【御朱印】タグの記事一覧|開運に導くおすすめパワースポット最新情報 https://kaiun.website 生まれてから、行動することでおこりえる後天運をより良いものにするため開運(金運・愛情運・仕事運・健康運・人気運) に関する情報をお届けします。 Fri, 01 Sep 2023 06:58:00 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.5 https://kaiun.website/wp-content/uploads/2015/10/cropped-torii2-32x32.jpg 【御朱印】タグの記事一覧|開運に導くおすすめパワースポット最新情報 https://kaiun.website 32 32 「大山寺・鳥取」霊峰大山の気が満ちる開山1300年の開運スポット https://kaiun.website/archives/3194 Tue, 14 Nov 2017 06:27:15 +0000 http://kaiun.website/?p=3194 大山寺(だいせんじ)は、大山(だいせん:標高1729m)の鳥取県西伯郡大山町にあるお寺で、古くから山岳信仰の修験道場として知られており、正式名称は天台宗別格本山 角磐山 大山寺(かくばんざん だいせんじ)」です。

家内安全・厄払い・水子供養・所願成就御などのご利益と共に先祖の霊は大山に集まると信じられてきたため、御先祖様に会える寺として中国地方一帯から多くの人々が訪れています。

また、大山寺のある大山は、2018年、開山1300年となる中国地方最高峰の山で、別名:「伯耆富士」と言われ西側の伯耆町からみる姿はまさに富士山そのものです。

また、南北東西から見る大山は、形が大きく異なるのも特徴の一つです。

昭和11年に、日本で3番目の国立公園に指定され、後に蒜山・隠岐の島・島根半島・三瓶山が加わり「大山隠岐国立公園」となり、NHKの日本名峰ランキングでは、富士山・槍ヶ岳に継ぐ第3位に選ばれています。

ブナ森や大地や水など広大な自然に囲まれた大山は、古来から神の山、神仏の住む霊山として祀られており今もなお篤い信仰が続いています。

その大山信仰の中心がで大山寺あり大神山神社奥宮で、大山から流れ出る巨大な気が集まり、静けさの中に浄化された空気が漂い心身共に清うパワースポットです。

大山寺橋!白い河原・森の緑・空の青の対比が美しい絶景スポット

▲大山寺橋からの風景

南光河原駐車場の横にある大山寺橋(下ワタリ)は、大山北壁を遠くに望み佐陀川の白い河原と森の緑・空の青が絶妙なコントラストを描く絶景スポットです。

 

実際に見る風景は、写真で見るより遥かに雄大で美しく自然を満喫できます。

大山寺や大神山神社奥宮の参拝や大山登山。ハイキングなどで訪れた人の心を鷲掴(わしずか)みにすること間違いなしです。

 

「サンセットカフェ」オープンテラスから見る夕景の美しさは特別!

▲大山寺参道・御幸参道本通り入口

 

KOMORENITO

ここは大山寺参道の入口にあるこ「KOMOREBITO(こもれびと)」で、一階は大山町観光案内所となっており大山寺への出発地点となっています。

2階には、2017年にオープンのオープンテラスのある「サンセットカフェ」があり、食事やお茶を飲みながら大山の景色が一望できます。

 

何より、西向きのオープンテラスなので、日の落ちる夕方の夕景は特別で「サンセットカフェ」名もここから用いたようです。

 

大山寺参道脇には見所や体験場所が満載!

▲御幸参道本通り

ここから御幸参道本通りとなり、大山寺まで石畳と石段の少々急な坂を5~600m程登ります。

大山そばが人気の「そば処・土佐屋」

途中には、数多くの旅館や食事処・カフェなどが立ち並んでいます。

上の写真の「そば処・土佐屋」さんは、参道のすぐ入口を入った左手にあり、大山産の蕎麦粉を使った「大山そば(600円)」が人気のメニューで、寒い時には身体を温かくしてくれる格別の一杯です。

【そば処・土佐屋】
●営業時間:10:00〜18:00(年中無休)
●住所:鳥取県西伯郡大山町大山43
●電話:0859-52-2126

 

手軽に温泉が味わえる「豪円湯院」

「そば処・土佐屋」さんから、参道を少し上がると左手に見えてくるのが大山初の日帰り温泉施設の「豪円湯院」です。

入浴料は、大人380円(中学生以上)・小人(小学生)300円・幼児は無料とお値段は安く、バスタオルなどもレンタルになっていますので、何も持っていなくても入浴できます。

また、食事処やお土産屋さんも併設されていて、ひと休憩にはもってこいの場所です。

 

ここ「豪円湯院」の建物の横に「餓讖地蔵(がしんじぞう)」が建っています。

天保8年前後に、大飢餓で多くの人々が亡くなったため、将来二度とこのような災難が起きないように、祈りと弔いを込めて天保12年に建立されたものです。

【豪円湯院】<年中無休>
●営業時間:月~木11:00~20:00(最終受付19:30)
金~日・祝日11:00~21:00(最終受付20:30)
●住所:鳥取県大仙町大山25番地
●電話:0859-48-6801

 

利用料無料の疲れた足が癒せる「大山火の神岳温泉足湯」

「豪円湯院」の向かい側には、平成23年9月28日に開設された天然温泉の足湯「大山火の神岳温泉足湯」があります。

利用料は無料で、歩き疲れた足を癒せる人気のスポットとなっています。

利用期間 4月~11月(冬季閉鎖
利用時間 9時~18時
利用料 無料

 

どんな願いでも叶えてくれる「弘化の大地蔵」

▲弘化の大地蔵

大山は地蔵信仰の地でもあるため、大山寺参道にはいたるところにお地蔵様を目にします。
こちらのお地蔵様は、「弘化の大地蔵」と呼ばれていて高さ2.4mの南無地蔵大菩薩が彫られ、大山寺内に存在する三体の「立像石仏地蔵」の1つで、どんな願いでも叶えてくれるそうです。

大山には、この他にも多くのお地蔵様があり、お地蔵様を巡る7.2kmの「大山寺三十三カ所地蔵めぐり」コースも設定されています。

三十三のお地蔵様を巡ってお願いすれば、色んなご利益がいただけそうです。

足腰に自身がない方は参拝者駐車場が便利!

▲大山寺近くの参道にある参拝者駐車場

10台から15台程の駐車スペースですが、大山寺や大神山神社奥宮の参拝のみであれば一番近い駐車場で山門・鳥居までは100~150m程、トイレも完備され、何より足腰の弱い方には便利です(無料)。

大山の魅力を込めた詩が刻まれている「織田収詩碑」

▲織田収詩碑

織田収氏は、日本の政治家・実業家で山陰のジャーナリストです。
明治30年(1897年)に鳥取県米子市に生まれ、昭和63年(1988年)に91歳で死去されるまで、新聞記者や鳥取県県会議員・ラジオ山陰社長などを歴任し、ジャーナリストとして政治・経済・文化・スポーツなど幅広く活動をしました。

大山をこよなく愛した、織田収氏の詩が刻まれた「織田収詩碑」がここにあります。
「山のエスプリは山頂にあつまる 神はここにくだり 人はここにのぼる」と詠われています。

訳せばこんな感じでしょうか!
「大山の魂は山の頂上に集まって、天の神様はここに降り、人々は下界からそれを目指して登って行く」

大山の山登りの魅力をこの詩で表現したのだと思います。

「牛霊碑」大山は日本三大牛馬市の一つとして栄えた場所!

▲牛霊碑

基好上人(きこうしょうにん)が、大山寺の本尊である地蔵菩薩が牛馬の守護仏であると言われ、牛馬守護の守礼を施与されたことにはじまり、例年例祭に合わせて標高800mの高所の場所であるにもかかわわらず大山牛馬が開かれるようになりました。

その後、組織的な牛馬市となってから益々盛んとなり、年に5回も博労座(ばくろうざ)で開催され取り引数は1万頭に及び、広島の「久井牛市」や福島の「白河馬市」と並び日本三大牛馬市として、中・四国はもとより京阪神や中部地方からも多くの人が集まりました。

売買された牛の供養のために建てられたのが「牛霊碑」です。

「とう然の碑」多彩な才能を見せた円流院の住職・嗒然(とうねん)

▲とう然(ねん)の碑

嗒然(とうねん)は、円流院の住職で寛政8年(1796年)に皆生村(今の米子市)の漁師の家に生まれ、幼き頃より絵心があった。
文化3年(1806年)11歳の時に大山寺西明院谷の観解院入り、翌年には仏門に入り大貫と号す。

その後、師の円流院主大賢より教えをこい、仏学に優れ詩文書画とも才能を伸ばしていきます。

その一端を示すものとして、弘化3年(1846年)51歳の時に誌した「大山雑記」があります。
「大山雑記」は、大山寺の由来や行事・伝承など14話を収めたものです。

書画など多才であった嗒然は、文久元年(1861年)に享年66歳で死去、円流院には三代(大存・大賢・大貫)の院主の位牌があり、大山寺石段参道横には「とう然の碑」があります。

 

「信濃坊源盛の碑」後醍醐天皇が京へ帰る足がかり船上山の戦いで貢献!

大山寺山門の石段下右側に、「信濃坊源盛の碑」があります。

信濃坊源盛の功績を称(たた)え宮家御下賜金(ごかしきん)によって、明治24年に建てられたもので台石の上に1.6mの碑が立っています。
碑文は、文学博士の末松謙澄の筆による。

信濃坊源盛は、名和長年の弟で大山寺の僧となり金剛院の住職で「信濃法眼」と名乗っていました。

元弘3年(1333年)源盛31歳の時に、兄の長年から隠岐の島を脱出した後醍醐天皇を船上山にお迎えしたとの急な知らせを受け、同宿十余人を連れって船上山にはせ参じ、攻防のすえ幕府方を破り裏側の西坂を守った。

合戦は、3日間続き大山衆徒700人も大急ぎで駆けつけたと言われています。
この合戦の勝利は、後々の情勢が大きく変えることとなり、鎌倉幕府の崩壊、後醍醐天皇の「帰洛(きらく:京に帰る)
の足がかりとりました。

その後、源盛は九州の肥後八代で57歳の生涯を閉じる。

2ページ目⇒見落としがちな山門の金剛力士像や石段参道沿いのパワースポット!>

]]> 箱根神社・九頭龍神社は成功も恋愛も万事に開運の最強パワースポット https://kaiun.website/archives/2180 Wed, 01 Mar 2017 10:58:31 +0000 http://kaiun.website/?p=2180

「箱根神社」は、勝負運には最強ともいわれる御神徳を持っている「箱根大神」を祀り、関東で働くならまずは「箱根神社」にご挨拶と言われるほどその力を実感する人も多く、毎年どころか年に何回も参拝される関東では屈指のパワースポットです。

また、「箱根神社」の末社である「九頭龍神社」は、縁結びで有名なパワースポットで、境外社の本宮と現在「箱根神社」に隣接する境内社に新宮があります。

「箱根神社」創建後、神と仏を結ぶ聖僧(しょうそう)である万巻上人(まんがんしょうにん)が、里人たちを苦しめる芦ノ湖に棲む毒龍を「箱根大神」様から戴いた霊力で祓い、それ以来、芦ノ湖の守護神「九頭龍大神」として甦らせ祀られるようになりました。

そのため、関東の鎮守神の「箱根神社」と水を司る神の「九頭龍神社」2つの神社の関係は深く、両者参りをすれば国運・財運・仕事運・心願成就・恋愛運・健康運」などなど多くのご利益をいただくことができます。

箱根山は古来から山岳信仰の場で箱根三所権現を祀る

「箱根神社」は、神奈川県足柄下郡箱根町に鎮座する神社で、かつては箱根大権現(はこねだいごんげん)、箱根三所権現(はこねさんしょごんげん)とも呼ばれいましたが、明治維新の神仏分離令(神道と仏教を区別する宗教政策)により「箱根神社」へと改称されました(旧社格は国幣小社)。

修行僧の万巻上人(まんがんしょうにん)は、天平宝字元年(757年)に朝廷の命により箱根山に入山し、芦ノ湖の水辺で3年間の苦行の末、三所権現(法躰・俗躰・女躰)の道理を悟り、現境内地に箱根三所権現を祀る社殿(今の箱根神社)を建立しました。

三所権現:三神は法体・俗体・女体の三形で法体は文殊菩薩・俗体は弥勒菩薩・女体は観世音菩薩

また、里人を悩ませた芦ノ湖に住む九頭龍を鎮め「九頭龍神社」を建立し、龍を祀ったと伝えられている。

箱根はその後、関東の修験霊場として多くの修験者が箱根山に入山し栄えていきます。

140年ぶりに蘇った箱根関所


平安時代には旅人の安全祈願、鎌倉時代には源頼朝の篤い崇敬を受けて多くの武士が心願成就を祈願し、江戸時代に箱根の関所が置かれ、東海道が整備されると共に箱根権現は益々信仰されていくこととなります。

箱根神社は本殿まで神の領域を表す五つの鳥居が続く

第一鳥居

第一鳥居は、元箱根の入口に国道1号線をまたぐかたちで建っており、誰もが知ってるお正月の箱根駅伝では往路のゴール・復路のスタートとしての拠点でもあります。

<箱根駅伝の銅像>

第一鳥居から徒歩2~3分程の芦ノ湖畔沿いには、記念碑として「東京箱根間大学駅伝競走記念碑」と「駅伝を讃えて」の詩碑、そして箱根駅伝のブロンズ像が建てられています。

巨大な鳥居は、箱根神社・元宮のある駒ヶ岳を配し、神の領域への第一歩となっています。
ここから第二鳥居まで200m、箱根神社まで約500mです。

第二鳥居

第二鳥居は、元箱根中央交差点を越えた門前町の奥側に建っていて、道路を挟んで左右には観光バスや自家用車の参拝者専用駐車場があり、ここから箱根神社へ歩いて参拝する拠点となる。

第三鳥居

第二鳥居を道沿いに進んで行くと箱根神社境内に入り、道路が二つに分かれ右側に第三鳥居が見えてきます。

左側を進めば、境内の駐車場へと続いています。

数段の石段を上がって朱色の第三鳥居をくぐれば、ゆるやかな勾配の参道となり、左右には高い杉並木と朱色の燈籠が鮮やかでここからは空気感も変ってきます。

 

身も心も清める箱根神社の手水舎

<第四鳥居横の手水舎>

第三鳥居を進むと最初に見えるのが「手水舎(てみずしゃ)」です。

神様の前に出る前に、ここで心と身を清めるための手水を行います。

昔は、神の聖域に入る前に河川や湧水などで心と身を清めていましたが、川の汚染や湧水の場所が徐々に少なくなったため、代替の施設として手水舎が設置されました。

手水舎での手水の作法はこちらから

https://kaiun.website/archives/1827


<手水舎の龍神>

水は命の根源、迫力ある龍神様の口から出る水はご神水なのです。
ご神水で清めれば、身も心も祓われて新鮮な気持ちで神様のもとへと向かうことができます。

初代征夷大将軍「坂上田村麻呂」が所願成就を祈願した「矢立ての杉」

手水舎の向かい側にそびえるのは「矢立ての杉」で、かながわ名木100選にもなっています

平安時代に、第五十代桓武天皇より初代征夷大将軍を任じられた「坂上田村麻呂」は、東北平定に向かう際、途中に箱根権限に訪れ参詣し「表矢(おもてや)」献じ武運長久を祈願したのがこのスギの木で、東北平定が無事に所願成就できたのはこの御神徳のお陰であったとされ、後の武将達もこれに習ったといわれています。

樹高は35mと高く、樹齢約1200年と伝わっています。

「矢立の杉」は、箱根神社の神木の一つ、所願成就・心願成就を願うなら必ず立ち寄りたいパワースポットです。

 

他と土台が違う平和の鳥居!湖畔に浮かび美しく幻想的なスポット

「矢立の杉」から湖畔側の正参道の真直ぐ石段を降りて行くと、湖水に建つ「平和の鳥居」が見えてきます。

芦ノ湖の水中に立つこの「平和の鳥居」は、明神鳥居(みょうじんとりい)ではありますが、他の鳥居と違い土台に補助(控柱)が付いた両部(りょうぶ)鳥居の形態になります。

この形態は、広島の「厳島神社」の大鳥居が最も有名で、水中では適した鳥居の形なのでしょう。

https://kaiun.website/archives/689

 

昭和27年に、今上陛下の立太子礼と日本の独立(講和条約締結)を記念して建てられたものです。

鳥居の中央まで石段が続き間近で見ることができ、夕暮れ時の湖畔に浮かぶ鳥居は美しく、正面から見ると幻想的なスポットとなっています。

第四鳥居

手水舎を越えて次に見えるのが第四鳥居です。

この鳥居から社殿までは真直ぐで、正参道の途中90段の石階段を上がって行けば、神門まではもう直ぐです。

そんなに広くはない正参道の左右には、老木であろう木々が高くそびえ立ち、少しひんやりとした感じもする。
この感じは、本殿が近いという証しなのかも知れません。

 

正参道の途中には曽我神社が鎮座!「曽我兄弟の仇討」は日本三大仇討の一つ

階段の上がって行く途中、左側に「曽我神社」が鎮座します。

日本三大仇討で知られる「曽我兄弟の仇討」の曽我兄弟を祀る神社です。

領土争いにより、河津祐泰(かわずすけやす)は工藤祐経(くどうすけつね)の家来に弓にて討たれた。

河津祐泰の遺児であった曽我十郎祐成(じゅうろうすけなり)と曽我五郎時致(ごろうときむね)の兄弟は、源頼朝が富士山の裾野で大巻狩り(軍事演習)行っている最終日に、17年の思いを込め工藤祐経を討ち仇をとったされています。

しかし、この兄弟が無念なのはこの騒ぎにより見つかり、兄は斬られ弟は捕まったが翌日に斬首された。

兄の曽我十郎祐成は若干22歳、弟の五郎時致も20歳と若くしてこの世を去っていったのです。

尚、日本三大仇討「曽我兄弟の仇討」の他「伊賀越えの仇討ち」「赤穂浪士の討ち入り」となります。

第五鳥居

正参道の階段を最後まで上がれば、そこは空間が広がり最後の第五鳥居をくぐります。
厳粛な雰囲気と共に空気感もまた変り、聖域からのパワーが感じられる。

第五鳥居(神門側:上記写真)から下を見れば、第四鳥居が遠く小さく見えます。

ここからは、神門まで広く左右には神楽殿や絵馬殿・社務所などが建ち、神門をくぐればいよいよ拝殿・本殿です。

<箱根神社・神門>

<神門左側の中央:神楽殿と右側:社務所>

安産の杉!母胎を思わせる姿は子孫繁栄の象徴

境内の絵馬殿裏にあり、古代から栄木として崇められ、今では子孫繁栄の象徴として敬仰されているのが「安産の杉」です。

根っこが二つに分かれた姿が、母の母胎を思わせることから古くより子孫繁栄や安産祈願参りが多いご神木。

鎌倉幕府の創設者である源頼朝は、「箱根神社」を高く崇敬しており、その妻である北条正子は子宝を授かるよう安産祈願をし、無事に実朝(さねとも:鎌倉幕府第3代征夷大代将軍)が生まれ祈願が成就されため、この風習が武家や庶民にも伝わり、今でも安産祈願のご神木として多くの人が訪れるパワースポットなっています。

箱根神社拝殿・本殿は親子である箱根大神様を祀る!

神門をくぐれば、濃い朱色の拝殿が目をひく。

「箱根神社」の御祭神は、「箱根大神(ハコネノオオカミ)様」と呼ばれ御三神の総称で、御三神は瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)・木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)・彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)です。

瓊瓊杵尊は天照大御神(あまてらすおおみかみ)の孫にあたり、日本が平和な豊かな国になるように日向国高千穂峰(ひゅうがのくにたかちほのみね)に降臨した神で、木花咲耶姫命瓊瓊杵尊の妻であり、彦火火出見尊はこの二人の子供で三人は親子となります。

瓊瓊杵尊は霧島神宮(鹿児島)・木花咲耶姫命は浅間神社(山梨県)・彦火火出見尊は鹿児島神宮(鹿児島県)の御祭神でもあります。

<駒ヶ岳山頂とロープウェー山頂駅>

古来から、箱根山など山岳信仰が篤く神山は特にその信仰が強かったため、遠くから拝むことのできる駒ヶ岳山頂を神霊祭祀の場所としました。

2400年以上前、五代孝昭天皇の時代に聖占上人(しょうせんじょうにん)が駒ヶ岳に神仙宮を開き、神山を神体山としてお祀りしたことが特に山岳信仰を盛んにさせることとなります。

万巻上人(まんがんしょうにん)が天平宝字元年(757年)に、現在の場所に「関東総鎮守箱根大権現(箱根神社)」を創建して以来、2017年には御鎮座1260年の歴史ある神社です。

関東で成功を収めるなら「箱根神社」を必ず参拝しなさいと言われる程、心願成就や勝負運の強い神社で、政財界や経営者も毎年数多く訪れる。

箱根神社・元宮は箱根のパワースポットの聖地

「箱根元宮(はこねもとつみや)」は、古来、駒ヶ岳(1357m)山頂に神仙宮が開かれた場所に、昭和39年堤康次郎氏(西武グループ創業者)の寄進により再建され神社で、本殿は無く拝殿奥は神体山の神山(カミノヤマ)に向いていて、山岳信仰をより強く感じさせる箱根のパワースポットの聖地ともいえます。

御祭神は「箱根神社」と同じ箱根大神(はこねのおおかみ)様天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)・高皇産巣日之神(タカミムスビノカミ)・神皇産巣日之神(カミムスビノカミ)造化三神(ゾウカサンシン)です。

造化三神:古事記では天地が定まっていない頃、最初に現れた神。

霊山の神山を望みこれら御祭神を見ても、駒ヶ岳山頂にある「箱根元宮」は強力なパワーがあり、心願成就や開運成就・何かを始める時には必ず参拝したい神社です。

奥宮として、三社参りする人も多く、箱根園から駒ヶ岳ロープウェーを利用して片道7分(全長1,783m)で駒ヶ岳山頂まで行けます。

山頂は、広い広場となっており「箱根元宮」や展望台があり、天気の良い日は芦ノ湖を一望でき、北西に位置する富士山の雄大な姿を拝めます。

駒ヶ岳山頂からのタイムラプス(時間の経過を早回しで見る)が美しい!

 

九頭龍神社・新宮は縁結びで注目の人気のパワースポット

「箱根神社」拝殿・本殿に隣接して、末社で龍神様を祀る「九頭龍神社・新宮」が鎮座します。

「九頭龍神社・本宮」は、芦ノ湖畔の森深い所にあり交通の便が悪く、船での往来が主であったため平成12年に「箱根神社」の横に分社を建てて新宮としました。

「九頭龍神社」は、龍神様の御神徳として「縁結び」が注目を集める人気のパワースポットです。

「縁結び」以外にも、開運・金運・商売繁盛などの御神徳を授かるため、若い男女はもとより有名人など多くの人が参拝に訪れます。

鳥居の斜め横にある、九つの龍の口から湧き出る「龍神水」は、縁結びをアップさせるための必須のアイテムです。

「龍神水」は、箱根山を源泉とし九頭龍神様が守護する芦ノ湖を満たし龍神甘露の水で、この霊水で口を漱(すす)げば一切の不浄を洗い清め、神棚に供(そな)えておくと家庭内が清浄され縁起・縁も良くなるといわれています。

「龍神水」は、誰でも持ち帰ることができますので、事前に用意しておきましょう。
容器が必要であれば、100円で「龍神水」専用ペットボトルが境内のお礼所にて購入できますので、必ず持ち帰ることをお勧めします。

かなり強力な浄化作用のがあるようで、飲んでも供えてもパワーを感じる人が多く、宝石やパワーストーンの浄化に使っている人もいます。

九頭龍神社・本宮!毎月の月次祭には縁を求めて数千人が集まる

「九頭龍神社・本宮」は、箱根山の下で芦ノ湖の東側に位置する場所にひっそりと鎮座する神社です。

里人に被害を与えていた九頭の毒龍を万巻上人(まんがんしょうにん)が祓い、改心した九頭龍を龍神として祀ったのが九頭龍神社です。

そののち、水の神・良縁の神として里人より親しまれ、多くの人々が参拝に訪れ、今では「縁結びの神様」として大人気のパワースポットです。

奥深い場所のため、普段訪れる人も少ないのですが、毎月13日の「月次祭」には元箱根港から参拝船が出港し、数千名の人が参拝に訪れます。

同じ13日でも、6月13日の年に一回の「例大祭」では、九頭龍伝説を再現する龍神湖水の神事や祭りが盛大に催され、数多くの参拝者で賑わいます。

【九頭龍神社・本宮】の動画

後朱印

http://photozou.jp/photo/show/2927612/177673074

「箱根神社」「九頭龍神社」「箱根元宮」の御朱印です。

まとめ

「箱根神社・九頭龍神社」は関東屈指のパワースポット!

勝負運が強く、関東で成功したいなら「箱根神社」参りと言われるほど心願成就・願望実現に強く、政財界や有名人の参拝者が多く訪れる場所です。

「九頭龍神社」も、縁結びで大変人気のスポットですが、財運・仕事運・健康運・恋愛運・人間関係などなど多くの運をもたらす神社です。

「箱根神社」「九頭龍神社・本宮」の両社参りをして、多くのご利益をいただきましょう。

箱根神社・九頭龍神社の詳細

【箱根神社・九頭龍神社新宮】
住所:〒250-0522 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1
TEL:0460-83-7123 FAX:0460-83-6669
公式ホームページ:箱根神社(九頭龍神社)

参拝:自由・無休(8:30~17:00駐車場)

【宝物殿:時間】 開館時間 9:00~16:30(入館は16:00迄です)
【宝物殿:料金】 中学生以上500円、小学生300円

<アクセス>
JR:新幹線(東京駅~小田原駅まで約35分-JR小田原駅-伊豆箱根バス「元箱根・箱根町」行きで約60分)(関西方面からは三島駅・小田原駅下車)

小田急ロマンスカー:(新宿から箱根湯本約90分-伊豆箱根バスか箱根登山バス「元箱根・箱根町」行きで約40分-元箱根バス停下車後徒歩約10分)
(小田原から箱根湯本経由で元箱根へ約60分)
(三島から箱根関所経由で元箱根へ約60分

高速バス:直通(東京新宿から元箱根)

マイカー駐車場は下記のマップにて

【箱根元宮】
住所:〒250-0522 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根110
TEL:0460-83-7123<アクセス>
箱根駒ヶ岳ロープウェーで「箱根園」~「山頂駅」約7分
(上りの最終16時30分・下りの最終16時50分)

参拝:無休、自由(但し、駒ケ岳ロープウェーの運転状況による)

【九頭龍神社本宮】
住所:〒250-0522 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根 箱根九頭龍の森
TEL:0460-83-7123 FAX:0460-83-6669

参拝時間:陸からは箱根九頭龍の森の営業時間内(9:00~16:45)

<アクセス>
陸からはザ・プリンス箱根芦ノ湖で駐車(1,000円)徒歩約30分

毎月の祭りと四季の祭り・三社参り:九頭龍神社本宮


<宿泊・休憩・食事処>

【お宿情報】
>>箱根神社の周辺宿はこちら【楽天旅ノート】


<箱根神社周辺と駐車場マップ>

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東寺の立体曼荼羅は圧巻!境内は空海の気が満ちたパワースポット https://kaiun.website/archives/1439 Tue, 20 Sep 2016 01:38:12 +0000 http://kaiun.website/?p=1439 東寺京都駅から徒歩約15分の南区九条町に、日本の仏教の原点・古い仏像の宝庫と言われる寺院「東寺」があります。

「東寺」全体はパワーに満ち溢れ場所パワースポットで、境内にある五重塔は現存する木造では日本一高く、京都のシンボルにもなっており京都駅を降りればその姿が見えてきます。

東寺は、「教王護国寺(きょうおうごこくじ)」ともいい、桓武天皇が平安遷都(794年)とともに建立した官立(国立)の寺院です。
823年に嵯峨(さが)天皇より下賜(かし)され、弘法大師「空海」が作り上げた日本で始めての密教寺院で、1994年には世界遺産にも登録されています。

東寺を作り上げた伝説のお坊さん弘法大師空海!密教の伝道者

 

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遣唐使として唐に渡った空海は密教を学び、9世紀の初めに東寺を日本初の密教寺院として活動を始め、日本中に密教を広めて行きました。

空海は、真言密教を開いた偉大な伝説のお坊さんでありながら、芸術や文学から社会事業などさまざまな分野で活躍され、また庶民にも学問の門を開くため日本で初めての民間教育学校、綜芸種智院(しゅげいしゅちいん)を開設しています。

弘法大師空海と高野山

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弘法大師空海と言えば「高野山」ですが、弘法大師にとって高野山は修行の地いわば聖地。
さとりを求める修行の地であり、そして入寂(亡くなった)の地です。

※「高野山」(和歌山県)
約1200年前に、弘法大師空海が開山し修行をした日本仏教の聖地で、現在も瞑想を続けていると伝わる場所。
高野山真言宗 総本山金剛峰寺は「一山境内地」と称し、高野山全体がお寺であることを意味する。

弘法大師空海と東寺

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一方で東寺は、都の民衆のために密教という新しい仏教を発信するための拠点、都の密教の発信基地なのです。

空海(弘法大師)
空海(くうかい)<宝亀5年(774年)~ 承和2年3月21日(835年4月22日>は、平安時代初期の僧。
弘法大師(こうぼうだいし)の諡号(921年、醍醐天皇による)で知られる真言宗の開祖である。讃岐の国、今の香川県に生まれ、俗名(幼名)は佐伯 眞魚(さえき の まお)。
日本天台宗の開祖最澄(伝教大師)と共に、日本仏教の大勢が、今日称される奈良仏教から平安仏教へと、転換していく流れの劈頭に位置し、中国より真言密教をもたらした。能書家としても知られ、嵯峨天皇・橘逸勢と共に三筆のひとりに数えられている。-ウイキペディア-

皇族の信仰が強かった東寺も、鎌倉時代に入ると庶民の信仰も広がり、今では庶民信仰のお寺として愛されていて空海の思いが伝わっています。

東寺境内は空海パワーが充満!見所は盛だくさん

東寺境内の伽藍(ガラン)は、ほとんどが焼失して創建当時のものは残っていませんが、その後に再建され当時と同じ平安京の遺構を残しています。

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南大門から東寺境内に入ると右手に、ひときわ高くそびえる五重塔が目に入ってくる。
そして目の前には、東寺の本堂である堂々とした姿の金堂が見え、あらゆる病から人々を守る本尊の薬師如来像が鎮座する。

他にも、空海が居住していた御影堂(みえいどう)や夜景が綺麗な不二桜など見所満載の境内です。
また、境内に入れば空海の気を感じ、特に御影堂は空海の気が強いパワースポットです。

上にある東寺の境内図で分かるように、全てが無料拝観ではなくオレンジの点線内は有料拝観となります。
講堂・金堂は有料拝観となりますが、金堂の黄金に輝く巨大薬師如来三尊像や講堂の立体曼荼羅は圧巻です!
是非、見てご利益を授かって下さい。

有料拝観料(講堂・金堂・五重塔)
大人500円・高校生400円・中学生以下300円

※五重塔内に入ることは出来ません!近くからの観覧です。

東大門はあかずの門

一般的には南大門から境内に入りますが、東側にも東大門(ひがしだいもん)があります。

この門は、建武3(1336年)に足利尊氏が後醍醐天皇方の新田義貞の軍に攻められ、東大門から境内に逃げ込み門を閉じて以来、不開門(ふかいもん)あかずの門とよばれ、災害などの時以外人の手で開けられたことがありません。

しかし、2010年の4月に解体修理を行うため、670年ぶりに開門された事が大きな話題となりました。

http://www.shikoku-np.co.jp/http://www.shikoku-np.co.jp/

 

弘法大師空海の住居だった伝説の御影堂!東寺最強の開運スポット

 

東寺・御影堂(大師堂)入口門

境内の北西に位置する西院とよぶ一角に、弘法大師空海が約10年間住み密教を広めたと伝わる国宝「御影堂(みえいどう)」があります。
「大師堂」ともよばれ、お参りすると空海のパワーを頂け運が開ける特別な開運パワースポットです。

年間500万人以上の参拝者が訪れる、庶民信仰の拠点でもあります。

朝6時に、弘法大師空海が住まわれていた時と同じように、「生身供(しょうじんく)」という法要が行われます。
生身供は、御影堂の大師像に一の善・二の膳・お茶をお供えする40分程の法要で、空海が唐より持ち帰った仏舎利を頭と両手に授かります。

男女・年齢問わず、どなたでも無料で参拝することが出来ます。

【御影堂・南側の後堂】

http://blog.goo.ne.jp/mrslim2/e/406f1c5c9b3e6bd1c375922c8ab54660http://blog.goo.ne.jp/mrslim2/e/406f1c5c9b3e6bd1c375922c8ab54660

御影堂の南側の後堂には、空海の念持仏である国宝の「不動明王座像」が安置されています。

【御影堂・北側の礼堂】
東寺・御影堂(大師堂)北側の礼堂の奥には、現存する最古の「弘法大師空海の座像(国宝)」が祀られています。

この木製の弘法大師空海の座像は、運慶(うんけい)の四男の「康勝(こうしょう)」が1233年(天福元年)に、一刀三礼(いっとうさんらい)という手法で心を込めて作成しました。
※一刀三礼(いっとうさんらい)・・・仏像をひと彫りごとに三度の礼拝をする。

毘沙門堂は幸福の神である兜跋毘沙門天像が鎮座する

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御影堂の前に、「毘沙門堂(びしゃもんどう)」という小さなお堂があります。
堂内には、室町時代作の財宝と富貴をつかさどる「兜跋毘沙門天像(とばつびしゃもんてんぞう)」が鎮座します。

七福神の中で、唯一武具を身に着けている神で幸福をもたらす神様です。

東寺の本尊は黄金に輝く巨大な薬師如来!病気平癒のご利益を拝受

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本尊である黄金の巨大な薬師如来三尊像が鎮座するのは、東寺が796年に創建後に最初に建立された「金堂」です。

金堂は、文明18年(1486年)の土一揆で仏像と共に一度焼失しましたが、慶長8年(1603年)に豊臣秀頼の寄進により再建。 
再建と同時に、東寺大仏師の康正(こうしょう)が、本尊の薬師如来坐像(やくしにょらいざぞう)と日光菩薩(にっこうぼさつ)・月光菩薩(がっこうぼさつ)の両脇侍像を復興安置されました。

この三尊像は、木製仏像の中でも最高傑作といわれ重要文化財に指定されています。

【薬師如来三尊像】
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薬師如来坐像の像高は2.88mで、台座と光背を合わせると約10mと巨大の仏像であることがわかる。

金堂に入って薬師如来三尊像を見た瞬間、その輝きの美しさと大きさではっと息をのんでしまいます。

薬師如来は、別名に医王如来ともいわれる医薬兼備の仏様ですので、身体以外に心の病にも病気平癒のご利益があるので是非、拝んでおきたい仏様です。

講堂の空海プロデュース!21体の仏像が並ぶ立体曼荼羅は圧巻!

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金堂の直ぐ北側にあるのが「講堂」で、空海によって天長2年(825年)に着工し承和2年(835年)頃完成しました。
しかし、土一揆により文明18年(1486年)に火災で焼失し、現在の講堂は室町時代の延徳3年(1491年)に再建されたものです。

講堂は、密教を広く庶民に伝えるために建立されました。

講堂での見所は、幅24.5m、奥行6.3mの壇の上に21体の巨大な仏像が配置された世界でも類を見ない「立体曼荼羅」です。
平面に絵がかれた2Dの曼荼羅を実際の仏像を並べて作り上げた、まさに空海が絵がいた仏の世界を3Dで表しています。

21体の内、16体が国宝で5体が重要文化財に指定されています。

曼荼羅とは

密教(仏教)において、仏の世界や悟り世界観を仏像や菩薩・文字などを用いて絵など視覚的・象徴的に表したもの。

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立体曼荼羅とは

しかし空海は、図として画かれた平面の曼荼羅をもっと分かりやすくするために、仏像を並べ立体的に表現したもの、それが立体曼荼羅です。

曼荼羅は2Dで視覚化⇒立体曼荼羅は仏像を並べ3Dで視覚化したもの。

講堂には、1200年前に空海が手がけた立体曼荼羅が、創建当時と変わらない形で現在も東寺に残されています。

立体曼荼羅21体の配置

真中には、宇宙の神・真理である「大日如来」を中心とした五智(ごち)如来、右側に「金剛波羅密多(こんごうはらみった)菩薩」を中心に五大菩薩、左側には「不動明王」を中心に五大明王が配置されている。
※大日如来・・・密教で信仰される宇宙そのものをあらわす仏

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左の須弥壇の真中に「帝釈天半跏像」、右の真中に「梵天坐像」を配し、四方に四天王立像が配置される。
※四天王・・・広目天像(左上)増長天像(左下)多聞天像(右上)持国天像(右下)

 

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講堂内に入れば21体の立体(3D)曼荼羅の迫力に感動

講堂に入れば、目の前に現れる21体の仏像の大きさや美しさに圧倒されます。

講堂内の通路幅は比較的狭く、立体曼荼羅の前には多くの柱があるため全体を人目で見渡すのは難しい。
少しずつ移動しながら仏像の前に立ち、仏像様の姿を下から見上げれば迫力と壮大さに感動します。

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立体曼荼羅は、見る人によってどう感じるかは違ってきます。
ただ仏像が並んでいるだけという人もあれば、心が落ち着き癒されるという人もいるでしょう。

感じ方は人それぞれ、どう感じるかは自分の心しだいです。
自分の素直な心で感じれば、心に何かを感じさせてくれる素晴らしい場所だと思います。

仏像界のイケメンNO.1が帝釈天

仏像ガールが気になる超イケメンの仏像があります。
それが、「帝釈天」です。

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見て分かるように、他の怖い仏像様とは違って人間ぽい男前の仏像様です。
帝釈天こそ仏像界のNO.1の呼び声の高いイケメン仏像様なのです。

東寺の五重塔の高さは約55m!現存する木造塔では日本一

 

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境内の中で、ひときわ高く目を引くのが「五重塔」です。
現存する木造の塔で高さ約55mは、日本一。

東寺のシンボルともいえる五重塔は、空海により天長3年(826年)に講堂の次に着手した建造物ですが、実際に完成に至ったのは空海が入寂された後の9世紀末。

天災などで過去4回焼失しており、現在の五重塔は5代目で寛永21年(1644年)に徳川家光の寄進によるものです。

五重塔の初層内部は、心柱に大日如来が鎮座し、心柱の周囲に4体の如来と8体の菩薩を配置した曼荼羅を形成する弘法大師空海が表現した仏の世界があります。

http://www.my-fav.jp/spot/69441/http://www.my-fav.jp/spot/69441/

 

心柱は最上部まで貫いており、五重塔を支える要となっていて、心柱の下には仏舎利(お釈迦様の骨)が納められています。
空海は、唐から80粒の仏舎利を持ち帰ったとされる。

約2500年前から、仏舎利を持っているものは世界を治め権力を手にすることが出来るいわれおり、後醍醐天皇や足利義満・豊臣秀次などの天下人などがこの仏舎利の奉請(ぶっしゃりのぶじょう)を受けている。
※仏舎利の奉請・・・東寺にお願いし仏舎利を貰い受けること。

<足利義満の自筆仏舎利奉請状>

http://hyakugo.kyoto.jp/contents/detail.php?id=26537http://hyakugo.kyoto.jp/contents/detail.php?id=26537

足利義満直筆(上の写真)の仏舎利奉請状が残っており、鷹永13年9月10日に全部で18粒の仏舎利を東寺から受けています。

新春や京の冬の旅の特別拝観時や春や秋の特別展のある期間以外は、基本的に五重塔の初層内部を見ることは出来ません。外観のみの拝観です。

特別展は、毎年春と秋の2回行われており、この期間に訪れると五重塔の初層内部の拝観ができます。
講堂の立体曼荼羅とは違った、普段見ることのできない密教空間、空海が表現したの曼荼羅を見ることができますのでお勧めです。

五重塔初層特別公開(2016年度)
春期特別公開 4月29日~5月25日
秋期特別公開 10月28日~12月25日

 

拝観料金(金堂・講堂拝観含)
大人800円・高校生700円・中学生以下500円

 

美しさに感動!夜のライトアップ「春の桜」「秋の紅葉」

東寺のもう一つの見所は、春と秋に開催される夜のライトアップです。

春に開催される夜のライトアップは、拝観料金所を入ってすぐの場所、昼間の桜も綺麗で美しいのですが、ライトアップされると金色の輝きを見せる五重塔をバックに、樹齢120年高さ13mの不二桜(八重紅枝垂桜)の共演が幻想的で圧巻の美しさです。

<ライトアップで五重塔をバックに不二桜の美しさが映える>%e6%9d%b1%e5%af%ba%e3%83%bb%e6%94%af%e5%9e%82%e3%82%8c%e6%a1%9c%e3%81%a8%e4%ba%94%e9%87%8d%e5%a1%94

<昼間の不二桜と五重塔>%e6%9d%b1%e5%af%ba%e3%83%bb%e4%ba%94%e9%87%8d%e5%a1%94%e3%81%a8%e3%81%97%e3%81%a0%e3%82%8c%e6%a1%9c

<昼間では見れない金色に輝く五重塔>%e6%9d%b1%e5%af%ba%e3%83%bb%e6%98%a5%e3%81%ae%e5%a4%9c%e6%99%af%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%88%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%97

 

<秋の紅葉と五重塔が美しい夜景ライトアップ>

http://ei88.exblog.jp/25020113/

春には全体がピンク色に染まる夜景が、秋には紅葉のレッド色に染まり季節の移り変わりを様ような色合いで見せてくれます。
美しさは一見の価値あり!おすすめのスポットです。

季節 2016年度(開催期間) 開催時間
夜桜ライトアップ 3月18日(金)~4月17日(日) PM6:30~PM10:00
紅葉ライトアップ 10月28日(金)~12月4日(日) PM6:30~PM9:30

 

東寺・春のライトアップ動画

 

弘法さんで親しまれる東寺の縁日!露店数1000軒・来客数20万に以上

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毎月21日に、東寺境内で開催される「弘法市」

「弘法さん」で親しまれるこの骨董市は、出店の露店数が1000軒以上、来客数が20万人以上も訪れる大縁日です。

弘法大師空海が、835年3月21日に入滅されたこと偲んで行われた法要の「御影供(みえいく)」が始まりで、700年もの歴史があります。

露店の種類は様ようで、洋服や着物などの衣料店や骨董・美術品の店、小物やアクセサリー・雑貨・履物、食器や植木などさまざまお店が並び珍しいものも少なくはありません。
食に関しても充実、たこ焼きや焼きそばなどの屋台も出店されており、食べて・見て・買って一日中楽しめます。

朝5時頃には開店され、16時頃位までお店は続きます。

1月21日の初弘法(はつこうぼう)12月21日の終弘法(しまいこうぼう)の際は、全国各地から来客され特別なにぎわいになります。

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「東寺」の詳細情報

【東寺(正式名:教王護国寺)】
所在地:京都市南区九条町1番地
TEL:075-691-3325 FAX:075-662-0250
公式ホームページ⇒東寺

【休日】
年中無休

東寺開門時間
夏期 3月20火~4月17日 AM5:00~PM5:00
4月18日~9月19日 AM5:00~PM6:00
冬期 9月20日~3月19日 AM5:00~PM5:00

 

【参拝料金】
境内参拝は無料
金堂・講堂の拝観は有料

金堂・講堂・五重塔拝観料金
大人 500円
大学生 500円
高校生 400円
小・中学生 300円

※五重塔内部の初層は特別公開時のみ拝観可能

東寺有料拝観時間
夏期 3月20日~4月17日 AM8:30~PM5:00(受付PM4:30迄)
  4月18日~5月25日 AM8:30~PM6:00(受付PM5:30迄)
  5月26日~9月19日 AM8:30~PM6:00(受付PM5:30迄)
冬期 9月20日~3月19日 AM8:30~PM5:00(受付PM4:30迄)

 

【アクセス】
<マイカー>
名神高速道京都南ICから国道1号線経由し北へ3.5km
東寺境内駐車場50台(2時間600円以降30分毎に300円)
毎月21日の「弘法市」は駐車不可

<電車>
JR京都駅下車徒歩約15分
近鉄東寺駅下車徒歩約10分(近鉄京都線)

お宿情報:>>東寺の周辺宿はこちら【楽天たびノート】

<東寺の周辺マップ>

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【厳島神社】ガイドブックに載ってない開運パワースポット15選 https://kaiun.website/archives/689 Mon, 11 Apr 2016 11:44:54 +0000 http://kaiun.website/?p=689 kaiun-厳島神社大鳥居4
宮島は、日本最高の海運の島で、日本に数ある神社の中でも、神々しさを感じる「厳島神社」
青い海に浮かぶ朱色の大鳥居と背後の社殿、その周りを緑が包む色彩豊かな風景が美しさをよりいっそう引き立てています。

厳島神社は、ユネスコの世界文化遺産に登録されており、全国に約500社ある厳島神社の総本社でもあります。

古来、島自体が神とされ海上に社殿が建てられたのも、御神体を傷つけないという理由からと伝わっています。

昔は、人が住むことを禁止されており、鎌倉時代の後期まで厳島神社に使える人でさえ、宮島に住むことが許されていませんでした。

kaium-宮島

そんな神の島、宮島だけに開運パワースポットが満載です。

ガイドブックには載っていない、穴場の開運スポットをご紹介します。

世界遺産 神の島「宮島・厳島神社」パワースポット巡り

<宮島ガイドマップ>http://www.miyajima.or.jp/map/map.html

「宮島」は、広島県の瀬戸内海に浮かぶ人口1,700人、島の周囲は全長約30km・面積は約30.39k㎡(東京ドーム約650個分)の広さの大きな島です。

人々がこの島を魅了するのは何と言っても、島のシンボルである海の上に建てられた、他には例のない海上社殿の厳島神社です。
厳島神社の鎮座は、1400年もの前593年の推古天皇の時代で、現在の厳島神社が海の上に建てられたのは、平安時代後期で崇敬する平清盛が造営。

島の正式名称は「厳島」ですが、「お宮がある島」と言うことで「宮島」と呼ばれるようになりました。(神社=お宮)

宮島は神の島であるため柱を立てることが出来ません、そのため神殿は海の上に建てられました。

宮島・弥山の観光スポットはこちら

https://kaiun.website/archives/739

5~6時間で干潮と満潮が繰り返すので、社殿のまったく違った表情を見ることができ、平安時代の貴族の邸宅である「寝殿造り」とよく似ている(寝殿造桧皮葺[しんでんづくりひわだぶき])ため、平安時代にタイムスリップした感覚にもなります。

参拝前に覚えておきたい作法

参拝前に、最大限の御利益をいただくための作法があります。

まずは、神社・仏閣でお馴染みの手水所(てみずしゃ)で心身をお清めします。

kaiunー厳島神社の手水所

【手水所の作法】

①右手で柄杓(ひしゃく)を持ち水をすくう。

②すくった水を左手にかける。

③柄杓を持ち替え右手にもかける。

④また持ち替え、左手に少し水を入れ口をすすぎ、その後左手を洗う。

⑤残った水で持ち手の柄杓を洗い、伏せて置く。

【お祓いの作法】

kaiun-厳島神社祓所

神殿に入るとすぐ右手に祓所(はらいしょ)があります。

①自分でやっても人にやってもらっても良い。

②頭を下げて左・右・左と祓う。

【通路・鳥居の作法】

①鳥居の前・厳島神社参拝入口では、止まって一礼。

②神社の通路・鳥居をくぐるときは端を歩く。
 中央は、神の通る場所です。

【神社参拝】

①神社前では、二礼二拍手一礼の作法に則って参拝。

【厳島神社】穴場の開運パワースポット15選

見所の多い宮島・厳島神社だけに開運パワースポットが満載!

その中でも、ガイドブックに載っていない15選のパワースポットや知っていると2倍楽しくなる情報をご紹介致します。

<厳島神社社殿内マップ>

http://www.miyajima-wch.jp/index.html

1選:宮島へ向かうフェリーから見える大鳥居や厳島神社が神々しい

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宮島に行くには、広島県廿日市市にある宮島口からフェリーで向かい、宮島までは約10分です。

宮島の船着場である宮島桟橋に向かう途中、フェリーの上から見る朱色の大鳥居と真っ赤な厳島神社が目の中に入ってきます。
海側から見る大鳥居と厳島神社が、神々しく神の島の雰囲気が感じられる瞬間です。

 

kaiun-厳島神社フェリーから

普通神社は、鳥居から参道を通って本殿へと向かいますが、厳島神社の場合、参道が海なので船で大鳥居を通り参拝していました。

船着場である宮島桟橋は、大鳥居から左に約600mの所に位置し、到着すると目の前に宮島桟橋広場が広がる。

 

kaiun-宮島桟橋広場

ここには、平清盛像や日本三景(広島県宮島・宮城県松島・京都府天橋立)碑が立てられています。

 

kaiun-厳島神社の宮島桟橋広場日本三景

また、鹿が放し飼いになっていますが、ここでは奈良とは違い、鹿は神の使いにはなっていません。

 

kaiun-厳島神社の宮島桟橋広場

2選:商店街にある驚きの開運スポットは世界一のしゃもじ

宮島桟橋広場を抜け、厳島神社に向かう通りに宮島の名産や飲食店が立ち並ぶ「表参道商店街」があります。

kaiun-宮島商店街

商店街では名物の焼き牡蠣(カキ)やあなごめしが堪能でき、焼きたてほかほかの本場もみじ饅頭は、種類も多く格別な美味しさです!

広島といえば牡蠣とすぐにでてくるくらい有名で、宮島の「地御前カキ」はブランドにもなっています。
牡蠣屋の牡蠣料理専門店が有名で、事前の電話やメールで予約は受け付けいませんが、「優先予約」というものがありパソコンでダウンロードしたシートに記入し、訪れた当日にお店の係員に渡せば席が空き次第、優先的に案内してくれるシステムです。

休日や祝日などは込み合うので、少しでも早く利用するならこのシステムを利用する方法もありです。

かき料理専門店『牡蠣屋』の詳しくは⇒牡蠣料理専門店

kaiun-宮島焼き牡蠣

ここの商店街の一角には、開運スポットがあります。それが「世界一のしゃもじ」で、是非見ておきましょう。

 

kaiun-宮島の巨大しゃもじ
しゃもじは、樹齢約270年のケヤキで作られ長さ8m高さ3mと巨大です。

何故ここに巨大なしゃもじがあるのでしょうか?

宮島としゃもじの関係をひも解くと宮島は神の島と考えらていましたので、江戸時代は田んぼや畑を作ってはいけませんでした。

手先が器用であった浄土宗のお坊さん誓真(せいしん)は、夢の中で琵琶を持った弁天様見て、琵琶の美しい曲線をヒントにしゃもじを思いついたそうです。

誓真は、御山の神木を使ったしゃもじの作り方を島民に教え、結果しゃもじの製造が盛んになり、今では日本一の生産量を誇っています。

しゃもじは飯を取る⇒敵を召し取る⇒幸運・勝運を招く縁起物なのです。

3選:五重塔は神の島に仏の力が融合した最強開運スポット

kaiun-厳島神社の五重塔3

神仏両方のパワーがもらえる五重塔は、2倍の御利益がいただける開運パワースポットです。

明治政府が神仏分離の政策を行い、お寺と神社は分けられましたが、こちらの五重塔は奇跡的に撤去されませんでした。
また、1996年に世界文化遺産に登録された厳島神社は、神道と仏教が共存した場所であることも登録された理由の一つと言われます。

江戸時代以前の五重塔は全国で22箇所あり、神社の境内に五重塔があるのは宮島の五重塔を含め3箇所です。
残りの2箇所は、栃木県の日光東照宮と山形県の出羽三山神社になります。

五重塔の高さは27mで、室町時代に建立後、台風や地震がありましたが一度も倒れていない強さを誇っている。

 

4選:神の使いのカラス像は厳島神社入口の左右にある灯篭の上

厳島神社入口神烏(おがらす)
厳島神社では、カラスが神の使いとされ、このカラスは神烏(おがらす)」と呼ばれています。

厳島神社創設にまつわる神話では、舟に乗ってこの地に訪れた姫神様はこの地を人目で気に入り、御神殿を作ろうと決意しました。

姫神様は、この島にいた佐伯鞍職(さえきくらもと)に御神殿を作って欲しいとつげられたので、この島のどこに建てるかを訪ねたところ、姫神様は私の使いのカラスが案内すると答え、案内されたところが現在の厳島神社の場所になります。

この事から、姫神様の使いのカラスが神の使いとされるようになったのです。

5選:最大の御利益をいただくなら客神社(まろうどじんじゃ)は必ず参拝

kaiun-厳島神社客神社2

神殿に入ると直ぐ御本社に行こうとしますが、その前にもう一つ神社があるので覚えておきましょう。

知らないでつい通り過ぎる人が多いこの神社は、「客神社(まろうどじんじゃ)」と言い摂社の中で一番大きく、本社と同様の本殿・幣殿・拝殿・祓殿からなっています。

回廊を歩くと最初に通る場所にあり、厳島神社の祭典はここから始まりますので、最大の御利益をいただくなら必ず参拝しましょう。

厳島神社の御本社に祀られている三女神の兄弟で、御本社と同じように重要な場所です。
客神社には、息の霧から生まれたと言われる五柱の男神さま、五男神(いつはしらのひこがみ)が祀られています。

五男神(いつはしらのひこがみ)

・天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)農業の神

・天穂日命(あめのほひのみこと)農業の神

・天津彦根命(あまつひこねのみこと)日の神、雨の神、風の神、火難除けの神

・活津彦根命(いくつひこねのみこと)

・熊野櫞樟日命(くまのくすびのみこと)

6選:高舞台から見られる客神社と五重塔のコラボは最高の景色

kaiun-厳島神社客神社・五重塔

火焼前に向かう前に、振り向いて高舞台側から客神社を見れば、左上にくっきりと五重塔がそびえ立ち、神仏のコラボした最高の景色を眺めることができます。

7選:知っていると自慢になる社殿内にある舟がつけられる場所

kaiun-厳島神社船場

客神社の後ろの祓殿の正面で、周りは全て板が張られているのですが、ここの正面だけは波除の板がありません。

古い時代に、厳島神社に舟でお参りをされていて、そこから上がり、まずは客神社に参拝して御本社に参拝されていました。

8選:おすすめスポット!干潮時のみ姿をあらわす宮島の神秘「鏡の池」

kaiun-厳島神社の鏡の池

鏡の池は、潮が引いた干潮時のみ姿を現す丸い池で、神社周辺に3ヶ所あります。

この丸い池から真水が湧き出してくる、何とも不思議で幻想的な池です。

また、鏡の池に映る月は素晴らしく厳島八景の一つになっています。

9選:御本社に祀られる三女神は美女三姉妹で幅広い御利益がいただける

kaiun-厳島神社本社

御本社に祀られる祭神は、三女神(みはしらのひめがみ)で下の三柱の姫神です。

美しい三女神は、日本神話で天照大神(あまてらすおおみかみ)須佐之男命(すさのおのみこと)が、誓約(うけい)をした際に須佐之男命の十拳剣から生まれたとされている。

三女神

●市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)海の神

●田心姫命(たごりひめのみこと)財福の神

●湍津姫命(たぎつひめのみこと)技芸の神

<御神徳>
航海安全・水難守護・縁結び・商売繁盛・技能向上

耐え忍び努力を怠らない人には、大きな実行力を授けてくださり、難問に対して乗り越える強い意志力がいただけます。
目標を持って物事に挑戦する人には、願いを遂げさせてくれる神社です。

 

kaiun-厳島神社の三女神2

厳島の由来は、「市杵島姫命」⇒「伊都岐島(いつきしま)」⇒「厳島」転じてなった言う説があります。

弁財天は、仏教の守護神でありますが神仏習合によって神道にも取り込まれ、市杵島姫命は弁財天と同一視される。

海の神様・海の守り神として御利益があり、弁天様の御利益を併せて財宝賜る・美を賜ることが出来ます。
三女神を思い浮かべながら手を合わせると女性は美と美しい心を賜ることができるとされる。

御本社の正面からは、火焼前・大鳥居が見え心が清められていく感じがします。

kaiun-本社前

10選:高舞台で行う舞楽を見ればそこはもう平安時代

kaiun-厳島神社能舞台


「高舞台」
は、神社の真中に位置し年中行事の際、舞楽(ぶがく)を年に10回ほど見ることが出来ます。

舞楽は、約800年前に平清盛によって厳島神社に伝えられた、雅楽による舞踏。
高舞台の後ろには、左右に二つずつの楽房という建物があり、ここで舞楽の際神職の人が楽器を演奏します。

闇が訪れる夜になると提灯や灯篭に明かりが灯り、その中で行われる舞楽は幽玄的・神秘的で、平安時代にタイムスリップした感覚を覚える。

高舞台の両脇に一体ずつ狛犬(こまいぬ)の像が有りますが、厳密には左右の呼び名は違い、右側の口が開いているのが獅子でオス、左側の角があるのが狛犬でメスになります。

kaiun-狛犬獅子

一押しポイント!

厳島神社の中で一押しの絶景ポイントは、高舞台の前です。

kaiun-厳島神社高舞台前

この位置から、世界遺産の社殿・五重塔・千畳閣・多宝塔や正面に大鳥居・神の山弥山(みせん)を360度見渡せば全てが一望でき、まさに神の内にいて神に抱かれている気分になります。

必見の反橋!重要文化財の橋の中で最古の勾配のきつい橋

kaiun-厳島神社の反橋

厳島神社の境内には、反橋(そりばし)別名:勅使橋という勾配のきつい橋があります。

現在、地形変化とともに通ることが出来ませんが、昔は天皇のお遣い(勅使)が参拝する時に利用されおり、そのままでは勾配のきつさで渡ることが出来ませんので、真中に仮設の階段を設け歩いて通行していたそうです。

大鳥居や高舞台などと比べて認知度は低いのですが、重要文化財の指定を受けている18の橋の中でも最古の橋で、厳島神社の幻想的で神秘な雰囲気の中でも優美に溶け込んだ反橋は、一見の価値があります。

11選:火焼前(ひたさき)からの絶景!大鳥居を独占!

kaiun-厳島神社の火焼前


火焼前(ひたさき)
は、正面から160m先の大鳥居の見ることができる絶景ポイントです。

満潮の時の火焼前から見える大鳥居は、何と言っても素晴らしいの一言です。

また、凄いパワーを貰える場所でもあるので、参拝後は必ず訪れてみましょう。

12選:超貴重!水上舞台で行われる能は必見!

kaiun-厳島神社水上舞台

毎年4月15日の桃花祭の翌日から連続3日間、4月16日~18日「桃花祭御神能」と言われる能が演じられます。

2日目までは最初に翁が演じられますが、3日間とも五番能が演能される。

自然の中、海の上で演じられる能を見ると時代の壮大さが感じられる。

13選:厳島神社に合格祈願?受験者に大人気の理由は!

kaiun-厳島神社天神社

戦国時代に毛利氏が造営した、菅原道真公を祀った天神社の建物が厳島神社内にあります。

学問の神である「菅原道真公」を祭神とする天満宮は、合格祈願として学生に大人気の神社です。
その為、毎年多くの受験生が合格祈願に「厳島神社天神社」を訪れています。

厳島神社天神社は、「菅公聖蹟二十五拝」の第20番目の神社でもあります。

「菅公聖蹟二十五拝(かんこうせいせきにじゅうごはい)」とは、菅原道真を祀る天満宮の中から由緒深い25社を選んで、京都の「菅原院天満宮」を第1番とし京都から九州(太宰府)まで順番に参拝する風習です。

厳島神社天神社は、厳島神社の建物ではないので御本社のような朱色には塗られていません。

また、能舞台も厳島神社天神社と同じく、後で建てられたものなので朱色ではありません。

14選:官絃祭は圧巻!7月に行われる厳島神社最大の行事

http://hpa.sblo.jp/article/71355148.html

厳島神社で最大のお祭りは官絃祭(かんげんさい)で、旧暦の6月17日に行われる神事です。

平清盛が神様を慰める為に始められたと伝えられおり、午後四時から本殿で行われる発輦祭から祭典は始まり、管絃船で大鳥居前の儀を終え各神社の祭典へと向かいます。

圧巻なのは嚴島神社管絃祭のクライマックスで、回廊で囲まれた狭い枡形と呼ばれる場所に入り、御座船を三回一気に回転させながら管弦を演奏します。

大きな船が神社の中の海をグルグル回る迫力は凄く、思わず拍手があがり興奮が訪れ、闇の中に浮かぶ時代を超えた壮大な儀式に感動を覚えます。

15選:干潮時に大鳥居をくぐり直接触り偉大なパワーをいただく

kaiun-厳島神社の干潮時

干潮時には、大鳥居まで歩いて行くことができますが、これは潮位の目安が100cm以下の時です。

厳島神社が、海の上に浮いて見えるのは潮位の目安が250cm以上の時です。

普通潮汐は一日2回繰り返されて周期は平均約12時間25分で、干満の時刻は毎日約50分遅れていますので、行く月によっては一日居ても満潮・干潮時の厳島神社を見れないこともありので確かめておくことが必要です。

年間潮汐表>http://www.miyajima.or.jp/sio/sio01.html

【大鳥居】
現在の大鳥居は、8代目で1875年(明治8年)に建立。

高さ:約16m 重量:約60トン 柱の最大直径:約3.6m

二本の主柱と主柱を支える左右二本ずつの袖柱の全6本から成り立っています。

柱には、樹齢500~600年のクスの木を使っており、この木を探すまでに20年ほどかかり苦労したと言われてます。

大鳥居は、見た目だけのインパクトだけではなく重要な役割を持っています。

かつて、舟で参拝するときは大鳥居の下を通って神社を参拝してりおり、神様もここをお通りなるという事で、管弦祭の時も管絃船で大鳥居の下を必ず通るようになっています。

大鳥居の下を歩くときは、神様は真中なので参拝者は端を歩くよう気をつけましょう。

大鳥居にまつわる5つの神秘

①今の大鳥居が建てられた時は、朱色ではなかった!

大鳥居が建てられた頃は、神仏分離の時期で仏教的な色彩を排除するため、朱色に塗るこできなくそのままの木の色でした。

大鳥居が朱色に塗られたのは、明治の終わりの1911年(明治44年)です。

②柱にある謎の線

kaiun-厳島神社の大鳥居下

よく見ると柱の下側に謎の線がありますが、これは根継ぎ線で傷みやすい部分だけを取り替えためで、九州で見つけたクスの木を使用し継いでいます。

③大鳥居に書かれた表と裏で違う文字

kaiunー厳島神社大鳥居3

海側から見ると厳島神社と書かれていますが、本殿側から見ると伊都岐島神社と書かれています。

kaiun-厳島神社大鳥居5

平清盛の時代は、表裏共に伊都岐島神社と書かれていたようです。

④大鳥居の左右に刻まれた月と太陽

kaiun-厳島神社の大鳥居干潮時

大鳥居の左右の屋根の下を見ると丸い金色のものが見えます。

東側には太陽、西側には月が刻まれています。

これは、石灯籠でも見ることが出来ますが、風水では北東が鬼門となっているため、東側に太陽を置いて鬼門を封じているようです。

⑤140年間に渡り大鳥居は一度も倒れたことがない!

大鳥居は、地中に埋めているのではなく、ただ置いてあるだけなのに倒れない!

ただ乗っかっていると言っても、その下には一つの柱につき30~50本もの松ノ木が地中に埋められ、板を組み合わせて箱状に作った屋根の下には約7トンもの石が重しとして詰まれ、その重みで自ら立っているのです。

御朱印(お値段やもらい場所など)

拝殿(御本社)参拝後、参拝の証しとしていただきたいのが御朱印です。

御朱印

朱印所は、御守りなどを授与する場所と同じ拝殿前になります。
厳島神社の昇殿開門時間は、一年を通して朝6:30分で、朱印所の窓口は朝の8:00頃から開きます。
厳島神社の御朱印料金は、300円です。

御朱印を書いていただける待ち時間は、平日、土日、祝日、修学旅行者で込み具合が違いますので、込んでいる時はしばし静かに待っていましょう。

kaiun-厳島神社朱印1

上の左を見ていただくと分かるとおり、厳島神社の御朱印は、「三つ亀甲剣花菱」の家紋と「厳島御社印」が押されていて、女神が祀られる神社だけに、全体的にやさしくやわらかな感じの御朱印です。

神々しさと美しさを兼ね備えた厳島神社(動画)

厳島神社まとめ

平清盛の時代から伝統と美しさを保つ厳島神社。

参拝に訪れた人は、潮の満ち引きで変わる神社と自然の情景を見て、感動と心が洗われいくことを感じます。
御利益をいただきに来るもよし、自然の雄大さを見にくるもよし、また心を癒しに来るもよしの宮島・厳島神社は、一度は訪れたい日本が誇る神社の一つです。

特に、何かを成し遂げたいと思う人には、力強い実行力と意志力を授けていたただけるので、努力を惜しまず頑張っている人は、是非訪れて欲しいところです。

「厳島神社」の詳細情報

【厳島神社】

〒739-0588 広島県廿日市市宮島町1−1
電話番号:0829-44-2020
公式ホームページ:http://www.miyajima-wch.jp/

参拝時間:6:30~17:30(3/1~10/14間は18:00迄)
拝観料:大人300円 高校生200円 中・小学生100円
駐車場:宮島島内には駐車場はほとんどありません。宮島口桟橋周辺の駐車場に止めてフェリーへ

<アクセス>
フェリー:宮島口~宮島桟橋 約10分 運賃/片道大人180円 小人90円
15分間隔で運行しています。

:宮島口桟橋周辺の駐車場に止めてフェリーへ
宮島口駐車場情報>>こちら
<関西方面から>
広島岩国道路廿日市IC下車、国道2号経由で宮島口フェリー乗り場まで約10分
<九州方面から>
広島岩国道路大野IC下車、国道2号経由で宮島口フェリー乗り場まで約10分

列車: JR広島駅から山陽本線で宮島口駅まで約25分

飛行機:<広島空港から>
リムジンバスで広島駅行きに乗車(約48分)。
JR広島駅から山陽本線下りでJR宮島口駅下車。

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開運・金運のご利益なら鳥取県「金持神社」絵馬には沢山の感謝の言葉! https://kaiun.website/archives/29 Wed, 08 Apr 2015 10:18:59 +0000 http://kaiun.website/?p=29

だいたいの人が、多少なりとも金運を上げたいと願うものですが、日本の神社の中で最もその願いがかなうとされるのが「金持神社」です。

縁起の良い名前として全国で知られており、ジャンボ宝くじシーズンには多くの参拝者でにぎわいます。

神社名からも、景気の良さがうかがえますが、実は「かねもちじんじゃ」ではなく「かもちじんじゃ」と読みます。

金持姓は、この地の地名がもとだと言われています。

前から興味心身だったこの神社、開運・金運の恩恵にあずかりたく、鳥取県の日野町にある「金持神社」に行ってみました。

まずは拠点となる礼所(売店)に到着

自然にめぐまれた場所にある「金持神社」は、鳥取県と岡山県の県境に位置し、国道181号沿いに鎮座します。

右手に「金持神社」の看板が見えます。

ここが礼所(売店)で、この礼所には金持神社の縁起物や、日野町の特産品を販売しています。

広い駐車場もありここからお社まで歩いて5分程度です。

礼所(売店)側から見た駐車場。広いのでかなり駐車スペースがあります。

駐車場から、礼所(売店)に行く通路の横に「金持党発祥之地」の石碑が建っています。

金持ち名由来は、この地が「玉鋼」の産地で鉄(てつ)のことを金(かね)と読んでいた事から、金の採れる谷を多く持つ郷「金持」と呼ばれるようになったと言われています。

お社までゆっくり歩いて5分程

礼所を出て橋を渡ると、左右には田園風景が広がるので、新鮮な空気を胸いっぱい吸いながらのんびりとお社まで歩いていけます。

神社の鳥居に到着です。手水鉢(ちょうずばち)で手や口を清めます。

鳥居をくぐれば、石段の参道が見えてきます。

石段の両側にある樹齢600年の樹木に癒される

途中90段の急な石段があるので、太ももがパンパンになる人もいるかも知れません。

石段の両側には、県の銘木100選にも選ばれた樹齢600年位と云われるサワラ、チャンチンの2本や樹木の間を通って最高の森林浴、マイナスイオンで癒されること間違い無しのパワースポットです。

 

うそ!と思うほど奉納されている絵馬に沢山の喜びの声が!!

石段の参道を登ると頂上付近から「金持神社」の拝殿が見えてきます。

金持ち神社の御祭神は、天之常立尊(あめのとこたちのみこと)・八束水臣津努命(やつかみずおみずぬのみこと)・淤美豆奴命(おみずぬのみこと)で 天之常立尊を祀る数少ない神社の一つでもある。

【天之常立尊】とは
日本神話の冒頭の天地がわかれたとき出現したという別天神(ことあまつかみ)五柱の一神でトコタチのトコは土台、タチは出現を意味し天の土台出現を名義とされる。

「古事記」では、天之常立神(あめのとこたちのかみ)の表記となる。

駒形神社(岩手県奥州市)や出雲大社の客座神としても祀られています。

こじんまりとした比較的小さな拝殿ですが、山の上ということもあり神社周辺の空気が澄んでいて、頭が冴えるような感覚で、宝くじやギャンブルも当たりそうな感じがしてきます。

「金持神社」が金運・開運祈願のパワースポットと言われるのも納得です!

神社創設の由来は、810年出雲の神官の次男が、伊勢神宮参拝のためこの地を通りかかったところ、お守りとして身につけていた神前の根付の玉石が急に重くなり、この地に宮造りするよう神夢があったためと伝えられています。

石段の参道を登ったすぐ右手は社務所です。おみくじやお守り等が授与されます。

神社境内に入って一番驚くのは、奉納されている絵馬に沢山の喜びの声が書かれていることです。

 

こちら真ん中2つの絵馬をみると一つは宝くじの高額当選、一つは年収が1億円になりましたといったお礼が書かれています。

 

又、札所(売店)にも同じく寄せ書き帳に、お礼参りで来た人達が書いたお礼の言葉を数多く見ることができます。

御朱印も初穂料:300円でこちらでいただくことができます。
受付時間(営業時間) 10:00~16:00:年中無休

 開運・金運のありがた~いお土産

金持神社札所(売店)でのみ販売の『金持神社の棚からぼた餅』

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幸運が舞い込むようにと名付けられた『金持神社の棚からぼた餅』は、地元日野産のもち米とうるち米をたっぷり使っていて、餡たっぷりのぼた餅は祈願に訪れた人の人気の商品です。

ネット通販・電話注文はされていないので、訪れたらぜひ買って帰りたい一品です(1箱6個入り1080円)。

札所(売店)には、他に沢山の縁起ものグッズが売られていて招福銭や「金持神社」の文字刺繍が入った黄色いハンカチ(宝くじを包んで神棚や仏壇において置くと良い)が人気のようですが、中でも、「財布お祓い」はおススメです。

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使わなくなったお財布を金持神社札所までお送り、年4回(1月・4月・7月・10月の各25日)にお祓い、お焚き上げが行なわれた後、印として「金の素」がお手元に届きます。

この「金の素」をさずかることで、金運に恵まれた人も多いといいます。

ネットで御祓いの予約をすることができます。

【お問合せ先:金持神社札所(売店)】
  住所:鳥取県日野郡日野町金持74
  札所の営業時間:午前10:00~午後4:00まで(年中無休)
 TEL・FAX/0859-72-0481

  日野町観光協会 TEL 0859-72-0332

金持神社!詳細情報

【金持神社】

所在地: 〒689-4512 鳥取県日野郡日野町金持74

TEL: 0859-75-2591

アクセス米子自動車道「江府IC」から車で約20分
伯備線根雨駅から車で約7分

ホームページ金持神社公式:http://www.kanemochi-jinja.net/

お宿情報:>>金持神社の周辺宿はこちら【楽天たびノート】

 

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