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「大山寺・鳥取」霊峰大山の気が満ちる開山1300年の開運スポット

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「阿弥陀堂」大山寺最古のお堂と金色に光る阿弥陀三尊

「阿弥陀堂」は、大山寺より上ワタリを渡って約徒歩20分の所にあり、現在あるお堂の中で最古のものです。

平安時代の藤原期に建てられ、享禄2年(1529年)に山津波で倒壊、天文21年(1552年)に再建されたと言われています。

単層四柱五間四方の美しい建物は、明治37年2月18日に国の重要文化財に指定されました。

本尊は、阿弥陀如来で両脇には脇侍の観音と勢至の二菩薩が安置されています。
阿弥陀如来像は高さ約3m、光背・台座は当時のもので、台座は法衣が垂れる「もかけ座」の珍しいものです。
観音と勢至の二菩薩は、高さ2.9mの立像で三体共に金色。

 

http://toyamaryokan.jp/sanpai.html#contact

明治36年に、この三尊は重要文化財に指定され、山陽・山陰地方で最も優秀な阿弥陀三尊と言われます。

阿弥陀如来は、「南無阿弥陀仏」を唱えれば、現世での死後、極楽浄土に連れて行って下さる仏様です。毎月18日が、拝観日となっています。

 

「利寿権現跡」利寿権現は文殊菩薩様の仮の姿!

▲利寿権現跡

大山寺が隆盛を極めた約500年の昔に、この地に利寿権現(りじゅこんげん)を祀ったお堂があった場所です。

利寿権現は、大山三所権現の一つで、三所権現は地蔵菩薩の垂迹(すいじゃく:仮のすがた)である智明権現観音菩薩の垂迹である霊像権現文殊菩薩(もんじゅぼさつ)の垂迹である利寿権現です。

文殊菩薩は、智慧(ちえ)を象徴する仏さまなので、学業成就など学力向上や合格祈願などのご利益があります。

 

「利生水」年中水が無くならない仏様の水!

 

大山寺本堂から、上ワタリを渡り釈迦堂跡を通り阿弥陀堂に向かう中間あたりにある「利生水(りしょうすい)」

石組の中に水が溢れ、年中水が無くなることがないと言われています。

横の説明板には、「昔行基菩薩が当山に錫止(しゃくし)の時、文殊の法を修しようとされたが、高燥の地なるがために閼伽水(あかすい)がないので水輪の法を修せられた処、忽ち浄水が湧(わ)き出たと伝えられている。

後生この水を文殊利生に擬えて「利生水」と称えた。

里人はこの水を汲んで女の毛髪の醜いのに付ければ美麗になると称して今でも参拝する人も多い。」と書かれています。

 

文殊とは、知恵をつかさどる菩薩で、利生は仏が多くの人々に利益を与えることで、「仏さまの水で多くの人々に利益を与える水」が利生水です。

行基菩薩は、大山寺の開基であるとの説もあり、利生水は閼伽水(仏用水として使用する浄水)であったとではないかと思われます。

組石の中は、落ち葉が溢れていましたが利生水でしっかり満ちていました。
飲むのは少し無理なので、手を入れて知恵のご利益を授かります。

 

利生水の東よりに、「利生地蔵」が祀られています。

明治の神仏分離・廃仏棄釈により首が落とされていましたが、昭和63年に首が発見され元に戻し、大山寺の住職が祀りました。

首を接着した痕跡あるのでよくわかります。

 

「文殊堂」道路脇の気になる古くて小さい赤い建物

大山西側、三の沢付近で大山環状道路沿いにあるこの赤くて小さな建物が何なのか気になります。

この建物は、「文殊堂」で、大山が女人禁制の時代に女人遥拝所であったといいます。

左側は、駐車場で20台程駐車できます。

 

1300年の歴史ある大山寺の文化財

重要文化財阿弥陀堂
 木造阿弥陀如来及び両脇侍像
 銅造十一面観音立像 
 銅造観音菩薩立像 
 銅造観音菩薩立像
 鉄製厨子
登録有形文化財本堂
 鐘楼
国の史跡大山寺旧境内

 

「和傘灯り」色鮮やかな風景は幻想的で美しい!

https://www.sanin-tourism.com/todo/186.html

2018年は大山開山1300年にあたり、そのプレ・イヤーイベントの一つとして「大山夏祭り お盆の大献灯」が2017年8月11日から15日まで開催されました。

ろうそくや絵とうろうの他、2012年加わった「和傘灯り」

大山の風景をイメージした和傘は鳥取県西部の伝統工芸品で一本一本丁寧に作り上げたもの。

大山寺をバックに、色とりどりの和傘が闇に灯り、その鮮やかな風景は幻想的で美しい。

 

「大山寺」の詳細情報

【天台宗別格本山・角盤山 大山寺】
所在地<大山寺>〒689-3318
鳥取県西伯郡大山町大山9
TEL: 0859-52-2158
FAX: 0859-52-2728
公式ホームページ⇒http://daisenji.jp/
参拝時間【大山寺】
4月1日~11月30日:9:00~16:00
その他の期間も参拝できます。参拝志納金:(大人300円・小中学生200円)
宝物館「霊宝閣(れいほうかく)」料金は参拝料志納金に含まれています。
12月1日~3月31日まで閉鎖
アクセス

電車JR米子駅~路線バス約50分「大山寺」下車~ 徒歩約20分

マイカー米子自動車道「米子IC」~ 車で約15分~博労座駐車場~徒歩約15分
     (参拝駐車場からはすぐ山門)

駐車場どの駐車場も冬季以外は無料
大山博労座駐車場(600台)
<4/1~12/23 無料><12/24~3/31 乗用車1台/500円(土日祝は1000円)>
<立体駐車場は1台1500円(4月1日から12月22日まで閉鎖))>
南光河原駐車場(58台)登山道に一番近い
<4/1~12/23・無料
><12/24~3/31 乗用車1台/500円(土日祝は1000円)>
下山駐車場(70台・無料)登山道に近い
<12/1~3/31閉鎖>
参拝者駐車場(約15台・トイレあり無料)いつも満車
<冬季閉鎖>
大山槙原駐車場(1530台・無料)
シャトルバス運行<槙原駐車場発⇔県立大山駐車場>
大人200円(高校生以上)・子供100円(小学生から中学生)・幼児無料

お宿情報>>大山寺の周辺宿はこちら【楽天旅ノート】
周辺観光地大神山神社奥宮・大神山神社・鳥取県立むきばんだ史跡公園・水木しげるロードor記念館
植田正治写真美術館・米子城跡
・蒜山高原・鳥取花回廊・境港さかなセンター・金持神社

【大山寺周辺マップ】

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