎮座する、「お稲荷さん」名で親しまれる「伏見稲荷大社」は、全国に3万社以上ある稲荷神社の総本宮です。

お稲荷さんは、多くの神々の中でも広く親しまれている神様で、狐が神の使いであることは周知のとおりです。
そのため、多くの稲荷神社の社前には狛犬の替りに宝珠や鍵をくわえた狐の像がすえられています。

お稲荷さんは名称からも分かるように、稲の信仰が起源となった稲作を中心とする農業の神で、五穀豊穣を祈る農民に広く信仰されていました。

このように、もともと稲荷神は五穀豊穣の神として信仰されていましたが、時と共に商売繁昌・産業興隆・家内安全・交通安全・芸能上達の守護神としても信仰されるようになったのです。

千本鳥居は朱(あけ)の色のエネルギーが充満するパワースポット

伏見稲荷大社・千本鳥居

伏見稲荷大社で印象的なのが、テレビや雑誌などでよく目にする朱(あけ)の鳥居が何本もつづく千本鳥居です。
外国人にも人気の観光スポットで、山頂まで続く朱(あけ)の鳥居に神秘性を感じると言います。

千本鳥居とは言いますが、実際は稲荷山全体では千本どころか1万本以上もあり、今も奉納ごとに増えています。

お稲荷さまの鳥居が赤であるのは、人に流れる血液は赤、「あか」という音は再び「あ」に戻るのでこの音は魂の始まりや糧の「ひ」は火の玉で太陽の恵みで稲の収穫、鳥居の赤は、生命力・収穫・太陽をあらわす赤と言われ鳥居には「願いがとおる・とおった」という意味も込められています。

何本も続く、トンネルのような鳥居を歩けば自然と心が穏かになり、鳥居の隙間から入る日差しが朱の色をより輝かせ、その朱の光が体の隅々に力を与えてくれるような不思議な感覚のパワースポットです。

朱の色のエネルギーと山全体から来るパワーが満ち溢れています。

伏見稲荷大社夜

特に、夜の光景は昼と違った顔を見せます。
暗闇の中、少しの灯りに照らされる朱(あけ)の鳥居は、朱の色が美しく光輝き幻想的で別世界に来たような感覚をになる。

<夜の千本鳥居(動画)>

映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の舞台となった千本鳥居

映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」は、七月隆文さんの100万部を越える人気小説の映画化で、京都を舞台に繰り広げられるラブストーリー。

主演は、福士蒼汰さんと小松菜奈さんの二人。

ストーリーは、京都の美大に通う南山高寿(福士蒼汰)は、電車のなかで一目惚れするもなかなか声がかけられず、覚悟を決めて声をかけると以外にも交際できることとなった。

しかし、彼女の福寿愛美(小松菜奈)には、大きな秘密が隠されていた。
「あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」

奇跡の運命で結ばれた二人は、異なった時間の流れの中で翻弄してゆく。


伏見稲荷大社は、原作には出てきませんが、三木孝浩監督のたっての希望で追加撮影された場所になっています。
三木監督は、この場所は「異世界に行くような感覚がこの作品につながる気がする」と言っています。

予告編には、手をつないだ二人が千本鳥居を通るシーンが印象的です。

伏見稲荷大社が鎮座する稲荷山の峰にはその昔神々が祀られていた

稲荷山からの景色

伏見稲荷大社が鎮座する稲荷山は、京都盆地の東山の南にある標高233mのなだらかな山で、山頂が一ノ峰、二ノ峰、三ノ峰と荒神峰の四つの峰からなる山です。

古くは祖霊の山として信仰されており、山頂などには古墳が築かれています。

社域は、稲荷山と神社周辺を合わせて26万坪と広大で、稲荷社が鎮座する一帯は、古くは藤森社の氏子圏でした。

その昔に、一ノ峰に上社、二ノ峰に中社、三ノ峰に下社が祀られていたものを今の本殿に移され祀られており、田中大神は荒神峰にあったとされ、田中大神と四大神は摂社であとに加わりました。

現在、本殿がある場所は山の神々を奉拝する斎場であったところだと言われています。

本殿に祀られるのは宇迦之御魂大神を主祭神とする五柱

【本殿】

http://takaoka.zening.info/

御祭神が山に鎮座されたのは、奈良時代の和銅4年(711)2月初午(はつうま)の日のことで、その日から数えて平成23年(2011)に御鎮座1300年を迎えています。

また、2月初午(はつうま)の日は稲荷大明神が稲荷山の三ヶ峰に初めて鎮座された日で、稲荷大明神の祭日でもあり、稲荷山の杉と椎の枝で作った「青山飾り」をご本殿以下摂末社に飾る「初午大祭」が行われます。

本殿は、国の指定文化財に指定されており、応仁2年(1468)の応仁の乱で兵火により焼失しましたが、明応8年(1499)に再興された。

檜皮茸五間社流造の優雅で美しく、「稲荷造」とも呼ばれています。

本殿には、宇迦之御魂大神 (うかのみたまのおおかみ) を主祭神とし、他に4座の祭神の五柱が祀られており五座の神を稲荷五社大名神と称されます。

  御祭神名    
主祭神 宇迦之御魂大神 (うかのみたまのおおかみ) 下社 中央座
4祭神 佐田彦大神 (さたひこのおおかみ) 中社 北座
4祭神 大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ) 上社 南座
4祭神 田中大神(たなかのおおかみ) 下社摂社 最北座
4祭神 四大神 (しのおおかみ) 中社摂社 最南座

 

イナリ社名の起源を『山城国風土記』の逸分から読み取る

イナリの社名の起源は、『山城国風土記(やましろのくにふどき)』にあったとされています。

逸分にはこう書かれています。

”風土記に曰はく、伊奈利と稱ふは、秦中家忌寸(はたのなかつへのいみき)等が遠つ祖、伊侶具の秦公、稻粱(いね)を積みて富み裕(さきは)ひき。乃ち、餅を用ちて的と為ししか
ば、白き鳥と化成りて飛び翔りて山の峯に居り、伊禰奈利(いねなり)生ひき。遂に社の名と為しき。(前半)

其の苗裔(すゑ)に至り、先の過ちを悔いて、社の木を抜(ねこ)じて、家に殖ゑて祷(の)み祭りき。今、其の木を殖ゑて蘇きば福(さきはひ)を得、其の木を殖ゑて枯れば福あらず 。” - 逸文『山城国風土記』

逸分の前半を訳すと、「餅を的にして秦氏族「伊侶具」と言う長者が矢を射たところ、その餅が白鳥になって飛び立ちとどまった峰に稲が実ったので社の名を伊奈利(イナリ)なった」という社名起源の説話になっています。

伊奈利が稲荷になったのは、イナリの化身の老翁が稲を荷って現れたからだとわれている。

稲荷大明神の使いが狐である訳は、東寺の縁起によればその昔に老狐の夫婦が五匹の子供を連れ稲荷山に現れ、「姿はこのようだが霊智をそなえいますので神のもと、世の中のために働きたい」と申し出たことによるものです。

もう一つ、気が常に良い気常(きつね)に由来するともいわれ、伏見稲荷大社は常に気の良い大社なのです。

稲荷山は山全体が御神体!本殿参拝後は御利益満載の山頂参拝へ

<稲荷山全体マップ>

 

http://inari.jp/trip/map01/

 

<伏見稲荷大社周辺マップ>
伏見稲荷大社本殿周辺
本・拝殿だけの参拝では御利益も半減してしまいます!

沢山の御利益をいただくためにも、やはり稲荷山参拝にチャレンジしましょう。

伏見稲荷大社から約2時間で行ける稲荷山の参拝・パワースポットコース

延々と連なる朱色の鳥居をくぐり、約2時間でいける伏見稲荷大社と稲荷山の参拝・パワースポットめぐり。

伏見稲荷大社からJR稲荷駅まで約90分なので、ゆっくり歩いても約2時間程のコースです。

トンネルのような千本鳥居が奥社を経て山上へと連なり、途中に茶屋さんで休憩したり、適所にある祠やお滝場を寄り道をすればより楽しい散策になります。

伏見稲荷大社と稲荷山の参拝・パワースポットおすすめコース(約2時間)

伏見稲荷大社・稲荷山コース

①伏見稲荷大社・・・楼門・外拝殿・内拝殿・本殿・神楽殿
   約3分(0.2km)
②千本鳥居
  2分(0.1km)
③奥社奉拝所・・・おもかる石・熊鷹社・こだまヶ池 
↓  35分(1.6km)
④一ノ峰上社 
↓  10分(0.5km)
⑤薬力社 
↓  40分(2.0km)
⑥JR稲荷駅 

伏見稲荷大社の入口は第二の鳥居と楼門(ろうもん)からスタート

コースの出発は、第二の朱色の鳥居がある楼門からです。
ちなみに、第一の鳥居はJR稲荷駅を出た表参道の入口にあります。

第二の朱色の鳥居と楼門(楼門)

伏見稲荷大社新表参道

楼門は、天正17年(1589年)豊臣秀吉が造営。

神社の楼門としては、最も大きなものです。

楼門の前には、二匹に狐が向かい合い正面「左側の狐は鍵」をくわえ、「右側の狐は宝珠」をくわえています。

外拝殿(げはいでん)

伏見稲荷大社本殿

楼門を通って最初に目にするのが、この外拝殿(げはいでん)。

拝殿の軒先には、釣灯篭がぶら下がり黄道十二宮の星座があしらわれています。

2月の節分の日には「節分祭」が執り行われ、本殿にひきつづき外拝殿で、福男福女及び晴れ着姿の福娘が豆まきの神事を行います。

内拝殿(ないはいでん)

伏見稲荷大社・本殿

内拝殿は、本殿の前にあります。

普段の参拝で、利用される拝殿です。

神楽殿(かぐらでん)

伏見稲荷大社・神楽殿

神楽殿橋掛かりの棟瓦と檜皮茸(ひわだぶき)の屋根は、日本ならではの造りで重鎮さを感じる。

祈祷の訪れた参詣者のために、神楽女(かぐらめ)による神楽の舞が毎日行われている。

4月八日の最寄の日曜日には、稲荷大神に産業の繁栄を祈願する「産業祭」が行われ、神楽殿では胡蝶(こちょう)の衣装をつけた舞人が桜花舞(おうかのまい)を奉納します。

千本鳥居(せんぼんとりい)

 

伏見稲荷大社千本鳥居2又

千本鳥居は、神奈備(かんなび)の稲荷山をめぐる入口。

大きな鳥居を抜けると千本鳥居が見えてきます、ここは二手に分かれています。

稲荷大社の鳥居は朱(あけ)の色が特色となっていますが、この色には生命や大地・生産の力をもって稲荷大明神のみたまの働きだとする信仰があり、崇敬者が祈願と感謝をあらわし奥社参道に鳥居の奉納されたのが千本鳥居の始まりです。

崇敬者の奉納による鳥居は、稲荷山全体では1万本を越えています。

鳥居の裏側には、奉納者の企業や個人名が書かれていますので、どんな企業が奉納されているのか見ていくのも楽しいかも知れません!

 

伏見稲荷の千本鳥居

どちらを通っても同じ場所に着きますが、行きは右側を通る人が多いようです。

伏見稲荷・奥社きつねの絵馬

千本鳥居が終わる出口の前には、きつねさんの絵馬が迎えてくれます。
可愛い絵馬なので思わず、笑みがでます。(絵馬も初穂料は500円)

きつねの絵馬以外にも、鳥居の形の絵馬もあります。

伏見稲荷大社絵馬

 

奥社奉拝所(通称:奥の院)

伏見稲荷大社・奥社奉拝所

千本鳥居を抜けた所に、通称「奥の院」と呼ばれる奥社奉拝所があります。
命婦谷にあるので命婦社とも呼ばれます。

ここから東方向には3つの峰も見え、遥拝する起点となり山上へと上がって行きます。

おもかる石(願い成就のパワースポット)

伏見稲荷おもかる石

奉拝所の右側の後には、丸い石をのせた一対の石灯篭があります。

灯篭の前で願い事を念じて、石灯篭の空輸(頭)を持ち上げて見たとき、軽いと思えば願いは成就され、重いと感じられれば残念ながらその願いは叶いません。

成就可否の試し石となっているこの場所を「おもかる石」と呼ばれ、参拝者には人気のパワースポットなっています。

熊鷹社

 

熊鷹社まで来るとまるで別次元の世界に迷い込んだ感覚になります。

稲穂を用いる注連縄には、命の糧となる人が生きる豊かなエネルギーを感じ、少し怖さも感じる灯明の火には人々が願いをかけ祈る心の炎を感じる。

新池(こだまヶ池)

http://kyoto-albumwalking.cocolog-nifty.com/blog/cat1662738/

熊能社のそばには、通称「谺ヶ池(こだまがいけ)」・新池があります。

池に向かって手を打ち、こだまが返ってきた方向に行方不明の手がかりがあるという言い伝えがあり、そのため拝所が池に面している。

鮮やかな朱の色に対して、こだまヶ池の深い緑色は幽逢なおもむきさえ感じる。

一ノ峰(上之社神蹟)

http://youpv.exblog.jp/

一ノ峰は、稲荷山の山頂で標高約233mの高さにあります。

赤い幕には、末広大神と書かれており、崇敬者が親しんで呼ぶ呼称です。

薬力社(やくりきしゃ)

http://yusyosai.pro.tok2.com/

薬力大社の神は、名前の通り薬力大神で、薬効や健康長寿・無病息災の神です。

狐は伏見稲荷大社の中でも多数存在しますが、薬力大社の狐は親子きつねの一対で大変珍しく、安産成就として崇められています。

又、境内にある手押し式の井戸の水で薬を飲むと一段と薬効があるといわれます。
この水で湯がいた「健康たまご」が参拝者に人気となっています。

伏見稲荷大社参道口から稲荷山へ~この動画で参拝気分に!

伏見稲荷大社に来たらこのグルメは食べておきたい!

伏見稲荷大社に来たら、是非食べておきたいのが参道にある日野家のすずめ焼きといなり寿司・きつねうどん。

日野家は、大正五年創業の90年以上続く老舗で、創業当初のたたずまいが残っている食事処です。

伏見稲荷・参道日野家すずめ焼

「すすめ焼き」は、五穀豊穣のシンボルである稲(米)をすずめが食い荒らすたので懲らしめのため、焼き鳥にして食べるようになったとか。
小骨と若干苦味があります。(すずめ1串700円)

http://inainakazusaninaka.blog.fc2.com/blog-category-27.html

日野家の「いなり寿司うどんセット」(930円)

いなりは、きつねの大好物!揚げ豆腐を食べて御利益を得ようと始まったらしい。
おいなりさんの油揚げは、きつねの耳をまねた三角形が伏見流です。

「伏見稲荷大社」まとめ

伏見稲荷大社は、稲荷山を含め26万坪の広大な敷地の中に、京都らしい社殿に一万本以上の朱の鳥居は圧巻で、美しさと神秘性が同居しているパワースポットです。

 

上へ上へと朱色の鳥居をくぐって行けば、朱(あけ)の色のパワーなのか心が高ぶり、全身にエネルギーが充満したかのような気になります。

所どこにある社では、色んな御神徳がいただけ、一ノ峰の山頂に近くなるにつれ稲荷山全体のパワーを感じることが出来ます。

この神秘的な魅力は、日本人ならずとも外国人が訪れたい観光スポットナンバー1にあるのがうなずけます。

 

昼間は、ハイキング気分で御神徳をいただきに稲荷山を周遊し、夜はスリルと神秘的な世界を巡るスポットとして、伏見稲荷大社は御利益以外でも魅力満載の神社です。

「伏見稲荷大社」の詳細情報

【伏見稲荷大社】

〒612-0882 京都市伏見区深草薮之内町68番地
TEL(075)641-7331
FAX(075)642-2153
伏見稲荷大社公式ホームページ:http://inari.jp/

参拝時間:24時間(特に開閉の門はありません)
参拝料:無料
ご祈祷時間:8:30~16:30まで随時(受付は16時頃まで)
※年中無休ですが、正月や祭典時は変更あり。
主な願意:商売繁盛・家内安全・交通安全・安産・厄除・病気平癒・入試合格など

御守り授与:授与時間は、ご祈祷時間内と同じ。
※ご祈祷と御守りは郵送での受付ができます。

<アクセス>
≪マイカー≫
名神高速「京都南インター」から約20分
阪神高速8号京都線「鴨川東インター」から約15分
阪神高速 上鳥羽出口より約10分

境内には200台の無料駐車場があります。
※日・祭日・お正月・祭典の日には駐車場が満車になりますので注意が必要です!

【伏見稲荷大社の無料駐車場(境内約200台)】

http://inari.jp/

≪電車≫
JR奈良線 「稲荷駅下車」 表参道は目の前(京都駅から2駅目)
京阪本線 「伏見稲荷駅」下車徒歩5分

≪市バス≫
京都市営バス 南5系統「稲荷大社前」下車 徒歩7分

<伏見稲荷大社マップ>

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宮島パワースポット!弥山七不思議とロープウェイで頂上散策 https://kaiun.website/archives/739 Thu, 14 Apr 2016 12:59:13 +0000 http://kaiun.website/?p=739

「宮島(安芸の宮島)」に来たら、厳島神社以外にもパワースポットが沢山あります、中でも神が宿っていたとされる弥山山頂。
古来、弥山山頂には神が降臨したと伝えられているだけに、山頂には神の島全体のパワーが集まり、厳(おごそ)かな気分で自然と手を合わせてしまう。

また、平安時代に空海(弘法大師)が弥山を開き、真言密教の修行を行ったともされる。

宮島をこよなく信仰していた初代総理大臣の伊藤博文は、弥山からの眺めを「日本三景の一の真価は頂上の眺めにあり」と絶賛したと言います。

【弥山】弥山展望台から360度パノラマで見渡せる瀬戸内海は絶景!

「弥山(みせん)」は、宮島の中央部に位置する標高約535mの神の島「宮島」の主峰です。

未開拓の自然は「弥山原始林」として、厳島神社とともに平成8年(1996年)世界遺産に指定されています。

頂上の弥山展望台に行くには、歩いて山頂を目指すコースもあるようですが、一般的には厳島神社から約6分程歩いて紅葉谷公園入口バス停まで行き、そこから無料バスに乗って紅葉谷駅バス停(バスで約3分・歩いて約10分)に向かいます。

紅葉谷駅からは、ロープウエイ」に乗り獅子岩駅へ向かいます。

ロープウェイからの眺めは雄大で、まるで空中散歩をしている気分で、風景が360度の大パノラマで展開され絶景。
往復1800円とちょっと高めの運賃ですが、ロープウェイに乗って眼下を見下ろせば、それだけの価値があることに気がつきます。

ロープウェイは、紅葉谷(もみじだに)駅から榧谷駅(かやたに)までは自動循環式ロープウエイで、榧谷駅(かやたに)から獅子岩駅(ししいわ)までは、交走式ロープウエイになります。

ロープウェイの種類

<循環式ロープウエイ>紅葉谷(もみじだに)駅~榧谷駅(かやたに)
少人数乗りで、一定の間隔で順次出発し長い距離を輸送するのに適する。

<交走式ロープウエイ>榧谷駅(かやたに)~獅子岩駅(ししいわ)
一度に多くの乗客を運べ、2台の客車が山頂と山麓を交互に往復し高速運転が可能。

      <写真は循環式ロープウェイ>宮島弥山ロープウエイ

ロープウェイ終着の獅子岩駅で降りて、参道を30分ほど歩くと山頂に到着します。
ただ、参道が岩ゴロゴロの斜面なので30分とはいえ、夏場などは汗だらけにになりますし少々きついです。

途中、山頂付近にさしかかると神々しい巨大な石が表れ、あたかも古代遺跡を思わせる神秘的な風景に出会います。

くぐり岩と言う巨大な岩のトンネルがありますので、両手で岩を支える感じで記念写真を撮れば、あたかもスーパーマンに成ったかのような写真の出来上がりです。

宮島弥山くぐり岩

山頂に着くと、大きな岩に圧倒されます。
大きな岩がゴロゴロと無数にあり、何故、どのようにしてここにあるのかが不思議なくらいです。

仏の聖地と言われるこの場所は、いかにも天上の仏様が置いていったかのような風景で神々しさが感じられます。

岩の上で景色を見ながら休憩されている人も多く、お昼時ならお弁当を広げるのもありです!

宮島弥山頂上

一押しのパワースポット!!

山頂には、絶賛の風景が見れる場所があります。

それが、弥山展望台です。
2014年に、それまでの展望台が改装され綺麗になっています。

弥山展望台

ここから見える風景は、360度の大パノラマで瀬戸内海が一望でき、あまりの美しい景色に感動してしまいます。

また、厳島神社方面を見渡せば、目で見た場合かすかですが厳島神社や大鳥居を眼下に見ることができます。

宮島弥山頂上からの眺め

弥山展望台から望めるのは、管理の方がいる10時~16時までなので行く時間には十分注意が必要です。

トイレの利用はできます。

https://kaiun.website/archives/689

歩いて山頂を目指す3コース

時間に余裕があり、足腰に自身があるなら自然の景色を味わい史跡を巡りながら歩いて山頂を目指すのも良いですね。

頂上までには「紅葉谷コース」「大聖院コース」「大元コース」の3コースがあります。

紅葉谷コース

「紅葉谷コース」は、紅葉谷公園からスタートし山頂を目指します。

山頂までは約2.5kmで、所要時間は1時間30分から2時間です。

http://www.miyajima-wch.jp/jp/nature/misen01.html

大聖院コース

「大聖院コース」は、大聖院のお寺からスタートします。

山頂までは約3kmで、所要時間は1時間30分から2時間です。

http://www.miyajima-wch.jp/jp/nature/misen02.html

大元コース

「大元コース」は、大元神社からスタートして弥山頂上を目指します。

山頂までは約3.2kmで、所要時間は2時間から2時間30分です。

http://www.miyajima-wch.jp/jp/nature/misen03.html

歩けば貴重なものも見れる!

ロープウェイで登っただけでは見れない、天然記念物の原生林や巨石ポイント・文化財をゆっくり歩きながら見てみたい人にはおすすめです!
二回目で、弥山山頂を目指すなら下から歩くコースを選びたいですね!
できれば、登山用の靴や服装を準備したほうが安全です。

ただし、体力に自信のない方は無理をしないようにしましょう。

今も伝わる弥山の七不思議

http://www.miyajima-wch.jp/jp/nature/misentop.htmlhttp://www.miyajima-wch.jp/jp/nature/misentop.html


昔から宮島・弥山に語り継がれる七不思議
があります。

上記マップでは、赤い押しピンの7箇所の所が七不思議の場所す。

現在は、痕跡は残るものの実際に見ることが出来るのは、「きえずの火」「錫杖の梅」「干満岩」の三つだけとなります。

弥山展望台からの絶景の眺めを堪能したら、ハイキング気分でこの七不思議を散策してみてはいかがでしょうか。

<七不思議1>きえずの火

1200年もの長い間、今も燃え続けている「きえずの火」は弥山中腹の霊火堂にあります。

この火は、空海(弘法大師)が修行の際に灯したと伝えられており、消さないよう僧侶が交代で泊り込んで番をしています。

きえずの火は、恋愛の炎に例えられ、長く愛情が続くように願いが込められ、恋愛成就として若い女性の開運スポットになっており、「恋人の聖地」としても認定されています。

宮島弥山霊火堂

また、この火で沸かしたお湯(霊水)を飲むと万病に効くと伝えられ、健康運アップを願う人にはおすすめのスポットです。(お湯は無料)

ちなみに、広島の平和記念公園の「平和の灯火」の元火にもなっています。

 

宮島の霊火室のお湯

<七不思議2>錫杖の梅(しゃくじょうのうめ)

「錫杖の梅(しゃくじょうのうめ)」の場所は、弥山本堂横で空海(弘法大師)が置いていた錫杖(しゃくじょう)に根がはって、八重の紅梅の木に変わったという伝説があります。

山に悪いことが起きる前は、花が咲かないと言い伝えられています。

http://kingxcat.jugem.jp/?eid=490

 

<七不思議3>時雨桜(しぐれざくら)

天気の良い日でも、花弁や葉から雨の様に露が滴ったと言われる不思議な「時雨桜」

かつては、マップ上の場所にあったことが江戸時代の観光案内書「宮島図絵」に記載されていましたが、今は伐採されており時雨桜を見ることはできません。

伐採されずに花が咲いていたら、こんな感じだっのでしょうか?

http://azukiblog.livedoor.biz/archives/53931578.html

 

ただ、2009年に時雨桜の復活を願うボランティアの方々が、樹齢200年で呼び名も同じ満願寺の桜の苗木を大聖院の境内に植樹しました。

元の場所には、弥山原始林が天然記念物に当たるため、他から持ち込んだ植物の移植は禁止されているので、大聖院境内の植樹となりました。

<七不思議4>干満岩(かんまんいわ)

弥山山頂の弥山展望台から少し降りたところに、「干満岩(かんまんいわ)」と呼ばれる大きな岩があります。

http://blog.livedoor.jp/gin20/archives/2095687.html

巨石には直径約10cm程の穴が開いており、中には塩分を含む水が溜まっていて、穴の水が海の満潮・干潮に合わせて溢れたり引いたりすると言われます。

不思議なのは、標高500m付近であるにも関わらず、岩の中の水の量が変わることです。

いまだ科学的な解明は有りませんので、代々伝わる七不思議の一つとして、このまま後世に受け継がれれば良いのではと思います。

<七不思議5>曼荼羅岩(まんだらいわ)

弥山本堂の裏側を南に少し下がった所に、「曼荼羅岩(まんだらいわ)」があります。

http://blogs.yahoo.co.jp/hirolin_m7/61866257.html

この岩は、畳数十畳分もあり、石面には空海(弘法大師)が「三世諸仏 天照大神宮 正八幡三千七百余神」と書かれたとされ、梵字やイラストも刻まれています。

昔、この岩の上で拓本をとっている人の姿があったとされています。

台風により、曼荼羅岩の周りの原木が倒れ道をふさいだ為、今は立入禁止となっているので行くことができません。

早期に復旧されることを待つばかりです。

<七不思議6>拍子木の音(ひょうしぎのおと)

人気の無い深夜に、宮島ではカチーン、カチーンと拍子木のような音が鳴り響くそうです。

弥山の主の天狗様が集まり、鳴らしているのではないかと伝えられていて、たたりにあうのを恐れ音が鳴っている間はじっと家にこもっていたようです。

<七不思議7>龍燈の杉(りゅうとうのすぎ)

旧正月の元旦の夜から数日間、宮島周辺の海面に浮かぶ不思議な灯りを「龍燈」と言います。
龍燈を見るのに最も良い場所が、弥山頂上の大杉がある所でこの大杉を「龍燈の杉」と呼んでいました。

現在、「龍燈の杉」は枯れてしまい切り株しか見ることができません。

大願寺に眠る7代目の大鳥居から造られた貴重な仏像

現在の大鳥居は、8代目のものですが大願寺にある貴重な仏像は、江戸時代に建っていた7代目の大鳥居のクスの木で作られたもので、7代目の大鳥居が1801年~1850年まで建っていたことを考えると、造られて約160年以上は経っていることになります。

kaiun-宮島大願寺七福神

この仏像は、「恵比寿様」「大黒天様の2つで、7代目の大鳥居から作られたということで大変貴重なものになっています。

仏像の底には、大鳥居で作った証しの「大鳥居古木」の文字が刻まれています。

恵比寿様は商売繁盛、大黒天様は個人の運気を上げる御利益があります。

【大願寺】

kaiun-宮島の大願寺

大願寺は、厳島神社出口から10秒以内にあります。

宗派は、高野山真言宗で、山号は亀居山、亀居山放光院大願寺と呼ばれます。
本尊は、薬師如来と弁財天。

お寺の創建年代等は不詳ですが、平安時代の初期に空海に開かれたとも、鎌倉時代の初期に了海に開かれたとも言われる。

神仏分離令により厳島神社から遷された日本三大弁才天の一つ、「八臂弁才天像」が年に一度6月17日に開帳されます。

豊臣秀吉も拝んでいたとされる、釈迦如来座像や五重塔の本尊だった釈迦三尊像(釈迦如来坐像・文殊菩薩・普賢菩薩)など貴重な仏像が揃ったお寺ですので、沢山の御利益をいただくことが出来ます。

是非、参拝に訪れて見て下さい。

大聖院は真っ暗な通路で身を清める癒しスポット

大聖院の本堂の階段を降りていくと真っ黒な通路になっていて、ここを通ることで自身が清められる「戒壇めぐり」と言うパワースポットです。

http://www.galilei.ne.jp/daisyoin/

 

ここは以外に、観光客にはあまり知られていない開運パワースポットです。

中に入ると真っ暗で何も見えなくなり、手探り状態で出口まで進んでいきます。
暗闇の中、途中そばに行くと明るく光る観音像のパネルが何箇所か現れ、通路まで導いてくれます。

真っ暗闇は死の世界、死ぬことによって今までの罪が帳消しになる。
なので、出口まで来たときには、全ての罪が無くなり綺麗な心になる、美しくなると言います。

暗闇を歩き身を清めるこの「戒壇めぐり」は無料で行えますので、心をリセットしたい方ならおすすめのパワースポットです。

【大聖院】

kaiun-宮島の大聖院

大聖院は宮島桟橋から歩いて20分程の所にあり、宗派は真言宗御室派大本山で山号は多喜山(滝山)、多喜山大聖院水精寺(すいしょうじ)と言います。

本尊十一面観音(観音堂)・波切不動明王(勅願堂)

創建年代等は不詳で、大同元年(806年)に空海が宮島に渡って、弥山の山で修行して開楚したとも言われる。

宮島では、最古の歴史を持った寺院で、平清盛が拝んだとされる観音堂本尊の十一面観世音菩薩が祀られています。

http://www.miyajima-wch.jp/jp/shrines/02.html

宮島・弥山山頂へロープウェイで昇る(動画)

まとめ

宮島は、全長約30kmの小さな島にも関わらず、毎日大勢の人や外国人に溢れ賑わっています。

これだけの人々を魅了するのは、この島が厳島神社を始めとする島全体の14%が世界遺産に登録されている仏閣や史跡・歴史的文化財の宝庫だからでしょう。

宮島に一度足を入れれば、そこは自然と歴史が混在するパワースポット、島全体に仏の聖地弥山の良い気が満ちていることに気ずきます。それだけでもパワーをいただいた感があり、心地良い気持ちにさせてくれます。

一つの島で、これだけ見所満載、御利益満載の島はありません。
神の島宮島に、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

帰りは、御利益でお腹いっぱいになるかも知れませんね!

「宮島・弥山」の詳細情報

【宮島・弥山】

〒738-8501 広島県廿日市市下平良一丁目11番1号
電話番号:0829-30-9141
FAX:0829-31-0999
廿日市市 環境産業部 観光課公式ホームページ:http://www.miyajima-wch.jp/

≪ロープウェイ≫
<料金>紅葉谷駅~獅子岩駅間
大人:12才以上(中学生) 往復1,800円 片道1,000円
小人:6才以上12才未満(小学生)  往復900円       片道500円

<営業時間>
12月、1月、2月:9:00~16:30 下り最終17:00
3月、4月、5月、6月、7月、8月、9月、10月:9:00~17:00 下り最終17:30
11月:8:00~17:00 下り最終17:30
ゴールデンウィーク特別運転:8:30~17:30 下り最終18:00
お盆特別運転:8:30~17:30 下り最終18:00

<アクセス>
フェリー:宮島口~宮島桟橋 約10分 運賃/片道大人180円 小人90円
15分間隔で運行しています。

車:宮島口桟橋周辺の駐車場に止めてフェリーへ
宮島口駐車場情報>>こちら
<関西方面から>
広島岩国道路廿日市IC下車、国道2号経由で宮島口フェリー乗り場まで約10分
<九州方面から>
広島岩国道路大野IC下車、国道2号経由で宮島口フェリー乗り場まで約10分

列車: JR広島駅から山陽本線で宮島口駅まで約25分

飛行機:<広島空港から>
リムジンバスで広島駅行きに乗車(約48分)。
JR広島駅から山陽本線下りでJR宮島口駅下車。

お宿情報:>>宮島・弥山の周辺宿はこちら【楽天たびノート】

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