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宮島パワースポット!弥山七不思議とロープウェイで頂上散策

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宮島大鳥居と山々

「宮島(安芸の宮島)」に来たら、厳島神社以外にもパワースポットが沢山あります、中でも神が宿っていたとされる弥山山頂。
古来、弥山山頂には神が降臨したと伝えられているだけに、山頂には神の島全体のパワーが集まり、厳(おごそ)かな気分で自然と手を合わせてしまう。

また、平安時代に空海(弘法大師)が弥山を開き、真言密教の修行を行ったともされる。

宮島をこよなく信仰していた初代総理大臣の伊藤博文は、弥山からの眺めを「日本三景の一の真価は頂上の眺めにあり」と絶賛したと言います。

【弥山】弥山展望台から360度パノラマで見渡せる瀬戸内海は絶景!

「弥山(みせん)」は、宮島の中央部に位置する標高約535mの神の島「宮島」の主峰です。

未開拓の自然は「弥山原始林」として、厳島神社とともに平成8年(1996年)世界遺産に指定されています。

頂上の弥山展望台に行くには、歩いて山頂を目指すコースもあるようですが、一般的には厳島神社から約6分程歩いて紅葉谷公園入口バス停まで行き、そこから無料バスに乗って紅葉谷駅バス停(バスで約3分・歩いて約10分)に向かいます。

紅葉谷駅からは、ロープウエイ」に乗り獅子岩駅へ向かいます。

ロープウェイからの眺めは雄大で、まるで空中散歩をしている気分で、風景が360度の大パノラマで展開され絶景。
往復1800円とちょっと高めの運賃ですが、ロープウェイに乗って眼下を見下ろせば、それだけの価値があることに気がつきます。

ロープウェイは、紅葉谷(もみじだに)駅から榧谷駅(かやたに)までは自動循環式ロープウエイで、榧谷駅(かやたに)から獅子岩駅(ししいわ)までは、交走式ロープウエイになります。

ロープウェイの種類

<循環式ロープウエイ>紅葉谷(もみじだに)駅~榧谷駅(かやたに)
少人数乗りで、一定の間隔で順次出発し長い距離を輸送するのに適する。

<交走式ロープウエイ>榧谷駅(かやたに)~獅子岩駅(ししいわ)
一度に多くの乗客を運べ、2台の客車が山頂と山麓を交互に往復し高速運転が可能。

      <写真は循環式ロープウェイ>宮島弥山ロープウエイ

ロープウェイ終着の獅子岩駅で降りて、参道を30分ほど歩くと山頂に到着します。
ただ、参道が岩ゴロゴロの斜面なので30分とはいえ、夏場などは汗だらけにになりますし少々きついです。

途中、山頂付近にさしかかると神々しい巨大な石が表れ、あたかも古代遺跡を思わせる神秘的な風景に出会います。

くぐり岩と言う巨大な岩のトンネルがありますので、両手で岩を支える感じで記念写真を撮れば、あたかもスーパーマンに成ったかのような写真の出来上がりです。

宮島弥山くぐり岩

山頂に着くと、大きな岩に圧倒されます。
大きな岩がゴロゴロと無数にあり、何故、どのようにしてここにあるのかが不思議なくらいです。

仏の聖地と言われるこの場所は、いかにも天上の仏様が置いていったかのような風景で神々しさが感じられます。

岩の上で景色を見ながら休憩されている人も多く、お昼時ならお弁当を広げるのもありです!

宮島弥山頂上

一押しのパワースポット!!

山頂には、絶賛の風景が見れる場所があります。

それが、弥山展望台です。
2014年に、それまでの展望台が改装され綺麗になっています。

弥山展望台

ここから見える風景は、360度の大パノラマで瀬戸内海が一望でき、あまりの美しい景色に感動してしまいます。

また、厳島神社方面を見渡せば、目で見た場合かすかですが厳島神社や大鳥居を眼下に見ることができます。

宮島弥山頂上からの眺め

弥山展望台から望めるのは、管理の方がいる10時~16時までなので行く時間には十分注意が必要です。

トイレの利用はできます。

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歩いて山頂を目指す3コース

時間に余裕があり、足腰に自身があるなら自然の景色を味わい史跡を巡りながら歩いて山頂を目指すのも良いですね。

頂上までには「紅葉谷コース」「大聖院コース」「大元コース」の3コースがあります。

紅葉谷コース

「紅葉谷コース」は、紅葉谷公園からスタートし山頂を目指します。

山頂までは約2.5kmで、所要時間は1時間30分から2時間です。

http://www.miyajima-wch.jp/jp/nature/misen01.html

大聖院コース

「大聖院コース」は、大聖院のお寺からスタートします。

山頂までは約3kmで、所要時間は1時間30分から2時間です。

http://www.miyajima-wch.jp/jp/nature/misen02.html

大元コース

「大元コース」は、大元神社からスタートして弥山頂上を目指します。

山頂までは約3.2kmで、所要時間は2時間から2時間30分です。

http://www.miyajima-wch.jp/jp/nature/misen03.html

歩けば貴重なものも見れる!

ロープウェイで登っただけでは見れない、天然記念物の原生林や巨石ポイント・文化財をゆっくり歩きながら見てみたい人にはおすすめです!
二回目で、弥山山頂を目指すなら下から歩くコースを選びたいですね!
できれば、登山用の靴や服装を準備したほうが安全です。

ただし、体力に自信のない方は無理をしないようにしましょう。

今も伝わる弥山の七不思議

http://www.miyajima-wch.jp/jp/nature/misentop.htmlhttp://www.miyajima-wch.jp/jp/nature/misentop.html


昔から宮島・弥山に語り継がれる七不思議
があります。

上記マップでは、赤い押しピンの7箇所の所が七不思議の場所す。

現在は、痕跡は残るものの実際に見ることが出来るのは、「きえずの火」「錫杖の梅」「干満岩」の三つだけとなります。

弥山展望台からの絶景の眺めを堪能したら、ハイキング気分でこの七不思議を散策してみてはいかがでしょうか。

<七不思議1>きえずの火

1200年もの長い間、今も燃え続けている「きえずの火」は弥山中腹の霊火堂にあります。

この火は、空海(弘法大師)が修行の際に灯したと伝えられており、消さないよう僧侶が交代で泊り込んで番をしています。

きえずの火は、恋愛の炎に例えられ、長く愛情が続くように願いが込められ、恋愛成就として若い女性の開運スポットになっており、「恋人の聖地」としても認定されています。

宮島弥山霊火堂

また、この火で沸かしたお湯(霊水)を飲むと万病に効くと伝えられ、健康運アップを願う人にはおすすめのスポットです。(お湯は無料)

ちなみに、広島の平和記念公園の「平和の灯火」の元火にもなっています。

 

宮島の霊火室のお湯

<七不思議2>錫杖の梅(しゃくじょうのうめ)

「錫杖の梅(しゃくじょうのうめ)」の場所は、弥山本堂横で空海(弘法大師)が置いていた錫杖(しゃくじょう)に根がはって、八重の紅梅の木に変わったという伝説があります。

山に悪いことが起きる前は、花が咲かないと言い伝えられています。

http://kingxcat.jugem.jp/?eid=490

 

<七不思議3>時雨桜(しぐれざくら)

天気の良い日でも、花弁や葉から雨の様に露が滴ったと言われる不思議な「時雨桜」

かつては、マップ上の場所にあったことが江戸時代の観光案内書「宮島図絵」に記載されていましたが、今は伐採されており時雨桜を見ることはできません。

伐採されずに花が咲いていたら、こんな感じだっのでしょうか?

http://azukiblog.livedoor.biz/archives/53931578.html

 

ただ、2009年に時雨桜の復活を願うボランティアの方々が、樹齢200年で呼び名も同じ満願寺の桜の苗木を大聖院の境内に植樹しました。

元の場所には、弥山原始林が天然記念物に当たるため、他から持ち込んだ植物の移植は禁止されているので、大聖院境内の植樹となりました。

<七不思議4>干満岩(かんまんいわ)

弥山山頂の弥山展望台から少し降りたところに、「干満岩(かんまんいわ)」と呼ばれる大きな岩があります。

http://blog.livedoor.jp/gin20/archives/2095687.html

巨石には直径約10cm程の穴が開いており、中には塩分を含む水が溜まっていて、穴の水が海の満潮・干潮に合わせて溢れたり引いたりすると言われます。

不思議なのは、標高500m付近であるにも関わらず、岩の中の水の量が変わることです。

いまだ科学的な解明は有りませんので、代々伝わる七不思議の一つとして、このまま後世に受け継がれれば良いのではと思います。

<七不思議5>曼荼羅岩(まんだらいわ)

弥山本堂の裏側を南に少し下がった所に、「曼荼羅岩(まんだらいわ)」があります。

http://blogs.yahoo.co.jp/hirolin_m7/61866257.html

この岩は、畳数十畳分もあり、石面には空海(弘法大師)が「三世諸仏 天照大神宮 正八幡三千七百余神」と書かれたとされ、梵字やイラストも刻まれています。

昔、この岩の上で拓本をとっている人の姿があったとされています。

台風により、曼荼羅岩の周りの原木が倒れ道をふさいだ為、今は立入禁止となっているので行くことができません。

早期に復旧されることを待つばかりです。

<七不思議6>拍子木の音(ひょうしぎのおと)

人気の無い深夜に、宮島ではカチーン、カチーンと拍子木のような音が鳴り響くそうです。

弥山の主の天狗様が集まり、鳴らしているのではないかと伝えられていて、たたりにあうのを恐れ音が鳴っている間はじっと家にこもっていたようです。

<七不思議7>龍燈の杉(りゅうとうのすぎ)

旧正月の元旦の夜から数日間、宮島周辺の海面に浮かぶ不思議な灯りを「龍燈」と言います。
龍燈を見るのに最も良い場所が、弥山頂上の大杉がある所でこの大杉を「龍燈の杉」と呼んでいました。

現在、「龍燈の杉」は枯れてしまい切り株しか見ることができません。

大願寺に眠る7代目の大鳥居から造られた貴重な仏像

現在の大鳥居は、8代目のものですが大願寺にある貴重な仏像は、江戸時代に建っていた7代目の大鳥居のクスの木で作られたもので、7代目の大鳥居が1801年~1850年まで建っていたことを考えると、造られて約160年以上は経っていることになります。

kaiun-宮島大願寺七福神

この仏像は、「恵比寿様」「大黒天様の2つで、7代目の大鳥居から作られたということで大変貴重なものになっています。

仏像の底には、大鳥居で作った証しの「大鳥居古木」の文字が刻まれています。

恵比寿様は商売繁盛、大黒天様は個人の運気を上げる御利益があります。

【大願寺】

kaiun-宮島の大願寺

大願寺は、厳島神社出口から10秒以内にあります。

宗派は、高野山真言宗で、山号は亀居山、亀居山放光院大願寺と呼ばれます。
本尊は、薬師如来と弁財天。

お寺の創建年代等は不詳ですが、平安時代の初期に空海に開かれたとも、鎌倉時代の初期に了海に開かれたとも言われる。

神仏分離令により厳島神社から遷された日本三大弁才天の一つ、「八臂弁才天像」が年に一度6月17日に開帳されます。

豊臣秀吉も拝んでいたとされる、釈迦如来座像や五重塔の本尊だった釈迦三尊像(釈迦如来坐像・文殊菩薩・普賢菩薩)など貴重な仏像が揃ったお寺ですので、沢山の御利益をいただくことが出来ます。

是非、参拝に訪れて見て下さい。

大聖院は真っ暗な通路で身を清める癒しスポット

大聖院の本堂の階段を降りていくと真っ黒な通路になっていて、ここを通ることで自身が清められる「戒壇めぐり」と言うパワースポットです。

http://www.galilei.ne.jp/daisyoin/

 

ここは以外に、観光客にはあまり知られていない開運パワースポットです。

中に入ると真っ暗で何も見えなくなり、手探り状態で出口まで進んでいきます。
暗闇の中、途中そばに行くと明るく光る観音像のパネルが何箇所か現れ、通路まで導いてくれます。

真っ暗闇は死の世界、死ぬことによって今までの罪が帳消しになる。
なので、出口まで来たときには、全ての罪が無くなり綺麗な心になる、美しくなると言います。

暗闇を歩き身を清めるこの「戒壇めぐり」は無料で行えますので、心をリセットしたい方ならおすすめのパワースポットです。

【大聖院】

kaiun-宮島の大聖院

大聖院は宮島桟橋から歩いて20分程の所にあり、宗派は真言宗御室派大本山で山号は多喜山(滝山)、多喜山大聖院水精寺(すいしょうじ)と言います。

本尊十一面観音(観音堂)・波切不動明王(勅願堂)

創建年代等は不詳で、大同元年(806年)に空海が宮島に渡って、弥山の山で修行して開楚したとも言われる。

宮島では、最古の歴史を持った寺院で、平清盛が拝んだとされる観音堂本尊の十一面観世音菩薩が祀られています。

http://www.miyajima-wch.jp/jp/shrines/02.html

宮島・弥山山頂へロープウェイで昇る(動画)

まとめ

宮島は、全長約30kmの小さな島にも関わらず、毎日大勢の人や外国人に溢れ賑わっています。

これだけの人々を魅了するのは、この島が厳島神社を始めとする島全体の14%が世界遺産に登録されている仏閣や史跡・歴史的文化財の宝庫だからでしょう。

宮島に一度足を入れれば、そこは自然と歴史が混在するパワースポット、島全体に仏の聖地弥山の良い気が満ちていることに気ずきます。それだけでもパワーをいただいた感があり、心地良い気持ちにさせてくれます。

一つの島で、これだけ見所満載、御利益満載の島はありません。
神の島宮島に、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

帰りは、御利益でお腹いっぱいになるかも知れませんね!

「宮島・弥山」の詳細情報

【宮島・弥山】

〒738-8501 広島県廿日市市下平良一丁目11番1号
電話番号:0829-30-9141
FAX:0829-31-0999
廿日市市 環境産業部 観光課公式ホームページ:http://www.miyajima-wch.jp/

≪ロープウェイ≫
<料金>紅葉谷駅~獅子岩駅間
大人:12才以上(中学生) 往復1,800円 片道1,000円
小人:6才以上12才未満(小学生)  往復900円       片道500円

<営業時間>
12月、1月、2月:9:00~16:30 下り最終17:00
3月、4月、5月、6月、7月、8月、9月、10月:9:00~17:00 下り最終17:30
11月:8:00~17:00 下り最終17:30
ゴールデンウィーク特別運転:8:30~17:30 下り最終18:00
お盆特別運転:8:30~17:30 下り最終18:00

<アクセス>
フェリー:宮島口~宮島桟橋 約10分 運賃/片道大人180円 小人90円
15分間隔で運行しています。

車:宮島口桟橋周辺の駐車場に止めてフェリーへ
宮島口駐車場情報>>こちら
<関西方面から>
広島岩国道路廿日市IC下車、国道2号経由で宮島口フェリー乗り場まで約10分
<九州方面から>
広島岩国道路大野IC下車、国道2号経由で宮島口フェリー乗り場まで約10分

列車: JR広島駅から山陽本線で宮島口駅まで約25分

飛行機:<広島空港から>
リムジンバスで広島駅行きに乗車(約48分)。
JR広島駅から山陽本線下りでJR宮島口駅下車。

お宿情報:>>宮島・弥山の周辺宿はこちら【楽天たびノート】